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富士通 ESPRIMO FHシリーズ WF1/U(FH77/UD、FH52/U)

更新日:2015年6月11日

後継機種が発売されています。
レビュー記事はこちら↓↓↓
ESPRIOM FHシリーズ新機種のレビュー

1台4役のパソコン

ESPRIMO FHシリーズ WF1/U(カタログモデルではFH77/UD)は、オーディオ、テレビ、レコーダー、パソコンの役割を1台でこなせる液晶一体型デスクトップパソコンです。

Pioneer製のハイレゾ対応スピーカーを搭載し、ハイレゾ音源を購入すれば、すぐにハイレゾの楽曲を堪能することができます。

地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載することも可能です。

液晶は高解像度&広視野角のパネルを採用し見やすいです。カスタムメイドモデルなら非光沢液晶も選択することが可能です。

なお、今回、試作機でのレビューとなります。外観は製品版と変わりませんが、ベンチマーク等、一部製品版と異なる結果になる場合もあります。

メーカーサイト:富士通WEBMART icon

目次

ESPRIMO FHシリーズ の基本スペック

Web直販サイト「富士通WEB MART」でのみ販売されているカスタムメイドモデルと、店頭でも販売されているカタログモデルの仕様を掲載します。また、カスタムメイドモデルのみ選択できるパーツを赤字にしています。

カスタムメイドモデルは、パーツを自由に選択できるのに対し、カタログモデルはパーツが固定されています。

  カスタムメイドモデル カタログモデル
WF1/U FH77/UD FH52/U
液晶 23型ワイド フルHD(1920x1080)
液晶表面処理 グレア / ノングレア グレア
プロセッサー Core i7-4712MQ /
Core i3-4100M /
Celeron 2950M
Core i7-4712MQ Celeron 2950M
メモリ 4GB / 8GB / 16GB 8GB 4GB
ストレージ 1TB / 2TB / 3TB HDD 2TB HDD 1TB HDD
光学ドライブ ブルーレイ / DVDスーパーマルチ ブルーレイディスク DVDスーパーマルチ
テレビチューナー なし / ダブルチューナー ダブルチューナー なし
Office なし / Personal Premium /
H&B Premium
H&B Premium Personal Premium
カラー オーシャンブラック /
スノーホワイト
オーシャンブラック スノーホワイト

特徴1 - ハイレゾ対応スピーカーを搭載

本製品の大きな特徴は、Pioneer製のハイレゾ対応スピーカーを搭載した点です。

音楽CDの最大約6.5倍の情報量を持つ高解像度(ハイレゾ)の音楽データを再生できることで、圧縮音源で失われがちな高音域を再現することが可能です。本製品は、本体内部にハイレゾに対応したスピーカー、アンプ、DACに相当するものを搭載し、すぐにハイレゾ音源を楽しむことができます。

スピーカーについては、BOX化し吸音材も貼ることで、逆位相の音を閉じ込めクリアなサウンドを実現。さらにツイーターを搭載することで高音域まで表現可能にしています。アンプについてもハイレゾ対応の外部アンプを搭載し、ツイーターとウーファーをそれぞれ駆動するバイアンプ構成となっています。


ハイレゾ対応スピーカー搭載

 

実際に、筆者が良く聞くハイレゾ対応の楽曲を5曲(96.0kHz/24bit または 192.0kHz/24bit)購入し、聴いてみました。ツイーターの恩恵で高音部がクリアで、確かにパソコン内蔵のスピーカーとしては聴きやすいです。ただし、低音部に関しては迫力に欠けるように感じます。大きさに制限が出るパソコン内蔵スピーカーでは、ここが限界かなと思います。DAC、アンプ、スピーカーを、計2~3万円程度のエントリー構成でもいいので別途用意した環境に比べると、音質はどうしても落ちると思います。

とは言っても、USB-DAC、アンプ、スピーカーといった機器を揃え、ハイレゾ再生環境を自分で用意するのは、一般の方にとっては敷居が高いです。FHシリーズは、これらの機器を用意したときに比べて音質は下がりますが、ハイレゾ環境を準備する敷居は低く、機械に弱い方でもすぐにハイレゾ音源を楽しむことができます。超エントリー向けハイレゾシステムと思えば良いと思います。

 

また、ヘッドホンでハイレゾ音源を楽しむことも、もちろん可能です。FHシリーズなら、ハイレゾ対応ヘッドホンを接続するだけで、特別な設定は必要なくハイレゾ音源を聴くことが可能です。

実際に、ハイレゾ対応ヘッドホンで聴いてみましたが、クリアな高音と迫力ある重低音で、非常に高品位なサウンドを楽しめました。ただし、パソコン内部にDAC等があるため、外付けのUSB-DAC等と比較すると、PC内のノイズの影響を受けていると思います。


ヘッドホン端子もハイレゾ再生に対応

特徴2 - ノングレア液晶を選択可能

カスタムメイドモデルのみ、ノングレア液晶を選択することが可能です。

テレビを観ない場合は、周囲の映り込みが少ないノングレア液晶をお勧めします。

なお、レビューに用いている製品は、グレア液晶(スーパーファインVX液晶)であるため、画像は掲載していません。

特徴3 - 省スペース

本製品は、液晶と本体が一体となったPCであるため省スペースです。

オーディオ、テレビ、レコーダー、パソコンを1台で兼ねることができるため、ワンルームや書斎で使う方など、設置スペースが限られるに場合に重宝します。

また下図のようにキーボードを本体の下へ収納することも可能です。


床設置面積は少ない。キーボードも収納可能

特徴4 - 地上・BS・110度CSデジタル チューナー選択可能

本製品は、 地上・BS・110度CSデジタル のダブルチューナーを選択可能です。ただしチューナーの1つは視聴専用となっているため、ダブル録画はできません。

書斎で一人でテレビを見る場合や、一人暮らしの場合など、大きな液晶テレビは邪魔なケースもあります。本機なら、テレビとしてはコンパクトですし、パソコンとテレビが一体となった製品ですので、とても省スペースです。テレビを観ながらパソコンで作業をすることも可能です。


テレビを見ながら、他の作業を行うことが可能

 

ただ、以前は、電源ボタンを押せば1~2秒でテレビ視聴を開始できる「クイックテレビ」という機能を搭載していましたが、本モデルでは廃止されています。そのため、パソコンをシャットダウンさせている状態からテレビを見ようとすると、1分以上待たされます。

起動さえしてしまえば、視聴ソフト自体は比較的使いやすいと思います。視聴ソフトの詳細については、以前書いた記事ですが、「DigitalTVboxのレビュー」をご覧ください。多少機能は増えていますが、それほど変わっていません。

また、「DigitalTVbox」をアップデート(2015年6月下旬提供予定)し、スマートフォンやタブレットに「StationTV」(無料)をインストールすると、スマートフォンやタブレットからテレビを視聴できるようになる予定です。

さらに、「StationTV」の「リモート視聴プラグイン」(2015年6月下旬提供予定、有料)をインストールし、パソコン側で「My Cloud リモートアクセス設定Utility」の設定をすると、宅外からもテレビの視聴が可能になる予定です。詳細はこちら

 

ただし、テレビパソコンは、OSや他のアプリケーションによる影響で、テレビ視聴ソフトがダウンしたり、OSを再起動しなければならなくなったりするケースがあります。テレビを録画中に、こういったことが発生すると正常に録画ができない場合もあり、家電のブルーレイレコーダーよりも、録画が失敗するリスクは高いです。そのため、筆者は、家族が観る番組の録画やスマートフォンへの配信は家電のブルーレイレコーダーに任せ、本機のようなテレビパソコンは、"お父さん専用録画機"や"視聴専用機"としてサブ的に使うのが良いと思います。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ"補正"曲線を確認すると、どの色も1:1の直線に近いため、比較的自然な発色であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は次の通りです。ギラつきはありません。


キーボードとマウスのチェック

本製品には、ワイヤレスのキーボードとマウスが付属しており、これらについてチェックします。

キーボードは、キーピッチ、キーストロークが十分あり、キートップも湾曲し、滑りにくい素材であるため、打ちやすいです。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

マウスは、普通のホイール付き2ボタンマウスです。サイドボタンはありません。裏面のセンサーは親指側にあり、親指と人差し指でマウスポインタの微調整がしやすいです。


マウスの画像

パフォーマンスのチェック

CPUは4コアのCore i7を選択可能で、このCPUを選択した場合、処理性能は高いです。ただし、デスクトップ用CPUではなく、ノート用CPUであるため、デスクトップ用CPUと比べるとやや処理性能は落ちます。

ストレージは、ハードディスクのみ選択可能です。テレビ番組を録画すると、かなりのディスク容量を消費するため、1T~3TBの大容量ハードディスクを選択できるのは良いことです。ただし、SSDを選択することはできません。SSD+HDDの同時搭載が可能であれば、もっと良かったと思います。

なお、Core i7-4712MQ、8GB メモリ、2TBハードディスク構成での各種ベンチマーク結果を下記に記載します。ただし、今回は試作機でのベンチマーク結果ですので、実際の製品とは結果が異なる可能性があります。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4712MQ
x264でエンコード 14分58秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 8分55秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

CrystalDiskMark がバージョンアップし、計測項目が変わったため、しばらくは2つのバージョンの結果を掲載します。

SDカードのベンチマーク

高速です。ただし、UHS-Ⅱには対応していません(カードは使えますが、逆に速度が下がります)。


UHS-Ⅰ対応カード

 

 

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