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富士通 ESPRIMO DHシリーズ WD2/Mのレビュー

更新日:2014年2月3日

貴重な国産デスクトップPC

本機は、スリムケースを採用したセパレートタイプの国産デスクトップPCです。第4世代インテルCPU「Haswell」搭載マシンです。

最近は、国産メーカーのセパレートタイプのデスクトップPCを、ほとんど見なくなりました。しかし、サポート面や品質面で国産メーカーに強くこだわりがあり、「デスクトップも国産メーカーがいい」という方はまだ少なくないと思います。

この富士通のESPRIMO DHシリーズは、貴重な国産メーカーのセパレートタイプ・デスクトップPCです。Core i7-4770などの第4世代インテルCPUや、GeForce GT 635のGPU、1920x1200の高解像度・液晶ディスプレイを選択できます。

マニュアル類もしっかりしており、Windows 8を初めて使う方や、Office 2013を初めて使用する方なども安心です。

2013年より、店頭ではセパレートタイプのPCの販売がなくなりました。本機は富士通WEBMART限定での販売となります。

メーカーサイト:富士通WEBMART(ESPRIMO DH) icon

※レビュー機は貸出機です

目次

※リンク先から目次へ戻るときは「Backspace」を押してください

ESPRIMO DHシリーズ WD2/M の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。

2013年11月/カスタムメイドモデル「ESPRIMO WD2/M」のスペックです。富士通WEBMART iconでのみの販売となっており、店頭では販売されていないためご注意ください。以下がスペックです。特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
第4世代インテルプロセッサーを選択可能です。本機はCore i7-4770です。
マザーボード
マザーボードのメーカーは不明です。チップセットはB85 Expressです。
グラフィックカード
インテルHDグラフィックスまたはGeForce GT 635を選択可能です。本機は、後者です。
メモリ
4~32GBまで選択可能です。4スロットあります。本機は32GBです。
ハードディスク/SSD
2台のストレージを搭載できます。HDDまたはSSDを選択可能です。本機は256GB SSD + 3TB HDDです。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。本機はブルーレイディスクドライブを搭載しています。
拡張性
PCI Express x16スロットが1つ、PCI Express x1スロットが1つあります。
ただし、本機はGeForce GT 635を搭載しているため、空きはPCI Express x1スロットが1つのみです。

特徴1 - 貴重な国産デスクトップPC

ESPRIMO DHシリーズ(WD2/M)は、国産メーカーのセパレートタイプ(本体と液晶が分かれているタイプ)のデスクトップPCです。

SONYや東芝では、個人向けのセパレートタイプのデスクトップPCを販売しておりませんので、貴重な国産デスクトップPCとなります。

特徴2 - スリムケース

本機は、スリムケースを採用し、設置場所が狭くて済むデスクトップPCです。

サイズは、89mm(幅)×353mm(奥行き)×341mm(高さ)となっています。スリムケースの中でも、本機は特にコンパクトです。


ESPRIMO DHと一般的なスリムケースとのサイズ比較

特徴3 - SSD+HDD構成が可能

ESPRIMO DHシリーズ(WD2/M)は、スリムケースを採用していながら、SSDとHDDを両方搭載することが可能です。

今回、搭載されていた256GBのSSDと、3TBのHDDの速度は次の通りです。高速なSSDです。HDDもノートPC用HDDとは違い高速です。


ESPRIMO WD2/Mに搭載されていたSSDとHDDのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

特徴4 - 豊富なマニュアル

富士通パソコンは、 配線の仕方、電源の入れ方から詳しく説明されている冊子のマニュアルや、下のようなマニュアル系ソフトもインストールされており、初心者にも安心です。




どのソフトを使えばよいかを簡単に探せる「@メニュー」


ソフトのアップデート情報やWindows 8.1 の使い方を調べられる「富士通アドバイザー」

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUは第4世代インテルプロセッサー「Haswell」を搭載可能で、高い処理性能です。メモリ、ストレージの性能も良いです。グラフィックスは、CPU内蔵GPUまたはGeForce GT 635から選択可能です。ただし、GeForce GT 635は、それほど性能の高いパーツではありません。

Core i7-4770、GeForce GT 635、32GBメモリ、256GB SSD + 3TB HDDの構成での各ベンチマーク結果は次の通りです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ ICE STORM:Direct 9相当ベンチ、CLOUD GATE:Direct 10相当ベンチ、FIRE STRIKE:Direct 11ベンチ

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4770
GeForce GT 635
x264でエンコード 11分55秒
CUDAでエンコード 6分55秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

特徴3 - SSD+HDD構成が可能」の項目で掲載

ゲームのベンチマーク

各ゲームベンチマーク

GeForce GT 635を搭載している本機でのゲームベンチマークの結果を掲載します。

GeForce GT 635は、それほど高い性能ではありません。

ゲームベンチマーク
製品名 富士通 ESPRIMO WD2/M
基本スペック Core i7-4770
GeForce GT 635
重めの
ゲーム
ロストプラネット 2(テストB) 1920x1080 RANK C(15.5fps)
1280x720 RANK C(24.8fps)
ファイナルファンタジー XIV 1920x1080 1156(動作困難)
1280x720 2285(やや重い)
中程度の
重さの
ゲーム
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア
キャラクター編 (標準品質 デスクトップPC)
1920x1080
3559(快適)
1280x720 6654(とても快適)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 1920x1080 2108(標準)
1280x720 5666(快適)
バイオハザード6 1920x1080 RANK C(1853)
1280x720 RANK B(3220)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 1920x1080 2046
1280x720 4165
軽めの
ゲーム
ドラゴンクエストX(標準品質) 1920x1080 5606(快適)
1280x720 9433(とても快適)
デビルメイクライ4 1920x1080 RANK B
1280x720 RANK S

ファイナルファンタジー 新生エオルゼアのベンチマーク結果

次に、人気のPCゲーム「ファイナルファンタジー 新生エオルゼア」のベンチマークについて、グラフィック品質を変えて計測した結果を下の表に掲載します。また、他社デスクトップPCで計測した値ではありますが、インテルHDグラフィックス 4600の結果も参考までに掲載します。

GeForce GT 635は、インテルHDグラフィックス 4600よりはやや良いスコアです。

FF 14 新生エオルゼア キャラクター編 のベンチマーク結果
製品名 富士通
ESPRIMO WD2/M
参考:
他社デスクトップPC
基本スペック Core i7-4770
GeForce GT 635
Core i7-4770
インテルHDグラフィックス 4600
1920x1080 最高品質 1473(設定変更が必要) 1140(設定変更が必要)
高品質 (デスクトップPC) 1498(設定変更が必要) 1152(設定変更が必要)
標準品質 (デスクトップPC) 3559(快適) 2815(やや快適)
1280x720 最高品質 2927(やや快適) 2350(普通)
高品質 (デスクトップPC) 2996(やや快適) 2410(普通)
標準品質 (デスクトップPC) 6654(とても快適) 5406(とても快適)

カードリーダー/ライターのチェック

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速なカードリーダー/ライターです。


静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

デスクトップPCとしては、普通の動作音だと思います。なお、吸気ファンが左側面にあるため、本体は左側に置いたほうが、うるさく感じにくいと思います。


騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
【PCの状態】
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)
左から4番目の図:FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編(標準品質 1920x1080)実行時

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコードのようなCPU負荷のかかる作業ををしてもCPU温度は低めでした。ゲーム時のGPU温度は普通です。特に問題ありません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

性能の良いCPUですが、グラフィックスはローエンドなパーツであるため、それほど消費電力は高くないです。


外観のチェック

ESPRIMO DHシリーズ(WD2/M)の外観です。スリムなボディで省スペースです。


DVDなどのメディアを挿入するときは、前面のカバーを開けて、光学ドライブのボタンを押します。カバーを自分で開けなければならないので面倒ですが、利点もあります。わりと厚いカバーなので、中でメディアが回転しているときの動作音がやや軽減されます。

 

 

ESPRIMO WD2/Mでは、Windows 8 のスワイプ動作などがしやすいワイヤレスタッチパッド(下図) をオプションで選択することが可能です。

 

前面にはUSBポートなども搭載しています。これらのポートに機器を接続するときは、下図のように前面のフタを取ります。

 

背面と側面です(下図)。

スリムケースなのに、LowProfileのPCI Expressではなく、通常サイズのPCI Expressを搭載できます。

エアフローのチェック

エアフローは下図のようになっています。本機は電源ファンがケースファンも兼ねており、ケース内の空気を排気することでエアフローを作っています。CPUは、珍しくフロント側に設置されています。このCPUに搭載されているCPUファンは、CPUを冷却すると共にケースへの吸気も兼ねています。

まとめ

以上が、富士通 ESPRIMO DHシリーズ(WD2/M) のレビューでした。

個人向けの富士通製パソコンの中で、唯一のセパレートタイプのデスクトップPCです。プロセッサーの性能重視の方や、大画面・高解像度液晶ディスプレイが欲しい方で、尚且つ、国産メーカーのPCが欲しい方に適しています。

マニュアルもしっかりしており、はじめてWindows 8.1を使う方などにも良いと思います。

GeForce GT 635のグラフィックスは、インテル HD グラフィックスよりは性能が良いですが、大きな差があるわけではありません。通常の作業ならインテル HD グラフィックスで十分です。軽めのゲームを、少し快適にプレイしたい等の場合は、GeForce GT 635を選択すると良いでしょう。

詳細はこちら
メーカーサイト:富士通WEBMART(ESPRIMO DH)icon
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