HP Pavilion dv6-6c00/CT(スタンダードライン)の実機レビュー

Core i5+Officeで6万円台の15.6型ノート
HP Pavilion dv6-6c00/CT スタンダードライン(以下、dv6-6c00/CT)は、非常に安価な15.6型ノートPCです。
Core i3選択時なら4万円台、Core i5にOfficeを搭載しても6万円台で購入可能なノートパソコンです(2012年2月20日時点)。
HP Imprintテクノロジーを採用した、傷が付きにくく光沢が美しい天板およびパームレストは、安価なパソコンには見えません。指紋は付きやすいボディですが、リネンホワイトのカラーなら、ほとんど目立ちません。また、このカラーは女性にも人気です。
メーカーサイト:HP ダイレクトプラス
目次
| 1 dv6-6c00/CT の基本スペック | 2 dv6 スタンダードラインとプレミアムラインの違い |
| 3 特徴1 - Core i5+Officeで6万円台 | 4 液晶ディスプレイのチェック |
| 5 キーボードとタッチパッドのチェック | 6 総合ベンチマーク |
| 7 動画のエンコード時間のチェック | 8 バッテリ駆動時間のチェック |
| 9 静音性のチェック | 10 パーツの温度のチェック |
| 11 表面温度のチェック | 12 消費電力のチェック |
| 13 外観のチェック | 14 まとめ |
dv6-6c00/CT の基本スペック
本機の基本スペックを紹介します。※2012年2月20日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。
CPU Core i3またはCore i5を選択可能です。本機はCore i3-2370Mを搭載しています。 |
グラフィックカード CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 3000)です。その他のグラフィックスは選択できません。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイド(1366x768)の光沢液晶ディスプレイです。 |
メモリ 2~8GBまでのメモリを選択することができます。本機のメモリは2GBです。 |
ハードディスク 320~1TBのHDDを搭載可能です。本機は、7200rpmの320GBのHDDです。 |
SSD HDDの代わりに160GBのSSDを選択可能です。本機は未搭載です。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチ、ブルーレイドライブなどを選択可能です。本機はDVDスーパーマルチドライブです。 |
バッテリ駆動時間 6セルまたは9セルバッテリ搭載です。実測の駆動時間は後述します。本機は6セルバッテリです。 |
dv6 スタンダードラインとプレミアムラインの違い
dv6シリーズには、スタンダードラインとプレミアムラインの2つのモデルがあります。
2つのモデルの主な違いは次の通りです。本レビューは、スタンダードラインとなります。
| 仕様 | dv6-6c00/CT スタンダードライン |
dv6-6c00/CT プレミアムライン |
|---|---|---|
| CPU(最大) | ~ Core i5-2450M | ~ Core i7-2760QM |
| グラフィックス | インテル HD グラフィックス3000 | AMD Radeon HD 7690M XT |
| USB3.0ポート | なし | 2つ |
| スピーカー | ALTEC LANSINGステレオスピーカー (デュアルスピーカー) |
Beats Audio ステレオ スピーカー (クアッドスピーカー) |
| ボディ | ![]() 「HP Imprint」テクノロジー採用で光沢。 カラーはリネンホワイト/エスプレッソブラック。 指紋は付くが、リネンホワイトは目立たない。 |
![]() アルミ素材に、ヘアライン加工。 カラーはダークアンバー(深い琥珀色)。 指紋はあまり目立たない。 |
特徴1 - Core i5+Officeで6万円台
dv6-6c00/CTの特徴は、外観は安く見えないのに、非常に価格が安い点です。
いくつかの構成例と、そのときの価格を下に掲載します。Core i3-2370Mなら4万円台で、Core i5-2450MにOffice 2010 Personalを搭載した構成でも6万円台で購入できます。
なお、価格や選択できるパーツは変動するのでご注意下さい。正確な価格等はメーカーHPをご覧ください。
| 仕様 | 構成例1 | 構成例2 | 構成例2 |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i3-2370M | Core i5-2450M | |
| メモリ | 2GB | 4GB | |
| ハードディスク | 320GB (7200rpm) | ||
| Microsoft Office 2010 Personal | なし | なし | あり |
| 価格 | 45,150円 | 52,500円 | 68,880円 |
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
1366x768の解像度の光沢液晶です。可もなく不可もない一般的な液層ディスプレイです。
なお、今回搭載されていたパネルは、LG LP156WH4-TLC1でした。

正面からの画像
詳細を確認していきます。
TNパネルであるため、視野角はそれほど良くありません。一般的なノートパソコンと同等程度です。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや青色が低めに調整されています。そのため、実際の画面はやや寒色よりです。
※尚、同じメーカーのパネルが搭載されるとは限りませんし、パネルによって調整は異なります。
色域のチェックです。ノートPCとしては普通の色域です。


画素の拡大図です。
1つ1つの画素はシンプルな形をしています。実際の画面を確認しても、ギラツキはほとんど感じません。ただし、解像度の割に画面が大きいので、ドットピッチが広くなり、ザラついたように見えます。ただし、他の一般的な15.6型ノートPCも同様です。

キーボードとタッチパッドのチェック
dv6-6c00/CTのキーボードのチェックです。
テンキーを搭載したアイソレーション型(タイル型)キーボードです。
キーピッチは約18.7×18.7mm、キーストローク:約2.0mmです。キートップはほぼフラットですが、滑りにくい材質です。

キーボード全体図

キーボードの拡大図
ファンクションキーが、マルチメディア仕様です。例えば、通常のパソコンはF7を押すと「全角カナ」になると思いますが、本機は「動画の再生」になります。「全角カナ」をしたければ、Fnキーを押しながらF7キーを押す必要があります。
動画をよく観る人なら使いやすいかも知れませんが、通常作業時にファンクションキーをよく使う方は不便だと思います。そういった方は、BIOSの設定で、通常のファンクションキーの割り当てへ変更できます。パソコンの電源投入時に「ESC」を押した後、F10を選択してBIOSを起動し、「System Configuration」>「Action Keys Mode」を"Disabled"へ変更します。

ファンクションキー
タッチパッドの周りは、青色に光るためかっこいいです。タッチパッドの操作感は普通です。クリックボタンも押し心地も普通です。ただ、押したとき「カチッ」とやや大きな音がします。

タッチパッドとクリックボタン
総合ベンチマーク
dv6-6c00/CTのベンチマークスコアの結果を掲載します。
性能の良いパーツはそれほど使用していないため、ベンチマークのスコアも平均的な値です。
Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)

1280x720で実行
PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5
動画のエンコード時間のチェックです。
ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5のソフトを用い、動画のエンコード時間を計測しました。
Core i3-2370Mでのエンコードであったため、それほど速いわけではありません。もしエンコードをしたいなら、Core i5-2450Mを選択したほうが良いでしょう。
| エンコード方法 | エンコード時間 |
|---|---|
| x264でエンコード | 40分21秒 |
| クイック・シンク・ビデオでエンコード | 17分25秒 |

バッテリ駆動時間のチェック

実測で4時間15分のバッテリ駆動
dv6-6c00/CTのバッテリ駆動時間を実測した結果、4時間15分でした。
テストではハードディスクに保存した動画(DVD相当の画質)を再生させ、バッテリ駆動できる時間を計測しました。
モバイル用ではないノートパソコンにしてはわりと長い駆動時間です。ちょっとした停電なら、バッテリのみで駆動可能です。
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