会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > パソコンの比較 > 富士通 > FMV LIFEBOOK SH(SH76/DN)

富士通 FMV LIFEBOOK SH (SH76/DN) のレビュー

更新日:2011年6月24日

LIFEBOOK SH(SH76/DN)の概要

自宅でも外でもコレ1台

LIFEBOOK SH(SH76/DN)は、13.3型の大画面液晶を搭載しながら、比較的軽量なモバイルノートパソコンです。

自宅用としてよく使用される15.6型のPCと、モバイル用としてよく使用される12.1型のPCのいいとこ取りをしたようなPCです。

15.6型PCよりも遙かに軽量で、12.1型PCよりも画面が大きくてキーが窮屈になりません。自宅用としてもモバイル用としてもこれ1台で済ませることが可能です。

反対の見方をすると、15.6型PCよりも画面は小さいです。ただし、解像度は一般的な15.6型PCと同じ1366x768ですので、それほど見づらくなるわけではありません。

重量については12.1型よりも若干重くなりますが、約1.52kg~と余裕で持ち運べる範囲内の重さです。もしも、より軽量なPCが欲しい人は、12.1型のLIFEBOOK PHが良いでしょう。

また、本機は、モバイル・マルチベイ構造を採用している点や、節電機能がたくさんある点などの特徴もあります。詳細は下記レビューをご覧ください。

価格は最小構成なら10万円を切るため、価格もお手頃です。

購入

カスタムメイドモデルのLIFEBOOK SHは、SH76/DNSH54/DNの2種類あります。
相違点としては、SH76/DNのほうが、CPUやHDD、ドライブに高性能なパーツを選択出来ます。さらに重量も違います。SH76/DNは、最軽量構成で約1.52kgであるのに対し、SH54/DNは最軽量構成で約1.75kgです。その代わり、SH54/DNのほうが安価です。

今回は、重量が軽くよりモバイル向きなSH76/DNについてレビューします。

目次

LIFEBOOK SH(SH76/DN)の基本スペック

LIFEBOOK SH(SH76/DN)の基本スペックをチェックします。※2011年夏モデル(SH76/DN)の情報です。モデルが変わると搭載できるパーツは異なるのでご注意ください。

CPU
第2世代インテルCPUのCore i3~Core i7を選択可能です。本機は、Core i7-2620Mを搭載しています。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス)です。その他のグラフィックスは選択できません。
液晶ディスプレイ
1366x768の解像度の12.1型液晶ディスプレイです。高輝度スーパーファイン液晶と、高輝度ノングレア液晶のどちらかを選べます。本機は高輝度ノングレア液晶です。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は8GB(デュアルチャネル)です。
ハードディスク
5400rpmの500GB~750GBのHDDを搭載可能です。本機は500GBです。
SSD
256GBのSSDを選択可能です。本機はハードディスクを搭載しているため、SSDは搭載していません。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイドライブを選択可能です。本機はDVDスーパーマルチドライブを搭載しています。また、モバイル・マルチベイ構造になっています。
バッテリ駆動時間
メーカーホームページの仕様では、Core i7-2620M搭載時で約10.6時間です。増設用内蔵バッテリユニットも搭載すれば、約14.5時間となります。実測値については後述します。
※パーツの中身はロットによって変更されますのでご注意ください

特徴1 - モバイル・マルチベイ構造(重量&バッテリのチェック)

LIFEBOOK SHは、モバイル・マルチベイ構造を採用している珍しいPCです。

モバイル・マルチベイ構造とは、DVDスーパーマルチドライブが装着されているベイに、別のユニットを装着できる構造のことを指します。別のユニットには、「モバイル・マルチベイ用カバー」や「増設用内蔵バッテリユニット」があります。※増設用内蔵バッテリユニットはオプションとして購入します。

外出先でDVDを使用しない日は、軽量化するためにモバイル・マルチベイ用カバーを装着したり、バッテリ状態で長く使う日は増設用内蔵バッテリユニットを装着したりすることができます。


LIFEBOOK SHのベイに装着できるユニット 。

 

ユニットの交換は非常に簡単です。本体裏側のツマミを下げて、ユニットを取り出すだけです(下図)。もちろんネジなど一切不要です。


ユニットの交換方法。取り出すときはツマミを下げて、ユニットを引くだけです。

 

重量のチェック

各ユニットを搭載したときの重量を計測してみました(下図)。モバイル・マルチベイ用カバー搭載時は約1524gと、13.3型のノートにしては非常に軽量です。増設用内蔵バッテリユニットを搭載した場合、やや重くはなりますが、それでも約1737gと持ち運び可能な重量です。


各ユニットを装着したときの重量。

バッテリ駆動時間のチェック

次に、増設用内蔵バッテリユニットを搭載したときと、非搭載のときのバッテリ駆動時間を実測してみました。

テストでは、PC本体に保存した動画(DVD画質相当)を再生させながらバッテリ駆動させ、休止状態になるまでの時間を計測しました。また画面輝度は「6」にしました。その他はデフォルトの状態にしています。

結果は下の表の通りです。増設用内蔵バッテリユニットを搭載したとき、5時間43分のバッテリ駆動が可能でした。動画再生ではなく、ブラウジングをしているだけ等の場合はもっと駆動時間が延びると思います。

LIFEBOOK SH76/DNのバッテリ駆動時間
仕様 バッテリ駆動時間(実測値)
内蔵バッテリパックのみ 3時間50分
内蔵バッテリパック +増設用内蔵バッテリユニット 5時間43分

特徴2 - 節電機能が満載


「ピークシフト設定」および「パソコン節電設定」ユーティリティ

今年の夏は15%の節電を求められていますが、富士通の2011年夏モデルのLIFEBOOKシリーズは、様々な機能で節電が可能です。

尚、節電に関する設定ソフトは、それぞれ別のソフトになっているため、これらのソフトをまとめてメニュー化したソフト「ピークシフト設定」および「パソコン節電設定」ユーティリティを、こちらからダウンロード&インストールして使うと便利です。

また、ピークシフトの設定に限っては、このソフトが無いと使えません。ピークシフトを使いたい方は、必ずこのソフトをインストールしてください。

では、「ピークシフト設定」および「パソコン節電設定」ユーティリティから起動出来る各ソフトの詳細を順次紹介します。


ピークシフト設定


ピークシフト設定。

まずは、「ピークシフト設定」について説明します。この機能は、電力不足となる日中はバッテリで駆動して消費電力をゼロにし、電力が十分になる深夜に充電するといったことを自動で行います。

設定は右図のように行います。他社でもピークシフト機能を持つPCが増えていますが、富士通は2つの設定を保持できる点が良いと思います。

ピークシフトは、バッテリ駆動時間が長くないとあまり効果のない機能ですが、LIFEBOOK SHはバッテリ駆動時間が長いため、十分にピークシフトの機能を活かすことが出来ます。

尚、ピークシフトをより効果的に利用するためにも、モバイル・マルチベイに装着する増設用内蔵バッテリユニットの装着をおすすめします。

ただし、本機をモバイル用として主に使用する場合、いざ外出するときに、ピークシフト機能によって、バッテリ残量があまり無い事態が発生する可能性もあります。本機能は、主に屋内用として使用する方に適していると思います。

省電力ユーティリティ

「省電力ユーティリティ」では、使用していないデバイスを無効にしたり、画面輝度を下げたりすることで、消費電力を抑える機能です。下図の「ECO」ボタンを押すことで、これらの設定が有効になる「省電力モード」へ移行します。


ECOボタンを押すことで省電力モードへ移行。

 

尚、省電力モードへ移行したときの設定は自分で変更可能です。先ほどの「パソコン節電設定」画面から設定を行えます。


省電力ユーティリティ

バッテリーユーティリティ - ECO Sleep


ECO Sleep

ECO Sleepは、パソコンが停止または休止状態のときに、ACアダプタから給電される待機電力を低減します。

具体的には、PCが停止・休止状態になったとき、バッテリ駆動に切替え、バッテリ残量が90%になったら充電をするということを行います。

 

バッテリーユーティリティ - 80%充電


80%充電

この機能は節電というよりも、バッテリーの寿命を延ばす設定です。バッテリを満充電にはせず、80%の充電で抑えます。

ピークシフトと同時に使用した場合、バッテリ駆動出来る時間が少なくなるため、併用は止めたほうがいいと思います。

ゼロワットACアダプタ


ゼロワットACアダプタ

ACアダプタに右図のような「Green IT」のシールが貼ってある場合、ゼロワットACアダプタに対応しています。今のところ(2011年6月24日時点)、LIFEBOOK SH76/DおよびSH76/DNのみに対応しています。

これは、PCの停止・休止状態のとき、ACアダプタ自体が消費する電力量をカットするものです。

特徴3 - F-LINK(スマートフォンから無線でデータの取り込み)

昨年あたりから凄まじいスマートフォンブームが来ていますが、富士通のPCには、スマートフォンと連携した便利な機能があります。名前は、F-LINKといいます。スマートフォンで撮影した写真や動画を、無線経由でパソコンへ保存する機能です。スマートフォンとパソコンをアドホックで接続するか、または無線LANルータを経由して接続してデータをやりとりします。

操作方法としては、最初に簡単な初期設定を済ませた後、下図のように2ステップでデータの保存ができます。詳細および、対応スマートフォンについては、こちらをご覧ください。


F-LINKでの画像などの取り込み方。
①スマートフォンでF-LINKアプリを起動し、「パソコン連携」をクリック
②パソコン上で、取込みたいデータ(写真や動画)のアイコンをクリック

特徴4 - スクロールパッド搭載


指でクルクル回して操作するスクロールパッド。

LIFEBOOK SHはスクロールパッドが搭載されています。

このスクロールパッドは、指で円を描くようにクルクル回すことによって、画面をスクロールさせることができます。

モバイル用として使用する場合、マウスを使わないことも多いため、この機能は便利です。

キーを打っているときも、ちょうど手が触れない絶妙な位置にあるので誤動作することもありませんでした。

 

液晶ディスプレイのチェック

本機の液晶ディスプレイは、13.3型の高輝度ノングレア液晶です。モバイルパソコンにしては大きな画面です。解像度は一般的な15.6型液晶PCと変わらない1366x768です。

発色、視野角など可もなく不可もない普通の液晶です。色域が広いとか視野角が広いとかそのような特徴はありませんが、特に問題なく使用できる液晶だと思います。


液晶の発色は普通。


視野角は一般的なノートパソコン並み。

キーボードのチェック

LIFEBOOK SH(SH76/DN)のキーボードのチェックです。

画面の大きいPCだけに、キーピッチが実測で19 x 19mmと十分あります。ややたわみがありますが、一般的なキー配列になっており、操作感はまずまず良好です。


キーボードは、19 x 19mmと十分。

 

キーボードのアップの写真です。キーは標準的な形状です。


キーは標準的な形状。

 

タッチパッドはやや凹凸のある表面で、指が湿っていても動かしやすいです。クリックボタンはやや堅めですが、大きいため押しやすいです。


タッチパッドの操作感は良好。クリックボタンも大きく押しやすいです。

総合ベンチマーク

Core i7-2620Mを搭載した本機のベンチマークスコアを掲載します。

プロセッサのスコアは、Core i7-2620Mを搭載しているため高いスコアです。特にPassmarkの結果において高い数字が出ています。また、デュアルチャネルの8GBのメモリを搭載していることで、メモリ関連のスコアも高いです。スペックは十分です。

Windows エクスペリエンス インデックス

CrystalMark 2004R3 ベンチ & PassMark Performance Test ベンチ

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

Core i7-2620M搭載のLIFEBOOK SHについて、ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間を計測しました。

Core i7-2620Mはクイック・シンク・ビデオにも対応しているため、このときのエンコード時間も計測しました。

テストの結果は、x264でエンコードしたときは31分43秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは12分39秒でした。

クイック・シンク・ビデオでのエンコードはいつもながら速いです。CPUで処理するx264でのエンコードも、CPU性能が良いため速かったです。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 31分43秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 12分39秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

 

  1 2 次へ
  目次