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デル XPS 12 の実機レビュー

更新日:2013年7月10日

意外に良い"クルっと"液晶

XPS 12は、ノートPCにもタブレットにも変形できるハイブリッド・タブレットPCです。ウルトラブックのカテゴリにも属します。

液晶をくるっと回転させる方式のため、テーブルに置いたまま変形させることが可能です。またタブレット形状にしたときに、キーボード面が隠れるのも嬉しいです。ノートPC形状のときは、普通のノートPCの操作性と変わりません。

ボディにはアルミやカーボンファイバーを採用し、液晶にはゴリラガラスを用いており、堅牢性も高いです。

IPSパネルを搭載し、高精細・高視野角な液晶となっています。

2013年7月10日追記:CPUはHaswellに変わりました。これによりバッテリ駆動時間が最大8時間43分となりました。

メーカー直販サイト:XPS12 Ultrabook™

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

XPS 12 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2012年12月10日時点で構成できるパーツです。選択できるパーツは時期によって変わります。特にDELLのPCは変わりやすいので、詳細はメーカーホームページでご確認下さい。

CPU
超低電圧版CPUを選択可能です。本機はCore i5-3317Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 4000)です。
液晶ディスプレイ
12.5型ワイドフルHD(1920x1080)、光沢液晶ディスプレイです。
メモリ
4GBのメモリを搭載しています。
 
ハードディスク
HDDは非搭載です。 SSDのみ搭載可能です。
 
SSD
128GBまたは256GBのSSDを搭載可能です。本機は128GBのSSDを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 

バッテリ駆動時間
バッテリ駆動時間は、メーカー公表値で約5.5時間です。実測値は後述します。

各形状での操作性のチェック

XPS 12は、液晶部分がクルッと回転し、ノートPCとしてもタブレットとしても使用できる製品です。タッチスクリーンにも対応しています。ここでは、各形状での使用感を記載していきます。

ノートPC形状でキーボード操作してみる


ノートPCと変わらぬ操作性

普通のノートPCと変わりなく操作できます。変形可能な特殊なPCだからといって、ノートPC形状での操作性が損なわれることはありません。

液晶は綺麗ですし、キーボードも問題なく打てます。

ノートPC形状でタッチ操作してみる


液晶がやや揺らぐが大きな問題はないです

このような形状でも使えます

Windows 8 のモダン UIは、チャームを出すときなど、タッチしたほうがスムーズに操作出来る場合があります。また、縦スクロールも、タッチパッドを使うよりタッチ操作のほうが快適です。そのため、ノートPCの形状のときでも、タッチできると便利です。

このときの形状の使い勝手ですが、タッチすると、液晶がややカタカタ揺らぎます。ただし、操作に支障をきたすほどではありません。

2つ目の図のような形状で使用することも可能です。ノートPC形状のままだと、液晶が奥側にあって操作し辛い面もありますが、この形状だと液晶が手前にくるので、操作しやすいです。

また、ごろ寝しながら動画を観るときにも便利です。ヒンジの角度も自由に変えられる点も良いです。キーボードのないピュアタブレットは、このように液晶を斜めにすることもできないですし、サードベンダーのスタンドを使った場合でも角度を調節できる製品はあまりありません。ごろ寝しながら、動画を観たり電子書籍を読んだりする方には良いPCだと思います。

 

タブレット形状で持ってタッチ操作してみる


重量が重い。視野角は良好。

背面にキーボードはない。滑りにくく持ちやすい。

タブレット形状で、手で持って操作した場合、約1.5kgの重量は重く感じてしまいます。

ただ、タブレットを家の中のみで使用する場合、持ちっぱなしということは少ないです。大抵、テーブルや、膝、床の上の置いて操作します。であれば、約1.5kgという重さはそれほど気にはなりません。

持ったときのホールド感は良好です。変形型タブレットPCは、タブレット形状にしたときにキーボード面が後ろにくる製品が多いです。一方、XPS 12は、PCの底面が後ろにきます。底面は滑りにくく指紋も目立たない素材で出来ており、持ちやすいです。ただし、ピュアタブレットより厚さを感じます。

 

タブレット形状で机に置いてタッチ操作してみる


視野角は良好。ただし映り込みはあります。

タブレット形状で、机に置いてタッチ操作したときの感想です。

液晶の視野角が良いため、多少斜めから見ても画面を認識できます。ただし光沢液晶であるため、場所によっては蛍光灯の光が映り込む場合があります。

ただし、ほとんどのピュアタブレットの液晶も光沢です。ピュアタブレットと同等の操作性といっても良いでしょう。

変形のしやすさ


軽くて、回転もスムーズ

変形は、慣れればしやすいです。

液晶を反転させるときに、液晶角度を鋭角にしていると、液晶がキーボードに当たって回転できないことがありますが、それさえ気をつければ、PC本体を持ち上げる必要もなく、変形はしやすいです。

液晶と、ベゼル(液晶のフレーム)の間に、ホコリなどが入ると回転を妨げないかきにしていましたが、液晶とベゼルの間にはやや隙間があるため、よほど大きなホコリでなければ大丈夫だと思います。

ただし、回転時に何か挟まないようには気をつけましょう。

特徴1 - 堅牢ボディ

XPS 12は、天板部分にはアルミとカーボンファイバーの混合素材を、ボディ部分にはカーボンファイバーを採用しています。また、液晶部分はドライバでたたいても割れないコーニング社のゴリラガラスを採用しています。ボディは非常に堅牢です。


天板にはアルミとカーボンの混合素材、ボディにはカーボンを採用
液晶はコーニング社のゴリラガラスを採用

特徴2 - 高速SSD搭載で起動が速い

XPS 12は、高速SSDおよびWindows 8を搭載しているため、PCの起動が高速です。

PC起動時間など
テスト内容 時間
PC起動時間 約10秒
PCシャットダウン時間 約6秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

CrystalDiskMarkのベンチマーク

SSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速なSSDを搭載しています。


SSDのベンチマーク結果

特徴3 - フルHD、IPS液晶搭載

本製品は、フルHD(1920x1080ドット)に加え、IPSパネルを搭載し、高精細・高視野角な液晶画面となっています。また、後述しますが、色再現性も良いです。これらのことから、動画や画像を綺麗に見ることができます。

12.5型の液晶にフルHDの解像度では、文字が小さくなってしまうため、文字サイズはOSの設定で125%に拡大されています。そのため文字が小さく感じることはありません。ただし、下図のようにWebページの画像部分がぼやけてしまったり、アプリケーションによっては文字が拡大されない場合があります。


左図(XPS12のデフォルト設定)では、文字が大きいが画像がぼやける

 

なお、通常の文字の大きさへ変更したい場合は、「コントロールパネル」>「デスクトップのカスタマイズ」>「テキストやその他の項目の大きさの変更」をクリックし、文字の大きさを「小 - 100%」にします。この文字サイズでも気にならない方も多いでしょう。

特徴4 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約24mm

XPS 12はウルトラブックにカテゴリされているだけあって、本体が非常に薄いです。

メーカーの仕様表では15~20mmの高さとなっています。

当サイトで、ゴム足を含めた高さを実測してみたところ、約24mmでした。確かに薄いです。ただし、タブレットへ変形しないウルトラブック「XPS 13」は、ゴム足を含めても、約20mmであったため、これよりは厚みがあります。

PIX-BR320(他社製)でテレビ視聴も可能


PIX-BR320を使ってテレビ視聴画面
全画面表示ももちろん可能

ピクセラのPIX-BR320を用いれば、ワイヤレスでテレビ視聴が可能です。録画番組だけではなく、リアルタイムでも視聴できます。

TV端子のない部屋でもテレビを観ることができます。

本製品のようなタブレットにもなる製品とは、相性が良いと思います。

なお、PIX-BR320については、後日別途レビューします。

液晶ディスプレイのチェック

XPS 12の液晶ディスプレイのチェックです。

映り込みはありますが、見やすい液晶だと思います。

詳細を見ていきます。

IPS液晶を搭載しているため、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ、青色がやや高めに赤色がやや低めに補正されています。そのため実際の画面は、やや暖色系となっています。ただしノートPCの液晶の中では補正幅は少ないので、色再現性は良い部類です。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

一般的なノートPCと同様に、色域はそれほど広くはありません。


 

画素はシンプルな形状をしています。ギラつきは感じません。


キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mmx縦:18mmで、キーストロークは1.5mm位でした。キーストロークはそれほど深くないものの、キートップがやや湾曲して滑りにくい素材であるため、”ウルトラブックの中では"押しやすいキーだと思います。

ただし、Delete、Backspace、Enterキーがやや小さいです。よく使うキーなので、通常のサイズであればよかったなと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

キーボードバックライトも搭載し、暗い場所でもキー入力可能です。


キーボードバックライト

 

タッチパッド兼クリックボタンは、柔らかい素材で触り心地が良いです。クリックボタンと一体型のタッチパッドにしては操作しやすかったです。


タッチパッド

総合ベンチマーク

Core i5-3317U、メモリ4GB、SSDを搭載したXPS 12のベンチマークの結果です。

ディスク関連のスコアは非常に良いです。その他のスコアは普通です。なお、別の構成にした場合、もちろんスコアは変わってきます。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間です。

本機での計測結果の他に、XPS 12で選択できるもう1つのCPU「Core i7-3517U」の計測結果、さらに参考までに4コアのCore i7-3630QMでの計測結果も掲載します。

Core i7-3517UおよびCore i7-3630QMについては他のパソコンでの計測結果となります。

エンコードや動画編集も考えている場合、ウルトラブックに搭載される超低電圧版CPUでは、物足りないと感じるかもしれません。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  XPS 12で搭載可能なCPU 参考
本機
Core i5-3317U
メモリ 4GB
他機
Core i7-3517U
メモリ 4GB
他機
Core i7-3630QM
メモリ 8GB
x264でエンコード 36分12秒 32分53秒 14分10秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 14分32秒 12分00秒 9分57秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック

XPS 12の重量のチェックです。

PC本体の実測結果は1524g、ACアダプターの実測結果は280gでした。モバイルノートPCとしてはそれほど軽い重量ではありません。ACアダプターはやや軽いです。


重量の実測結果

バッテリ駆動時間のチェック


動画再生のバッテリ駆動時間は4時間35分

XPS 12のバッテリ駆動時間のチェックです。

SSDに保存した動画(720x480)を再生させて、バッテリ駆動時間を計測したところ、4時間35分の駆動時間でした。

なお、カタログ上では、約5.5時間となっています。今回と同じ動画再生テストをした場合、通常、カタログ値の6割程度の数値になります。しかし、今回はカタログ値とそれほど大きな差はありませんでした。

 


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