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DELL Thunderbolt Dock TB160-240Wのレビュー

更新日:2017年5月30日

※レビュー機は当サイトの購入品です

 

Thunderboltに対応したドックのレビューです。パソコンにケーブルを1本繋いだだけで、ドックに接続されている周辺機器が全部つながり、さらにパソコンへの給電も行えます。

先日、Thunderbolt 3には対応していない「ThinkPad USB Type-C ドック」をレビューしましたが、このようなThunderbolt 3に対応していないドックと、本製品のようなThunderbolt 3に対応したドックの主な違いは、最大転送速度と、接続できるディスプレイ数です。

速度の面では、USB 3.1 Type-Cで接続するドックは最大10Gbpsの転送速度ですが、Thunderbolt 3で接続するドックは最大40Gbpsもの転送速度をサポートします。ただ、現状、10Gbpsの速度を必要とする周辺機器はほとんどないため、速度に関するメリットはそこまで大きくありません。最もメリットが大きいのは、接続できるディスプレイの数で、5K@60Hzのディスプレイなら1台、4K@60Hzのディスプレイなら2台、FHD@60Hzのディスプレイなら3台までの表示がサポートされています。

Thunderbolt Dock TB160-240Wの内容物は、下の通りです。ドック本体にACアダプターと電源ケーブルが同梱されています。

 

ドック本体は割と大きいです。ドックのACアダプターも、薄型ではありますが面積は割とあります。

 

ドックに搭載されているポートは次の通りです。映像出力ポートは、VGA、HDMI、mini DisplayPort(以下mDPと略)、DisplayPort(以下DPと略)があります。

 

パソコンに接続するThunderboltケーブルは、ドックに接続されたまま出荷されています。ケーブルが割と短いため、設置場所とパソコンの位置によっては、パソコンに届きにくいかもしれません。

XPS 13 2-in-1に外部ディスプレイを接続してみる

XPS 13 2-in-1とドックを接続し、そのあと、外部ディスプレイをドックに接続してみました。筆者が試した限りでは、パソコンのディスプレイを閉じれば、3台まで60Hz駆動で表示することができました。しかも1台は4K(3840x2160)です。なお、パソコンを閉じると、パソコンのキーボードが使えなくなるため、外付けキーボード&マウスを用意しておきましょう。

 

表示できる画面数と解像度の詳細は次のようになっています。なお、XPS 13 2-in-1自体の液晶を表示させると、外部ディスプレイの1台の画面が消えたので、パソコン本体の液晶と合わせて、次のような数の画面数を表示できるのだと思います。

また、下表には書いていませんが、こちらのページを見ると、2560x1600までの解像度なら、3台まで、すべて60Hz駆動で表示できるようです(インテル HD グラフィックス搭載時)。

GeForce GTXシリーズなど専用グラフィックスを搭載しているPCの場合は、4画面表示まで対応しているようです。

表示できる画面数と解像度
  表示できる解像度
1画面出力時 **DP + mDP: 5120 x 2880 @ 60Hz
DP/mDP/Type-C: 3840 x 2160 @ 60 Hz
HDMI: 3840 x 2160 @ 24/30 Hz
VGA: 1920 x 1200 @ 60 Hz
***Type-C: 5120 x 2880 @ 60 Hz
2画面出力時 DP/mDP/Type-C: 3840 x 2160 @ 60 Hz
DP+VGA: 2 x 2560 x 1440 @60 Hz
mDP+HDMI: 2 x 2560 x 1440 @60 Hz or 3840 x 2160 @ 30 Hz
3画面出力時 ****DP+mDP+HDMI: 3 x 3840 x 2160 @ 30 Hz
4画面出力時 **mDP+HDMI+DP+VGA:
3 x 3840 x 2160 @ 30 Hz + 1 x 1920 x1200 (VGA)
**PCに専用GPUを搭載し、"Discrete only mode"または “Special Graphics Mode” にした場合
*** Thunderbolt 3 Type-C - デュアルDisplayPortアダプタを使用する必要あり
**** DPポートは60Hzをサポートしますが、mDP+HDMIは30Hz(4K時)に制限されます
詳細はこちら(PDF)

外付けSSDをドック(USB3.1 Type-Cポート)につないでみる

外付けSSDをドックのUSB 3.1 Type-Cポートに接続して、どのくらいの速度がでるか確認してみます。外付けSSDは、Thunderbolt 3対応の「Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C SATA 2.5インチ SSD/HDD外付けドライブケース」に「Crucial MX300 525GB SSD」を装着しています。

ドックに接続する前に、まずはPCに直接接続したときの速度を確認します。下図の通りSSDの性能が十分に出ており非常に高速です。

 

 

次に同じ外付けSSDを、ドックのUSB Type-Cポートに接続したときの速度が下の図です。上と速度は変わらないと思っていたのですが、実際は速度がやや落ちました。

充電時間はどのくらい?

ドックとパソコンを接続すると、パソコンへの給電も可能になります。Thunderbolt 3 は最大100Wの給電が可能です。

今回、バッテリーを空にしたXPS 13 2-in-1のパソコンをドックに接続し、時間の経過とともに充電率がいくつになったかを計測しました。また、パソコンに付属した30W ACアダプターを接続したときの充電率も計測しました。結果は下表の通りですが、どちらの充電方法でも結果はほぼ変わりませんでした。

バッテリー切れからのバッテリーの充電率(XPS 13 2-in-1)
  PC付属の
30W ACアダプター
Thunderbolt Dock
TB16 - 240W
30分後 27% 29%
1時間後 52% 55%
1時間30分後 76% 79%
2時間後 93% 93%
2時間30分後 99% 99%
3時間後 100% 100%

ThinkPad X1 Carbonを接続してみる

ThinkPad X1 CarbonをThunderbolt Dock TB160-240Wのドックに接続したところ、外部ディスプレイは問題なく表示できました。外付けキーボード&マウスも問題なく動きました。パソコンへの給電もできました。ただ、外付けSSDをUSB Type-Cポートに接続したときだけは、外付けSSDを認識しませんでした。

 

ThinkPad X1 Carbonの充電時間は下表のとおりです。先日レビューしたThinkPad USB Type-C ドックにつなげた時と、充電時間は変わりませんでした。

Thunderbolt Dock TB160-240Wは、非デル製のPCを接続したときに供給される電源が60Wに制限されますが、ThinkPad X1 Carbonのように消費電力の小さいノートPCなら問題になりません。

バッテリーの充電率(ThinkPad X1 Carbon)
  ThinkPad
USB Type-C ドック
Thunderbolt Dock
TB16 - 240W
30分後 36% 36%
1時間後 69% 71%
1時間30分後 96% 98%
2時間後 100% 100%

まとめ

ケーブルを1本接続するだけで、周辺機器を一度に接続でき、さらにパソコンへの給電も行えるため非常に便利です。モバイルノートパソコンを自宅/社内ではマルチディスプレイで作業したい方に適しています。

Thunderbolt 3 に対応しているため、多くのディスプレイを接続することが可能です。最も普及しているフルHD液晶なら3台、最近多い4K液晶なら2台まで接続可能です(ただし、表示可能台数はノートPCの内蔵液晶を含む)。

XPS 13やXPS 13 2-in-1など、USB Type-C兼Thunderbolt 3ポートを備えたモバイルノートPCをお使いの方におすすめの製品です。

【公式サイト】
デル(Thunderbolt Dock TB16-240製品ページ)