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HP Omni 120 の実機レビュー

更新日:2011年10月10日
Omni 120 の概要

5万円台のエントリー向けボードPC

HP Omni 120は、5万円台から購入可能なエントリー向けの20型液晶搭載ボードPC(液晶一体型PC)です。

地デジチューナーやブルーレイドライブを搭載しているわけではありません。液晶解像度も1600x900とそれほど高いわけではありません。CPUもPentium G620と高い性能ではありません。

ただし、ネットやOffice程度の用途であればサクサク動作すると思います。床設置面積も少ないです。なにより、5万円台という価格が魅力です。

メーカーHPはこちら:HPダイレクト

目次

Omni 120 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年10月10日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
Pentium G620です。
直販店では他のCPUは選択できません。
マザーボード
マザーボードの型番は不明です。チップセットはH61です。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス)です。専用GPUは選択できません。
液晶ディスプレイ
20型の非光沢液晶ディスプレイです。解像度は1600x900です。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は4GBです。
ハードディスク
7200rpmの500GBです。
他のHDDは選択できません。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチです。
他のドライブは選択できません。
テレビチューナー
選択できません。
 

※パーツの中身はロットによって変更されますのでご注意ください

特徴1 - 5万円台から購入可能


最小構成なら55,860円~(2011.10.10時点)

本機の特徴は価格の安さです。最小構成であれば5万円台から購入可能です。

決して高性能なPCではありませんが、ネットやOffice利用程度の用途であれば、問題無く作業できます。

 

液晶ディスプレイのチェック

本機は、20.0型(1600x900)の光沢液晶を搭載しています。パネルは不明です。


正面からの画像

 

TNパネルであると思われるため、視野角は広くありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青が低めに、そして赤が高めに調整されています(下図)。そのため実際の画面はやや青みが強くなっています。ただし、多くの液晶は青が強めになっているため、ほとんど気にならないと思います。
※同じパネルが搭載されるとは限りませんし、パネルによって調整は異なります。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V様のページをご確認ください

 

色域のチェックです。色域は5万円のPCとしては健闘していると思います。デスクトップ用の液晶ディスプレイとしては一般的な色域の広さですが、普通のノートPCと比較すると広いほうだと思います。あまり色域が広すぎる場合、キャリブレーションしないとかえって見づらくなる場合があるので、この程度の色域でちょうど良いと思います。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。

画素にピントを合わせた画像はぼやけてよくみえません。ノングレア処理面にピントを合わせた画像ですが、それほど凸凹しているわけでもなく、なだらかな方だと思います。実際に画面を確認してもギラツキはほとんどありません。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

総合ベンチマーク

Pentium G620を搭載したOmni 120の各種ベンチマーク結果です。

このCPUは初めて使用しましたが、今回テストしたベンチマークの結果を確認すると、ノートPC用のCore i3-2310Mと同程度の性能でした。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)

他のCPUとの比較

Pentium G620と、Core i3-2100、およびノート用のCore i3-2310Mのベンチマーク結果を比較してみました。Pentium G620のスコアは、Core i3-2100のスコアよりもかなり下回り、ノート用のCore i3-2310Mとほぼ同じスコアでした。

ネットやOffice作業程度ならサクサク使用できると思います。

Pentium G620と、Core i3-2100と Core i3-2310Mとの比較
  HP Omni 120 HP s5-1050jp 他社 ノートPC
Pentium G620 Core i3-2100 Core i3-2310M
(ノート用)
Windows エクスペリエンス インデックス プロセッサ 6.4 7.1 6.5
3DMark 06 CPU スコア 2636 3680 2544
PassMark CPU スコア 2723 4130 2853

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし、動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

デスクトップ用のCPUを搭載している割には、動作音は静かなほうです。ただし、個体差があると思いますが、ハードディスクのカリカリ音が、他のPCより若干聞こえやすかったです。


騒音値の計測結果

左図:アイドル時の騒音値 (何も操作していない状態)
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の騒音値(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の騒音値(x264、解像度1280x720でエンコード)
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

テストの結果、負荷をかけてもそれほど温度は上昇せず、問題なく使用できる範囲だと思います。


各パーツの温度の測定結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用した場合、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。

下記の3つの状態で計測した結果を記載します。液晶ディスプレイを搭載している割には、消費電力が低いです。エントリー向けのCPUを搭載しているだけあります。


消費電力の計測結果

左図:アイドル時 (何も操作していない状態)の消費電力
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の消費電力(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の消費電力(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます

外観のチェック

Omni 120の外観です。液晶のフレームは黒ですが、その周りを丸みを帯びたホワイトの筐体で包み、かわいいデザインです。

キーボードとマウスは、セパレートタイプのデスクトップPCと同じものを使用しているため、やや本体のデザインと合っていない気はします。

 

斜め横から見たデザインです。

 

下部にステレオスピーカーが搭載されています。音質は普通のノートPC以上、3,000円位の外部スピーカー以下と思ってください。

 

背面の画像です。ACアダプターが少し見えていると思いますが、わりと大きいです。

 

背面には、USB2.0ポートやLANポートなどが搭載されています。

 

キーボードとマウスは無線LANに対応していますが、レシーバーを接続する必要があります。本体には内蔵されていません。

 

側面からの画像です。本体をギリギリまで傾けた画像となっています。右側面にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されています。

 

左側面には、USB2.0ポートやカードスロットが搭載されています。

まとめ

以上が、省スペースな液晶一体型PC HP Omni 120 のレビューでした。

地デジチューナーや、ブルーレイは搭載しておらず、画面解像度もフルHDではありません。CPUもエントリー向けです。色々なことができるPCではありません。

しかし、ネットやOfficeが使えれば良いという方には、5万円から購入可能な本製品は魅力的です。液晶画面、動作音、発熱など特に問題はなく、安心して使えると思います。

ノートPCよりも液晶画面は広いですが、床設置面積はノートPCと大きく変わりません。CPUの性能も、ノートPC用Core i3-2310Mと同程度ですので、極端に性能が悪いわけでもありません。安価なノートPCを検討しているなら、本機でも良いと思います。ただし、消費電力は同程度のスペックでもノートPCのほうが少ないです。

詳細はこちら
Omni 120(HP ダイレクト)