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富士通 ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD) の実機レビュー

更新日:2013年6月28日

こちらのPCの後継機種「ESPRIMO WF2/R」が発売されました。
詳細は、「富士通 ESPRIMO WF2/R(FH78/RD)」をご覧ください。

多機能テレビパソコン

ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD)は、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載した23型ワイド液晶一体型テレビパソコンです。タッチパネルも搭載しています。

PC停止状態から1~2秒でテレビを視聴できる「クイックテレビ」機能を搭載しています。PC起動時は「DigitalTVbox」によって、最大15倍の長時間録画、ダブル録画、携帯機器へのダビング、DTCP-IP配信などを行えます。

液晶は高解像度&広視野角なIPSパネルを採用し、サウンドにはPioneer製の合計30Wの2.1chステレオスピーカーを搭載しています。綺麗な映像、クリアなサウンドで快適にテレビ視聴可能です。

CPUの処理性能も高く、ブルーレイディスクドライブ、フルHD液晶を搭載しているため、動画編集にも適しています。

メーカーサイト:富士通 WEBMART

目次

ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD) の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。特徴的な部分は赤字にしています。※2013年夏/カスタムメイドモデル「WF2/L」のスペックです。これ以外の型番の場合、スペックが異なりますのでご注意下さい。
※ カスタムメイドモデル・・・Web直販店「富士通WEB MART」で販売されているモデル

CPU
ノートパソコン用CPUのCore i7-4700MQを搭載しています。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 4600)です。
液晶ディスプレイ
23型ワイド(光沢)IPS液晶です。解像度は1920x1080です。
メモリ
選択式です。本機は8GBのメモリを搭載しています。
ハードディスク
選択式です。本機は、3TBのHDDを搭載しています。
SSD
選択できません。
 
光学ドライブ
スロットイン式のBDXL対応ブルーレイディスクドライブを搭載しています。
テレビチューナー
地上・BS・110度CSデジタル×3のチューナーを搭載しています。

特徴1 - チューナー搭載

ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD)は、 チューナーを搭載しています。

合計3つのチューナーを搭載していますが、1つは「クイックテレビ」、2つは「DigitalTVbox」で使用されます。「クイックテレビ」と「DigitalTVbox」は長所と短所があります。詳細は下記をご覧ください。

「クイックテレビ」なら、5秒で視聴可能

「クイックテレビ」は、PC停止状態でも、電源を押せば1~2秒でテレビ視聴を開始できる機能です。自宅に帰ってきて、すぐにテレビを観たい場合などに便利です。

ただし、録画機能はなく、視聴のみに対応しています。「DigitalTVbox」で録画した番組を再生することもできません。


クイックテレビの起動。PC停止状態ですぐにテレビを視聴できる


ただし、録画は不可。番組表もシンプルで番組詳細の確認と選局のみ可能。

DigitalTVboxなら、ダブルチューナーで録画も可能

DigitalTVBoxは、Windows上で動作するアプリです。そのため、Windows OS起動後にアプリを起動する必要があり、テレビを視聴できるようになるまで1分以上かかります。

その代わり、機能は多いです。録画機能はもちろん、最大15倍の長時間録画、録画番組の携帯機器へのダビング、DTCP-IP配信などが可能です。ダブルチューナーを搭載しているため、録画中の別番組の視聴や、ダブル録画なども可能です。

DigitalTVboxの詳細については、別記事の「DigitalTVboxのレビュー」をご覧ください。


DigitalTVboxアプリの起動。テレビが視聴できるようになるまで時間がかかる


しかし、録画が可能。番組表も見やすく選局はもちろん予約なども可能。

クイックテレビからDigitalTVboxへの視聴画面の引き継ぎも可能

Windows停止時にリモコンの「アプリ」ボタンを押すと、最初は「クイックテレビ」が起動しますが、バックグラウンドでWindowsおよびDigitalTVboxが起動し、起動が完了するとDigitalTVboxへ視聴画面を引き継ぎます。クイックテレビ視聴中にこのボタンを押して、DigitalTVboxへ画面を引き継がせることも可能です。なお、引き継ぎのとき、画面が数秒ほど真っ暗になり、テレビを視聴できなくなります。


PC停止状態で「アプリ」ボタンを押すと、DigitalTVboxが起動するまで「クイックテレビ」で視聴可能

特徴2 - 合計30WのPioneer製高音質スピーカー搭載

本製品は、Pioneer製の合計30Wの2.1chステレオスピーカー(スピーカー 10W+10W、サブウーファー 10W)を搭載しています。液晶一体型パソコンの中では、高品質なサウンドを楽しめます。

実際に聴いてみても、透明感のある高音に、主張しすぎない重低音で、聴き心地が良いです。従来モデルのWF2/Jはベースやドラムの音が聴き取りづらいと思っていましたが、本製品はきちんと聞こえ、筆者の好きなロック系の音楽も十分堪能できます(あくまで主観です)。

液晶一体型PCの中で、これ以上の音質のパソコンは他にあまりないと思います。これ以上の音質を求めるなら、外部スピーカーを用意すべきでしょう。


Pioneer製2.1chステレオスピーカー (スピーカー 10W+10W、サブウーファー 10W)内蔵

特徴3 - フルHD&IPS液晶搭載

本機はフルHD(1920x1080)のIPS液晶を搭載しています。

高解像度であるためテレビのHD画質を損なうことなく視聴でき、また広視野角であるため斜めから見ても画面を認識できます。通常のノートパソコンで使用されるTNパネルに比べると、テレビ視聴に適したパネルです。

ただし、液晶が分厚いガラスで覆われており、周囲のものが画面へ映り込みます。暗い映像の場合、それが気になるかもしれません。


液晶画面を下から見上げたときの画像。視野角が良い

特徴4 - タッチパネル搭載

本製品は、タッチパネル対応の液晶を搭載しています。

以前は、非タッチパネルも選択できましたが、ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD)からは、タッチパネル液晶のみとなりました。


画面をタッチして操作可能

特徴5 - 省スペース

ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD)は液晶と本体が一体となったPCであるため省スペースです。床設置面積はとても小さいです。また下図のようにキーボードを台座へ収納することも可能です。


床設置面積は少ない。キーボードも収納可能

液晶ディスプレイのチェック

ESPRIMO FHシリーズ WF2/L(FH78/LD)の液晶ディスプレイのチェックです。

見やすい液晶ですが、表面が光沢で周囲の物が映り込みます。

 

詳細を見ていきます。

IPSパネルを搭載しているだけあり、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

本製品は、液晶の表面が厚いガラスで覆われているため、ガンマ補正曲線が正確に測定出来なかった可能性があります。下の画像を観るとガタガタしていますが、実際にはもっと滑らかなのではないかと思われいます。

また、どの色の補正曲線もおおむね1:1の直線で、ノートPCと比較すると正確に色を再現できていると思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、sRGBとほぼ一緒です。ノートPCに搭載される液晶ディスプレイと比較すると広い色域です。


ガモット図
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素の拡大図は次のようになっています。表面を覆うガラスで分かりづらいですが、シンプルな形をしていると思います。ギラつきはあまり感じません。


キーボードとマウスのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチ、キーストロークが十分あり、キーも滑りにくい素材で、打ちやすいです。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

マウスは、普通のホイール付き2ボタンマウスです。裏面のセンサーは親指側にあり、親指と人差し指でマウスポインタの微調整がしやすいです。ちなみに、センサーが小指側にあると手のひら全体で微調整しなくてはならず、使いづらいです。


マウス

パフォーマンスのチェック

クアッドコアの第4世代インテルプロセッサー「Haswell」を搭載しており、CPUは高性能です。ストレージは最大3TBと大容量です。テレビパソコンは録画番組を保存する関係でディスク容量を多く使うため、大容量ディスクを搭載できる点は良いと思います。しかし、SSDを選択することはできません。SSD+HDDの同時搭載が可能であれば、もっと良かったと思います。

グラフィックスは内蔵GPU(インテルHDグラフィックス 4600)となります。Haswellになり内蔵GPUの性能も向上しているので、ゲームや3D制作などをしない限りは、内蔵GPUで十分でしょう。

なお、Core i7-4700MQ、8GB メモリ、ハードディスク構成での各種ベンチマーク結果を下記に記載します。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

3DMark

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

動画のエンコード時間の速さのチェックです。

Core i7-4700MQを搭載した本機で、TMPGEnc Video Mastering Works 5のソフトを使用してエンコードしました。

結果は下の表のとおりです。ノート用CPUとはいえ、4コアのプロセッサーを搭載しているため、非常に高速なエンコードです。

本製品は、ブルーレイドライブおよびフルHD液晶を搭載しているため、動画編集にも適したPCであると思います。デジタルビデオカメラで撮影した子供の動画を編集してブルーレイディスクへ保存するといったことが快適に行えます。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 14分31秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 8分12秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

PC起動・シャットダウン時間のチェック

PCの起動・シャットダウン時間です。

SSDではなく、ハードディスクを搭載しているため、それほど速くはないです。

PC起動時間など
テスト内容 時間
PC起動時間 19秒
PCシャットダウン時間 18秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターの速度のチェックです。高速な内蔵カードリーダー/ライターです。


 

 

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