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ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE の実機レビュー

更新日:2017年3月12日

薄型・軽量で持ち運びやすいゲーミングPC

GALLERIA GKF1060GFEは、薄型・軽量で持ち運びやすい15.6型ゲーミングPCです。

薄さは約22mm、質量は約1.9kg(メーカー仕様値)しかなく、ACアダプターも薄型でバッグなどへ入れやすく、持ち運びに適しています。

グラフィックスには人気の高いGeForce GTX 1060を搭載し、CPUもストレージも高速です。

メーカー直販サイト:
ドスパラ(GALLERIA GKF1060GFE)


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

GALLERIA GKF1060GFEの基本スペック

GALLERIA GKF1060GFEの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年3月9日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代 インテルCore プロセッサー(Hシリーズ)のCore i7-7700HQを搭載しています。
グラフィックカード
NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。
メモリ
DDR4のメモリを16GB(8GB x2)搭載しています。
M.2 SSD
256GB PCIe-NVMe M.2 SSDを搭載しています。
2.5インチ HDD
1TB HDDを搭載しています。
 
光学ドライブ
光学ドライブは内蔵していません。
 
その他
バッテリー駆動時間は不明、薄さは22mm、質量は約1.9kgです。

特徴1 - ゲーミングノートPCとしては薄型ボディ

GALLERIA GKF1060GFEは、非常に薄いボディのゲーミングノートPCです。

放熱が重要になるゲーミングノートPCは、ボディが分厚くなることが多いのですが、本製品は非常に薄く、カバンなどに収納しやすいです。メーカー仕様値では、高さ:22mmとなっています。実際に計測してみると、ゴム足を"含めて"約22mmで、ゴム足を含めないと20mmを切る高さでした。

また、ゲーミングノートPCを外出先へ持ち運ぶ場合、ACアダプターも一緒に持ち歩くことが多いと思いますが、このACアダプターも薄型でバッグなどへ入れやすいです。

ちなみに、MSI GS63VR 7RFと類似のベアボーンを用いているのではないかと思います。天板形状がやや異なるのですが、側面はそっくりです。MSI製なのであれば安心して使用できます。


薄型ボディ


ACアダプターも薄い

特徴2 - トリプルファンで強力冷却

ボディが薄くなると、放熱が悪くなりがちですが、本製品はCPUファン1つと、GPUファン2つの合計2つものファンで、それをカバーしています。⇒ ゲーム中のパーツ温度はこちら

それでも、他のGALLERIAノートシリーズのパーツ温度よりは高めですが、fps制限などをして、グラフィックスがブン回しにならないようにすれば、問題ないと思います。


トリプルファン構成で冷却

特徴3 - ゲーミングノートPCとしては比較的軽量

GALLERIA GKF1060GFEは、質量も比較的軽いです。

メーカー仕様表を確認すると、「約1.9kg」となっています。

当サイトでの計測値は下図の通りで、PC本体は1.959kg、ACアダプターは704gでした。ゲーミングノートPCとしては軽いと思います。


比較的軽量

特徴4 - 人気のグラフィックス GTX 1060搭載

本製品は人気のグラフィックス「GeForce GTX 1060 (6GB)」を搭載しています。

ゲームベンチマーク結果は下表の通りです。ゲームにもよりますが、"高め~最高"のグラフィック品質設定でも、快適にプレイできるゲームが多いです。

薄型ボディであるため、熱のためにフレームレートが落ちないか心配していましたが、他のGTX 1060搭載ノートPCと変わらないベンチマークスコアでした。

ゲームベンチマーク
製品名 GALLERIA GKF1060GFE
基本スペック Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060(6GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド 標準品質 ★ 17729 (非常に快適) / 151 fps
高品質 ★ 14407 (非常に快適) / 114 fps
最高品質 11238 (非常に快適) / 86 fps
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 10411 (とても快適)
最高品質 10015 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 40029 (快適)
描画:6 23701(快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 23648
ドラゴンクエストX 標準品質 16751 (すごく快適)
最高品質 16705 (すごく快適)
フォーオナー 148 fps
94 fps
超高 62 fps
STEEP 108 fps
78 fps
超高 57 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 133 fps
中品質 92 fps
最高品質 69 fps
ファークライ プライマル 低い 96 fps
高い 76 fps
最高 58 fps
GRID Autosport ウルトラロー 215 fps
ミディアム 141 fps
ウルトラ 107 fps
VRカノジョ パフォーマンス 90 fps
クオリティ 90 fps
ハイクオリティ 45 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1060のグラフィックカードのスペック

 

なお、他のノートパソコン用グラフィックスやその他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。

ゲーミングノートPCの比較

特徴5 - ノートPCでもVRが動く

GALLERIA GKF1060GFEは、ノートパソコンでありながら、Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムも動作するスペックです。


VRの動作チェックツールの結果

 

ただし、Oculus Riftのヘッドセットを接続するときに、やや問題がありました。OculusのヘッドセットはHDMIとUSB3.0 Type-Aケーブルが二股に分かれていて、両方パソコンに接続する必要がありますが、パソコン側のHDMI端子がある側面にUSB3.0 Type-Aポートがありません。反対側の側面にはUSB3.0ポートがありますが、ケーブルが短くて届きません。

仕方がないので、HDMI端子の隣にUSB3.1 Type-Cポートがあるので、ここにUSBハブを接続しUSB Type-CからType-Aへ変換して、ヘッドセットのケーブルを接続しました。他の方法としてはUSB3.0延長ケーブルなどを使って、反対側の側面のUSB3.0ポートに接続してもいいと思います。


Oculusのヘッドセットのケーブル(HDMIとUSB3.0 Type-Aが二股に分かれている)


HDMI端子がある側面にUSB3.0 Type-Aポートがない(USB2.0しかない)


反対側の側面にはUSB3.0 Type-Aポートが3つもあるが、HDMI端子はない


仕方なくUSB Type-C ハブで変換して接続

 

HTC VIVEは試していませんが、リンクボックスという装置にヘッドセットを挿し、リンクボックスからPCへは普通のHDMI、USB3.0ケーブルを接続するのでケーブルは届くと思います。

特徴6 - 超高速NVMe SSD + HDD構成が可能

本製品は、256GB PCIe-NVMe SSD + 1TB HDDのダブルストレージ構成となっています。

また、SSDは、PCIe-NVMe SSDの中でも特に高速な3,000MB/s超の速度(シーケンシャルリード)が出るSSDを搭載しています。ランダムアクセスも非常に高速です。ゲームのロード時間などが短く、待たされる時間が減ります。


256GB PCIe-NVMe M.2 SSD(SAMSUNG SM961 MZVPW256HEGL-00000)

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

横からの視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。ややメリハリのある画面ですが、比較的見やすい画面だと思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートパソコンとしてはやや広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはほぼ特に感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは、実測で縦:約19mm、横:約18.5mmと十分な間隔です。ただし、テンキーのキーピッチは約16mmと狭くなっています。薄型PCでも、キーストロークは約2mmあり、十分な深さです。キートップはほぼフラットです。底つきの衝撃は少なく、音も小さいです。普通に打てるキーボードだと思います。

キー配列で気になるのは、「Delete」キーがテンキーの上にある点で、ブラインドタッチしにくいです。「Ctrl」と「半角/全角」キーが大きいのは良いと思います。

また、通常左側にあるWindowsキーが右側にあります。これにより、ゲーム 中に良く使う「W」、「A」、「S」、「D」キーを押すときに、誤ってWindowsキーを押してしまうことを防いでいます。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは固い(押すときに力が必要)です。


タッチパッド

 

プリインストールされている「KLM」のソフトを使用すれば、キーボードのゾーンごとや、タッチパッドの縁、ボディの正面のLEDについて、色やグラデーション、点滅などを自由に設定することができます。明るさは3段階で調整することができます。


KLM


キーボードバックライト

 

「SHORTCUT MANAGER」のソフトを使用すれば、すべてのキーにショートカットを割り振ったり、マクロを設定したりすることができます。


SHORTCUT MANAGER

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Core i7-7700HQを搭載しています。ゲームをするのに十分な性能をもっています。


CPUの選び方(筆者の独自判断)

グラフィックス

GeForce GTX 1060を搭載しています。FHD液晶でゲームをするなら、十分な性能です。ドスパラのゲーミングノートPCに限らず、他のメーカーでも人気のグラフィックスです。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)

ストレージ

ストレージは、前述しましたがかなり高速なPCIe-NVMe SSDを搭載しています。さらにHDDも搭載しています。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

GALLERIA GKF1060GFEで計測したベンチマーク

以下、Core i7-7700HQ、メモリ 16GB(8GBx2)、GeForce GTX 1060、256GB M.2 SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)

※Target frame rateを超えていれば快適に動作
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060
x265でエンコード (※1) 20分04秒
NVENCでエンコード (※2) 1分28秒
QSVでエンコード (※3) 3分08秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB PCIe-NVMe M.2 SSD(SAMSUNGSM961 MZVPW256HEGL-00000)
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間チェックです。

まずバッテリー容量は、64.98Whです。


バッテリー容量

 

当サイトで計測した駆動時間は次の通りす。

バッテリー駆動時間(当サイトによる計測値)
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 3時間24分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3
FF XIV ベンチマーク ループ実行 ※4 2時間02分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※4 バッテリーブーストの設定で最大30fpsに制限

 

なお、バッテリー駆動中にFF XIV ベンチマークをループ実行するテストでは、NVIDIA GEFORCE EXPERIENCEの「バッテリ ブースト」の機能により30 fpsに制限されます。


NVIDIA GEFORCE EXPERIENCEの「バッテリ ブースト」の設定画面

 

 


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