会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > パソコンの比較 > HP > ENVY14-3000 SPECTRE

HP ENVY14-3000 SPECTRE の実機レビュー

更新日:2012年4月14日

近未来的なデザイン

ENVY14-3000 SPECTREは、天板、液晶、パームレスト、タッチパッドにガラス素材を採用し近未来的なデザインをした14.0型ワイド液晶搭載プレミアム ウルトラブックです。

液晶は14.0型ワイドですが、ボディサイズは13型クラスとなっておりコンパクトです。

液晶は、HD+(1600x900)の解像度を採用し、量販店で見かけるパソコンのような1366x768の液晶よりも解像度が広くなっています。

ウルトラブックにしては、HDMIやmini DisplayPortも搭載しており、入出力ポートの種類も豊富です。

店頭モデルの実売価格は約130,000円、直販モデルの価格は159,810円~(2012年4月4日現在)です。

メーカーサイト日本HP Ultrabookページ

目次

ENVY14-3000 SPECTRE の基本スペック

今回、レビューに用いる製品は、店頭モデル(量販店モデル)のHP ENVY14-3003TUとなります。この型番のスペックを下記に掲載します。

なお、直販モデル(HP Directplusモデル)の HP ENVY14-3004TUは、CPUがCore i7-2677M、SSDが256GBとなっている点が主に違います。直販モデルの詳細はHP Directplusモデルをご覧ください。

CPU
Core i5-2467Mです。
 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 3000)です。
液晶ディスプレイ
14.0型ワイド(1600x900)の光沢液晶ディスプレイです。
メモリ
4GBのメモリを搭載しています。
 
ハードディスク
HDDは非搭載です。
 
SSD
128GBのSSDを搭載しています。
 
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 
バッテリ駆動時間
バッテリ駆動時間は、メーカー公表値で約9時間30分です。実測値は後述します。

特徴1 - 近未来的なデザイン

ENVY14-3000 SPECTREは、液晶、天板、パームレスト、タッチパッドの部分に、傷に強いガラスを採用しボディ全体が鏡のようになっています。デザイン性は抜群に良いです。

ただし、底面はマットな質感になっています。また、パームレスト、タッチパッドの部分は、明色であるため指紋やホコリは目立ちませんが、液晶や天板は指紋やホコリが目立ちます。

特徴2 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約22.5mm

ENVY14-3000 SPECTRE の薄さは、ゴム足を含めて計測したところ、約22.5mmでした。非常に薄いです。

また、薄い割には、ポート類が豊富です。USBやLANポートはもちろん、メモリカードスロット、HDMI、mini DisplayPortも搭載されています。他のウルトラブックは、これらのポートを搭載していない場合が多いです。

ただし、他のウルトラブックよりは数mmほど厚いです。

特徴3 - ボディサイズは13型クラス

本機の液晶画面は14.0型ワイドですが、ボディサイズは13型クラスのPCとほぼ一緒です。

下の左側の図は、同じ14.0型ワイド液晶を搭載したThinkPad T420とボディサイズを比較した画像です。本機のほうが一回り小さいことがわかります。

下の右側の図は、13.3型ワイド液晶を搭載したFolio13-1000との比較画像です。横幅は本機の方がわずかに長いものの、縦幅はほぼ同じです。ボディサイズはほとんど変わりません。

特徴4 - HD+(1600x900)の解像度

ENVY14-3000 SPECTREの液晶解像度は、HD+(1600x900)となっています。

量販店で売られている多くのノートパソコンの解像度は1366x768ですが、それよりも解像度が高く、デスクトップを広く使えます。エクセルなどを使うときや、テレビチューナーを接続しTV画面を右上に表示させながら作業をしたりするとき等に便利です。


1366x768の解像度と1600x900の解像度

特徴5 - SSD搭載で高速起動

ENVY14-3000 SPECTREは、内蔵SSDを搭載し、PCの起動や停止などが高速です。

実測した結果は次の表の通りです(※PC初期状態で計測した時間です)。

PC起動時間など
テスト内容 時間
通常停止/起動 PC停止時間 約10秒
PC起動時間 約25秒
スリープ移行/復帰 スリープへの移行時間 約6秒
スリープからの復帰時間 約2秒
PC起動時間は、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間

SSDのベンチマーク

本製品に搭載されているSSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果を掲載します。参考までに、一般的なHDDのベンチマーク結果も掲載します。それほど高速なSSDではありませんが、HDDと比べれば十分速いです。

なお、搭載されているSSDはSAMSUNG製のMZMPA128HMFU-000という型番でした。


ENVY14-3000 SPECTREの128GBのSSDと、一般的なノートPCのHDDのベンチマーク比較

特徴6 - ENVY専用サポート窓口

HP ENVYシリーズのパソコンは、専用のサポート窓口が用意されています。窓口が一本化されているため、困ったときには、とりあえず、ここへ電話すれば良いため便利です。試しに、平日の午前中に電話してみましたが、待たされることなくすぐに繋がりました。

液晶ディスプレイのチェック

ENVY14-3000 SPECTREの液晶ディスプレイのチェックです。

感想としては、ノートパソコンにしては色域が広く、色鮮やかです。光沢液晶ということもあり、画像は綺麗に見えるでしょう。搭載パネルは不明です。


正面からの画像

 

詳細を見ていきます。

他のノートパソコンよりも、視野角はやや良いです。ただし、IPSパネルほどの視野角はありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色がやや低めに、赤色がやや高めに調整されています。そのため実際の画面は、やや青味が強い画面になっています。

※同じパネルでも調整具合はやや異なります。また異なるパネルが搭載される可能性もあります



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

ノートパソコンの割には色域が広いです。


 

画素の形状は次のようになっています。ギラツキは感じません。


 

たまたま不具合があっただけだと思いますが、液晶の左下に、直径1cmほどの輝度ムラがありました。下の画像では見にくいですが、実際はもう少し目立ちます。これから修理 or 交換をしてもらいますが、もし直らず仕様とのことであれば、このページに追記します。

2012/4/14 追記:製品引き取りから約1週間後に修理完了品が到着しました。輝度ムラはなくなり、正常な状態になっておりました。

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

打ち心地は、良くもありませんが、悪くもないと思います。

キーピッチは約19×19mmと広めです。キーストロークは1.8mmとウルトラブックにしては深いほうです。たわみもありません。キートップも滑りにくいです。ただし、キーがほぼフラットに近いです。もう少し湾曲していればよかったなと思います。

また、英語配列キーボードしか選択できません。キーにかな文字が印字されていなかったり、Enterキーの縦幅が短かったり、日本語入力するには「Alt」を押しながら「`」を押す必要があったり、「@」や「+」などの特殊文字の配置が異なったりと、不便を感じる点もあると思います。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

キーボードバックライトを搭載しているため、暗い場所でも快適にタイピング可能です。


キーボードバックライト

 

タッチパッドとクリックボタンは一体型です。

タッチパッドは、指が乾いているときは滑りがよすぎて、クリックボタンを押すときにマウスカーソルが動いてしまうことがあります。指が湿っていると逆に滑りにくくなり動かしづらいです。あまり使いやすいタッチパッドではありません。


タッチパッド

総合ベンチマーク

Core i5-2467Mを搭載したENVY14-3000 SPECTREのベンチマークの結果です。

ストレージ関連のスコアは、SSDを搭載しているだけあってやや高いスコアです。CPUは超低電圧版を搭載しているため、それほど良くはありません。本機はモバイル用途だけではなく、メイン用途にも使用したいと考える方が多います。しかし、メイン機としては、CPU性能がやや物足りなく感じるかもしれません。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)


1280x720で実行

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

x264でエンコードしたときは46分59秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは18分09秒でした。

CPUが超低電圧版のCore i5-2467Mであるため、それほど速いエンコード時間ではありません。エンコードをするなら、少しでも性能の良いCore i7-2677Mを搭載した直販モデルを購入すると良いでしょう。

※クイック・シンク・ビデオとは、CPU内蔵のグラフィックスのエンコードエンジンで、動画変換を高速に行う機能


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 46分59秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 18分09秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック

重量のチェックです。

実測した結果、本体は1840gでした。13型クラスのボディの割には軽くありません。1500gくらいに抑えて欲しいところでした。

ACアダプターは381gでした。それほど軽くはありません。ケーブルがデスクトップで使われるような太いケーブルであったのが残念です。


重量の実測結果

バッテリ駆動時間のチェック


動画再生のバッテリ駆動時間は5時間09分

ENVY14-3000 SPECTREのバッテリ駆動時間のチェックです。

SSDに保存した動画(サイズ:720x480)を再生させて計測したところ、バッテリ駆動時間は5時間09分でした。ウルトラブックの中ではやや長めの駆動時間だと思います。

なお、バッテリはネジ止めされており、はずすと分かるようなシールが貼られています。基本的にバッテリを自分で交換することはできません。メーカーへ連絡し、工場で交換してもらうことになります。

カードリーダー/ライターのチェック


SDカード挿入後の外観

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットは本体の左側面にあります。挿入時、結構奥まで差し込まなくてはならないため力が必要です。カードの出っ張りはほとんどありません。抜くときは押すと出てきます。

対応しているカードは次の通りです。

対応カード SD(SDHC、SDXC)、MMC

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。読取り最大95MB/秒のSDカードを使用して実験をしていますが、その理論値に近い数値が出ています。ただし、ランダムライトがやや遅いかなという気はします。


 

 

  1 2 次へ
  目次