【TGS 2015】東京ゲームショウ 2015 会場レポート その3

EIZO MSI SteelSeries

3社合同で出展されるEIZO MSI SteelSeriesブースでは、EIZOのゲーミング液晶やMSIのゲーミングパソコン、SteelSeriesのマウスやキーボードなど、最新のゲーミングデバイスに触れることができました。

MSIからは、最新CPUであるSkylakeを搭載したゲーミングノートPC「GS40 6QE Phamtom」や、簡易液冷クーラーを搭載した最新グラフィックボード「GTX 980Ti SEA HAWK」、最新のマザーボードなど、PCゲーマーが唸るような新製品を数多く展示していました。

EIZOからは最新機種である27インチゲーミング液晶「FORIS FS2735」の発表や、人気のゲーミング液晶「FORIS FS2434-R」、「FORIS FG2421」などが展示されていました。

SteelSeriesからは、ハイエンドゲーミングキーボード「APEX M800」や、最新ゲーミングマウス、マウスパッドなどが展示されていました。デバイス好きの筆者もついつい長居してしまうほど。PCゲームをやる以上は、3社の製品にはかならずお世話になると思います。

EIZO、MSI、SteelSeries3社共同のゲーミング環境。なんとも贅沢です。

Skylake-H搭載17インチノートPC「GT72S 6QE Dominator Pro G」

左がスーパーオーバークロックモデル「GTX 980Ti LIGHTNING」
右が簡易液冷クーラー搭載モデル「GTX 980Ti SEA HAWK」

左下がFreeSync対応 27インチ2560×1440ドットのIPS液晶パネル「FS2735」。今冬発売予定です。

「FORIS FS2434-R」を3枚使ったトリプルディスプレイ環境

SteelSeries製のゲーミングキーボード「APEX M800」。キータッチの感触は凄く良かったです。

■EIZO FORIS FS2434の実機レビュー（FORIS FS2434-Rと同じ製品です）
■EIZO FORIS FG2421の実機レビュー

■MSI GS60 2PE-040JPの実機レビュー
■MSI GS60 2QE(Ghost Pro 4K)-233JPの実機レビュー
■MSI GS30 2M-030JP Shadowの実機レビュー

Logicool G（ロジクール G）

Logicool Gブースでは、土日に「League of Legends」のトーナメント決勝戦が行われるため、ブース内はビジネスデイとも言えど、雰囲気は既に大会モード。そのためゲームデバイスブースの中では一際大きいです。

正面にあるショウケースにはG-tuneのゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO」が展示されていました。アクリルサイドパネルには「GTUNE×logicool G」が刻まれています。ほかにも「NEXTGEAR」が展示されているなど、ブース内のゲーミングPCはすべてG-tune一色でした。

そのほかにもブース内では新製品である「G633 RGB 7.1 サラウンド ゲーミング ヘッドセット」や「コンパクト メカニカル ゲーミング キーボード G310」が展示されていました。また実際にG-tuneのゲーミングPCと、logicoolのデバイスを使って「League of Legends」をプレイできるコーナーもありました。

G-tuneのゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO」が展示

新製品である「G633 RGB 7.1 サラウンド ゲーミング ヘッドセット」

G-TUNE展示コーナー

■マウスコンピューター MASTERPIECE の実機レビュー
■マウスコンピューター NEXTGEAR-MICRO の実機レビュー
■マウスコンピューター NEXTGEAR の実機レビュー

MAD CATZ（マッドキャッツ）

マッドキャッツブースではカスタマイズ性の高いゲーミングマウス「R.A.T. PRO X」や、ワイヤレスヘッドセット 「F.R.E.Q. 9」、ワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9 Mobile Hybrid Controller」やアーケードファイトスティック「Tournament Edition 2」など、新製品が多数展示されていました。

テクニカルジャーナリスト西川善司氏による新製品セミナーではAVerMedia（アバーメディア）とMad Catz（マッドキャッツ）の製品を実際にを触って機能面をアピール。

ゲーミングマウス「R.A.T. PRO X」やワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9 Mobile Hybrid Controller」に関しては、あまりにもカスタマイズ性が高過ぎて、堅牢性がちょっと心配なところです。

またブース内ではプロゲーマー同士による格闘ゲーム「ウルトラ ストリートファイター4」の対戦が繰り広げられており、生でプロのプレイが見れます。その対戦内容には数多くの格闘ゲーマーが足を止めていました。

マッドキャッツ所属のプロゲーマー マゴ氏とウメハラ氏

AVerMedia（アバーメディア）とMad Catz（マッドキャッツ）の新製品展示ショウケース

テクニカルジャーナリスト西川善司氏による新製品セミナー

MAD CATZ（マッドキャッツ）　写真撮影コーナー・・・？

I-O DATA（アイ・オー・データ）

西部劇に登場する酒場のようなデザインのI-O DATAブースでは、ゲーミング液晶ディスプレイ「GigaCrysta」シリーズなど4機種の最新モデルを展示していました。

三菱電機が液晶ディスプレイ開発から撤退後、ギガクリア･エンジンなどの技術を引き継いで突き進むI-O DATA。早速他社には負けないようなゲーミング液晶ディスプレイが多数登場しています。

まず『ファイナルファンタジーXIV』推奨モデルであり、ブースの前に三枚並べて展示してある「LCD-RDT241XPB」、また23.8インチモデルである「LCD-RDT242XPB」や27インチモデルの「LCD-RDT272XPB」など、この２機種は表示遅延がなんと0.05フレーム以内だそうです。

また映像をくっきり表示する超解像技術「ギガクリア・エンジンII」も搭載。暗い映像の視認性を上げるNight Clear Visionも搭載しているので、FPSゲームにも向いています。そのほかゲーミング用ではありませんが、4Kモデルである「LCD-M4K401XVB」も展示されていました。

西部劇に登場する酒場のようなデザインのI-O DATAブース

三枚並べられた「LCD-RDT241XPB」

27インチモデルの「LCD-RDT272XPB」

【展示されていた主な液晶ディスプレイ】
■LCD-RDT241XPB
■LCD-RDT242XPB
■LCD-RDT272XPB
■LCD-M4K401XVB 　　など

そのほかのゲームデバイスブース

東プレTopre（REALFORCE）

東プレからはなんとREALFORCEブースが出展されていました。まさかついにあのリアルフォースからゲーミングキーボードが・・・？と思った矢先、そのまさかでした。リアルフォースと言えば、メカニカルキーボードファンなら誰もが知っている、高品質キーボードブランド。ついにLEDがギラギラ光るゲーミングキーボードが登場します。その名は「TYPE HEAVEN RGB」。リアルフォース独自の打鍵感はそのままに、キースイッチの深さを調整できるのだそうです。発売は2016年を予定しているそうで、価格は未定とのこと。うーん楽しみです。

東プレ REALFORCEブース

メカニカルゲーミングキーボード 「TYPE HEAVEN RGB」

レイサールームワークス

レイサールームワークスブースではゲーミング用チェアである「DXRACER（デラックスレーサー）」が出展されていました。筆者もかなり気になっていた製品だったので、実際に座って感触を確かめてみることに。座り心地は包み込まれているようで、安心感があります。首や腰の負担はクッションのおかげでかなり軽減されており、リクライニング機能は約170°まで倒せるので、そのまま眠ることだってできます。ただ通気性はあまり良くないので、夏はムレそうです。疲労感はやっぱり長時間座ってみないことにはわかりません・・・。あと肘掛けが上下するモデルも作ってくださいとお願いしてきました。

ゲーミングチェア「DXRACER」

Oculus

Oculusブースではヘッドマウントディスプレイでバーチャルリアリティ（VR）体験ができる「Gear VR」体験コーナーのほか、「Galaxy S6 edge」を装着した「Gear VR」やの展示、また「Oculus Rift」、入力デバイスである「Oculus Touch」コントローラーが展示されていました。今年のゲームショウもVR体験コーナーが最も人気が高く、特にOculusブースやPlaystation VRブースはすぐに整理券の配布が終了するなど、注目度はかなり高いデバイスのようです。

「Galaxy S6 edge」と「Gear VR」

「Oculus Rift」と入力デバイスである「Oculus Touch」

以上が【TGS 2015】東京ゲームショウ 2015 会場レポートとなります。