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富士通 FMV LIFEBOOK PH(PH75/DN)のレビュー

更新日:2011年6月11日
LIFEBOOK PH(PH75/DN)の概要

その日によってPCを軽くできる

LIFEBOOK PH(PH75/DN)は、その日の用途に合わせ、約1.2kgまで軽量化したり、バッテリ駆動時間を長くしたりできるモバイルノートPCです。

通常装着しているDVDスーパーマルチドライブを簡単に取り外すことができ、カバーを装着して軽量化したり、増設用内蔵バッテリユニットを装着しバッテリ駆動時間を延ばしたり、重量とバッテリ駆動時間を自由にコントロールすることができます。

12.1型のモバイルノートで、ベイユニットを交換できるPCは珍しいです。尚、LIFBEOOK PHは2011年夏モデルから、ベイユニットを交換できるようになりました。それ以前のモデルは出来ないため注意しましょう。

価格も最小構成なら10万円を切るため、手軽に購入しやすいです。

購入

カスタムメイドモデルのLIFEBOOK PHは、PH75/DNPH74/CNの2種類あります。
PH75/DNは、着脱式のDVDスーパーマルチドライブを搭載したモデルです。2011年夏モデルとなります。今回レビューするのはこちらのパソコンとなります。
PH74/CNは、2011年春からの継続モデルで、DVDスーパーマルチドライブを搭載しておりません。このPCの詳細については、LIFEBOOK PH(PH74/CN)のレビューをご覧ください。
PH74/CNは軽いというメリットがありますが、PH75/DNもDVDスーパーマルチドライブを取り外して、モバイル・マルチベイ用カバーを取り付ければ、同じくらいの重量になります。個人的にはPH75/DNのほうがおすすめです。

目次

1 LIFEBOOK PH(PH75/DN)の基本スペック 2 特徴1 - モバイル・マルチベイ構造
3 特徴2 - 実測で最大約7時間のバッテリ駆動時間 4 特徴3 - マニュアルが豊富で初心者でも安心
5 特徴4 - スクロールパッド搭載 6 液晶ディスプレイのチェック
7 キーボードおよびタッチパッドのチェック 8 総合ベンチマーク
9 動画のエンコード時間のチェック 10 本体の薄さのチェック
11 静音性のチェック 12 パーツの温度のチェック
13 表面温度のチェック 14 消費電力のチェック
15 外観をチェック 16 パーツの選び方
17 まとめ  

LIFEBOOK PH(PH75/DN)の基本スペック

LIFEBOOK PH(PH75/DN)の基本スペックをチェックします。※2011年夏モデル(PH75/DN)の情報です。モデルが変わると搭載できるパーツは異なるのでご注意ください。

CPU
第2世代インテルCPUのCore i3-2310MまたはCore i5-2520Mを選択可能です。本機は、Core i5-2520Mを搭載しています。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 3000)です。その他のグラフィックスは選択できません。
液晶ディスプレイ
1280x800の解像度の12.1型液晶ディスプレイです。高輝度スーパーファイン液晶(低反射光沢液晶)とノングレア液晶のどちらかを選べます。本機は高輝度スーパーファイン液晶です。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は8GBです。
ハードディスク
5400rpmのHDDを搭載可能です。本機はSSDを搭載しているため、HDDは搭載していません。
SSD
256GBのSSDを搭載可能です。本機も搭載しています。

光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブを搭載しています。簡単に着脱することができ、空いたベイにバッテリやカバーを装着することも可能です。
バッテリ駆動時間
内蔵バッテリパックと内蔵バッテリパック(L)があります。バッテリ駆動時間の実測値は後述します。
※パーツの中身はロットによって変更されますのでご注意ください

特徴1 - モバイル・マルチベイ構造

LIFEBOOK PH(PH75/DN)は、2011年夏モデルからモバイル・マルチベイ構造に対応しました。LIFEBOOK SHは既に対応していたのですが、好評であったためか、LIFEBOOK PHにも採用されることとなりました。

モバイル・マルチベイ構造とは、DVDスーパーマルチドライブが装着されているベイに、別のユニットを装着できる仕組みです。別のユニットには、「モバイル・マルチベイ用カバー」や「増設用内蔵バッテリユニット」があります。これらはオプションとして購入します。

外出先でDVDを使用しない日は、軽量化するためにモバイル・マルチベイ用カバーを装着したり、バッテリ状態で長く使う日は増設用内蔵バッテリユニットを装着したりすることができます。


LIFEBOOK PHのベイに装着できるユニット

 

ユニットの交換は非常に簡単です。本体裏側のツマミを上げて、ユニットを取り出すだけです(下図)。もちろんネジなど一切不要です。


ユニットの交換方法。ツマミを上げて、ユニットを引くだけです。

 

各ユニットは重量が異なります。そこで各ユニットを装着したときのPC本体の重量を計測してみました。また、「内蔵バッテリパック」を装着したときと、「内蔵バッテリパック(L)」装着したときの、それぞれの重量についても計測しました。

まずは、「内蔵バッテリパック」装着時の重量の結果です(下図)。モバイル・マルチベイ用カバー装着時の場合、1202gと非常に軽いです。


各ユニットを装着したときの重量(内蔵バッテリパック装着時)

 

次は、「内蔵バッテリパック(L)」装着時の重量の結果です(下図)。増設用内蔵バッテリユニット装着時でも1541gと十分持ち運べる重さです。


各ユニットを装着したときの重量(内蔵バッテリパック(L)装着時)

特徴2 - 実測で最大約7時間のバッテリ駆動時間

上で説明した「増設用内蔵バッテリユニット」を搭載した場合、バッテリ駆動時間が気になると思うので、こちらも実測してみました。

バッテリ駆動中は、PC本体に保存した動画(DVD画質相当)を再生させました。また画面輝度は中間の「6」にしました。その他はデフォルトの状態にしています。

ここでも、「内蔵バッテリパック」を装着したときと、「内蔵バッテリパック(L)」装着したときの、それぞれの駆動時間を計測しました。

結果は下の表の通りです。最大で約7時間ものバッテリ駆動が可能です。動画再生ではなく、ブラウジングをしているだけ等の場合はもっと駆動時間が延びると思います。

先の重量の結果と合わせて、購入する内蔵バッテリパックおよびベイユニットを選択してもらえたらと思います。

LIFEBOOK PH75/DNのバッテリ駆動時間
仕様 バッテリ駆動時間(実測値)
内蔵バッテリパック 2時間35分
内蔵バッテリパック +増設用内蔵バッテリユニット 4時間26分
内蔵バッテリパック(L) 5時間08分
内蔵バッテリパック(L) +増設用内蔵バッテリユニット 6時間57分

特徴3 - マニュアルが豊富で初心者でも安心

LIFEBOOK PHは、国産メーカーの富士通だけあって、電子マニュアルが豊富です。

パソコンにあまり詳しくない人でも、安心してパソコンを使い始めることができます。

下記に電子マニュアルの一部を紹介します。

まずは、「パソコン準備ばっちりガイド」です。セキュリティの設定やインターネットの設定など、パソコン購入後、やっておくべき作業を順番に解説してくれます。


パソコンを購入した後、最初にやるべき作業を教えてくれる「パソコン準備ばっちりガイド」

 

次は、「@メニュー」です。「インターネットがしたい」とか「流行のツイッターをやってみたい」とか思った場合に、どのソフトを使用すれば良いのかを教えてくれます。


どのソフトを使えばよいか簡単に探せる「@メニュー」

 

「WiMAX チュートリアル」は、初めてWiMAXでモバイルインターネット通信をするときに便利です。設定方法を動画で解説してくれます。


WiMAXの接続方法を動画で解説してくれる「WiMAXチュートリアル」

特徴4 - スクロールパッド搭載


指でクルクル回して操作するスクロールパッド。

LIFEBOOK PHの特徴的な機能として、タッチパッドの右側に、小さな円の形をしたスクロールパッドがあります。

このスクロールパッドは、指で円を描くようにクルクル回すことによって、画面をスクロールさせることができます。

他社にも似たような機能がありますが、個人的には、LIFEBOOK PHのほうが円が小さいため使いやすかったです。

キーを打っているときも、ちょうど手が触れない絶妙な位置にあるので誤動作することもありませんでした。

 

液晶ディスプレイのチェック

LIFEBOOK PH(PH75/DN)の液晶ディスプレイのサイズは12.1型で、解像度は1280x800の高輝度スーパーファイン液晶(低反射・光沢)です。尚、ノングレア液晶も選択可能です。

現在の家庭向けノートPCの液晶解像度は1366x768(HD)が主流ですが、本機は1280x800(WXGA)と縦のピクセルが多くなっています。ワードやエクセルなどのビジネスソフトを使用する場合、本機のように縦幅の広い液晶のほうが使いやすいと思います。

発色は良好で、ギラツキも少なく、光沢液晶であるため動画も綺麗に再生できます。

視野角は一般的なノートPCと同程度です。


液晶の発色は良くギラツキもほぼ無いです。


視野角は一般的なノートパソコン並み。

 

本機は光沢液晶ですが、低反射処理をしています。非光沢液晶より映り込みはありますが、通常の光沢よりは画面への映り込みが少ないです(下図)。


低反射処理により光沢液晶でも映り込みを低減。

キーボードのチェック

次は、LIFEBOOK PH(PH75/DN)のキーボードのチェックです。

キーピッチ(キーとキーの間隔)を実測したところ、横は18mmとまずまず広いですが、縦は15.5mmと狭いです。私は手が大きいほうなのでやや窮屈に感じてしまいます。また、キーを打ったときの「たわみ」がややあります。

欲を言えば、キーボードの上のスペース(電源ボタンやスピーカーがあるスペース)をもっと狭くして、キーボードを縦方向に広げて欲しかったです。このあたりは、今後に期待です。

もし、十分なキーピッチのPCが良ければ、LIFEBOOK SHが良いと思います。やや重くなりますが、液晶が13.3型で本体も大きくなり、キーピッチにも余裕があります。実測したところ、19 x 19mmのキーピッチがあり、打刻感も良好でした。


キーボードは、縦のキーピッチが狭いです。

 

キーボードのアップの写真です。キーは標準的な形状です。


キーは標準的な形状。

 

タッチパッドの操作感は良好です。クリックボタンはやや堅めですが、大きいため押しやすいです。上でも説明しましたがタッチパッド横のスクロールパッド(丸いやつ)の操作感も良いです。


タッチパッドの操作感は良好。クリックボタンも大きく押しやすいです。

総合ベンチマーク

Core i5-2520M、SSDを搭載した本機のベンチマークスコアを掲載します。

Windows エクスペリエンス インデックス

プロセッサのスコアは、第2世代CPUを使用しているだけあってやや高めです。また、インテル HD グラフィックスの性能が上がっているため、独立グラボを搭載しなくてもグラフィックス関連のスコアは悪くないです。メモリも8GB(デュアルチャネル)だけあって高スコアです。

CrystalMark 2004R3 ベンチ & PassMark Performance Test ベンチ

下記ベンチマークもWindowsエクスペリエンスインデックスと同様の傾向です。

CrystalDiskMark 3.0.1

本機はSSDを搭載しているため、CrystalDiskMarkも実行しました。結果は、「4k」、「4K QD32」のスコアが伸びませんでしたが、ハードディスクよりは数倍速いです。

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

Core i5-2520M搭載のLIFEBOOK PHについて、動画のエンコード時間をチェックしました。

Core i5-2520Mは、CPU内蔵のグラフィックスでエンコード等の処理をするクイック・シンク・ビデオに対応しているので、こちらを用いたときのエンコード時間も計測しました。

エンコードに用いたソフトは、定番のペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 です。x264でエンコードしたときと、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときの2種類を計測しました。

テストの結果は、x264でエンコードしたときは39分48秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは13分54秒でした。

クイック・シンク・ビデオでのエンコードはさすがに速かったです。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 39分48秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 13分54秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

本体の薄さのチェック


本体の薄さは実測で3.1cm

LIFEBOOK PH(PH75/DN)の薄さ(高さ)は、ゴム足の部分も含めて実測したところ約3.1cmでした。

モバイルノートパソコンとして一般的な薄さだと思います。

尚、天板はフラットなのでカバンへの収納性は良いです。


 

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