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the比較 > タブレット > ソニー Xperia Z3 Tablet Compact

ソニー Xperia Z3 Tablet Compactの実機レビュー

更新日:2014年11月28日

8インチクラス世界最薄・最軽量

10インチタブレットやスマートフォンで人気のXperiaシリーズに、ついに8インチタブレットがラインナップされました。8インチタブレットとしては世界最薄・最軽量。さらに防水・防滴性能までついたAndroid タブレットです。

基本スペックの高さはもちろん、SonyのXperiaならではといえる外部機器との連携機能も充実しています。さらにハイレゾ対応のサウンドシステムやPS4へのリモート接続機能などが追加されており、ソニーらしさを存分に味わえます。

バッテリー駆動時間も長く、最大128GBのmicroSDXCにも対応。スペック、デザイン、携帯性のいずれをとっても完成度の高い8インチタブレットです。

メーカー直販サイト:
ソニーストア(Xperia Z3 Tablet Compact) icon

※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

主な仕様

Xperia Z3 Tablet Compactの仕様をまとめました。Xperia Z2に搭載されていた赤外線ポートは非搭載になっています。

Xperia Z3 Tablet Compactの主な仕様
  Xperia Z3 Tablet Compact
OS Android 4.4
液晶 8.0インチワイドTFT (1920x1200px)
プロセッサー Snapdragon 801 (2.5GHz)
メモリ 3 GB
内部ストレージ 16 GB / 32 GB
バッテリー 約15時間(動画再生時)
カメラ 810万画素 (リアカメラ)
220万画素 (フロントカメラ)
主なスロット micro USB
ステレオミニ端子
microSDカード (最大128GB)
その他 防水機能(IPX5/8等級)
GPS内蔵
NFC対応
重量 約270g

特徴1 - 8インチクラス世界最薄・最軽量

Xperia Z3 Tablet Compactは人気のXperiaシリーズに初めて登場した8インチのAndroidタブレットです。8インチクラスのタブレットにおいて、2014年10月の発売時点で世界最薄・最軽量を謳っています。

当サイトで重量を計測した結果は、274gでした。メーカー公表値約270gよりやや重いもののダントツの軽量性です。ちなみにiPad mini2は約331g。7インチのMeMO Pad 7 (ME176)でも約295gです。

AC電源アダプターとUSBケーブルも計測しましたが、こちらはXperia Z2 Tabletと同じものが付属しています。

8インチタブレットでは世界最軽量

 

薄さも世界一です。実際に手に持ってみると、電子機器を持っているというよりも、薄いノートや書籍を持っているような感覚です。ボディはマットな質感の樹脂素材ですが、適度な剛性があり、使っていて強度面に不安を感じる事はありません。


8インチタブレットでは世界最薄

 

薄さの実測値については、メーカー公表値6.4mmとほぼ同じでした。ほぼ同クラスのサイズのiPad mini2と並べても、さらに一回り薄型です。


iPad mini2よりも一回り薄い

 

Xperia Z3 Tablet CompactをiPad mini2と重ねてみました。サイズ感はほぼ同じで、ベゼルの幅もさほど変わりませんが、ディスプレイのアスペクト比がiPad mini2の4:3に対してXperia Z3 tablet Compactは16:10と横長です。


iPad mini2とサイズを比較

軽量なので横位置でも片手でホールドできる

特徴2 - IPX5/8等級の防滴性能

Xperia Z3 Tablet CompactはXperia Z2と同じく、IPX5/8等級の防水・防滴機能がついています。そのため水はねが気になる台所回りはもちろん、お風呂に入りながら動画や音楽を楽しむ事も可能です。

メーカーサイトで公開されている情報では、IPX5の試験基準は「内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5L/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からの水の直接噴流によっても本体機能を保つ」、IPX8の場合は「水深1.5mに30分沈めた状態で製品に故障がない」となっています。ただし注意書きには「湯船には浸けない」「水道水以外のものはかけない」などと記載されています。

実際に風呂場で使ってみました。おそるおそるシャワーをかけてみましたが、その後の動作に問題はありませんでした。いざという時に水がかかっても大丈夫だという安心感は、他のタブレットにはない大きなメリットです。ただし、水滴を大量に浴びせたり、濡れた手で操作すると水滴でタッチパネルが誤作動し、勝手にアプリが切り替わったりしてしまいます。


シャワーを直接かけても動作する

特徴3 - ハイレゾ対応のサウンドシステム

Xperia Z3 Tablet Compactはハイレゾ音源の再生に対応しています。視聴する環境やヘッドホンの性能にも依存しますが、CDの音質以上にオリジナルの音質に近いサウンドを楽しむことができます。

また、ソニーストアではハイレゾ音源の再生に対応したヘッドホンをXperia Z3 Tablet Compactと同時に購入できるミュージックセットもラインナップしています。


対応機器があればハイレゾも楽しめる

 

ハイレゾ対応の音源はwalkman公式ミュージックストア”mora”で専用のカテゴリーが設けられていて、アプリから直接購入・ダウンロードできます。もちろん他のストアで購入した音源でもタブレットに転送して視聴する事ができます。


ハイレゾ音源はmoraから購入可能

 

ちなみにホーム画面に表示されるサムネイルからも最新コンテンツにアクセス可能です。このサムネイルには音楽だけでなく映画やドラマのタイトルも表示されるので、いちいちストアサイトを開かなくてもエンタメコンテンツの新作リリース情報を確認できます。


ホーム画面には最新コンテンツがサムネイル表示される

特徴4 - 様々な外部機器との連携

Xperia Z3 Tablet Compactには外部機器との連携機能が豊富に揃っています。例えば、Bluetooth対応またはWi-Fi対応機器が近くにあれば、Throw機能で自動的に検出してくれます。またNFC対応機器であれば、タブレット上にかざすだけでペアリングする事ができます。


外部機器とのBluetooth接続やWi-Fi接続をThrowでカンタン設定

NFCも搭載

 

Xperiaを所有しているユーザーであれば、アプリ"Xperia Link"を使った簡単な設定でテザリングが使えるようになります。これらの標準機能以外にもGoogle PlayからアプリをダウンロードすることでAndroid用の豊富なアプリを利用する事もできますが、標準インストールされているアプリだけでも様々な機能が楽しめます。


Xperiaのモバイルネットワークでテザリング

特徴5- デジカメゆずりのカメラ機能

Xperia Z3 Tablet Compactはリアカメラとフロントカメラを搭載しています。

カメラ搭載位置は縦位置を基準にフロントが上部右側、リアカメラは上部中央に配置されています。フラッシュは搭載していません。


フロントカメラは上部右側

リアカメラは裏面上部中央

Exifで表示された各カメラのスペックは次の通りでした。リアカメラはタブレット搭載のカメラとしては大きな画像サイズです。

Xperia Z3 Tablet Compact搭載カメラのスペック
スペック* フロントカメラ リアカメラ
ファイル形式 jpeg jpeg
画像サイズ 1920×1080px 3264×1836px
最小絞り f2.8 f2.4
※撮影したjpegファイルをmacのプレビューでExif表示したデータに基づく。

 

標準で搭載されているカメラアプリの撮影画面には、静止画/動画の各撮影ボタンと撮影画像のサムネイル、リア・フロントカメラの切り替えボタンが配置されています。下の撮影画面にはさらに設定メニューを表示しています。さすが映像機器メーカーのソニーだけあって、縦横比の変更やスマイルシャッター等、デジカメ並みの各種設定が可能です。

カメラアプリ機能は撮影画面上では一つのボタンにまとめられています。撮影エフェクトの種類はかなり豊富で、SNSとのリンク機能も充実しています。標準搭載の機能だけでも十分に遊べるカメラです。さらに、エフェクトはアプリ形式でダウンロードして追加できるようになっています。


Xperia Z3 Tablet Compactのカメラ撮影画面

標準搭載された各種カメラアプリ

特徴6- PS4にリモート接続

Xperia Z3 Tablet Compactのゲーム機能はアプリ"Playstation"に統一されていて、アプリを起動するとPSN(プレイステーションネットワーク)に接続されます。

また、今回は対応製品がなかったため実機での検証はできていませんが、PS4へのリモート接続機能もサポートされています。PS4がオンの状態であれば、外出先からでもPS4に接続し、Xperia Z3 Tablet Compactの画面でゲームをプレイする事ができます。またPS4用のワイヤレスコントローラーをXperia Z3 Tablet Compactに接続して、PS4用のポータブルディスプレイとしても使えます。


PSNに加え、PS4にリモート接続が可能

Webページを見る

Webページを閲覧した感想です。

画面は8.0型(1920×1200)のため、Webサイトを表示するとやや縦長になります。アスペクト比4:3のiPad mini2と並べると、表示全体が小さくなってしまいますが、表示エリアは縦方向にやや広くなります。

文字を拡大してみても、輪郭がくっきりとして見やすいです。

当サイト「the比較」を縦位置で表示し、iPad mini2と比較

文字部分を拡大して比較

 

次に、ブラウザでのベンチマーク結果を掲載します。「Chrome」が標準ブラウザになります。タブレットの中ではやや高めのスコアです。


PEACEKEEPER(Futuremark社)・・・Webブラウザベンチマークテスト

テレビや動画配信を観る

テレビをライブで視聴する方法は幾つかありますが、今回はnasneとPIX-BR310Lを試しました。

nasneを使ってテレビ視聴

nasneとアプリ”レコプラ”を使ってテレビを視聴しました。レコプラを起動すると番組表が表示され、観たいチャンネルを選択すると標準の"TV番組プレーヤー"が起動し、TV視聴する事ができます。アプリ"ムービー"から直接nasneを検出し、ライブ視聴する事も可能です。Sony製品同士の連携なのでアプリは無料で、設定もスムーズにTV視聴する事ができます。

ちなみに対応するTVモニターが同じネットワークに接続されている場合にも同様に自動検出され、ミラーリング機能を使ってXperia Z3 Tablet Compact上で再生している映像をTV画面に映し出す事もできます。

また、"nasne ACCESS"アプリを利用して、視聴することも可能です。


レコプラの番組表から直接ライブ視聴する事もできる

標準アプリ"ムービー"からnasneでライブ視聴

PIX-BR310Lを使ってテレビ視聴

ピクセラ製「PIX-BR310L」でのテレビ視聴も試しました。アプリ”ワイヤレスTV”を使用しましたが、こちらも問題なく視聴・番組の録画ができました。


ピクセラ製のPIX-BR310Lでも視聴可能

動画配信サービスを確認

動画配信サービスとは、月額500円や1,000円程度で、過去の多くのテレビや映画、アニメを視聴できるサービスです。

Huludビデオバンダイチャンネルを試してみましたが、いずれも問題ありませんでした。

電子書籍を読む

電子書籍を読んだ時の快適さのチェックです。

アスペクト比が16:10のワイドスクリーンのため、通常の電子書籍PDFを縦位置で表示した場合、画面の上下に余白が生じます。ただし、使用するアプリによってはメニューボタンやホームボタンが上下に表示されるので、違和感はあまりありません。


電子書籍PDFを縦位置表示

 

プリインストールAppの"Reader by Sony"で、コミックを横位置表示にして読んでみました。解像度も十分で見やすいです。

Sonyの電子書籍ストアはReader Storeですが、iBooksやKindleと比べるとあまり書籍タイトルが充実しているとは言えません。本格的に電子書籍を楽しむならKindleなど他社の電子書籍リーダーやストアを使用した方がよいと思います(本製品からでもKindleは使用可能です)。


電子書籍Reader by Sonyでコミックを横位置表示

Sonyの電子書籍ストア"Reader Store"

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイをチェックしました。

視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

iPad mini2と並べてみると、Xperia Z3 Tablet Compactは斜めから見た場合の反射が抑えられています。少し斜めから見ても見やすいです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

開口率の良い画素です。ギラつきも感じません。


画面表面の拡大図

パフォーマンスのチェック

CPU、メモリ、GPUのいずれもタブレットの中では高いスコアです。

下にベンチマーク結果を掲載します。


3DMark

PassMark PerformanceTest Mobile

バッテリー駆動時間のチェック

Xperia Z3 Tablet Compactのバッテリ―駆動時間をBattery mixでチェックしました。100%充電後にスリープ状態で放置し、約24時間経過後のバッテリー残量は97%となっていました。


スリープ時のバッテリー消費をBattery Mixで計測

 

動画再生時のバッテリー駆動時間もテストしました。他のタブレットでも同じ方法で計測していますが、それらと比べてかなり長めのバッテリー駆動時間です。充電器を持たずに一日中外で持ち歩いても十分に使えます。

バッテリー駆動時間
負荷内容 バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 13時間23分
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵のSDカードリーダー/ライターの速度をチェックしました。

シーケンシャルリード、シーケンシャルライトともに、おおよそ16~17MB/秒ほど出ていました。


使用カード: Sandisk Extreme Pro microSDHC UHS-I (読み取り最大95MB/秒、書き込み最大90MB/秒)
A1 SD Benchアプリでの計測結果

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。

本体の裏面を計測した結果、動画再生時は下図の下部(横位置時本体下半分)がやや暖かくなります。


外観のチェック

外観です。

表面は光沢感のある綺麗な仕上がりです。ベゼルも長辺側が細めに仕上げられていて、オシャレです。

 

縦位置を基準としたデザインになっていますが、ステレオは横位置時の左右端に配置されています。動画を観るときは横位置にすると思うので良いと思います。

 

本体の横位置時の下面には充電スタンド用の端子がついています。しかし充電スタンドは別売りです。充電機能にBluetoothスピーカー機能を搭載した専用スタンドもソニーストアにラインナップされています。

 

電源ボタンと音量ボタンは横位置時の本体上部の中央に配置されています。デザインはXperiaシリーズに共通です。

 

USB端子はカバー付きで、本体右側面の下端にあります。充電の度にカバーをあけるのは面倒なので、別売りの充電スタンドの購入をお勧めします。

 

microSDカードスロットは横位置時の下側面の中央に配置しています。今回のレビューで使用したWi-Fiモデルでは、microSDスロットの横にはSIMカードのダミーが入っていました。

 

ステレオミニ端子は本体右上部側面にあります。防水でもこの端子だけはむき出しのままです。

 

裏面です。シンプルなデザインで、ロゴが配置されています。

 

裏面はややマットな素材で、手触りは少しざらついています。レビューで使用したホワイトは、指紋汚れが目立ちにくく、滑りにくいです。

 

縦位置ポジションを基準にした各側面部分です。側面はつや消しのメタリックな質感になっています。

 

付属のUSBケーブルとAC電源アダプターはXperia Z2と同じ仕様のものです。

Xperia Z3 Tablet CompactでPS4をリモートプレイ

Xperia Z3 Tablet CompactでPS4にリモート接続し、ブラッドボーンをプレイしてみました。詳細は、次のリンク先をご覧ください。

Xperia Z3 Tablet CompactでPS4のリモートプレイを試す

まとめ

以上がXperia Z3 Tablet Compactのレビューでした。

8インチAndroidタブレットとしては、スペック、デザイン、携帯性のいずれをとっても抜群の完成度です。さらに防水・防滴仕様なのでお風呂場や水回りでも動画や音楽、Webなどのコンテンツを楽しめるようになります。バッテリー駆動時間も長く、最大128GBのmicroSDカードも利用可能なので、外出先へも気軽にコンテンツを持ち運んで楽しむ事ができます。

NFCやTHROW機能、PS4へのリモート接続機能、ハイレゾ音源に対応したサウンドシステム等、ソニー製品を中心とした外部機器との連携機能が揃っている点もXperiaならではの強みです。ソニーの周辺機器と組み合わせれば組み合わせるほど、Xperia Z3 Tablet Compactの便利さは増します。

携帯性の良い8インチAndroidタブレットとして、標準搭載のアプリだけでも十分に魅力的ですが、別売りの充電スタンドスピーカーやハイレゾ対応イヤホン、PS4など、用途に応じた周辺機器も含めて検討すれば、さらに使い勝手よく楽しめるでしょう。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:ソニーストア(Xperia Z3 Tablet Compact) icon