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デル New XPS 13(9370)の実機レビュー

更新日:2018年2月17日

13型PCでは世界最小、処理性能は最強

New XPS 13は、元祖狭額ベゼル採用のモバイルPCです。

ベゼルが5.2mmから4mmへとさらに狭くなり、13型クラスのノートPCの中では世界最小サイズで、持ち運びに便利です。また、小さなボディにいっぱいまで広がる画面は実に美しいです。

新モデルでは、女性に合うアルペンホワイト&ローズゴールドのカラーも登場しました。パームレストはグラスファイバーを用いており、エレガントなデザインになっています。

また、詳しくは後述しますが、同じCPUを搭載した他のノートPCよりも処理が高速です。

一見すると、外観は、 従来のXPS 13と変わりないように見えますが、USBポートは全てUSB Type-Cになったり、Webカメラの位置が中央になったり、Enterキーが大きくなったりと細かな変更があります。また、第8世代インテルCoreプロセッサー搭載に合わせ、排熱機構も改善されています。

CPU 第8世代Core
メモリ 8 / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型ワイド
液晶種類 FHD 光沢
4K 光沢 タッチ
質量 約1.21kg
バッテリー 19時間46分 (FHD)
11時間 (4K)
サイズ 302x199x7.8-11.6mm
LTE 非対応
価格 約14万円~

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Core i7-8550U、8GBメモリ、256GB PCIe SSD、4Kタッチ液晶

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

New XPS 13の特徴

13型クラスのノートPCでは世界最小

New XPS 13は、13型クラスのノートPC中で世界最小の製品です。

XPS 13と言えば、おそらく初めてモバイルPCに狭額ベゼル液晶を採用した機種です。現在では他のメーカーもそれを真似して、多くの機種が狭額ベゼルを採用していますが、XPS 13はその中でもサイズが最も小さい製品でした。

今回発売されたNew XPS 13(9370)は、ベゼルが5.2mmから4mmへとさらに薄くなり、13型ノートPCの中で世界最小の記録を更新しました。薄さも、最厚部15mmから11.6mmへと薄くなっています。


5.2mmから4mmへとより狭くなった液晶ベゼル

 

女性にもピッタリのアルペンホワイトのカラーが新登場

New XPS 13では、新色のアルペンホワイトが追加されました。

デルと言えば、男性向けで黒っぽいPCというイメージを持たれていた方も多いかと思いますが、今回のニューモデルでは、女性にも合うアルペンホワイトがパームレストなどに採用されています。安いPCだと液晶ベゼルの色はブラックのままだったりするのですが、New XPS 13は、ベゼルもホワイトで統一されています。

また天板と底面は、ローズゴールドのカラーになっており、ゴージャス感のあるカラーリングで、ホワイトとよく合っていると思います。



アルペンホワイト&ローズゴールドの新しいカラーを追加

 

新色のアルペンホワイトはグラスファイバー素材

従来のXPS 13のパームレストにはカーボンファイバーが採用されていましたが、New XPS 13のアルペンホワイトに関しては、グラスファイバーを採用しています(ブラックの機種は引き続きカーボンファイバーを採用)。

ホワイトは汚れに弱い色ですが、汚れ防止加工とUVコーティングを施すことにより、汚れてもふき取るだけで落ち、時間経過による黄ばみも防ぎ、1,000日経っても綺麗なままであるそうです(もちろん使用状況にもよります)。

見た目は、カーボンファイバーと似ていますが、グラスファイバーのパームレストは、やや光沢感があり、肌触りが良く、やや凹凸があります。グラスファイバーを採用した製品も、カーボンファイバーを採用した製品と同じ質量で、同様の強度を保っています。


編み込みグラスファイバー

 

下図の右上のようなグラスファイバーをプレートにし、パンチングを行いパームレストの形に加工します。その裏側のキーボード部分には、"たわみ"が起こらないようにマグネシウム合金を、パームレスト部分にはプラスチックを張り合わせています。


パームレスト、キーボードフレームの製造工程

 

トップケース(天板)およびボトムケース(底面カバー)は、従来通り、CNCによるアルミ削り出しです。アルミのブロックから荒削りを行い、砂研磨をし、陽極酸化処理(アルマイト)を行っています。


トップケース、ボトムケースはアルミの削り出し

 

デュアルファンにし排熱機構も再設計

New XPS 13は、発熱の高い第8世代インテルCoreプロセッサーの対策として、デュアルファンおよびデュアル排熱パイプを採用しました。さらに、GORE(ゴア)社のThermal Insulationを採用することで冷却性を上げています。これはNASAが火星探索機などで採用している熱絶縁体で、熱い宇宙空間において探索機を守る役目を担っています。この熱絶縁体(フィルム)で、排熱パイプの一部を覆うことで、高負荷時でもシステムを低い温度に保ちます。

実際に温度を計測しても、旧XPS 13と比較して、CPU温度は抑えられていました(温度の計測結果はこちら)。


デュアルファンにGORE(ゴア)社の熱絶縁体を使用

 

HDRに対応した4K Ultra HD タッチ液晶を選択可能

New XPS 13は、4K Ultra HD (3840 x 2160)のタッチ液晶を選択できるようになりました。sRGBカバー率が100%となっており、実際に画面を見てもとても色鮮やかで、高精細で綺麗です。


4K液晶はsRGBカバー率100%で色鮮やか

 

ストリーミング動画をより楽しめるように

デルは、「DELL CINEMA」というコンセプトを提案。下図のように「CINEMA COLOR」、「CINEMA SOUND」、「CINEMA STREAM」という3つの要素により、ストリーミング動画を快適に楽しむことができます。


DELL CINEMA

 

この3つの要素の詳細を下表に記載します。簡単に言えば、綺麗な画面、良い音、安定した通信で、ストリーミング動画が見られますよということです。

DELL CINEMAの要素
CINEMA COLOR 4K、HDRによる鮮明な色彩を再現。NetflixのHDRもサポート
CINEMA SOUND WavesMaxx Audio Proを採用した本格的なサウンドを提供
CINEMA STREAM Killer Wirelessを採用し、動画再生時はその優先順位を高くし安定に通信

 

長いバッテリー駆動時間

New XPS 13は、52Whのバッテリー容量を搭載し、他のモバイルPCよりもバッテリー駆動時間が長くなっています。FHD液晶なら19時間46分の駆動時間です。

4K液晶を搭載した場合、FHD液晶搭載時より、大きくバッテリー駆動時間が減ります。ただし、大容量バッテリーを搭載することで、4K液晶搭載時でも、他の一般的なFHD液晶ノートPCと同等の駆動時間がありました。

同じCPUを搭載した他社PCよりも、処理が速く終わる

XPS 13は、他のPCに比べてCPUのクロックが高めに推移し、処理が速く終わります。

例えば、4K動画のエンコード処理を実行すると、同じCore i7-8550Uを搭載していても、他のPCは2298MHz辺りで推移していたのに対し、XPS 13は2753MHz辺りで推移していました。エンコード時間も、XPS 13は他のPCの8割くらいの時間で完了します。


エンコード時のクロック周波数の比較

 

USBは全てUSB Type-Cへ、SDカードスロットはmicro SD

ポート類は、従来モデルはフルサイズのUSBもありましたが、New XPS 13では、USBポートが全てUSB Type-Cになりました。いずれのポートも、Power Delivery、DisplayPort Alternate Modeに対応しています。また3つのうち、2つのポートについては、Thunderbolt 3にも対応しています。

また、SDカードスロットが、micro SDのみ対応となりました。フルサイズのSDカードスロットを接続できないため、カメラユーザーがPCに取り込む場合、別途SDカードリーダーなどを用意する必要があります。



New XPS 13のインターフェース

 

Enterキーはやや大きくなった

従来のXPS 13の「Enter」キーは、通常のノートPCよりもやや小さかったのですが、New XPS 13では改善され、Enterキーが大きくなりました。その代わり、「@」などのキーは、従来よりもやや小さくなりました。


New XPS 13(9370) のキーボード


従来のXPS 13(9360) のキーボード

 

非光沢液晶は無くなった

従来のXPS 13は、非光沢のFHD液晶がありましたが、New XPS 13では非光沢液晶のモデルは無くなり、全て光沢になりました。0.65%の低反射防止コーティングを採用しており、やや反射は抑えられていますが、実際に見た感覚では、光沢液晶に近く、反射防止の効果は少ないように感じました。

追記:上で"反射防止の効果は少ない”と記載しましたが、下図のように比べてみると、反射は割と抑えられているかなと思ってきました


XPS 13と光沢液晶と非光沢液晶の比較(1)


XPS 13と光沢液晶と非光沢液晶の比較(2)

 

LTEモデルはやはり無し

従来機種に引き続きLTE対応のモデルはありません。

旧モデルとの比較

メーカーサイトを確認すると、旧モデルのXPS 13もまだ販売されており迷うと思います。なお、「13インチ」と書かれているほうが旧モデルで、右の「New 13インチ」と書かれているほうが、今回レビューしている新モデルです。


メーカーサイトのノートパソコン一覧のページより

 

新旧モデルのXPS 13の比較表を下に掲載します。上で説明した内容が書かれています。

非光沢液晶は旧XPS 13しか選択できないため、非光沢液晶がいいという方は、旧XPS 13を選ぶ必要があります。また、負荷のかかる処理はしないので、第7世代Coreプロセッサーで十分だという方は安い旧モデルもいいでしょう。

旧XPS 13と新XPS 13の比較
  旧XPS 13(9360) New XPS 13(9370)
カラー ローズゴールド&ブラック
プラチナシルバー&ブラック
ローズゴールド&アルペンホワイト
プラチナシルバー&ブラック
CPU 第8世代、第7世代Core 第8世代Core
ストレージ SATA / PCIe SSD PCIe SSD
液晶 FHD 非光沢
QHD+ 光沢 タッチ
FHD 光沢
4K 光沢 タッチ
質量 約1.2kg (非タッチ)
約1.29kg (タッチ)
約1.21kg
バッテリー 18時間(FHD)
※第8世代Coreモデル
19時間46分 (FHD)
11時間 (4K)
Killer Wireless 非対応 対応
主なインター
フェース
Thunderbolt 3
フルサイズUSB3.0 x2
SDカードスロット
Thunderbolt 3 x2
USB3.1 Type-C
microSDカードスロット
キーボード Enterキーがやや小さい Enterキーが大きい
排熱機構 シングルファン デュアルファン&ゴア社熱絶縁体
価格 9万円台~ 14万円台~
レビュー レビュー

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

4Kタッチ液晶

4Kタッチ液晶の特性を掲載します。

搭載されていた液晶の型番は「8XDHY LQ133D1」でした。

最大輝度は、HDRに対応しているだけあって、実測で408cd/m2もあり、非常に高輝度です。

視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや寒色系ですが、ほぼ気になりません。見やすい画面です。


 

sRGBカバー率100%と記載されている通り、色域は広いです。HDR対応の光沢液晶であることもあり、とても鮮やかに見えます。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきはありません。


画素の拡大図

 

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

以前、"反射防止コートの効果はあまり感じられない"と記載しましたが、上の特徴で追記したように、3つの液晶を並べて比較してみると、反射は割と低減されているかなと思い直しました。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm×縦:約18mmです。キーストロークはメーカーサイトに1.3mmと記載されています。前述した通り、「@」などの一部のキー幅は狭くなりましたが、「Enter」キーの幅は広くなり、個人的には打ちやすくなりました。

他のノートPCと比較した場合、普通の打ちやすさだと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

キーボードにはバックライトも搭載しています。


バックライト付キーボード

 

クリック音はやや大きいですが、タッチパッドは比較的使いやすいと思います。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

XPS 13(9370)のパフォーマンスのチェックです。

CPU

第8世代Coreプロセッサーを搭載し、CPU性能は比較的高いです。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、M.2 PCIe SSDを選択できます。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

XPS 13(9370)で計測したベンチマーク

以下、本製品で計測したベンチマークスコアです。なお、CPU脆弱性の影響を緩和する「KB4056892」のパッチは適用済みです。 適用に待ったがかかっているIntelマイクロコードのアップデートはしていません。

上でも記載しましたが、同じCPUを搭載した他のノートPCよりも、ベンチマークスコアが高いです。これは他のノートPCよりもクロック周波数が高い状態で遷移しているためです。その代わりCPU温度は高めです。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Core i7-8550U
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-8550U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i7-8550U、インテル UHD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-8550U
x265でエンコード (※1) 23分48秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 2分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB PCIe M.2 SSD(東芝 KXG50ZNV256G)

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

micro SDカード挿入後の出っ張りは、少しあります。


micro SDカード挿入後の画像

 

速度はあまり速くありません。


micro SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、下表の他の充電器やドックで充電などができるかを試しました。Thunderbolt 3に対応しているポートは、全て問題なく動作しました。Thunderbolt 3に対応していないポートも、Power Delivery、Altモードによる映像出力は可能でした(ドックを経由せずに、USB Type-C - DPケーブルで直接ディスプレイに接続しても動作)。

USB Type-C/Thuderbolt対応の充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部ディスプレイ、
LANの拡張
ThinkPad USB Type-C ドック OK OK
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック OK OK ※1
AORUS GTX 1070 Gaming Box OK OK ※1
Helper 充電器(60W) OK
ZHOULX 充電器(65W) OK
※1 Thunderbolt 3に対応していないポートは非動作

 

今回、初めてThunderbolt 3で外部グラフィックスを拡張する「AORUS GTX 1070 Gaming Box」を接続してみましたが、問題なく動作しているようでした。ちなみに、GeForce GTX 1070が搭載されていますが、ベンチマークスコアはGTX 1050Tiくらいでした。


AORUS GTX 1070 Gaming Box

質量のチェック

XPS 13(9370)の質量のチェックです。

メーカーサイトには「1.21kg~」とあり、実測値もほぼその数値通りです。

ACアダプターは238gと、やや軽い質量です。


質量の計測結果

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

メーカー仕様表および、新製品発表会時にメディアに配られた資料には、FHD液晶で19時間46分、4K液晶で11時間となっています。バッテリー容量は、52Whとなっています。

当サイトによるバッテリー駆動時間は下の表の通りです。なお、XPS 13のバッテリー駆動時間のデフォルトの電源モードは"推奨"ですが、他のPCのデフォルトは"高パフォーマンス"が多いため、ここでは"高パフォーマンス"にして計測しています。"推奨"の設定のままなら、2割ほど駆動時間が延びます。

他のフルHD液晶を搭載した一般的なモバイルPCと同じくらいの駆動時間ですが、本機は4K液晶ということを考慮すれば、長い駆動時間だと思います。

フルHD液晶の場合は、もっと長い駆動時間になります。フルHD液晶モデルについては、2月下旬ごろレビューします。

バッテリー駆動時間
  4K液晶
Core i7-8550U
PCMark 8 Home テスト ※1 4時間08分
PCMark 8 Work テスト ※2 5時間12分
動画再生時 ※3 6時間43分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

XPS 13(9370)の動作音(静音性)のチェック結果です。

低負荷時は低めの騒音値です。高負荷時は他のモバイルパソコンと比較して、普通の騒音値です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

XPS 13(9370)の温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

低~中負荷時は普通の温度です。

エンコードのようにCPU使用率が100%になる負荷を加えると、高めのCPU温度になります。ただし、従来モデルのXPS 13(9360)よりは温度が低くなっています。


 

エンコード時のCPU温度と、CPUクロックの推移は下図のようになっています。前述しましたが、XPS 13は、他のノートPCと比較して、CPUクロックが高めで動作し、エンコード処理自体は非常に高速です。それに伴いCPU温度も他のノートPCより高めですが、排熱機構の改善もあり、なんとか80度台に抑えられています。


エンコード時のCPU温度とクロック

表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

パームレスト部分は低めで、快適にタイピングできます。エンコードのような高い処理を実行すると、キーボードの左上の温度がやや高くなりますが、それほど気になりません。裏面は割と高い温度になるため、膝の上に置いて作業をするときは気を付けましょう。


表面温度の計測結果
測定環境:室内温度 約26℃
温度測定:SainSonic SS5380、背景のサーモグラフィー画像:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低負荷の時は、4K液晶を搭載している割には低めの温度だと思います。ただし、エンコード時は高めの消費電力です。ACアダプターは45Wしかないので、ACアダプターの負荷がやや気になります。


 

外観のチェック

最後に外観の画像を掲載します。

左がプラチナシルバー&ブラックのカラーで、 右がローズゴールド&アルペンホワイトのカラーです。

ローズゴールド&アルペンホワイト

まずは、ローズゴールド&アルペンホワイトのモデルの外観画像を掲載します。

 

従来のXPS 13は、Webカメラの位置が、液晶の左下にありましたが、New XPS 13では液晶中央になりました。下の位置にあるため、カメラ越しの映像を観ると、顔を見上げるような構図になると思いますが、中央にあるだけまだ随分マシになったと思います。

 

天板です。

 

スピーカーは側面に配置されています。デルのパソコンは、PC内蔵マイクで環境ノイズを捕捉し、ノイズキャンセリング調整をリアルタイムで行うなどして「聞きやすい音」に調整されて音声が出力されています。実際に聞いても比較的良い音だと思います。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で6~7点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

天板を閉じた画像です。ゴールドの天板と底面との間からホワイトのカラーがアクセントで見えており、素敵なデザインだと思います。

 

液晶は下図まで開きます。

 

インターフェースは、下図の通りです。USB Type-Cは3つありますが、そのうち2つがThunderbolt 3に対応しています。

 

底面です。

 

ACアダプターも、ボディに合わせてホワイトになっています。なお、ブラックのカラーの場合、ACアダプターもブラックになります。

 

プラチナシルバー&ブラック

プラチナシルバー&ブラックの外観画像をいくつか掲載します。見た目は従来モデルとあまり変わりません。

アクセサリー(オプション)

XPS 13で使えるアクセサリー類を紹介します。

1つ目と2つ目は、今回新しく発表された周辺機器です。

1つ目は、「Dell Notebook Power Bank Plus-USB-C 65Wh PW7018LC」です。携帯可能なモバイルバッテリーとなっており、New XPS 13を充電することが可能です。デルのノートパソコンだけでなく、他のノートパソコン、タブレットなども充電できる点が魅力です。また、USB-A経由でスマートフォンなども充電することが可能です。

 

2つ目は、「Dell USB-C モバイルアダプター DA300」です。ポートを拡張するアダプターで、ケーブルを本体に収納するこ
とも可能です。ポートは、DisplayPort、HDMI、VGA、フルサイズUSB3.1 Gen2、USB Type-C、LANを揃えています。

 

3つ目は、「Dellアダプター DA200」です。HDMI、VGA、LAN、USB3.0を拡張します。

 

4つ目は、XPS 13専用のPCケースの「スリーブ 13」です。

 

5つ目は、「DELL Thunderbolt Dock TB160-240W」です。PC本体を充電しながら、ポートを拡張できるドックです。詳細は以前レビューした「DELL Thunderbolt Dock TB160-240W」をご覧下さい。

まとめ

以上が、New XPS 13(9370)のレビューです。

最近、狭額ベゼルを採用したノートPCが増えましたが、その中でも、特にベゼル幅がが狭く、コンパクトなPCです。

パームレストにグラスファイバーを用いたアルペンホワイトのカラーも素敵で、女性にも合うデザインです。

また、同じCPUを搭載していても、他のノートPCよりもクロックが高く推移し、エンコードなどが短時間で終わります。エレガントな見た目だけでなく、処理性能の高さも魅力です。

排熱機構が改善され、従来モデルよりもCPU温度が下がっているものの、CPUクロックが高めに推移している影響で、CPU温度は他のノートパソコンよりも高めです。

主なインターフェースは、USB Type-C(Thunderbolt 3対応あり)とmicroSDカードスロットしかありません。時代の流れとは言え、かなり割り切ったポート構成です。

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