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富士通 STYLISTIC QHシリーズ(WQ2/J) の実機レビュー

更新日:2012年11月10日

Core i5搭載、分離型タブレットPC

STYLISTIC QHシリーズ(WQ2/J)は、タブレットとキーボード・ドッキングステーションとを分離して使えるハイブリッド・タブレットPCです。

このジャンルのWindows 8 搭載PCは、AtomやTegraのCPUを搭載している場合が多いですが、本機はインテル Core iシリーズのCPUを搭載し、パフォーマンスが優れています。

またポートの種類も非常に多く、スタイラスペンや指紋認証装置も搭載し、ビジネスでも活用できるPCです。

液晶画面がノングレア & IPS & HD(1366x768)解像度となっており、映り込みが少なく、視野角が良く、文字が大きく、作業が快適な画面です。

メーカーサイト:富士通WEBMART

目次

STYLISTIC QHシリーズ WQ2/J の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2012年冬/カスタムメイドモデル「WQ2/J」のスペックです。これ以外のモデルはスペックがやや異なりますのでご注意下さい。
※ カスタムメイドモデル・・・Web直販店「富士通WEB MART」で販売されているモデル

CPU
Core i3-3217UまたはCore i5-3427Uを選択可能です。 本機はCore i5-3427Uです。 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 4000)です。
液晶ディスプレイ
11.6型ワイドIPS非光沢パネル搭載のHD(1366x768)液晶です。
メモリ
4GB固定です。
 
ハードディスク
搭載できません。SSDのみ搭載可能です。
 
SSD
64 / 128 / 256GBの中から選択可能です。本機は256GBです。
光学ドライブ
非搭載です。
 
バッテリー駆動時間
タブレットのみ約4.8時間、キーボード・ドッキングステーション合体時で約10.7時間です。

各形状での操作性のチェック

STYLISTIC QHシリーズ WQ2/J は、タブレットとしても使えるし、キーボード・ドッキングステーションと合体してノートパソコンとしても使用でききます。ここでは各形状での使い勝手をチェックしていきたいと思います。

ノートPC形状でキーボード操作してみる


普通のノートPCと変わらないキーの打ち心地

普通のノートパソコンと変わらないキーボードの打ち心地です。

キーピッチが約17mmと狭めであるため、やや窮屈さがありますが、キーストロークが深く、快適に打てます。

また、CPUやストレージなどの発熱部品がタブレット部分(液晶部分)にあるため、キーボードの表面温度が高くなりません。表面温度の上昇によって手のひらが不快になることもありません。

キーボードとタッチパッドの詳細なチェックについては後述します。

 

ノートPC形状でタッチ操作してみる



液晶を最大まで開いた場合、タッチして
倒さないように注意

Windows 8 のモダン UIは、タッチしたほうがスムーズに操作出来る場合があるため、意外と使う操作方法です。

このように操作したときの使い勝手は普通です。ヒンジ部分がテーブルと接触し固定されるため、タッチしても液晶部分が不用意に開いたりしません。

ただし、液晶を最大まで傾けてしまうと、タッチしたときにタブレットの重みで後ろに転びそうになるため、片方の手も液晶に添えるか、パームレスト部分に手を置くかしたほうがいいと思います。

 

タブレット形状で持ってタッチ操作してみる


快適につかえます

キーボード・ドッキングステーションからタブレットを取り外して使った場合、他のタブレットと同様に快適に使えます。

重量が約850gと、タブレットとしては重い部類に入りますが、実際に持ってみて筆者は特に気になりませんでした。片手でも余裕で持てます。

ただタブレット単体でのバッテリ駆動時間が約4.8時間とそれほど長くないのが気になります。

高い負荷をかけると、裏面の一部が熱くなりますが、低い負荷であればそれほど気にはならず不快ではありません。

タブレット形状で机に置いてタッチ操作してみる


視野角が良く映り込みも少なくGood

タブレットを使うときに、机の上に置いたり、膝の上に置いたりして使うこともかなり多いと思います。

このときの使い勝手ですが、IPS液晶で視野角が良く、非光沢液晶で映り込みも少ないため、良好です。

変形のしやすさ


タブレットの取り外しも簡単

タブレットから、キーボード・ドッキングステーションから取りはずすときは、タブレット接続部分のレバーをスライドさせてタブレットを抜き取ります。

接続するときは、タブレットを押しこむだけです。取り外しは簡単です。

特徴1 - ハイスペックなセパレート型

タブレットとキーボード・ドッキングステーションが分離できるセパレート型のハイブリッド・タブレットは他社にもありますが、STYLISTIC QHシリーズ WQ2/Jは、スペックが高い点が特徴になります。

他社はCPUにAtom、メモリ2GB、SSD 64GBといった構成が多いですが、本製品はCore i5、4GB、SSD 256GBといった構成が可能です。ただし、その分、他社よりもバッテリ駆動時間が短めです。パフォーマンス重視か、バッテリ重視かで製品を選ぶと良いと思います。

セパレート型のハイブリッド・タブレットPCのスペック
  富士通
STYLISTIC QHシリーズ WQ2/J
HP
ENVY x2
レノボ
IdeaTab K3011W
CPU Core i3-3217U
Core i5-3427U
Atom Z2760 Atom Z2760
メモリ 4GB 2GB 2GB
SSD 64GB
128GB
256GB
64GB 32GB
64GB
バッテリ駆動時間
(タブレットのみ)
約4.8時間 約7.5時間 約8時間
バッテリ駆動時間
(キーボードドック合体時)
約10.7時間 約14時間 約16時間

特徴2 - 多様な入出力ポート

本製品は入出力ポートが非常に豊富です。普通のA4ノートと変わらないポートの種類と数です。


主な入出力ポート:
タブレット:USB3.0 x1、USB2.0x1、HDMI、メモリカード、ヘッドホン、マイク、電源
キーボード・ドッキングステーション:USB2.0 x2、LAN、VGA、電源、スタイラスペンホルダー

特徴3 - ノングレアのIPS液晶


視野角が良く、映り込みも少ない

ハイブリッド・タブレットPCは、グレア(光沢)液晶を採用した製品が多い中、本機はノングレア(非光沢)の液晶を採用しています。さらに、視野角の良いIPSパネルです。

液晶の詳細については、次の章をご覧ください。

 

液晶ディスプレイのチェック

STYLISTIC QHシリーズ(WQ2/J)の液晶ディスプレイのチェックです。

本製品は、ノングレア & IPS液晶 & HD(1366x768)解像度という珍しい液晶です。普通のノートパソコンの中でもほとんど見かけません。それほど色域が広くなくノングレア液晶であるため、画像や映像の鮮やかさには欠けますが、視野角が良く、文字も大きく、やや暖色系の画面は、文字を読んだり入力したりするには良い液晶だと思います。

なお、初期設定では輝度自動調整機能がONになっており、画面が暗く感じます。個人的にはこの機能をOFFにして輝度を調節した方が見やすかったです。輝度自動調整機能はチャーム > PC設定 > 全般から設定できます。

詳細をみていきます。

本製品はIPSパネルが搭載されているため、斜めから画面を見ても見やすいです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になればなるほど、赤色が下げ調整、青色が上げ調整であるため、実際の画面はやや暖色系です。ノートパソコンにしてはバラつきが少なく、色再現性は良いほうです。

※同じパネルでも調整具合はやや異なります。また異なるパネルが搭載される可能性もあります



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。


 

いつもの画素の大きさではピントが合わず、小さい画像しか撮影できませんでしたので、画素形状などはよくわかりません。ただ、ギラつきはそれほど感じない画面でした。


キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチが狭いためやや窮屈さを感じますが、普通に打てるキーボードだと思います。

キーピッチは実測で、縦:17mm×横:16mmです。キーストロークは、メーカー仕様では約1.7mmとなっていますが、実測では約2mmありました。打った感覚でも割と深いキーピッチで、押し心地は良いです。キートップはほぼフラットですが滑りにくい素材で押しやすいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの動かしやすさは普通です。タッチパネル液晶を搭載しているためなのか、タッチパッドはマルチタッチによるフリックなどはできませんでした。

クリックボタンは大きくて押しやすいです。ただし、クリックしたときの音がやや大きいです。


タッチパッドとクリックボタン

総合ベンチマーク

Core i5-3427U、メモリ4GB、256GB SSDで構成された本機のベンチマーク結果です。

ディスク関連のスコアが非常に良いです。あとは普通のスコアです。

他のセパレート型のタブレットPCと比べるとベンチマーク結果はかなりいい方だと思います。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5のソフトによる動画エンコード時間の実測です。

Core i5-3427Uを搭載した本機での計測結果は下の表のとおりです。Core i5-3427UのCPUの割にはエンコード時間が遅いです。Core i5-3427Uを搭載した他のPCでは、x264でのエンコードが30分台で終わっているのに対し、本機は56分49秒かかっています。

原因は不明です。何かでCPUに制限がかかっているのかもしれません。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 Core i5-3427U
x264でエンコード 56分49秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 23分47秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック

重量は次の通りです。

他のモバイルノートPCと比較すると、やや重いと思います。他のタブレットと比較してもやや重いと思います。


重量の実測結果

 

ACアダプターの重量は下図の通りです。こちらは軽量です。


重量の実測結果

薄さのチェック

メーカーが公表している薄さは、キーボード・ドッキングステーションと合体しているときが26.1mm、タブレット単体のときが12.7mmとなっています。

ゴム足を含めて実際に計測した結果は次の通りです。キーボード・ドッキングステーションと合体しているときの天板までの高さが約27.5mm、接続部分の突起物まで含めると約29.5mmでした。タブレット単体では約18mmでした。


薄さの実測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

JEITAバッテリー動作時間測定法によるメーカー仕様では、タブレットのみで約4.8時間、キーボード・ドッキングステーション合体時で約10.7時間です。

当サイトによる動画(解像度:720x480)再生時のバッテリー駆動時間のテストでは、タブレットのみで約3時間32分、キーボード・ドッキングステーション合体時で約7時間14分でした。


動画再生時のバッテリー駆動時間の実測値

PC起動・停止時間のチェック

本製品のPC起動・停止時間の実測結果です。PC起動時間、シャットダウン時間とも高速です。

PC起動時間など
テスト内容 時間
PC起動時間 約8秒
PCシャットダウン時間 約7秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

CrystalDiskMarkのベンチマーク

SSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速なSSDです。


SSDのベンチマーク結果

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットはタブレット側の左側面にあります。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのベンチマーク結果は次の通りです。高速なカードリーダーです。


 

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