ASUS VivoBook 15 X542UNの特徴
インターフェース豊富なGeForce MX150搭載15.6型PC
VivoBook 15 X542UNは、第8世代Core i5-8250Uと、GeForce MX150を搭載した、オールラウンダーなPCです。
GeForce MX150は、エントリー向けのグラフィックスではありますが、軽いゲームであればできますし、GPU支援対応アプリを使用すると、画像や映像の編集作業なども軽快に行うことができます。
ストレージは、128GB SSDと、1TB HDDのデュアルストレージ構成です。起動の速さと、大容量を両立しているので、使い勝手がいいでしょう。
重量は2.3kgあります。持ち運んで使用するには厳しいので、据え置きのノートPCとして使用する方がよいと思います。時々、家や会社で移動する程度であれば苦にならないでしょう。
光学ドライブも搭載しており、スペックも高いPCとなっていますので、メインPCとしても使用できます。
価格は、税込みで約13万円です。外部グラフィックスが必要なければ、レノボのideapad 520などの方が価格は安いです。
CPU | Core i5-8250U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB SATA SSD + 1TB HDD |
グラフィックス | GeForce MX150 |
液晶サイズ | 15.6型 |
液晶種類 | フルHD 非光沢 |
質量 | 約2.3kg |
バッテリー | 約3.5時間 |
価格 | 約130,000円(税込) |
ASUS VivoBook 15 X542UNの特徴
GeForce MX150を標準搭載
VivoBook 15 X542UNは、外部グラフィックスとして、GeForce MX150を搭載しています。
エントリー向けのグラフィックスではありますが、軽めのゲームや、画像や映像を扱うクリエイティブな作業を行う方に適してています。Adobe PremiereやPhotoshopなどの、GPU支援対応アプリを使用する場合は、少し描画が速くなったりする処理もあります。
言い換えると、ゲームもしないし、画像や動画も扱わない、主にオフィス系のソフトを使用するといった場合は、外部グラフィックスを搭載しない、別のPCを選択したほうが価格を安く抑えることができます。
SSD+HDDのストレージ
VivoBook 15 X542UNは、128GB SSDと、1TB HDDのデュアルストレージ構成です。この構成により、価格を抑えつつ、OSやアプリの起動速度の向上と、大容量のストレージを両立しています。
ただし、HDDを搭載しているため、消費電力が増えることと、耐振動性が劣ってしまうという、デメリットもあります。本体サイズの問題だけでなく、この点でも、据え置きでの使用が向いているPCと言えると思います。
2色のカラーバリエーション
VivoBook 15 X542UNには、スターグレーとアイシクルゴールドの2つのカラーバリエーションがあります。仕事に使用する場合でも、一般的なビジネスPCよりも洗練されたイメージを与えることができそうです。
スピン加工が施された天板
メインPCとして使えるインターフェイス構成
VivoBook 15 X542UNのインターフェイスは、下記のとおりです。
USB3.0 x2、USB2.0、USB Type-C、HDMI、D-Sub出力、SDカードリーダー、LANポート、光学ドライブを備えています。
USB Type-Cポートもあるので、高速データ転送が可能ですし、最新の周辺機器の接続にも対応しています。HDMIやD-Sub出力を備えているので、テレビやプロジェクターなどの外部ディスプレイへの出力が容易に行えます。また、SDカードリーダーも搭載しており、デジカメなどからの画像や映像を簡単に取り込むことができます。さらに、光学ドライブも搭載しており、CDやDVDも読み込めます。
オフィスなどで使用や、自宅でのメインPCとしての使用にも十分対応できるようなインターフェイス構成と言えるでしょう。
日本発売モデルには、指紋認証機能は搭載されていないようです。毎日使用する場合などはとても便利な機能なので、少し残念です。
光学ドライブも搭載。インターフェースも充実
その他のこだわり
VivoBook 15 X542UNには、上記以外にもこだわりのポイントがあります。
・ASUS Splendidテクノロジー:ディスプレイの色を調整し、ブルーライト軽減モードやビビッドモードなど状況に合わせて色を調整できます。
・ASUS SonicMaster:力強く、深みのあるサウンドを再生可能です。
・ASUS AudioWizard:ゲーム、映画、音楽、録音、スピーチなどコンテンツに合わせて最適なモードを選択できます。
・ASUS IceCoolテクノロジー:冷却性能を重視し、パームレストを体温より低い36℃以下に保つことができます。使い心地のよりPCを実現しています。
・高耐久性:2万回の開閉テスト、1千万回の打鍵テストなどが行われており、長期間使用することができる作りとなっています。
このように、仕様表には表れにくい部分ですが、快適に使用できるような工夫がなされているようです。
ライバル機種との比較
最後に、第8世代CPUにGeForce MX150を搭載した15.6型のライバル機種と比較します。比較機種は、レノボのThinkPad T580とドスパラのCritea VF-HEKSで、X542UNのスペックにできるだけ近い構成にカスタマイズしています。
ThinkPad T580は、バッテリー駆動時間が長く、ボディも比較的コンパクトです。また、4K液晶を選択できたり、キーボードが打ちやすかったり、専用ドックが豊富だったりなど下表にはないメリットもあります。ただし価格は高めです。
Critea VF-HEKSは、安い価格が大きなメリットです。数千円で500GB SSDへ換装することも可能です。質量も軽いです。ただし、USB Type-Cポートが無かったり、光学ドライブが無かったり、ポート類の種類は少ないです。
最後にVivoBook 15 X542UNは、光学ドライブを搭載し、その他のポートも豊富で、インターフェースが充実しています。
VivoBook 15 X542UN |
レノボ ThinkPad T580 |
ドスパラ Critea VF-HEKS |
|
---|---|---|---|
CPU | Core i5-8250U | Core i5-8250U | Core i7-8550U |
メモリ | 8GB | ||
ストレージ | 128GB SATA SSD + 1TB HDD |
128GB PCIe SSD + 1TB HDD |
120GB SATA SSD + 1TB HDD |
GPU | GeForce MX150 | ||
液晶 | 15.6型 フルHD 光沢なし | ||
光学ドライブ | あり | なし | なし |
質量 | 約2.3kg | 約1.97kg~ | 約1.83kg |
サイズ | 380x251 x23.2mm |
365.8x252.8 x20.2mm |
382x256 x23.9mm |
バッテリー | 約3.5時間 | 約13.8時間 | 約7.7時間 |
価格(税込) | 129,384円 | 159,019円 | 109,468円 |
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【公式サイト】
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