会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > タブレット > Microsoft Surface Pro 3

Microsoft Surface Pro 3の実機レビュー

更新日:2014年8月2日

ノートPCに代わる!?12インチタブレット

Microsoft Surface Pro 3は、12インチディスプレイ、第4世代インテル Core i プロセッサーを搭載したWindowsタブレットです。

12インチの大画面に加え、画面比率は3:2に変更され、Webページや文書などが見やすくなっています。解像度も2160x1440と高精細です。

CPUには、第4世代インテルCoreプロセッサー、ストレージには、256GBの高速SSDを搭載し、処理性能も高いです。

タブレットとしては重いですが、キーボードカバーを搭載した本製品は、最軽量のモバイルノートパソコンと同等な重量です。

競合製品はタブレットというよりも、モバイルノートパソコンになるかと思います。

直販サイト:マイクロソフトストア(Surface Pro 3)

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

主な仕様

まずMicrosoft Surface Pro 3の仕様をまとめました。赤字部分が前モデルのSurface Pro 2から改良された点です。

Microsoft Surface Pro 3の主な仕様
  Surface Pro 3
OS Windows 8.1 Pro
液晶 12インチIPS (2160x1440)
プロセッサー 第4世代インテル Core i3 / i5 / i7
メモリ 4GB / 8GB
内部ストレージ 128 / 256 / 512GB SSD
バッテリー駆動時間 最大約9時間
カメラ 500万画素 HDカメラ(イン・アウト)
主なスロット フルサイズUSB3.0
Mini DisplayPort
ヘッドフォンジャック
カバー用ポート
micro SDカードスロット
重量 約800g
薄さ 9.1mm

 

なお、本機の構成は、Core i5-4300U、8GB メモリ、256GB SSDとなっています。

モバイルノートパソコンの代わりになるか?

Microsoft Surface Pro 3は、モバイルノートパソコンの代わりになるかチェックしてみます。あくまで、キーボードを装着したときのSurface Pro 3と、モバイルノートパソコンとを比較しています。なお、主観で書かれている部分もあることは、ご了承ください。

まず、CPUなどの処理性能、液晶のみやすさ、バッテリー駆動時間については、両者ともほぼ変わりません。

重量は、モバイルノートパソコンの機種にもよりますが、ほとんど変わらないと思っていいでしょう。Microsoft Surface Pro 3+キーボードカバーの合計重量は、当サイトによる計測で約1.11kgです。一方、一般的なモバイルノートパソコンは、13.3型ノートPCの中で、最軽量な製品が約0.964kgで、Microsoft Surface Pro 3のほうがやや重いです。ただし、タブレットへ変形可能な13.3型のハイブリッド・タブレットPCの場合は、約1.118kgで、Microsoft Surface Pro 3とほぼ同等です。

キーボードは、一般的なモバイルノートパソコンのほうが、やや打ちやすいと感じます。Microsoft Surface Pro 3のキーボードカバーも打ちにくくはありませんが、キーとキーの間隔がほぼないので、タイプミスをやや引き起こしやすいです。

入出力インターフェースについては、Surface Pro 3は他のタブレットより多くのポートを搭載していますが、一般的なモバイルノートパソコンよりUSBポートの数が少ないです。

キーボード入力できる状態にするまでは、一般的なモバイルノートパソコンのほうがやや簡単です。 Microsoft Surface Pro 3は、キーボードカバーを開いた後、 スタンドも開く必要があり、2ステップ必要ですが、一般的なモバイルノートパソコンは、液晶を開くだけなので、1ステップで済みます。

膝の上などに置いての作業は、どちらも可能です。Microsoft Surface Pro 3はキーボードカバーとスタンドを両方膝の上に置かなくてならないため、やや窮屈ではありますが、意外に安定しており、作業に支障はありません。また、スタンドを使えば、タブレット本体が膝に触れることがないため、熱さを感じにくい利点があります。ただし、側面が触れるため、そこは熱く感じます。

以上のことから、細かい部分では、モバイルノートパソコンのほうが使いやすい部分が多いですが、Surface Pro 3でも十分代用可能だと思います。

Microsoft Surface Pro 3と、一般的なモバイルノートパソコンとの比較
  Surface Pro 3 一般的なモバイルノートパソコン
処理性能 ほぼ同等
液晶 ほぼ同等
バッテリー駆動時間 ほぼ同等
重量 約1.1kg(本体+キーボードカバー)
※当サイトの実測値
タッチ液晶搭載の13.3型最軽量PC:約0.964kg
タブレットへ変形する13.3最軽量型PC:約1.118kg
※12型はあまりないので13.3型で比較
キーボード やや打ちやすい 打ちやすい
ポートの種類 USBポート1つ
映像出力ポート1つ
micro SDカードスロット1つ
一般的には、
USBポート2つ
映像出力ポート1つ
micro SDカードスロット1つ
キーボード入力できる状態にするまで キーボードカバーを開いた後、
スタンドも開く必要あり
液晶を開くだけ
膝の上などに置いての作業

スタンド部分も乗せる必要がある。ただし、液晶をかなり開くことができる。イス、ソファー、車など、どの状態でも膝の上で作業することが可能。
また、膝上など体の上に置くとき、スタンドを使えば、発熱する部分があまり体に接しないため、それほど熱くない。

PCの底面部分のみ膝の上に乗せればよい。ただし、液晶があまり開かないノートPCは、膝の上に置いたときなどに見にくい。180度以上液晶が開くパソコンであれば、問題なし。
ただし、膝上など体の上に置くとき、発熱する底面が体に接するため熱く感じる。

※モバイルパソコンの性能などは機種にもよります

特徴1 - 3:2の大型12インチディスプレイ

Surface Pro 3は、前モデルであるSurface Pro 2と比べて、画面サイズが12インチへと大きくなり、さらに画面比率も縦横比3:2になりました。画面が大きくなった分、イラストを書いたりドキュメントを作成したりといった作業はやりやすくなっています。

またSurface Pro 2は縦位置表示にしたときに、画面が縦長になりすぎて使いづらかったですが、Surface Pro 3は縦位置表示でも、A4用紙とほぼ同じ大きさであるため、違和感がありません。特に縦位置でWebを利用する場合に見やすく感じます。

その代わり、動画は縦横比が16:9など、横に長いものが多いので、上下の黒帯が広くなってしまいます。


Surface Pro 3とSurface Pro 2を横位置で並べて比較


縦位置でWebを表示して比較

特徴2 - ノートPCと同様の処理性能

Surface Pro 3にはWindows8.1 Proが搭載されており、Windowsパソコンで使っているソフトウェアや作業環境をそのまま移して使う事ができます。CPUやメモリなどのスペックはSurface Pro2から大幅な変更はなく、SSDドライブやCore-i5、最大8GBのメモリ等、ノートPCと比べても遜色のないスペック構成になっています。またOffice Home and Business 2013も、標準でプレインストールされています。


Office Home and Business 2013は本体購入後すぐに利用可能

 

インターフェースには、microSDXCカードリーダーとフルサイズのUSB3.0、そしてMini DisplayPortが搭載されているので、ビジネス用途でも利用しやすいタブレットになっています。


フルサイズのUSB3.0とMini DisplayPort


microSDカードリーダーは背面スタンドの内側に隠れている

 

別売りになりますが、Microsoft Storeでは純正キーボードカバーも準備されており、ノートPCスタイルで使う事が可能になります。色は赤、紫、青、黒、シアンの5色がラインナップされています。

実際に試してみた感想ですが、カバー自体が薄型なためキーストロークはやや浅く、キーとキーの隙間がほぼないものの、キー自体は大きく、普通のノートパソコンよりもやや打ちにくい程度です。

タッチパッドのレスポンスは良好ですが、縦幅が狭いため、ジェスチャー操作はしにくいです。ジェスチャー操作なら、直接画面にタッチして操作したほうが良いです。


純正キーボードカバーは本体下側面のマグネットで装着

 

ディスプレイのアングルは背面スタンドで自由に変更可能。キーボードカバーがタブレットとの接触部分で折り込む事もでき、キーボードに傾斜をつけることもできます。これによって、作業がしやすいとともに、膝の上に乗せやすくなります。


純正キーボードカバーと背面スタンド

 

また、次の項目で説明しますが、液晶の角度を無段階で調節できるようになっています。この機能も、今までのタブレットとはことなり、よりノートパソコンスタイルで使いやすくなっています。

特徴3 - 無段階調節可能な背面スタンド

Surface Pro 2の背面スタンドは2段階式でしたが、Surface Pro 3では無段階で自由な位置で固定することができるようになりました。動画を観るとき、キーボードで作業をするとき、イラストを描くときなど、作業に合わせて自由に角度を変えられます。特に、スタンドを90°以上に大きく開いて、少しだけ傾斜をつけると、イラストを描く場合に便利です。


使いやすい角度で自立させる事ができる


スタンドを開きやすいように本体の両サイドに凹みがある


90°以上開く事も可能


ここまで液晶を傾けて作業することが可能

特徴4 - 薄型の軽量ボディ

Surface Pro 3はSurface Pro 2と比べて、画面が大型化されたにも関わらず、薄型化、軽量化されています。

厚さを計測してみたところ、10mmを下回る薄さでした。Surface Pro 2の厚さは約13.5mmなので、3mm以上薄型化されています。Surface Pro 2はかなり厚く、手で持つと、タブレットと言うよりも書籍を持っているような感覚でしたが、Surface Pro 3では、それが無くなりました。


大幅な薄型化がなされた本体デザイン

 

本体の重量を測定結果は、814gでした (メーカー公表値は800g)。Surface Pro 2よりも約100g軽くなっています。しかし、タブレットとしては重い重量です。手に持って操作するというよりは、テーブルなどへ置いて作業をすることがメインのスタイルになります。

別売りのキーボードカバーは298gで、キーボードカバーと本体を合わせると約1.1kgでした。12型クラスのノートパソコンとしては軽いほうです。


タブレット本体と別売りのキーボードカバーの重量を実測

 

USB-AC電源ケーブルとアダプターについては206g、付属タッチペンは18gでした。

AC電源はSurface Pro 2のものよりも一回りコンパクトになっており、約40gほど軽くなっています。一方、デジタイザーペンは約8g重量増になっています。好みの分かれるところですが、デジタイザーペンの重量増はむしろ安定感が増して持ちやすくなった印象でした。


重量の実測結果

特徴5 - デジタイザーペンが付属

Surface Pro 3にはN-Trigのデジタイザーペンが付属します。Surface Pro 2ではWacom製のデジタイザーペンが付属していましたが、両者の間でペンの互換性はありません。

もちろんデザインは異なっています。Surface Pro 3のペンは、手元のボタンが2つあり、マウスと同様に左クリックと右クリックの操作ができるようになりました。

またペンの後部ボタンを押すとワンクリックでOneNoteを起動することができます。本体がスリープ状態でも反応してくれるので、とっさに手書きのメモをとる場合にはとても便利な機能です(ロック解除は画面上で操作する必要があります)。試してみたところ、このボタンは3m以上離れた場所からでも反応しました。

Surface Pro 2のペンと比較すると、スペック上は筆圧検知が1024段階から256段階に減っています。ただし、実際に使用してみたところ、文字を書く用途では特に差を感じる場面はありませんでした。

筆者はイラストを描かないため、イラストを描いたときの使用感は分かりません。もし、ご要望があれば、イラストレーターさんに依頼して確認してもらいます。


デジタイザーペンのデザインは大きく変更された


ペン後部のボタンでOneNoteの新規ページを起動

 

ペンの外観上は固定アタッチメントがなくなりましたが、デジタイザーペン内部のマグネットで本体右側面に固定する事ができます。固定エリアはAC電源接続部分のあるエリアなので、電源に接続した状態では固定できません。


本体右側面にマグネットで固定

Webページを見る

Webページを閲覧してみた感想です。画面が12インチと大きく、解像度も2160×1440ドットあるため、タブレットとしてはかなり広いエリアが表示されます。細かな文字もつぶれることなく、くっきりと表示されて見やすいです。

横位置でブラウザを全画面表示すると、16:9のときよりも、ページの下まで閲覧することが可能です。縦位置にした場合は、16:9のときほどではないものの、十分ページの下まで閲覧できて見やすいです。


当サイト「the比較」を縦位置と横位置で表示


縦位置にしたときのWebページの一部分を拡大して表示

 

次に、ブラウザでのベンチマーク結果を掲載します。「Internet Explorer」が標準ブラウザになります。

PEACEKEEPER

Core i5のプロセッサーを搭載しているだけあって、かなり高いスコアです。


PEACEKEEPER(Futuremark社)・・・Webブラウザベンチマークテスト

Octane

次は、JavaScriptのベンチマークの実行結果です。こちらも非常に高いスコアです。


Octane(Google社)・・・ JavaScriptベンチマークツール

テレビを観る

テレビをライブで視聴する方法は幾つかありますが、今回はnasneを使う方法とPIX-BR320、PIX-BR321を使う方法を試しました。

nasneを使ってテレビ視聴

VAIO以外のパソコンからも使えるようになったPC TV with nasne(有料)とStationTV link(有料)のDTCP-IPプレイヤーで、「nasne」を視聴できるか試しましたが、どちらも視聴・再生することができました。


nasneでテレビのライブ視聴可能

PIX-BR320、PIX-BR321を使ってテレビ視聴

ピクセラ製「PIX-BR320」および「PIX-BR321」でのテレビ視聴も試しました。アプリはStationTVを使用しましたが、こちらもnasne同様、問題なく視聴する事ができました。


ピクセラ製のPIX-BR320およびPIX-BR321でもライブ視聴可能

電子書籍を読む

電子書籍を読んだ時の快適さのチェックです。

アスペクト比が3:2でA4サイズとほぼ同じ大きさですので、縦位置で表示しても違和感はありません。画面サイズが大きく解像度が高いので、文字の多い雑誌を見開きで表示しても、やや文字が小さいものの、細かな部分まではっきりと表示され、快適に読む事ができます。

ただボディが大きいので手で持ち続けて読むのは疲れます。テーブルなどに置くか背面スタンドで自立させての利用を前提にしたほうがよいでしょう。


雑誌の電子書籍を縦位置で表示


雑誌の電子書籍を横位置で表示

ホールド感のチェック

ホールド感をチェックしました。

重量が重いため、手で持つ場合は横位置ではさすがにバランスが悪く、疲れます。手持ちの場合は縦位置での利用が前提でしょう。本体表面は比較的滑りにくく、本体側面が斜めに絞り込まれた台形になっているので、手が大きい人には、サイズの割に持ちやすいと思います。手が小さめの人の場合は、本体の裏面中心に手のひらを当てるように持たないと持ちづらいでしょう。


横位置でホールド

縦位置でホールド

 

Surface Pro 3のボディ外面はVaporMgというマグネシウム合金でできており、マットで肌理の細かな手触りです。


スタイリッシュなマグネシウム合金ボディ

 

ちなみに別売りのキーボードカバーを装着したままタブレットスタイルでホールドすることも可能です。その場合、キーボードカバーをめくって裏返す事になりますが、この状態になるとキーボードが自動的にロックされます。裏面の指先にキーボードが触れているのには少し違和感がありますが、カバーを外す事なく使えるという点では便利な機能だと思います。


キーボードカバーを裏にめくるとキー操作は自動ロックされる

「艦これ」のゲームをする

Core i5-4300Uを搭載した本製品で「艦これ」をプレイしてみましたが、普通のタブレットよりもCPUの処理性能がずば抜けて良いため、とても快適でした。

ブラウザの拡大設定を150%にした状態で、CPU負荷を計測してみたところ、戦果報告時のCPU負荷がやや上がるものの、それ以外は20%前後の低いCPU負荷でした。


艦これプレイ時のCPU負荷

「ドラクエX」のベンチマーク

「ドラクエX」のベンチマークの結果は次の通りです。

標準品質、1920x1080の設定で計測した場合は低いスコアですが、標準品質、1280x720の設定であれば、なんとかプレイ可能です。


標準品質・フルスクリーンで、それぞれ解像度640×480(左)、1280×720(中央)、1920×1080(右)にて計測

 

 

  1 2 次へ
  目次