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デル New Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)の実機レビュー

更新日:2018年4月22日
CPU AMD A6-9220e
AMD A9-9420e
メモリ 4GB / 8GB
ストレージ 32GB / 128GB eMMC
500GB HDD
液晶サイズ 11.6型
液晶種類 HD 光沢あり タッチ
質量 約1.475kg
バッテリー 32WHr
LTE 非対応
価格 3万円台~

AMDプロセッサーを搭載した格安2 in 1

New Inspiron 11 3000 2-in-1は、CPUにAMD APUを搭載し、価格を抑えた11.6型の2 in 1 PCです。

最小構成モデルだと3万円台から購入することが可能です。

ストレージには、32GB eMMC、128GB eMMC、500GB HDDの3種類があります。バランス的には128GB eMMCがお勧めですが、価格は5万台になってしまいます。

液晶は11.6型で、ディスプレイの解像度はHDです。

質量のメーカー公表値は、約1.475kgでしたが実測値では1.281kgとまずまずの重さでした。

本体のカラーは、ホワイトとグレーから選択できます。

価格が安く、小型なので、気軽に使用することができます。ネットや動画再生などのように、用途をある程度決めて使用すると、満足度の高いPCとなるでしょう

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

AMD A9-9420e、8GBメモリ、128GB eMMC

目次

お忙しい方は、「Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)の特徴」のみお読みください。

New Inspiron 11 3000 2-in-1の特徴

第7世代AMD A6、A9プロセッサーを搭載

Inspiron 11 3000 2-in-1は、CPUとして第7世代AMD A6-9220e、もしくはA9-9420eを搭載しています。どのくらいの性能なのかピンとこない方も多いと思うので、性能を把握するために、インテルのCPUの幾つかと、ベンチマークスコアを比較してみました。

CINEBENCH R15のマルチスコアを比較すると、A9-9420eおよびA6-9220eは、格安PCによく搭載されるCeleron 3965UのようなCPUよりもかなり劣る性能で、A6-9220eに関してはCeleron N3060よりも低いスコアでした。ただし、PassMarkのスコアは割と良くなっていました。

これらベンチマークと、実際に使ってみた体感速度を踏まえると、A6-9220eは、パソコン全体の動作がもっさりしていて重いなと感じることが多く、あまりおすすめしません。A9-9420eであれば、ストレージにHDDではなくeMMCを搭載していれば、全体的に重いなとは感じますが、Web閲覧程度の用途であればなんとか使えるかなと思いました。

CINEBENCH R15(マルチコア)
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK

CPUの性能
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージは128GB eMMCを推奨

ストレージは、32GB eMMC、128GB eMMC、500GB HDDの3種類がありますが、128GB eMMCを強くおすすめします。

32GB eMMCだと容量が少なすぎるため、Windows Updateなどを繰り返すと容量不足になる可能性があります。自分で対処できる人はいいですが、初心者の方にはおすすめできません。余計な手間がかかって後から苦労します。

また、本製品はCPU性能がそれほど良くないため、ストレージはできるだけHDDより高速なeMMCのほうがいいです。HDDだと、重たく感じることが多くあるでしょう。

128GB eMMCで容量が足りないときは、外付けHDDに保存したり、クラウドサービスを利用するといいと思います。

用途に合わせて自在に変形

Inspiron 11 3000 2-in-1は、コンバーチブル型のPCなので、自由な形状で使用できます。360度回転するヒンジにより、自在なスタイルを実現しています。タッチディスプレイを搭載しているので、PCを直感的に操作することも可能です。


4つのスタイルで使用可能

 

安いPCなので、本体やヒンジの強度が気になるかもしれませんが、信頼性は高いです。例えば、カバーを20,000回(1日10回、5年以上)開閉してもヒンジに緩みがないことが確認されています。

その他にも、多くの耐久性に関するテストもなされており、炎天下の車内に置いてきてしまった場合などの、短時間の過酷な熱条件に耐えることができるかのチェックもされています。安心して持ち運べるPCと言えます。

インターフェイスは標準的

左右側面のインターフェイスは下の写真のとおりです。


左右側面のインターフェイス

 

光学ドライブは搭載していません。最新のUSB Type-Cポートも備えていません。

HDMIを搭載しているため、大画面テレビへ出力して、複数人でNETFLIXなどを見ることができます。

microSDカードリーダーを搭載しているのは良かったです。大きめの容量のmicroSDカードを差しておいて、データ保存領域としても使用できます。32GB eMMCのモデルを選択する場合は、特に必須となるでしょう。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

液晶型番は「4D1J2 116BGE」です。

最大輝度は、当サイトによる計測で、213cd/m2と低めです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。寒色系の画面になっていることが分かります。かなり青白く見えます。


 

色域も狭いです。全体的に色が薄いな(白っぽいな)と感じると思います。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。光沢液晶であることもあり、ギラつきはありません。


画素の拡大図

 

光沢パネルであるため、画面への映り込みがあります。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約18mm×縦:約17.5mm、キーストロークは約1.5mmです。キーピッチはやや狭いので、少し窮屈さを感じます。

キートップはほぼフラットで、押し出しの抵抗感が少ない(軽い)キーです。「Enter」の横幅が狭く、普段フルサイズのキーボードを使っていると、キーピッチが狭いこともあって、Enterの右側を押してしまいそうになります。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。タッチパッド用のクリックボタンは、1回押しただけなのに、「カチカチ」と2回音がし、またやや固めなので、少し押しにくいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)のパフォーマンスのチェックです。

前述した通り、処理性能は低いです。

CPU

CINEBENCH R15(マルチコア)

CPUの選び方 (筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、eMMCがおすすめです。

CrystalDiskMark Seq-Read Q32TI

ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)で計測したベンチマーク

以下、実機で計測したベンチマークスコアを掲載します。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

AMD A9-9420e
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

AMD A9-9420e
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

AMD A9-9420e、Radeon R5 グラフィックス
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  AMD A9-9420e
x265でエンコード (※1) CPU性能が低く
時間がかかるので、
今回は計測しない
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

128GB eMMC

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

micro SDカード挿入後の出っ張りは、ほとんどありません。


micro SDカード挿入後の画像

 

速度は遅いです。


micro SDカードのベンチマーク(最大95MB/sのUHS-Ⅰのカードで測定)

質量のチェック

Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)の質量のチェックです。

メーカーの仕様表には「約1.475kg」と書かれています。

しかし、当サイトによる計測値では「1.281kg」と200g近く軽い質量でした。1.2kg台であれば、モバイルPCとして十分な軽さだと思います。


質量の計測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は32Whと少なめです。

当サイトによる駆動時間は、次のようになっています。画面サイズも解像度も小さいですが、バッテリー容量が少ないので、やや短めの駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  駆動時間
PCMark 8 Home テスト ※1
PCMark 8 Work テスト ※2 4時間20分
動画再生時 ※3 4時間37分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。ファンレスのPCなので、ほとんど動作音はしません。


パーツの温度のチェック

温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

アイドル時は問題ないですが、ファンレスであるため、動画再生という低めの負荷でも、底面は結構熱くなります。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


 

外観のチェック

外観のチェックです。

丸みを帯びたポップなデザインです。ただし、樹脂製のボディで、ややチープさは感じます。

 

天板の画像です。従来モデルは光沢仕様でしたが、今回のモデルはややツヤは残しつつも光沢感の無い素材になっています。指紋なども目立ちにくいです。

 

ヒンジ部分の画像です。

 

スピーカーです。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で4~5点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

底面の画像です。

 

ACアダプターはコンパクトですが、電源ケーブルは太いです。

 

まとめ

以上が、Inspiron 11 3000 2-in-1(3185)のレビューです。

非常に安価なモバイルノートパソコンで、最小構成なら、3万円台で購入可能です。

しかも、タブレットへも変形可能な2 in 1 パソコンで、多くのシーンで活用できます。

デザインは、ややチープさはありますが、ポップな感じで、若者向きです。

ストレージは、128GB eMMCを強くお勧めします。32GB eMCCは容量が少なすぎて、Windows Updateなどを繰り返すと、後からディスク容量を減らす必要に迫られ、余計な手間がかかります。HDDにすると、CPU性能が良くないので、動作の遅さが際立ちます。

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