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富士通 LIFEBOOK TH(TH40/D)の実機レビュー

更新日:2011年7月25日

LIFEBOOK TH の概要

キーボード搭載タブレットPC

LIFEBOOK THは、キーボードおよびWindows OSを搭載したタブレット型PCです。OSがWindowsであるためスレートPCと呼んだほうが正確かもしれません。

タブレットと言えばiPad2が人気ですが、iPad2はキーボードが無いため、どうしても用途に合わないという方は多いと思います。

LIFEBOOK THであれば、キーボードを搭載しているためiPad2よりは素早いキー入力が可能ですし、Windows OSであるため、既存のアプリやファイルをそのまま使える場合が多いです。

重量、薄さ、バッテリ駆動時間、操作のレスポンス、タッチ専用アプリの豊富さ等の面ではiPad2のほうが優れていると思いますが、用途上キーボードを使用したい場合、LIFEBOOK THが良い選択肢になると思います。

購入

目次

LIFEBOOK TH(TH40/D)の基本スペック

LIFEBOOK TH(TH40/D)の基本スペックをチェックします。※2011年夏モデル(TH40/D)の情報です。モデルが変わると搭載できるパーツは異なるのでご注意ください。

CPU
Atom Z670です。
 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター600)です。
液晶ディスプレイ
10.1型ワイドタッチパネル(1024 x600)液晶です。
メモリ
1GBです。
 
ハードディスク
120GBです。
 
SSD
搭載していません。
 
光学ドライブ
ありません。
 
バッテリ駆動時間
メーカーホームページの仕様では、約6.0時間です。実測値は後述します。

特徴1 - タブレットとしてもPCとして使用できる

本機の特徴は、タブレットの形状としても、ノートPCの形状としても使用できる点です。OSは、Androidではなく、Windows Home Premium 32ビットですので、既存アプリやファイルなどがそのまま使えます。

タブレット形状にしたときは下図のようになります。

ノートPCの形状にしたときは下図のようになります。

 

ノートPCの形状から、タブレットの形状への変形の過程は下図のようになります。

 

変形の過程を背面から見たときの画像です(下図)。

 

特徴2 - タブレットとしては重いが、PCとしては軽い


LIFEBOOK THの重量の実測値は1.006kg。

LIFEBOOK THの重量を実測したところ、1.006kgでした。メーカーの使用では約1.1kgとあるので、それよりは軽かったです。

重いと言うべきか、軽いと言うべきかは、他のタブレットと比較するか、それともノートPCと比較するかで変わります。

iPad2の重量は601gで、他社Androidタブレットは約700gです。他のタブレットと比較するとLIFEBOOK THは重いといえます。

しかし、一般的なモバイルノートPCの重量は1.5kgくらいはあるので、ノートPCとしては軽いです。ただし、ネットブックに限定して比較するとやや軽い、または標準的な重量です。

実際に持った感想としては、LIFEBOOK THを片手で持っての作業は、短時間なら可能ですが、長時間は疲れると思います。

Atom、メモリ1GBで動作は重い

本機のCPUはAtom Z670で、性能は低いです。また、メモリも1GBしか搭載されていません。

Internet Explorerを使ってネット閲覧をしたときのCPU負荷とメモリ使用量を計測しました。IEとタスクマネージャ以外のアプリは起動していません。結果は下の図です。CPU負荷が高く、メモリ使用量も、もう少しで搭載メモリの1GBに達しそうです。体感でもページの読み込みや、ボタンを押したときの応答が遅いと感じます。

iPadや、他社のAndroidタブレットを操作したときは、キビキビ動いていましたが、それと比べると明らかに動作はモッサリしています。AtomのCPUに、Windows Home Premiumでは、やはり操作のレスポンスが悪いのでそこは妥協する必要があります。

 

Windows エクスペリエンスインデックスのスコアも掲載します。全体的に低いスコアです。

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーピッチは実測で横:16mm、縦:15mmでした。キートップはフラットで、キーとキーの間も狭いです。

他のノートPCと比較すると決して打ちやすいキーボードとは言えませんが、iPad2のソフトウェアキーボードよりは随分マシだと思います。


キーピッチは実測で横:16mm、縦:15mm。

 

スペースキーの横の黒いキー(下図)で、マウスカーソルを操作することも可能です。Windows OSはどちらかと言うとマウスで操作しやすいように作られてきたOSであるため、このようにマウス操作できるボタンがあるのは良いと思います。またこの黒いキーを押すとマウスの左クリックになり、隣のキーを押すと右クリックになります。

ただし、マウスカーソルを操作する部分が小さいため、マウスを動かしやすいとは言えません。特に指が湿っていると、指の滑りが悪くなり、マウス操作が難しくなります。USBポートも搭載しているので、USBマウスを使うのも良いと思います。


マウスカーソル操作ボタンや、クリックボタンが搭載されています。

液晶ディスプレイのチェック

本機の液晶ディスプレイは、10.1型のタッチパネル搭載の光沢液晶です。解像度は1024x600です。

画面に若干のギラツキがあります。発色は普通です。視野角は上下から見ると意外に良いです。横から見る視野角は悪いです。


液晶の発色は普通。ややギラツキあり。


視野角は縦方向は良いが、横方向は悪い。

薄さのチェック


薄さは実測で約20mm。

薄さは実測でゴム足も含めて約20mmです。

ちなみにipad2の薄さは8.8mm、ネットブックの薄さは約30mmです。

iPad2と比べてしまうと厚いですが、ネットブックと比べると薄いです。

 

バッテリ駆動時間のチェック

バッテリ駆動時間の計測結果です。

DVD相当画質の動画をハードディスクへ保存し、この動画を再生しながらどのくらいバッテリ駆動できるか測定しました。

結果は、3時間20分でした。

本機のバッテリ駆動時間は短いといえます。他のタブレットは、同じテストをしても2倍以上の時間はバッテリ駆動します。ネットブックでも、もう少しバッテリ駆動できる製品は多いです。

外観のチェック

LIFEBOOK TH(TH40/D)の外観のチェックです。正面から見たときの画像は掲載済みなので、ここでは横からと背面からの画像を掲載します。

まずは横からです。ノートPCとしては非常に薄いです。

 

反対側から見た画像です。

 

背面から見た画像です。

 

ポート類の確認です(下図)。他のタブレットと比較した場合、ポート類は豊富です。USB2.0やメモリカードスロットを搭載しており、OSもWindowsであるため、他のPCとのデータのやりとりが簡単です。

ACアダプタは小さいです。しかしACケーブルがデスクトップPC並の太さです。ノートPC用の細いケーブルにして欲しかったです。

まとめ

以上が、富士通 FMV LIFEBOOK TH(TH40/D)のレビューでした。

本機の評価は、タブレットとして見るか、ネットブックとして見るかによって変わってくると思います。

ネットブックとしてみた場合、薄くてタブレット形状にもなる上に、重量やサイズ、処理性能などのスペック的には他のネットブックと変わらないため、面白い製品であると思います。ただしキーボードは、ネットブックよりやや打ちづらいです。

タブレットとして見た場合、重量、薄さ、バッテリ駆動時間、操作のレスポンスは、iPadやAndroidタブレットのほうが良いです。LIFEBOOK THはタブレットとしてはそれほど使い勝手のよい製品ではありません。

本機は、キーボードを搭載しているタブレットと考えるよりも、タブレット形状にもなるネットブックと考えたほうが良いです。通常はノートPCの形状で使う事が多く、たまにタブレットの形状で使う人に適していると思います。

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