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HP Pavilion dv7-6c00/CT の実機レビュー

更新日:2012年2月21日



17.3型ハイスペックPC

HP Pavilion dv7-6c00/CT(以下、dv7-6c00/CT)は、17.3型フルHD液晶を搭載し、HDD+SSDや、4コアのCore i7、Radeon HD 7690M XTといった構成が可能なハイスペックPCです。

一方、Pentium B970などの低価格CPUを搭載することもでき、最小構成なら約5万円から購入できます。パーツの選択肢が広いので、好きな構成にカスタマイズしやすいです。

高負荷時の発熱と騒音がやや気になりますが、それ以外の面では魅力あふれるPCだと思います。

メーカーサイト:HP ダイレクトプラス

目次

dv7-6c00/CT の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2012年2月20日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
Pentiumから4コアのCore i7まで幅広く選択可能です。本機は、Core i7-2860QMです。
グラフィックカード
Radeon HD 7470MまたはRadeon HD 7690M XTとなります。本機は、Radeon HD 7690M XTです。
液晶ディスプレイ
17.3型ワイドです。光沢液晶(1600x900)または非光沢液晶(フルHD)のどちらかを選択できます。本機は非光沢液晶(フルHD)です。
メモリ
PC3-10600の2~8GBのメモリを搭載可能です。容量は選べます。本機の容量は8GBです。
ハードディスク
320GB~2TBまで選択可能です。本機は7200rpmの500GBのHDDです。
SSD
500GBのHDD+160GBのSSDという構成が可能です。本機もこの構成です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチ、ブルーレイROM、ブルーレイドライブから選択可能です。本機はブルーレイドライブを搭載しています。

バッテリ駆動時間
6セルバッテリ搭載です。メーカーホームページの仕様では5時間15分です。実測値は後述します。

特徴1 - 高いコストパフォーマンス

dv7-6c00/CTは、コストパフォーマンスが非常に高いノートパソコンです。

下記の構成例をご覧ください。CPUにCore i5-2450M、メモリに4GBを搭載したスタンダードな構成でも6万円台から購入可能です。フルHD液晶、Core i7-2670QM、Radeon HD 7690M XTというハイスペックな構成にしても8万円台から購入可能です。

dv7-6c00/CTの構成/価格例 (2012年2月20日時点)
仕様 構成例1 構成例2 構成例3
液晶ディスプレイ 1600x900 1920x1080 1920x1080
CPU Core i5-2450M Core i7-2670QM Core i7-2860QM
メモリ 4GB 4GB 8GB
グラフィックス Radeon HD 7470M Radeon HD 7690M XT Radeon HD 7690M XT
ストレージ HDD:320GB HDD:500GB SSD:160GB
+HDD:500GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチ DVDスーパーマルチ ブルーレイ
価格(送料込) 66,150円 83,895円 156,345円
価格は変動しますのでご注意ください。正確にはメーカーHPをご覧ください。

特徴2 - 高性能CPU搭載

dv7-6c00/CTのCPUは、エクストリームエディションを除いたノート向けCPUの中で、最上級のCore i7-2860QMを搭載可能です。エンコード含む動画編集などを行う人にお勧めです。

特徴3 - フルHDの非光沢液晶を搭載可能

今回、フルHDの液晶を搭載していますが、ノートPCとしては見やすい液晶だと思います。

なお、搭載されていたパネルは、LG製LP173WF1-TLB5でした。


正面からの画像

 

本機は、17.3型ワイドのフルHD液晶となっています。2画面を並べて表示できたりするので、作業効率が上がります。

デスクトップ用として一般的な23型フルHD液晶と比べると、画面サイズが小さい分だけ、表示される文字も小さくなってしまいますが、おそらく多くの方は読める範囲だと思います。15.6型や13.1型のフルHD液晶ノートPCもあるくらいなので、それと比べたら文字は大きい方です。ただし、近くのものが見えづらくなってきたご年配の方はフルHDではなく1600x900の液晶のほうが良いかもしれません。


フルHD液晶でYahooと当サイトを表示させたときの画面

 

表面は非光沢となっています。17.3型というPC自体が少ないのに、さらに非光沢液晶を搭載しているPCは非常に珍しいです。画面への映り込みが少ないため、作業がしやすいです。ゲーム中に、自分の顔が映り込んだりしないのも良いです。


非光沢液晶で映り込みが少ない

 

おそらくTNパネルだとは思うのですが、一般的なノートPCのTNパネルよりも視野角が良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや青色が低めに調整されています。そのため、実際の画面はやや寒色系となっています。

※同じメーカーのパネルが搭載されるとは限りませんのでご了承ください



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V様のページをご確認ください

 

色域のチェックです。ノートPCとしてはやや広めの色域です。Web閲覧などの一般的な作業にはちょうど良い色域だと思います。


 

画素の拡大図です。

1つ1つの画素はシンプルな形をしています。ノングレア処理面を見ても凹凸はそれほどなく、比較的滑らかです。実際の画面を確認しても、ギラツキはほとんど感じません。見やすいです。


 


画面上の文字の大きさを変更

デフォルトでは、画面上の文字が「中 - 125%」になっています。これは17.3型の液晶にフルHDでは解像度が高すぎて文字が見づらいだろうという判断で、このように設定しているのだと思います。

ただ、この設定のままだと、画面を広く使えずフルHD液晶の効果が半減します。また、ネットの画像が拡大されてぼやけてしまいす。もし、通常の「小 - 100%」にしたいならば、「コントロールパネル」 > 「デスクトップのカスタマイズ」 > 「ディスプレイ」を開いて設定を変更します。

また、このままだと、右クリックで表示されるプロパティなどの文字が小さいので、デスクトップのテーマを一時的に変更して戻すと、プロパティなどの文字も普通の大きさになります。「コントロールパネル」 > 「デスクトップのカスタマイズ」 > 「個人設定」から、テーマを変更できます。

特徴4 - SSD+HDDの両搭載が可能

dv7-6c00/CTは、SSDとHDDの両方を搭載することが可能です。

OSやアプリはSSDへ、データはHDDへ保存するといった使い方が可能です。

SSDはインテル SSD 320シリーズのSSDSA2BW160G3Hでした。SSDのベンチマークは次のようになっています。シーケンシャルリードが500MB/sを越えるような高速SSDではありませんが、十分な速度が出るSSDです。


SSDのベンチマーク

特徴5 - ノートPCにしては高品質なサウンド

dv7-6c00/CTは、4つのスピーカー+サブウーファーに加えて、Beats Audioテクノロジーに対応し、ノートPCの中では音が良いほうです。外付けの外部スピーカーを接続しなくても、ある程度、クリアな高音と、迫力の重低音を楽しむことができます。


4スピーカー


サブウーファー

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチは19x19mm、キーストロークは約2mmと十分な数値です。キーもそれほど滑りません。

普通に打つことはできますが、もう少しキートップが凹んでいれば、もっと打ちやすかったのになと感じます。キートップがほぼフラットであるため、指のフィット感が少ないです。


キーボード全体図


キーボード拡大図

 

タッチパッドの操作感は普通ですが、指が湿っていたり脂っぽくなっていたりすると滑りが悪くなります。クリックボタンはやや固めですが押しにくいことはないです。ただし、押すと「カチッ」と結構大きな音が鳴ります。


タッチパッドとクリックボタン

 

本機のファンクションキーはマルチメディア仕様になっており、使い方が普通のPCとは違います。F6~F11などは動画の再生、巻き戻し、早送りなどに割り当てられています。従来の役割を実行したければ、「Fn」を押しながらファンクションキーを押す必要があります。BIOSで、従来通りのファンクションキーの割り当てへ変更することも可能です。パソコンの電源投入時に「F10」を押してBIOSを起動し、「System Configuration」>「Action Keys Mode」を"Disabled"へ変更します。


ファンクションキー

 

総合ベンチマーク

Core i7-2860QMRadeon HD 7690M XTおよびSSDを搭載したdv7-6c00/CTのベンチマークスコアの結果を掲載します。

本機は、インテル HD グラフィックスとRadeon HD 7690M XTとを切替えることが可能です。下記のベンチマーク結果は、Radeon HD 7690M XTにしたときのスコアとなっています。

結果は、CPU、グラフィックス、ストレージといずれの値も、比較的優れたスコアです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)


1280x720で実行

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

Core i7-2860QMを搭載した本機での動画エンコード時間のチェックです。

エンコードに用いたソフトは定番のペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5です。

測定では、CPUによるx264のエンコードと、クイック・シンク・ビデオでのエンコード時間を計測しました。TMPGEncはATI Stream(GPGPU)に対応していないため、Radeon HD 7690M XTを使ったGPGPUのエンコード時間は計測していません。

テストの結果は、x264でエンコードしたときが17分08秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときが8分15秒でした。

ノートPCにしては、x264でのエンコードでも相当速い結果です。クイック・シンク・ビデオでのエンコードならさらに速く、他のノートPCと比べて、かなり高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 17分08秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 8分15秒

ゲームベンチマーク

ゲームのベンチマークの結果を下の表に掲載します。

Radeon HD 7690M XTを搭載しているだけあって、ノートPCにしては高いスコアです。中程度の重さのゲームでも、解像度を落とせばプレイ可能です。

ゲームベンチマーク
製品名 HP
dv7-6c00/CT
基本スペック Core i7-2860QM
Radeon HD 7690M XT(2GB)
重めの
ゲーム
ロストプラネット 2(テストB) 1920*1080 RANK D(11.5 fps)
1280*720 RANK C(15.7 fps)
ファイナルファンタジー XIV 1920*1080 1336(動作困難)
1280*720 2504(普通)
中程度の
ゲーム
バイオハザード5(テストB) 1920*1080 RANK B(46.3 fps)
1280*720 RANK A(70.4 fps)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 1920*1080 3100
1280*720 5039
モンスターハンターフロンティア 第二弾(絆) 1920*1080 2844
1280*720 4761
THE LAST REMNANT 1920*1080 42.07 fps
1280*720 78.59 fps
軽めの
ゲーム
デビルメイクライ4 1920*1080 RANK B
1280*720 RANK S
リアル彼女(ハイクオリティ) 1280*720 RANK S(39 REAL)
カスタムメイド3D 1920*1080 6208(とても快適)
1280*720 6205(とても快適)

 

常に専用グラフィックスを使用する場合

本機は、インテル HD グラフィックスとRadeon HD 7690M XTとを動的に切替えて使用します。ただし、アプリケーションごとに、どちらのグラフィックスを使用するか設定しなければならないため面倒です。

 

もし、Radeon HD 7690M XTを常時使用したい場合、BIOSで設定可能です。

PC起動時に「F10」を押してBIOSを起動し、「System Configuration」>「Switchable Graphics Mode」をFixedに変更します。再起動後は、常時、専用グラフィックスが使用されているはずです。なお、このページで掲載しているベンチマークは、この設定をしてから計測しています。


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