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HP ENVY14 Beats Editionのレビュー

更新日:2010年12月9日

こちらの製品は型が古くなっています。
最新機種は、ENVY14-2000のレビューをご覧くださ。

ENVY14
HP ENVY14 Beats Edition

ノートでも聴ける

ノートパソコンで音楽を聴くと、あまりの音の悪さに愕然としませんか? HP ENVY14 Beats Edition(以下、ENVY14)は、ノートパソコンでも聞くに耐えられる音が出る製品です。

著名なヒップホップ・ミュージシャン「Dr.Dre」と共同開発し・・・と宣伝されているのを見ると”私はミュージシャンじゃないから関係ない”と思ってしまいがちですが、そんなに構えなくても大丈夫です。ちょっと音がいい誰でも使える大衆向けノートパソコンだと思ってください。

ここがすごい - ノートPCでも聞くに耐えられる音

iTunes、YouTube、地デジなど、パソコンで音楽を聴く機会は多いかと思います。

しかし、ノートパソコンを使っている人は、内蔵スピーカーのあまりの音の酷さに、外付けのスピーカーをつなげたりヘッドフォンをつけたりしている場合が多いのではないでしょうか?

HP ENVY14 Beats Editionは、著名なヒップホップ・ミュージシャン「Dr.Dre」と、独自のソフトウェア的なデジタルシグナルプロセッシング技術(Beats Audio)を共同開発しました。750Hz付近をブーストし、ノートパソコンの構造上難しい低音の再生を擬似的に再現しています。

ENVY14は、大きなワット数の高いスピーカーを積んでいるというわけではありません。アルミニウム+マグネシウム合金の筐体がスピーカーと共鳴させるようにし、音質を上げています。かなり極端に言うならば、筺体全体がスピーカーの役割を担っています。Beast Audioと協調し、音に広がりと透明感を生み出しています。

スピーカー
ENVY14のスピーカー。それほど大きくありません。スピーカーのワット数は調べましたがわかりませんでした。

 

下記がENVY14の周波数特性です。同社のノートパソコンdv6aと比較すると、ENVY14のほうが低音でも音圧が高く、高音のほうもフラットな特性が続いています。

周波数特性
ENVY14の周波数特性。

 

音圧の平均値も、ENVY14のほうが高い結果です。

ENVY14の音圧
ENVY14と同社のdv6aの音圧の比較。

実際に音を聴いてみる


音を確認した曲

では、実際に音楽を聴いてみました。音の善し悪しを比較するには聞き慣れた曲が良いと思ったので、ここでは個人的に好きなX Japanの「Rusty Nail」と、辛島美登里の「あなたの愛になりたい」を聴きました。個人的趣味の強い選曲ですが、重低音のきいた曲と、高音が綺麗な曲を選んだつもりです。

曲は、iTunesでダウンロードしました。

また、ENVY14の他に、普通の内蔵スピーカーのノートパソコン「ThinkPad L512」と、ロジクールの2.1ch外部スピーカー「LS21」、密着型ヘッドフォン「HP-RX700」でも同じ曲を聴いて比較しました。LS21はHPのデスクトップPCにつなげました。

個人的な感想として、ENVY14はThinkPad L512より、高音はクリアで透明感があり重低音も力強く再現されています。ただし、外部スピーカーのLS21よりは、ノートパソコンにありがちなシャリシャリした音がやはり目立ちました。

密着型ヘッドフォンHP-RX700を、ENVY14とThinkPad L512へつなげて音を聴き比べた結果は、確かに、ENVY14のほうがBeast Audioの効果により少し重低音に迫力があるように感じられました。ただ私の素人の耳では大きく違うわけでもありませんでした。

今回未検証ですが、ヘッドフォンで本格的なサウンドを聴きたいのなら、ENVY14とのチューニングがとられている「MONSTER CABLE Beats SO RD」 を別途購入すると良いです。

最後に、直感的に「音が良い」思った順に並べると、次のようになります。

HP-RX700+ENVY14 >= HP-RX700+ThinkPad L512 > LS21 >> ENVY14 >> ThinkPad L512

ENVY14の内蔵スピーカーの音は、過度な期待はしないほうが良いですがノートパソコンにしては聴くに耐えられる音質だと思います。むしろ、ENVY14はヘッドフォンで聴いたときに良い音を出すパソコンと思ったほうが良いです。

パフォーマンスのチェック - 普通です

次は、パソコンの処理性能をチェックしていきます。

ENVYブランドは、Pavilion Notebook PCの上位モデルという位置づけですが、選択できるパーツにそれほど大きな差はありません。むしろENVY14はSSDを搭載できないので、Pavilion Notebook PC dv6i/CTよりもベンチマークスコアは劣ることが多いです。

今回テストしているENVY14のスペックは、Core i5-540M、ハードディスク、Mobility Radeon HD 5650のパーツを搭載しています。このスペックでベンチマークを計測した結果を掲載します。尚、直販モデルではもっと高スペックなパーツを搭載できます。

Windows エクスペリエンス インデックス

Windows エクスペリエンス インデックスは、7点台が無く、全体的に中の上といった値です。

Windowsエクスペリエンスインデックス


参考までに、Pavilion Notebook PC のdv6i/CTおよびdv7i/CTのWindows エクスペリエンス インデックスを掲載します。dv6i/CTおよびdv7i/CTはCPUやSSDなど、性能の良いパーツを選択しているため、ENVY14よりもスコアは良かったです。

Windowsエクスペリエンス インデックス (dv6i/CT、dv7i/CTとの比較)
製品名 HP ENVY14 HP Pavilion Notebook PC dv6i/CT HP Pavilion Notebook PC dv7i/CT
基本スペック Core i5-540M
Mobility Radeon HD 5650
HDDモデル
Core i7-720QM
Mobility Radeon HD 5650
SSDモデル
Core i7-840QM
Mobility Radeon HD 5650
SSDモデル
Windows エクスペリエンス インデックス プロセッサ 6.8 7.0 6.8
メモリ(RAM) 5.9 7.4 7.4
グラフィックス 6.7 6.7 6.7
ゲーム用グラフィックス 6.7 6.7 6.7
プライマリハードディスク 5.9 7.6 7.7

ゲームは動く? - 1280x720ならOK

ゲームがどこまで動くか確認してみました。今回は液晶解像度が1600x900だったので、ベンチマークは1280x720で実施しています。そのため、1920x1080(フルHD)のスコアよりも良くなるのでご注意ください。FF XIV以外のゲームはできそうです。

ゲームベンチマーク
製品名 HP ENVY14
基本スペック Core i5-540M、 Mobility Radeon HD 5650
ファイナルファンタジー XIV 1280*720 1430(動作困難)
バイオハザード5(テストB) 1280*720 RANK B(FPS:48.3)
モンスターハンターフロンティア第二弾(絆) 1280*720 2668
THE LAST REMNANT 1280*720 FPS:40.54
デビルメイクライ4 1280*720 RANK A

キーボード、タッチパッドのチェック

キーボードはアイソレーションキーボードを採用しています。

キーボードの全体は下図のようになります。 「pg up」、「pg dn」が右端にあるため、慣れないとブラインドタッチで「enter」キーがやや押しづらいです。

キーボード

ファンクションキーもやや変わっています。音量をf7やf8を押すだけで変更できたりするので便利です。しかし、「漢字」入力時にf7やf8などを押して、全角カナにしたり半角カナに変換している人は、”fnキーを押しながら”f7やf8を押す必要があります。

ファンクションキー

タッチパッドは、クリックボタンがタッチパッド部分と一体化しておりゴミが入りづらく見た目も良いのですが、ややクリックしづらいです。

タッチパッド

表面温度のチェック - 普通です

表面温度は、低負荷のときは普通ですが、パソコンに高負荷をかけたとき、右手側がやや熱くなります。

動画(DVD相当の画質)を1時間再生後の表面温度を計測した結果が次の通りです。

表面温度

静音性(動作音)のチェック - 普通です

動作音はノートパソコンとして普通です。 高負荷時はややうるさいかなとも思います。

実際に、動作音を計測した結果は次の通りです。 動作音の計測は、アイドル時(電源をいれているだけで何もしていないときと)、高負荷時(CrystalMarkのベンチマークを実行しているとき)の2種類を実施しました。

低負荷のときは42.3dBでした。私の部屋を極力無音にしても41.1dBはあり、その差は+1.2dBなのでまあまあ静かです。
高負荷のときは46.7dBでした。差は+5.6dBでファンの回転音がややうるさく感じました。
尚、無反響室で測定したわけではないので全く正確な値ではありません。値は参考程度にしてください。

ENVY14の静音性

液晶ディスプレイのチェック - 普通です

一般的なノートパソコンの視野角です。光沢液晶なので映り込みは激しいですが、動画は綺麗です。尚、解像度は一般的な14.5型ノートPCの1366x768です。

液晶ディスプレイ

バッテリ駆動時間のチェック - 普通です

バッテリ

ENVY14は、14.5型液晶とやや本体サイズが小さいため、重さは2.62kgあるものの持ち歩けなくもないです。そのためバッテリ駆動時間も気になるところです。

DVD相当の画質の動画を再生し、バッテリ状態で何時間駆動できるか計測したところ、2時間21分でした。この大きなサイズにしてはまあまあだと思います。

外観のチェック - 黒を基調に赤い文字の刻印でかっこいい

ENVY14は、外観にも力を入れており、見た目は良いです。無機質なパソコンという感じはしません。

ENVY14の外観(正面)

天版は、やや指の脂が付きやすいです。

ENVY14の外観(天版)


各ポートの搭載図です。ヘッドフォンポートを2つ搭載しているので、2人で曲を聴くことができます。HDMIやDisplayProtを搭載してる点はGoodです。

また、側面の銀色の部分は指紋が付きやすいです。

外観(搭載ポート)


パームレスト部分は指紋が付きにくいです。

パームレスト

その他 - Adobe PhotoShop Elements等 がインストール

Adobe製品

それぞれ1万円以上するAdobe Photoshop Elements 8.0(画像編集ソフト)と、Adobe Premiere Elements 8.0(動画編集ソフト)がプレインストールされています。

ただし、バージョンは最新よりも1つ前です。また、Elements版は通常版より機能が限定されています。

まとめ

以上が、HP ENVY14 Beats Editionのレビューでした。ノートパソコンでもある程度音楽を聴けるようにした点は評価できます。ただし、ノートパソコンの内部スピーカーで音を良くするは限界があり、個人的には、3,000円くらの外部スピーカーをつけたほうが音は良いと感じました。

個人的に、HP ENVY14 Beats Editionはヘッドフォンで音を出力することに本領を発揮すると思います。Beast Audioの効果で、普通のパソコン+ヘッドフォンで聴くよりも、音がやや良いです。

パソコンとしてのスペック面は問題ないので、音に大きな期待はせず、”ちょっと音も良いノートパソコン”と思って買うと良いと思います。

HPのパソコンは店頭ではなかなか売られていません。 購入はHP ダイレクト からどうぞ。

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