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デル New Inspiron 11 3000(3180)の実機レビュー

更新日:2018年4月23日
CPU AMD A6-9220e
AMD A9-9420e
メモリ 4GB / 8GB
ストレージ 32GB / 128GB eMMC
液晶サイズ 11.6型
液晶種類 HD 非光沢
質量 約1.35kg
バッテリー 32WHr
LTE 非対応
価格 2万円台~

2万円台の11型モバイルPC

New Inspiron 11 3000(3180)は、CPUにAMD APUを搭載した、11.6型のモバイルPCです。

最小構成モデルだと2万円台から購入可能です。

本機は、New Inspiron 11 3000 2-in-1の変形しないタイプの製品ですが、その代わり価格が安く、質量も軽くなっています。

「変形しなくてもいい」、「タッチパネルは不要」という方は、こちらの製品のほうがいいと思います。

本体のカラーは、グレー、ホワイト、ブルーから選択できます。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

AMD A6-9220e、4GBメモリ、32GB eMMC

目次

お忙しい方は、「Inspiron 11 3000(3180)の特徴」のみお読みください。

Inspiron 11 3000(3180)の特徴

最小構成時なら2万円台

New Inspiron 11 3000は、A6-9220e、32GB eMMC構成時なら、2万円台から購入できる安さです。

ただし、32GB eMMCの場合、容量不足になる可能性が非常に高いです。実際に、今回、32GB eMMCのモデルを使ってみましたが、最新の状態までWindows Updateをし、数日間使用しただけで、残りのディスク容量がほとんど無くなりました。追加インストールしたアプリは全て削除してもです。


Windows Update後のディスク容量

ディスククリーンアップで、一時ファイルなどを削除すれば、容量は少し空きますが、この遅いPCで、頻繁にこのような作業をするのは苦痛です。32GBのeMMCはおすすめしません。

個人的には、128GB eMMCがおすすめです。128GB eMMCのモデルでも、3万円で購入することが可能で、他のPCに比べたら十分安いと思います。

第7世代AMD A6、A9プロセッサーを搭載

Inspiron 11 3000(3180)は、第7世代AMDプロセッサーのA6-9220e、A9-9420eを選択可能です。各CPUのベンチマークスコアは下図のようになっています。両方のCPUとも、PassMarkのスコアはまずまずですが、CINEBENCHに関してはそれほど高いスコアではありません。

実際に使った感想としては、A6-9220eは、パソコン全体の動作がもっさりしていて重いと感じることが多かったです。A9-9420eも重いですが、A6-9220eよりはややマシで、Web閲覧程度の用途であればなんとか使えるかなと思いました。

CINEBENCH R15(マルチコア)
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK

CPUの性能
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

色が選べるボディ

New Inspiron 11 3000は、ボディの色をホワイト、グレー、ブルーの3色から選択できます。グレーは非光沢、ホワイトとブルーは光沢となっています。ブルーは鮮やかで特徴的なカラーです。


3色から選べるボディ

 

安いけど壊れにくい(らしい)

安いので、本体やヒンジなどの強度が気になるかもしれませんが、しっかりテストされており、信頼性も高いです。例えば、カバーを20,000回(1日10回、5年以上)開閉してもヒンジに緩みがないことが確認されています。

その他にも、多くの耐久性に関するテストもなされており、炎天下の車内に置いてきてしまった場合などの、短時間の過酷な熱条件に耐えることができるかのチェックもされています。安心して持ち運べるPCと言えます。

長い期間使用できるように堅牢な作りになっているので、複数年使用することを考えると、よりリーズナブルに感じます。

インターフェイスの数は少なめ

左右側面のインターフェイスは下の写真のとおりです。光学ドライブ、USB Type-Cポートは搭載していません。メモリカードスロットはmicro SDです。


側面のインターフェイス

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

液晶型番は「TCP4G 116BGE」です。

最大輝度は、当サイトによる計測で、231cd/m2と低めです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。寒色系の画面になっていることが分かります。かなり青白く見えます。


 

色域も狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきは特に感じません。


画素の拡大図

 

非光沢パネルであるため、画面への映り込みは低減されています。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約18mm×縦:約17.5mm、キーストロークは約1.5mmです。キーピッチはやや狭いので、少し窮屈さを感じます。打ちやすい方ではありませんが、極端に打ちにくいわけでもありません。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。タッチパッド用のクリックボタンは、固めです。もう少し軽い力で押せたら良かったと思います。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

Inspiron 11 3000(3180)のパフォーマンスのチェックです。

前述した通り、処理性能は低いです。

CPU

CINEBENCH R15(マルチコア)

CPUの選び方 (筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、128GB eMMCがおすすめです。

CrystalDiskMark Seq-Read Q32TI

ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

Inspiron 11 3000(3180)で計測したベンチマーク

以下、実機で計測したベンチマークスコアを掲載します。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

AMD A6-9220e
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

AMD A6-9220e
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

AMD A6-9220e、Radeon R4 グラフィックス
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  AMD A6-9220e
x265でエンコード (※1) CPU性能が低く
時間がかかるので、
今回は計測しない
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

32GB eMMC

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

micro SDカード挿入後の出っ張りは、ほとんどありません。


micro SDカード挿入後の画像

 

速度は遅いです。


micro SDカードのベンチマーク(最大95MB/sのUHS-Ⅰのカードで測定)

質量のチェック

Inspiron 11 3000(3180)の質量のチェックです。

メーカーの仕様表には「約1.35kg」と書かれています。

しかし、当サイトによる計測値では「1.165kg」と185gも軽い質量でした。1.1kg台であれば、十分軽量な製品であると言えます。


質量の計測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は32Whと少なめです。

当サイトでもバッテリー駆動時間を計測しようと思ったのですが、ディスク容量が不足して、PCMark 8 のインストールや、動画ファイルの保存ができなかったため、省略します。不要なソフトのアンインストールや、ディスクのクリーンアップ(Windows Updateのごみや復元ポイントの削除)などを行っても容量が空かず断念しました。

バッテリー容量は、2 in 1 タイプのInspiron 11 3000 2-in-1(3185)とほとんど変わらないと思われるため、そちらを参照して下さい。

バッテリー駆動時間
  駆動時間
PCMark 8 Home テスト ※1 こちらを参照
PCMark 8 Work テスト ※2
動画再生時 ※3
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。ファンレスのPCなので、ほとんど動作音はしません。


パーツの温度のチェック

温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

アイドル時は問題ないですが、ファンレスであるため、動画再生という低めの負荷でも、底面は結構熱くなります。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


 

外観のチェック

外観のチェックです。

丸みを帯びたポップなデザインです。ただし、樹脂製のボディで、ややチープさは感じます。

 

天板の画像です。ややツヤは残しつつも光沢感の無い素材になっています。

 

ヒンジ、スピーカー周りの画像です。

スピーカーは、ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で4~5点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

天板を閉じると、丸みが際立ちます。

 

液晶は下の図まで開くことが可能です。

 

底面はフラットです。

 

ACアダプターはコンパクトですが、電源ケーブルは太いです。コネクタはUSB Type-Cではなく専用の端子です。45WのACアダプターです。

 

まとめ

以上が、Inspiron 11 3000(3180)のレビューです。

非常に安価なモバイルノートパソコンで、最小構成なら、2万円台で購入可能です。

ただし、2万円台のモデルに搭載されている32GB eMMCは容量が少なすぎるため、できれば128GB eMMCのモデルを推奨します。このモデルでも3万円台と非常に安価です。

CPUの性能はそれほど良くないので、Web閲覧専用PC、動画視聴専用PCなど、用途を決めるといいと思います。色々なことをやってみたいという方には向かない製品です。

外観は、ややチープさはありますが、ポップな感じで、若者向きのデザインです。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
デル公式サイト(New Inspiron 11 3000)

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