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デル Inspiron 15 3000 (3567) の実機レビュー

更新日:2017年8月31日
Inspiron 15 3000 (3567)

こんなに安くていいの?

Inspiron 15 3000は、もしかしたら、日本で発売されている新品パソコンの中で、最もコストパフォーマンスが高いのではないかと思われるノートパソコンです。

いくつかモデルが用意されていますが、Core i3-6006U搭載モデルであれば4万円台で購入可能です。

中でもイチ押しなのが、フルHD液晶、Core i5、256GB SSDを搭載したモデルで、ミドルスペック構成でも6万円台で購入することが可能です。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

Inspiron 15 3000 (3567) の基本スペック

Inspiron 15 3000 (3567) の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年8月30日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

なお、2017年8月30日時点では「New Inspiron 15」と表記されています。ただし、Newが付かない「Inspiron 15」の販売が停止すると、本製品のNewの文字は消えますので注意下さい。メーカーサイトでこの製品のページを表示すると、ブラウザのアドレス欄に「inspiron-15-3567-laptop」といったように「3567」の文字列があると思います。この文字列があれば、ここでレビューしている機種で間違いないと思って下さい。

CPU
第6世代または第7世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i3-6006Uです。
グラフィックカード
Radeon R5 M430 or インテル HD グラフィックス 520 or 620です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドです。HD(1366x768)光沢とフルHD(1920x1080)非光沢があります。
メモリ
4/8GB(DDR4)です。
 
ハードディスク/SSD
HDD または SSDです。本機は1TB HDDです。
 
光学ドライブ
DVDドライブ (Reads and Writes)を搭載しています。非搭載モデルもあります。

特徴 - ずば抜けて高いコストパフォーマンス

Inspiron 15 3000 (3567)の魅力は、ずば抜けたコストパフォーマンスの高さです。

最小構成なら4万円台ですし、割といいスペックにしても構成でも、他社よりもかなり安い価格で購入することができます。

Core i3-6006Uでもまずまずの性能

まず、Inspiron 15 3000 (3567)で選択できるCPUは下図の通りです。第6世代インテルCPUのCore i3-6006U、第7世代インテルCPUのCore i3-7100U、Core i5-7200U、Core i7-7500Uを選択できます。

この中で、最も低性能なのが、Core i3-6006Uですが、Celeronなどと比べると性能は格段に高く、編集系の作業をしなければ、このCPUでも十分であるケースが多いと思います。

Core i3-7100Uは、Core i3-6006Uよりも1世代新しいCPUで、やや処理性能が良く、4Kに強いなどのメリットがありますが、Core i3-6006Uとそこまで性能が変わるわけではありません。

おすすめなのは、ターボブースト(高負荷時に一時的に動作周波数を挙げる機能)が使えるCore i5-7200Uです。人気のCPUで、多くのPCに搭載されています。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

Core i3-6006U搭載モデルで価格比較

本製品がどれだけ安いのかを紹介します。

まず、15.6型液晶、Core i3-6006Uを搭載したモデルで、他社と価格を比較してみます。Core i3-6006Uは、最新の"Kaby Lake"世代ではなく、1つ前の"Skylake"世代のCPUではありますが、上述の通りまずまずの性能です。

下表に、価格の安い代表的なPCを掲載します。レノボのThinkPad E570とideapad 110も相当安い製品なのですが、Inspiron 15 3000 (3567)はそれよりも安くなっています。

15.6型HD液晶、Core i3-6006U搭載モデルの比較
  デル
Inspiron 15
3000
レノボ
ThinkPad
E570
レノボ
ideapad
110
HP
15-ay000
液晶 15.6型
HD 光沢
15.6型
HD 光沢
15.6型
HD 光沢
15.6型
フルHD 光沢
CPU Core i3-6006U
メモリ 4GB 4GB 4GB 8GB
HDD 1TB HDD 1TB HDD 500GB HDD 500GB HDD
光学ドライブ あり あり あり あり
価格(税抜) 41,781円 55,020円 42,000円 64,000円
※ 2017年8月29日時点のメーカー直販店での価格

フルHD液晶、Core i5、SSD搭載モデルで価格比較

次に、15.6型フルHD液晶、Core i5、SSDを搭載した筆者おすすめの構成で価格を比較します。

下表に、価格の安い代表的なPCを掲載します。他社はIPS液晶を搭載していたり、光学ドライブがあったりと、優れている部分もありますが、価格はInspiron 15 3000 (3567)が最も安いです。

ただし、Inspiron 15 3000 (3567)の「フルHD、Core i5、SSD」のモデルのみ、なぜか光学ドライブが搭載されません。他のモデルは搭載されます。この製品は、すべてのパーツを自由にカスタマイズできるのではなく、ある程度構成の決まったモデルをいくつか用意して販売しています。そのため、欲しい構成にすることができないこともあります。この製品のデメリットです。

15.6型フルHD液晶、Core i5、SSD搭載モデルの比較
  デル
Inspiron 15
3000
レノボ
ThinkPad
E560
レノボ
ideapad
520
マウス
m-Book F
液晶 15.6型
フルHD 非光沢
15.6型 IPS
フルHD 非光沢
15.6型 IPS
フルHD 非光沢
15.6型
フルHD 非光沢
CPU Core i5-7200U
メモリ 4GB 4GB 8GB 8GB
SSD 256GB SSD 256GB PCIe SSD 256GB SSD 240GB SSD
光学ドライブ なし あり あり なし
価格(税抜) 63,631円 79,420円 72,100円 79,800円
※ 2017年8月29日時点の価格

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

本製品は、HD(1366x768)光沢液晶と、フルHD(1920x1080)非光沢液晶を選択できますが、今回はHD(1366x768)光沢液晶について特性を紹介します(一部、フルHD液晶についても言及しています)。

HD(1366x768)光沢液晶

HD(1366x768)光沢液晶は、フルHD(1920x1080)非光沢液晶より見やすさは落ちます。もし少し予算が余りそうなら、まずはストレージをHDDからSSDにすることをお勧めしますが、次にスペックアップするなら、この液晶だと思います。できれば、フルHD(1920x1080)にしたほうがいいです。

HD(1366x768)光沢液晶ですが、視野角は狭いです。なお、フルHD(1920x1080)非光沢液晶も、IPSや広視野角という文字がないので、同じくらいの視野角だと思います。

Inspiron 15 3000 (3567)の画面
視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。画面全体が白っぽく、鮮やかさに欠ける印象を持つと思います。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。もし、フルHD液晶にした場合、非光沢液晶になるため映り込みは低減されるでしょう。


画面の映り込み

 

光沢液晶の特性上、ギラつきは感じません。画素は下図のようになっています。


画面拡大

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.2mmです。キーピッチは十分あると思いますが、キーストロークは浅めです。また、テンキーのキーピッチは約16mmです。キートップほぼフラットですが、底付きの衝撃はそれほどありません。

気になるのは、「Enter」キーの横幅が狭い点です。日本語キーボードの「Enter」キーは他のキーよりも横幅が広くなっているケースが多いですが、本製品の「Enter」キーは逆に他のキーよりも狭くなっています。タイピングしていて、少し打ち間違えそうになります。また、「Backspace」キーが小さく、こちらもタイプミスしやすいです。

Inspiron 15 3000 (3567)のキーボード
キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

タッチパッドの動かしやすさは普通で、クリックボタンはやや固めです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

選べるCPUは、前述した通りです。

ストレージ

ストレージは、SATA SSDまたはHDDを選択可能です。PCIe-NVMe SSDは選択できませんが、SATA SSDでも十分高速です。

ノートPCのHDDは体感速度がかなり遅いため、できればSSDを選択することをおすすめします。スペックアップする場合の一番高い優先度はここだと思います。スキルがあれば、自分でSSDを購入して、SSDへ換装するのも良いと思います。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

本製品で計測したベンチマーク

本製品でのベンチマーク結果です。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)
パフォーマンス
Core i3-6006U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i3-6006U 、インテル HD グラフィックス 520
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i3-6006U
x265でエンコード (※1) 1時間5分18秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 12分48秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

1TB HDD

質量のチェック

15.6型のサイズの大きいノートパソコンとはいえ、持ち運ぶ方もいると思いますので、質量をチェックします。

メーカー仕様表には、約2.246kg~と書かれています。

当サイトで計測した質量は次の通りで、メーカー仕様値とほぼ同じ質量です。15.6型ノートパソコンとしては普通の重さでしょう。ACアダプターは269gとなっており、こちらも普通の重さだと思います。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 2.249kg
ACアダプター 269g

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は、約40Whです。普通のバッテリー容量だと思います。今回、バッテリー駆動時間を計測している作業時間がなかったのですが、Core i3、HD液晶環境で、動画の連続再生時で約7時間は持つのではないかと思います。

なお、バッテリーは、最近では珍しく取り外し可能です。長年使うと、バッテリー駆動時間がかなり減り、そのうちほとんど充電できなくなります。5年など、長くPCを使おうと思っている方は、バッテリー交換できると便利です。

15.6型ノートパソコンを持ち運ぶ方は少ないため、「自分には関係ない」と思うかもしれませんが、バッテリーは停電対策にもなります。交換できると安心でしょう。

バッテリー
バッテリーは交換可能

 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。今回は、Core i3-6006U、HD液晶、HDDの構成で計測しています。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でもやや動作音が聞こえます。エンコードのようなCPU使用率が100%近くになる負荷をかけたときの動作音は、他のノートPCと比較してやや低めです。ただ、Core i3-6006Uの低めの性能のCPUを搭載している影響もあるため、高性能なCore i5やCore i7を搭載した場合は、もう少し騒音値が高くなる可能性もあります。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

今回、Core i3-6006Uと低めの性能のCPUであったため、CPU温度は低めです。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

全体的に低めの温度です。


外観のチェック

外観のチェックです。

おそらく樹脂製のボディで、今回のカラーは非光沢仕様のブラックです。他には光沢仕様でグレーのカラーも選択できます。天面とパームレストはドットテクスチャー加工が施されており、どちらかというとビジネスモデルのような見た目です。ただし、左右の側面だけは光沢になっており、ここは少しビジネス感が薄らいでいます。ボディは割と薄く、野暮ったさはありません。

正面画像

 

天板です。先ほども言った通りドットテクスチャーの模様が施されています。

天板

 

パームレストもドットテクスチャーの模様があります。

 

ヒンジ部分です。バッテリーが搭載される部分が、やや丸みを帯びて出っ張っています。

 

天板を閉じたときの画像です。側面は光沢感があるため、天板を閉じるとややコンシューマー製品っぽさがあります。

 

底面は若干バッテリー部分が出っ張っていますが、ほぼフラットです。

底面

 

デルのスピーカーは、「Waves MaxxAudio Pro」がインストールされており、PC内蔵マイクで環境ノイズを捕捉し、ノイズキャンセリング調整をリアルタイムで行うなどし、「聞きやすい音」に調整されて音声が出力されています。そのため、エントリーモデルのPCとしては、比較的音自体は良いです。

ただし、スピーカーが正面の下に配置され、斜め下向きに音が出るため、音がテーブルに反射します。また、タイピングをしていると、スピーカーを塞ぐような形になるため、音がややこもります。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

側面のポート類です。SDカードスロット、USB2.0、USB3.0 x2、LAN、HDMIポートなどがあります。光学ドライブも搭載されています。ただし、一部のモデルでは光学ドライブが搭載されていないため、ご注意下さい。

 

ACアダプターの画像です。45Wの電源容量です。

まとめ

以上が、Inspiron 15 3000 (3567)のレビューです。

非常にコストパフォーマンスが高い15.6型ノートPCです。もしかすると、国内の新品のノートパソコンの中で、最もコストパフォーマンスが高いかもしれません。

CPUはCore i3~i7、液晶はHDとフルHD、ストレージはHDDとSSDと、エントリーモデルのPCとしては選択肢が多いと思います。しかも、どのような構成にしても価格が安いです。

ただし、パーツを細かくカスタマイズできません。構成がほぼ決められたモデルがいくつか用意されており、この中から選ぶ形式になっています。OSやOfficeなど一部はカスタマイズできますが、他のBTOパソコンよりも、自由度が低いです。

また、デザインはビジネスモデルっぽい印象を受け、やや地味です。

詳細・購入はこちら

【公式サイト】

デル直販サイト:New Inspiron 15 3000 (3567)

 

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