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デル XPS 13 の実機レビュー

更新日:2012年4月8日

コンパクト・頑丈・軽量

XPS 13は、13型液晶を搭載しながら、他の13型クラスのPCよりもコンパクトなウルトラブックです。

天板にアルミ、底面にカーボン、パームレストにマグネシウム合金、液晶にゴリラガラスを採用することで堅牢性も高いです。

また、堅牢性を確保しつつ、重量も1.3kg台と比較的軽量である点も魅力的です。

搭載しているSSDのパフォーマンスも良く、PCやアプリの起動も速いです。

翌営業日訪問修理サービスおよび24時間365日電話サポートが標準で提供されており、手荒な扱いをしてしまいがちなモバイルノートも安心して使えます。

価格は、2012年4月7日時点で、89,980円~となっており、デルらしく安価です。

メーカーサイト:XPS 13

目次

XPS 13 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2012年4月7日現在の情報です。

CPU
超低電圧版CPUのCore i5-2467MまたはCore i7-2637Mを選択可能です。本機はCore i5-2467Mです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 3000)です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイド(1366x768)の光沢液晶ディスプレイです。
メモリ
4GBのメモリを搭載しています。
 
ハードディスク
HDDは非搭載です。
 
SSD
128GBまたは256GBのSSDを搭載可能です。本機は256GBのSSDを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 

バッテリ駆動時間
バッテリ駆動時間は、メーカー公表値で約8時間53分です。実測値は後述します。

特徴1 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約20mm

XPS 13はウルトラブックだけあり、非常にボディが薄いです。

仕様では6~18mmの厚さです。ゴム足を含めた実測値でも約20mmです。

特徴2 - ボディサイズは13型よりも小さい

本機の液晶画面は13.3型ワイドですが、ボディサイズは他の13型クラスのPCよりも小さいです。

下の左側の図は、同じ13.3型ワイド液晶を搭載したdynabook R631とボディサイズを比較した画像です。横幅は変わらないものの、縦幅はXPS 13のほうがかなり短くなっています。

下の右側の図は、11.6型ワイド液晶を搭載したThinkPad X121eと比較した画像です。XPS 13のほうが、横幅は広いものの、縦幅はやや短かったです。ただし、縦幅が短いといってもわずかであるため、11型クラスのPCよりは少し大きいかなという印象を受けます。他の11.6型ワイド液晶搭載PCとも比較してみましたが、XPS 13のほうがやや大きかったです。

特徴3 - 堅牢ボディ

XPS 13は、天板にアルミ、底面にカーボン、パームレストにマグネシウム合金を使用した堅牢ボディになっています。

落下時における内部パーツの故障のしやすさは分かりませんが、少なくとも加圧には強そうです。試しに踏んでみましたが、問題ありませんでした。

また、液晶にもゴリラガラスを採用し叩いたり擦ったりしても壊れません。

こちらもドライバーで叩いたり擦ったりしてみましたが、傷一つ付きませんでした。

 

特徴4 - 1.3kg台の軽量ボディ

XPS 13の重量を実測してみたところ、1361gでした。現在(2012/4/7)発売中のウルトラブックの中ではやや軽い方です。

ACアダプタの重量は285gでした。こちらも比較的軽いです。ACアダプターは薄型でカバンへの収納性が良いです。ただし、ACケーブルはデスクトップにも用いられる太いケーブルです。


重量の実測結果

特徴5 - SSD搭載で高速起動

XPS 13は、高速SSDを内蔵し、PCの起動や停止などが非常に高速です。

電源を入れてからデスクトップ画面が表示されるまでの時間を計測したところ、約18秒でした。非常に高速です。

また、メーカーHPやカタログには、電源オフ状態からパスワード入力画面が表示されるまでの起動時間が約8秒と記載されていたため、このテストも実施してみました。PC起動時にログイン画面が出るように設定後、テストしてみたところ、起動時間は約16秒でした。CPUがCore i7ではなくCore i5であるということを考慮しても、8秒での起動は無理そうです。8秒で起動させるには、スタートアップアプリの設定やBIOSの設定などを調整する必要がありそうです。

他のテスト結果については下の表をご覧ください。なお、いずれも工場出荷状態でテストしています。ソフトをインストールしたりするともっと重くなる点はご了承下さい。

PC起動時間など
テスト内容 時間
通常停止/起動 PC停止時間 約10秒
PC起動時間 約18秒
電源オフ状態からパスワード入力画面が表示されるまでの時間 約16秒
スリープ移行/復帰 スリープへの移行時間 約6秒
スリープからの復帰時間 約1.5秒
PC起動時間は、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間

SSDのベンチマーク

SSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果を掲載します。参考までに、一般的なHDDのベンチマーク結果も掲載します。

シーケンシャルリードで400MB/s以上の速度が出ており、メーカーが採用しているSSDとしては非常に高速だと思います。ちなみに、パソコン納得購入ガイド様の記事を見ると、128GBのSSDを搭載しても、ほぼ同様の速度が出るようです。
参考→ XPS 13 レビュー - パソコン納得購入ガイド

なお、搭載されているSSDはSAMSUNG製のPM830 mSATAでした。最近のmSATAは、ここまでの速度が出ることに驚きました。今後は、mSATAのSSD(小さく軽いのが特徴)を採用したモバイルPCが増えそうです。


XPS 13の256GBのSSDと、一般的なノートPCのHDDのベンチマーク比較

特徴6 - 故障時は自宅に来てくれて修理

XPS 13は、翌営業日訪問修理サービスが標準で提供されています。また、24時間365日電話サポートサービスも標準で利用できます。個人向けPCとしては、かなり手厚いサポートです。

詳細はこちら → パソコン購入前サポート&保証プラン(個人向け)

液晶ディスプレイのチェック

XPS 13の液晶ディスプレイのチェックです。

一般的なノートPCと変わりない普通の液晶です。光沢液晶ですので画面への映り込みがあります。パネルメーカーは不明です。


正面からの画像

 

詳細を見ていきます。

視野角は一般的なノートPCと同じで、それほど良くはありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色が大きく低めに調整されているため、やや青白い画面になっております。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

一般的なノートPCと同様に、色域はそれほど広くありません。


 

画素はシンプルな形状をしています。ギラつきは感じません。


キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mmx縦:18mmで、キーストロークは1.5mm位でした。キーストロークはそれほど深くないものの、キートップがやや湾曲しているため、”ウルトラブックの中では"押しやすいキーだと思います。

ただし、Delete、Backspace、Enterキーがやや小さめなのが気になります。慣れれば問題ありませんが、最初の頃はブラインドタッチしにくかったです。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。


キーボードバックライト

 

クリックボタンの動かしやすさは良好です。柔らかい素材で、ほど良い滑り加減です。

タッチパッドは、左寄りではなくほぼ中央に位置しています。手のひらが触れることもあるのですが、手のひらでタッチパッドを動かしてもマウスポインタが動きませんでした(個人差はあると思います)。そのため、タイピング中にマウスポインタが動いてしまうようなことが少なかったです(100%ないわけではありません)。

クリックボタンは軽い力でも押すことができます。クリックボタンとタッチパッドが一体型となっている割には、使いやすいタッチパッドであると感じました。


タッチパッド

総合ベンチマーク

Core i5-2467Mを搭載したXPS 13のベンチマークの結果です。

先にも述べましたが、SSDは高い性能であるため、ストレージ関連のスコアは良いです。その他は普通です。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)


1280x720で実行

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

主にCPUパワーを使うx264でエンコードしたときは47分58秒でした。

GPU(インテルHDグラフィックス)パワーを使うクイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは17分22秒でした。

最近のノートPCとしては、普通の処理時間です。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 47分58秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 17分22秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

バッテリ駆動時間のチェック


動画再生のバッテリ駆動時間は4時間24分

XPS 13のバッテリ駆動時間のチェックです。

SSDに保存した動画(720x480)を再生させて、バッテリ駆動時間を計測したところ、4時間24分の駆動時間でした。

 


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