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HP TouchSmart 610 PC(610-1220jp)の実機レビュー

更新日:2011年11月20日

30度まで傾斜できる23型タッチ液晶搭載

HP TouchSmart 610 PCは、23型フルHDの大画面でタッチ操作ができる液晶一体型パソコンです。

ピタゴラスイングにより、画面を30度まで傾斜させることが可能です。IPSパネルであるため視野角が良く、画面を傾斜させても見にくくなることはありません(ただし天井の照明が映り込みやすくなります)。

以前、展示会で親子がタッチパネル液晶に触って楽しそうに遊んでいる光景を見かけたことがあります。マウスだと一人しか操作することができませんが、タッチパネル液晶だと2人で操作して遊ぶことができるので、良い親子のコミュニケーションツールになると思います。

購入

目次

※リンク先から目次へ戻るときは「Backspace」を押してください

TouchSmart 610 PCの基本スペック

TouchSmart 610 PCの基本スペックをチェックします。※2011年冬モデルの情報です。モデルが変わると搭載できるパーツは異なるのでご注意ください。

CPU
第2世代インテルCPUを搭載可能です。本機は、Core i5-2400を搭載しています。
グラフィックカード
インテル HD グラフィックスまたは、Radeon HD 6450Aのモデルがあります。本機はRadeon HD 6450Aです。
液晶ディスプレイ
23型ワイド タッチパネル液晶フルHD、IPSパネル)です。表面は光沢です。
メモリ
4GBです。
 
ハードディスク
1TB(7200rpm)です。
 
テレビチューナー
地上・BS・110度CS対応テレビチューナーを選択可能です。本機も搭載しています。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択可能です。本機はブルーレイドライブを搭載しています。
 

特長1- 23型大画面でタッチ操作可能


マルチタッチ対応

TouchSmart 610 PCの最大の特徴は、23型の大画面でタッチ操作できる点です。

大画面であるため、複数人でパソコンを操作するときに便利です。また画面が小さいと指でタッチするときに、間違って別の部分を押してしまうときがありますが、TouchSmart 610 PCは画面が大きいのでそのような誤操作も少ないです。

HPはかなり前からタッチパネルのパソコンを販売しているので、品質には定評があります。

タッチパネル専用のアプリケーション「HP ToucSmart magic Canvas」も用意されています(下図)。親子のコミュニケーションツールとして良いと思います。


タッチパネル用ソフト「HP ToucSmart magic Canvas」

特長2 - 最大30度まで画面を傾斜可能

本機はピタゴラスイングにより、30度まで傾斜させることが可能です。IPSパネルを搭載し視野角は広いため、斜めから見ても見にくいことはありません。ただし、天井の照明が映り込みやすくなるので、設置場所に工夫が必要です。


30度まで傾斜させたときの外観

 

傾斜させる前と後の画像です。


右図:画面を垂直、中図:スタンドで傾斜、右図:ピタゴラスイングで30度まで傾斜

特長3 - 大画面でも省スペース


設置スペースはこれだけ

TouchSmart 610 PCは、PC本体と液晶が一体となったパソコンなので、設置スペースが小さいです。

ノートパソコン並の設置スペースで済みながら、液晶画面はデスクトップPCと同等に大きいです。

ただし、重量は10kg以上あるので、気軽に設置場所を移動するのは難しいです。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイをチェックします。

光沢液晶であるため映り込みはありますが、わりと正確な発色だと思います。

また、HPは、「輝点ゼロ保証」というのを実施しており、輝点が1つ以上または黒点が6つ以上発生した場合に、無償で製品を交換可能です。


正面からの画像

 

詳細をチェックします。

IPSパネルであるため視野角は非常に広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もバラツキがなくほぼ直線的です。正確な色を出力しています。
※同じパネルが搭載されるとは限りませんし、パネルによって調整は異なります。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V様のページをご確認ください

 

色域のチェックです。ノートPCの液晶よりは広い色域ですが、デスクトップ用の液晶ディスプレイと比較するとやや狭いです。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。シンプルな形状で、実際に画面を確認してもギラツキはなく綺麗です。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

総合ベンチマーク

Core i5-2400、Radeon HD 6450Aを搭載した本機の総合ベンチマークスコアを掲載します。

TouchSmart 610 PCは、デスクトップ用のCPUを搭載しているため、ノートPCと比較するとCPUスコア値は良いほうです。その他は標準的です。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)

PCMARK 7(v1.0.4)

テレビチューナーのチェック

TouchSmart 610 PCは、地上・BS・110度CSのテレビチューナー(シングルチューナー)を選択することが可能です。視聴ソフトはWindows Media Centerを使用します。

Windows Media Centerは、長時間録画に対応していない点や、DTCP-IP(ネットワーク経由で他の機器から再生する技術)に対応していない点、番組表を全局一覧表示できない点など、やや不便はあります。しかし、録画しても、見たらすぐ消すタイプの人や、それほどテレビ機能にこだわりのない人はWindows Media Centerで十分だと思います。

タイムシフトや、キーワード録画、画面の縮小など基本的な機能は持っていますし10フィートGUI(10フィート離れたとこからでも操作できるように文字を大きくし、画面を見やすくしているユーザーインターフェイス)も好評です。

Windows Media Player
Windows Media Centerの番組表。10フィート(約3m)離れた位置からでも文字が見やすいです。

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

x264でエンコードしたときは20分43秒でした。x264の割には速いです。

TMPGEncはRadeonのGPGPUに対応していないので、今回はGPGPUによるエンコードのテストはしていません。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 20分43秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

サウンドのチェック


4W×2のステレオスピーカー

4W×2のスピーカーを搭載し、またBeats Audioと組み合わせることにより、内蔵スピーカーにしては、いい音が良いと思います。

私が今まで聴いたパソコンの内蔵スピーカーの中では、トップクラスのサウンドだと思います。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の4つの状態で計測したところ、アイドル時はノートPCより動作音が聞こえるなと思いましたが、他の状態では静かだと思います。


騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
【PCの状態】
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:バイオハザード5ベンチマーク実行時(解像度:1280x720、テストAで実行)
左から4番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の4つの状態で計測した結果、いずれも低めの温度です。安心して使用できます。


各パーツの温度の測定結果
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用した場合、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。

下記の4つの状態で計測した結果、23型液晶の消費電力も加算されるため、本体のみのデスクトップPCよりは消費電力が高めです。


消費電力の計測結果
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます

外観のチェック

TouchSmart 610 PCの外観のチェックです。

 

右側面はスロット式の光学ドライブが搭載されています。左側面はUSBポートやメモリカードスロット等があります。

背面の画像です。

背面には、テレビ端子、USB2.0ポート、LANポートなどがあります。

HDMI入力や、USB3.0ポートはありません。

まとめ

以上が、HP TouchSmart 610 PCのレビューでした。

23型フルHDの大画面でタッチパネル機能を搭載している点が最大の特徴です。またパネルはIPS液晶であるため視野角が広く、横から見ても画面が見やすいです。子供と一緒に画面に触れて遊ぶには非常に良い製品だと思います。

また、地デジ・BS・110度CS対応チューナーも選択することが可能です。Windows Media Centerを使用するため、長時間録画やDTCP-IPなどには対応していませんが、テレビ機能をそれほど重視していなければ、問題ないと思います。

光沢液晶であるため、画像や動画は綺麗ですが、周囲の映り込みがあります。特に画面を傾斜させた場合に、天井の照明が映り込みやすくなります。照明が映り込まない位置に設置できるか、ご自分の部屋を確認してから購入されると良いと思います。

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