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富士通 LIFEBOOK SHシリーズ WS1/B3(SH90/B3、SH75/B3)

更新日:2017年10月26日

LIFEBOOK WS1/B3

光学ドライブを外して、軽量化したりバッテリー増設したりできる

LIFEBOOK WS1/B3は、最近では珍しい光学ドライブを搭載した13.3型モバイルノートパソコンです。

光学ドライブはマルチベイ構造となっており、必要ない方は、取り外して軽量化したり、増設用バッテリーや増設用ハードディスクを装着したりすることが出来ます。

リアバッテリーは4セルバッテリーと6セルバッテリーが用意されています。6セルバッテリーを搭載し、さらにマルチベイに増設用バッテリーも装着すれば、通常のモバイルノートパソコンより、かなり長くバッテリー駆動します。

CPUは最新の第8世代インテルCPUを選択可能で、処理性能が大きくアップしています。

CPU 第8世代Core
メモリ 4~20GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型ワイド
液晶種類 FHD 非光沢
WQHD 非光沢
WQHD タッチ
質量 約1.18kg~
バッテリー 長い(後述)
LTE 非対応
価格 12万円台~

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • FHD液晶、Core i7-8550U、4GBメモリ、128GB SATA SSD

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

LIFEBOOK WS1/B3の特徴

珍しい光学ドライブ搭載のモバイルノートPC

LIFEBOOK WS1/B3は、光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブなど)を搭載している点が特徴的な製品です。

近年は、アプリケーションをインストールする際、ネットからダウンロードすることがほとんどですし、映画や音楽のコンテンツも、ネットの配信サービスなどを利用することが多くなってきており、光学ドライブを使用する機会はかなり減っています。そのため、光学ドライブを搭載しているパソコンは非常に少なくなり、特にモバイルノートPCで光学ドライブを搭載している新製品はほとんどなくなりました。どうしても光学ドライブが必要な場合、外付けの光学ドライブを使用するという方が多くなってきています。

ただし、客先や学校など、外出中に、どうしてもCDやDVDを読み込む必要がある方もいるかと思います。そういった場合、光学ドライブを内蔵しているLIFEBOOK WS1/B3は、非常に便利で、貴重な製品です。


光学ドライブを搭載

光学ドライブ以外のユニットも装着できる

LIFEBOOK WS1/B3は、光学ドライブを搭載していると記載しましたが、この光学ドライブは着脱式となっており、他のユニットを代わりに装着できるマルチベイ構造になっています。光学ドライブを必要としない方、もしくは光学ドライブを使わない日は、別のユニットを搭載することで、軽量化したりバッテリー駆動時間を延ばしたりすることが可能です。

光学ドライブを含め、次のようなユニットを装着することが可能です。

LIFEBOOK WS1/B3のベイに装着できるユニット

バッテリー駆動時間重視の方にもおすすめ

バッテリー駆動時間重視の方にも、LIFEBOOK WS1/B3はおすすめです。

まず、上で記載したように、光学ドライブの代わりに28Whの増設用バッテリユニットを増設することが可能です。


増設用バッテリユニットは28Wh

 

また、リアバッテリーは、標準だと51Whですが、オプションで77Whのバッテリーを選択することが可能です。

77Whリアバッテリー + 増設用バッテリユニットを両方搭載すると、合計105Whものバッテリーを搭載することになります。一般的なモバイルノートパソコンは50Wh以下のバッテリーが多いため、一般的な他のモバイルノートPCの2倍以上のバッテリー容量になります。

しかも、リアバッテリーも増設用バッテリユニットも取り外しが可能であるため、バッテリーが劣化した場合、新品のバッテリーへ交換するのも簡単です。他のモバイルノートPCのように、PC本体を工場に送ってバッテリーを交換してもらう必要がなく、バッテリーのみ購入して自分で交換することができます。

具体的なバッテリー駆動時間については、下に掲載している「バッテリー駆動時間のチェック」の項目をご覧ください。


77Whのバッテリーも選択可能。増設用バッテリユニットと合わせるとなんと105Wh!!

LANやVGAポートも搭載

本製品は、光学ドライブだけでなく、LANやVGAポートまで搭載しています。最近のモバイルノートパソコンは、これらのポート類がない製品も多いため、ビジネス等で使用する方は貴重な製品です。


多くのポートを搭載

法人モデルなら無線WAN(LTE)モデルあり

LIFEBOOK WS1/B3はLTEに対応していませんが、法人モデルなら、無線WAN(LTE)に対応したモデルもあります。個人事業主の方も購入可能です。

個人ユーザーも購入可能ですが、個人の場合は技術サポートが受けられないようです。なお、個人で購入する場合、法人名にも個人名を入力すれば良いようです。

個人事業主として購入する場合は、サポートを受けられます。

出っ張りがある点がデメリット

LIFEBOOK WS1/B3は、バッテリー部分が出っ張っている点がデメリットです。カバンに入れるときに邪魔ですし、何より見た目が古く感じます。ただし、出っ張っているせいで、持つときに指をひっかけやすいというメリットはあります。


バッテリー部分に出っ張りがある

カスタムメイドモデルとカタログモデルの違い

カスタムメイドモデルとカタログモデルの違いを掲載します。

カスタムメイドモデル「WS1/B3」は、Web直販サイト「富士通WEB MART」専用のモデルで、パーツを自由に選ぶことができます。カタログモデル「SH90/B3、SH75/B3」は、主に家電量販店で販売されているモデルで、パーツのカスタマイズはできません。また、これらをまとめてLIFEBOOK SHシリーズと呼んでいます。

なお、下表において、カスタムメイドモデルでしか選択できないパーツを赤字にしています。

LIFEBOOK SHシリーズの仕様
  カスタムメイドモデル
WS1/B3
カタログモデル
SH90/B3 SH75/B3
液晶 FHD 非光沢
WQHD 非光沢
WQHD タッチ
WQHD タッチ FHD 非光沢
CPU Core i5-8250U
Core i7-8550U
Core i5-8250U Core i5-8250U
メモリ 4GB / 8GB
12GB / 20GB
4GB 4GB
ストレージ 約128GB SSD
約256GB SSD
約512GB SSD(PCIe)
約256GB SSD 約128GB SSD
光学ドライブ DVDスーパー
ブルーレイ
DVDスーパー DVDスーパー
OS Win 10 Home
Win 10 Pro
Win 10 Home Win 10 Home
Office なし / あり あり あり
質量 約1.18kg~ 約1.38kg~ 約1.18kg~
バッテリー 51Wh、77Wh 77Wh 51Wh

 

気になるのは、カタログモデルはどちらも4GBのメモリしか搭載していない点です。アプリをたくさん起動したり、ブラウザのタブをたくさん起動したりする方はメモリ不足になる可能性があります。また、CPU内蔵のグラフィックスは、メインメモリと共有して使うため、グラフィックパワーを使用するアプリを利用した場合も、メモリ不足になる可能性があります。

筆者のおすすめの構成としては、「FHD 非光沢、Core i5-8250U、8GBメモリ、256GB SSD」となります。この構成はカスタムメイドモデルでしか選択できません。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

本製品は次の液晶を選択可能ですが、今回は(1)の液晶の特性についてチェックしています。

フルHD タッチ非対応 ノングレア液晶

最大輝度は、実測で289cd/m2です。

視野角も非常に広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや寒色系の画面ではありますが、それほど強調されていないため、自然な発色であると思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきもなく非常に見やすいです。


 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みも低減されています。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーサイトを確認すると、キーピッチは約19mm(横方向)となっています。縦方向のキーピッチについては実測で約18mmとなっています。十分なキーピッチです。キー配列もくせがなく良好です。矢印キーは一段下がっており、キーサイズも大きめであるため押しやすいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

キーストロークは約1.2mmとやや浅めですが、指の力に合わせてキーの重さが2段階に調整されており、ストロークの浅さはそれほど気になりません。


2段階押下圧(メーカーサイトより抜粋)

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドと分離しており押しやすいです。比較的軽い力で押せて、押したときの音も小さいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。パフォーマンスのチェックです。

CPU

第8世代インテルCoreプロセッサーを選択可能です(下図参照)。第7世代Coreプロセッサーよりも大幅に処理速度が向上しています。

なお、Core i7-8550UとCore i5-8250Uを選択できますが、性能にそれほど違いはないため、Core i5-8250Uで十分だと思います。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、SSDを選択できます。512GBの容量に限り、PCIe-NVMe SSDとなります。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

本製品で計測したベンチマーク

以下、Core i7-8550U、4GBメモリ、128GB SATA SSD、インテル UHD グラフィックス 620の構成でのベンチマーク結果を掲載します。今回、試作機であったためか、Core i7-8550Uにしてはやや低めのベンチマークスコアでした。後日、実際に売られているモデルを借りられる予定ですので、そのときに、再度ベンチマークを取り直してみたいと思います。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Core i7-8550U
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-8550U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i7-8550U、インテル UHD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能の評価)
  Core i7-8550U
x265でエンコード (※1) 30分19秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 4分01秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

128GB SSD

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りは、ほぼありません。


SDカードスロットの位置

 

速度は速いです。UHS-Ⅱにも対応しています。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅱのカードで測定)

質量のチェック

LIFEBOOK WS1/B3のバッテリー駆動時間のチェックです。

LIFEBOOK UHシリーズなど、1kgを切るようなモバイルノートパソコンがあり、それに比べて本製品はそこまで軽量ではありませんが、最軽量構成時なら約1.18kgと比較的軽い部類に入るPCです。

メーカー仕様値

下表に、メーカー仕様表に書かれている非タッチパネルモデル(FHD液晶およびWQHD液晶)のバッテリー駆動時間を抜き出して掲載します。この中で注目したいのは、77Whと大容量な6セルバッテリーに、モバイル・マルチベイ用カバーを装着した場合、1.25kg しかないという点です。"単位重量あたりのバッテリー駆動時間"が長くおすすめです。

質量(メーカー仕様表)
  非タッチパネル
4セルバッテリー
(51Wh)
モバイル・マルチベイ用カバー装着時 約1.18kg
DVDスーパーマルチドライブ装着時 約1.28kg
増設用内蔵バッテリユニット装着時 約1.38kg
6セルバッテリー
(77Wh)
モバイル・マルチベイ用カバー装着時 約1.25kg
DVDスーパーマルチドライブ装着時 約1.35kg
増設用内蔵バッテリユニット装着時 約1.45kg
※非タッチパネルの重量。タッチパネル搭載モデルの場合、約0.2kg重くなります

当サイトによる計測値

ACアダプターは241gと、やや軽め~標準的な重量かと思います。


ACアダプターの重量の実測結果

バッテリー駆動時間のチェック

LIFEBOOK WS1/B3のバッテリー駆動時間のチェックです。

前述した通り、リアバッテリーは51Whと77Whの2種類があり、それにより駆動時間は変わってきます。また、光学ドライブの代わりに増設用バッテリユニットを装着すると、駆動時間が増えます。

メーカー仕様値

下表に、メーカー仕様表に書かれているバッテリー駆動時間(JETIA2.0計測法)について、Core i7、SSD、フルHD液晶選択時の場合のみ抜粋して掲載します。

バッテリー駆動時間(メーカー仕様値)
  増設用バッテリ
ユニット:なし
増設用バッテリ
ユニット:あり
4セルバッテリー
(51Wh)
約16.8時間 約26.2時間
6セルバッテリー
(77Wh)
約23.9時間 約33.1時間
※ Core i7、SSD、フルHD液晶選択時のバッテリー駆動時間

当サイトによる計測値

次に、当サイトで計測したバッテリー駆動時間を下表に掲載します。レビュー機はCore i7、フルHD、SSDを搭載しています。仕事で使用する場合は、「PCMark 8 Work」のテストが最も近い駆動時間になると思います。

今回、4セルバッテリー搭載、増設バッテリ―ユニットなしのケースで計測しましたが、バッテリー容量の割には、やや短めの駆動時間でした。本来51Whものバッテリーを搭載していればもっと駆動時間は長いはずです。今回、試作機でのテストであるため、どこかチューニングが悪く駆動時間が延びなかったのかもしれません。今度、実際に販売されるPCをお借りする予定ですので、そちらでテストしてまた結果を掲載します。

バッテリー駆動時間(当サイトでの実測値)
  増設用バッテリ
ユニット:なし
4セルバッテリー
(51Wh)
PCMark 8 Home ※1 4時間05分
PCMark 8 Work ※2 4時間31分
動画再生時 ※3 6時間20分
※ Core i7、SSD、フルHD液晶選択時のバッテリー駆動時間
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 

 

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