デル Inspiron 17R Special Edition の実機レビュー

どんな用途でもOK
Inspiron 17R Special Editionは、どんな用途にでも利用できるハイスペックな17.3型ノートパソコンです。
CPUはクアッドコアの第3世代インテルCPUを搭載し、フルHD液晶、ブルーレイドライブを搭載可能で、動画編集も快適です。
グラフィックスにはGeForce GT 650Mを搭載し、解像度を1280x720にすればファイナルファンタジー XIVも「やや快適」といったスコアです。
しかも価格が安いです。
また、24時間365日対応の電話サポートも実施しており、サポート面でも安心です。
メーカーHP:Inspiron 17R Special Edition
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
Inspiron 17R Special Edition の基本スペック
本機の基本スペックを紹介します。※2012年8月30日時点で構成できるパーツです。BTOという性質上、選択できるパーツは時期によって変わります。特にDELLのPCは変わりやすいので、詳細はメーカーホームページでご確認下さい。
CPU インテル第3世代CPUを搭載可能です。本機は、Core i7-3610QMです。 |
グラフィックカード NVIDIA GeForce GT 650Mです。 |
液晶ディスプレイ 17.3型ワイドです。非光沢(1920x1080)と、光沢(1600x900)のどちらかの液晶を選択できます。 |
メモリ 選択できます。本機は8GB(シングルチャネル)です。 |
ハードディスク 選択できます。HDDのキャッシュとして使用するmSATA SSDも選択可能です。本機は、1TB HDD+ mSATA 32GB SSDです。 |
SSD 単体でのSSDは搭載できません。ただし、左の通り、HDDのパフォーマンスを上げるためのmSATA SSDなら搭載可能です。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択可能です。本機はブルーレイディスクドライブです。 |
テレビチューナー 非搭載です。 |
特徴1 - 大画面+高解像度液晶搭載
Inspiron 17R Special Editionは、次の液晶を選択することができます。
発売当初は、3D Vision対応の光沢液晶(1920x1080)も選択できましたが、現在(2012年8月30日)は選択できません。
下図に1920x1080と、1600x900の液晶の画面を掲載します。また、ノートPCに多い15.6型ワイド(1366x768)の画面も参考までに掲載します。17.3型ワイドと15.6型ワイドの画面サイズ比は同じにしています。

1920x1080ドットの液晶は、情報量が多いですが、文字が小さくなります。1600x900ドットの液晶は情報量は減りますが、文字が大きくなります。個人的には17.3型ワイドもあれば1920x1080ドットでも文字の大きさは気になりません。しかし、ご年配の方などは1600x900の液晶のほうが無難だと思います。ただし、17.3型ワイド(1600x900)でも、15.6型ワイド(1366x768)より文字は小さくなります。
なお、1920x1080の液晶を選択しても、デフォルトでは文字サイズが125%に拡大されていると思います。文字を通常の大きさへ変更するには、「コントロールパネル」>「デスクトップのカスタマイズ」>「テキストやその他の項目の大きさの変更」をクリックし、文字の大きさを「小 - 100%」にします。
特徴2 - GeForce GT 650M搭載でゲームも可能

本機はNVIDIA GeForce GT 650Mを搭載しており、1280x720の解像度ならファイナルファンタジー XIVも「やや快適」というスコアです。解像度を低めにすれば多くのゲームがプレイ可能です。
| 製品名 | Inspiron 17R Special Edition | ||
| 基本スペック | Core i7-3610QM GeForce GT 650M |
||
| 重めの ゲーム |
ロストプラネット 2(テストB) | 1920x1080 | RANK C(22.5fps) |
| 1280x720 | RANK B(33.3fps) | ||
| ファイナルファンタジー XIV | 1920x1080 | 1783(重い) | |
| 1280x720 | 3260(やや快適) | ||
| 中程度の 重さの ゲーム |
ファンタシースターオンライン2 | 1920x1080 | 1605(重い) |
| 1280x720 | 4078(標準) | ||
| バイオハザード5(テストB) | 1920x1080 | RANK B(59.2fps) | |
| 1280x720 | RANK S(96.7fps) | ||
| モンスターハンターフロンテ ィア 第三弾(大討伐) | 1920x1080 | 3922 | |
| 1280x720 | 7529 | ||
| 軽めの ゲーム |
デビルメイクライ4 | 1920x1080 | RANK A |
| 1280x720 | RANK S | ||
| リアル彼女(ハイクオリティ) | 1280x720 | RANK S(45 REAL) | |
特徴3 - 高いコストパフォーマンス
本機は、コストパフォーマンスが非常に高いPCです。
Core i7-3610QM、8GBメモリ、17型フルHD液晶、GeForce GT 650M、ブルーレイディスクという、国産メーカーなら15万円以上はするのではないかという構成でも、10万円を切ります。
なお、価格は変動が激しいため、価格の詳細については、メーカーサイトをご確認ください。
特徴4 - 音も比較的良い
本機は、2W×2のステレオスピーカー+サブウーファーを搭載し、ノートPCとしては音質も比較的良いです。
ただし、スピーカーのメーカーはSkullcandyとなっており、ヘッドホンでは有名なメーカーですが、スピーカーとしては筆者はあまり聞いたことがありません。
個人的にはXPS 15に搭載されているJBLスピーカーの方が、音質は良いと思いました。

特徴5 - インテル SRT対応でPC起動が速い
本機は、ハードディスクの他に、キャッシュ用のmSATA SSDを搭載し、インテル SRTというソフトを使うことで、ハードディスクを高速化することが可能です。インテルSRTについての詳細は、以前、本サイトで掲載した「MDV ADVANCEの実機レビュー - インテルSRT」をご覧ください。
PC起動時間などの計測結果
下の表が、PCの起動時間等を実測した結果です。500MB/sも出るような単体SSDよりは遅いですが、ハードディスクよりは高速です。なお、工場出荷状態でのテストですので、たくさんソフトをインストールすると起動時間などは変わってきます。
| テスト内容 | 時間 | |
|---|---|---|
| 通常停止/起動 | PC停止時間 | 約13秒 |
| PC起動時間 | 約27秒 | |
| スリープ移行/復帰 | スリープへの移行時間 | 約6秒 |
| スリープからの復帰時間 | 約5秒 | |
CrystalDiskMarkのベンチマーク
Crystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。Read(読み取り)の速度がハードディスクよりも速くなっています。ただし、インテル SRTのモードが「拡張」であるため、Write(書き込み)の速度はハードディスクと変わりません。なお、自分でモードを「拡張」から「最速」へ変更することは可能です。

本機搭載のHDD + mSATA SSDと、一般的なノート用HDDとの比較
特徴6 - 24時間365日電話対応
PC初心者の方は、国産メーカー以外のメーカーに対して、サポート面に不安がある方もいると思います。
しかしデルなら、24時間365日電話サポートという充実したサポートを受けることができます。ハードウェアやOSだけでなく、Microsoft Officeなどの一部の他社製ソフトウェア対象です。しかも、日本人スタッフによって行われているため安心です。
サポートの詳細はこちら → パソコン購入前サポート&保証プラン(個人向け)
液晶ディスプレイのチェック
本機は、3D Vision対応のフルHD液晶を搭載しているのですが、現在(2012年8月29日)、この液晶は選択できなくなりました。そのため、液晶ディスプレイのチェックは割愛させていただきます。
キーボードとタッチパッドのチェック
キーボードのチェックです。
実測で、キーピッチは横:約19mm × 縦:18mm、キーストロークは約2mmと、一般的な構成です。キートップは凹んでおり滑りにくい素材です。たわみがややありますが、比較的打ちやすいキーボードだと思います。

キーボード全体図

キーの拡大図
タッチパッドおよびクリックボタンの操作性は普通です。

タッチパッドとクリックボタン
総合ベンチマーク
Core i7-3610QM、メモリ8GB、GeForce GT 650M、ハードディスク(+mSATA SSD)での構成でのベンチマーク結果を掲載します。
CPUとメモリ関連のスコアは高いです。グラフィックス関連のスコアはやや良いです。
Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)

解像度:1280x720で実施
PCMARK7(1.0.4)

3DMark11(1.0.3)- Performance

動画のエンコード時間のチェック

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5
動画のエンコード時間のチェックです。
TMPGEnc Video Mastering Works 5でエンコードしたところ、x264使用時は16分22秒、クイック・シンク・ビデオ使用時は8分12秒でした。
CPUが4コアのCore i7-3610QMであるため、エンコード時間はノートPCとしてはかなり短いです。
なお、大画面フルHD液晶に、ブルーレイドライブを搭載可能であるため、エンコードや動画編集に適したノートPCであると言えます。
| エンコード方法 | エンコード時間 |
|---|---|
| x264でエンコード | 16分22秒 |
| クイック・シンク・ビデオでエンコード | 8分12秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。
スロットは本体の手前にあります。

SDカード挿入後の外観
対応しているカードは次の通りです。
| 対応カード | SD(SDHC、SDXC含む)、MMC(MMC+含む)、MS、MS Pro、MSXC |
カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。速度は遅いです。



