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the比較 > タブレット > レノボ YOGA Tablet 2-10(with Windows)

レノボ YOGA Tablet 2-10(with Windows)の実機レビュー

更新日:2014年12月10日

自立可能なタブレット

レノボ YOGA Tablet 2-10は、無段階調整が可能な自立型スタンドと片手で持ちやすいグリップ構造を備えた10.1インチタブレットです。

特に丸く突き出たバッテリーシリンダーのグリップ部分が他のタブレットにはない特徴となっています。

本体の形状にフィットする専用Bluetoothキーボードが付属しているのも特徴です。マグネットでタブレット本体に密着するため、ノートパソコンのようなスタイルで作業をすることも可能です。

Office Home & Business 2013もプリインストールされています。

今回はWindows版のレビューですが、Android版も性能や外観はほとんど変わらないため参考になると思います。

メーカー直販サイト:レノボ(YOGA Tablet シリーズ)

※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

YOGA Tablet 2-10の主な仕様

YOGA Tablet 2-10にはWindows版とAndroid版がラインナップされています。2014年12月9日時点での仕様は次の通りです。

Windows版ではAndroid版にはないmicroHDMI端子が追加され、またストレージ容量が2倍になっています。ただしWindows版でも32GBしかなく、容量の大きなアプリをインストールすると、すぐに足りなくなってしまいます。必要に応じた容量のmicroSDカードを準備して、コンテンツはそちらに保存するという使い方がよいでしょう。

バッテリーについては、Android OSのほうが負荷が軽いため、駆動時間も長めです。

YOGA Tablet 2-10シリーズの主な仕様
  YOGA Tablet 2-10 with Windows YOGA Tablet 2-10
OS Windows 8.1 with Bing 32bit Android 4.4
液晶 10.1型ワイドIPS (1920x1200) 10.1型ワイドIPS (1920x1200)
プロセッサー Atom Z3745 (1.33GHz) Atom Z3745 (1.33GHz)
メモリ 2GB 2GB
内部ストレージ 32GB フラッシュメモリ 16GB フラッシュメモリ
バッテリー 約15時間 約18時間
カメラ 800万画素 (背面)
160万画素 (前面)
800万画素 (背面)
160万画素 (前面)
主なスロット microUSB
microHDMI
イヤホン端子
microSDカードスロット
microUSB
イヤホン端子
microSDカードスロット
重量 約629g 約619g
Microsoft Office あり なし
SIMフリーモデル 12月上旬発売予定 12月上旬発売予定
価格 約55,000円 約33,000円

特徴1 - 無段階調整可能な自立型スタンド

YOGA Tablet 2-10には、自立型スタンドがついているので、別売りカバーや外付けスタンドがなくとも、本体だけで色々な角度で表示させることが可能です。特にデスクやリビングで据え置きにして動画やTVを見る場合、タッチ操作を頻繁にする場合に便利です。

アングルは約75°でロックされますが、前モデルのYOGA Tabletと同様、他の角度にも無段階で調整することができます。ローアングルのポジションで使用する場合は、ロックされるポジションで天地を逆さにすると適度な角度がつけられます。


タブレット本体のみで自立する(ロックされる約75°のポジション)
※液晶ベゼル周りのステッカーは取り外すことが可能

ローアングルで自立させる事もできる(ロックされる約15°のポジション)

 

スタンドの基本的な構成は前モデルYOGA Tabletと同じですが、スタンドの幅が縦横ともに一回り大きくなり、より安定感が増しています。スタンド部分は金属素材で作られており、叩くと硬い音がします。スタンドを引きずって動かすとデスクに傷が付くかもしれないため、気をつけましょう。


スタンド使用時の裏面

スタンドは金属製

 

スタンドの出し入れは、本体底部のバッテリーシリンダーの出っ張り部分にめくるように力を加えると、底面を軸にスタンドが回転して出てきます。前モデルYOGA Tabletに比べると、弱い力でスタンドの出し入れができるようになっています。

追記:後で気付いたのですが、手が乾燥していると、滑ってやや開きづらいです。


スタンドの出し入れは慣れればカンタン

 

さらに、新たに壁掛けポジションが追加されました。スタンドを180°回転させ、スタンド中央の穴をフックや鋲止めに引っ掛けて、壁面ディスプレイとして使う事ができます。ちょっとしたイベントでの展示や業務用のディスプレイ等、アイデア次第で色々な使い方ができそうです。


壁掛けディスプレイにもなる

特徴2 - 丸いバッテリーシリンダーでやや持ちやすいが・・・

YOGA Tablet 2-10は、通常の板状のタブレットとは異なり、バッテリー部分が丸く突起しています。


丸いシリンダー

 

バッテリーシリンダーの出っ張り部分は画面を縦位置表示にしてホールドした時に、指先が引っかかるようにできています。片手で持って操作する時には、グリップ感が良く、重心が"手"の側にあるため持ちやすいです。

他のタブレットよりやや持ちやすいとは重いますが、非常に持ちやすいかと言われるとそうでもないです。円が小さいため手にフィットせず、滑りやすい素材であり、重量がそれほど軽くないためです。


バッテリーシリンダーに指先が引っかかるグリップ構造

 

また、画面を縦位置で表示させて、デスクに置くと、画面が左右で斜めになってしまい、少し見にくいです。また、縦位置表示では自立スタンドも役立ちません。


縦位置表示の場合、画面が斜めになる

特徴3 - PCスタイルで使えるBluetoothキーボード

レノボ YOGA Tablet 2-10には専用のBluetoothキーボードカバーが付属しています。キーボードカバーを取り付けるとWindowsノートPCスタイルで使えるようになり、メールを書いたりテキストドキュメントを作成したりする時には非常に便利です。本体とキーボードカバーはバッテリーシリンダー部分でマグネット固定されます。


付属のキーボードカバーを取り付けるとノートPCスタイルに

バッテリーシリンダー部分がマグネットでくっ付いて固定される(位置をわざとズラして撮影)

 

キーボードカバーを閉じた状態で横から見ると薄型ノートパソコンのようなシルエットです。キーボード取り付け時の厚さを測定したところ、バッテリーシリンダー部分の高さが約25mm、最薄部分で約10mmでした。

ただし、下図のような状態からノートパソコンスタイルにする場合、本体を持ち上げて、スタンドを出してから、キーボードカバーを開く必要があるため、画面を開くだけでいいノートPCと比べると手間がかかってしまいます。


薄型ノートパソコンのようなシルエット

 

ただし、下図のように自立させたままデスクに置いておくようにすれば、キーボードカバーを開くだけで済みます。


自立させてデスクに置いておくと、ノートPCスタイルにするときに楽

 

キーボードの全体図です。実測で、キーピッチは横:約17.5mm、縦:約16.5mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップはほぼフラットです。キーピッチが狭いので、やや窮屈さを感じます。また、手がパームレストがはみ出るのと、キーが硬い(押すのに力が必要)のも気になります。「PrtSc」キーが無いのも残念です。

レノボのキーボードということで少し期待していたので残念ですが、10.1インチタブレットにピッタリ合うキーボードとしては、こんなものだと思います。


キーボードの配置の全体図

 

タッチパッドの表面は少しざらざらとした手触りです。小さめで、やや硬く、クリック時にやや大きな音がなります。また、キーを打っているときにマウスポインターが誤動作しやすいです。操作エリアが狭いため、ジェスチャー操作によってはうまく動作しないこともあります。


タッチパッドの表面はやや粗めの凸凹

 

キーボードカバーの右側面にはBluetooth接続の電源ボタンと充電用のmicroUSB端子が備わっています。充電はタブレットとは別にキーボード単体で行う必要があります。説明書の記載では一日平均2時間の使用の場合、75日以上使用可能となっています。ただ、(設定を変えれば直るのかもしれませんが)スリープ復帰時に、キーボードが接続されないことがよくあります。


キーボードカバーの電源ボタンと充電用のmicroUSB端子

特徴4 - 長いバッテリー駆動時間

YOGA Tablet 2-10のバッテリ―駆動時間をチェックしました。

製品仕様書では約15時間となっていますが、当サイトでの実測値は下の表の通りです。他のタブレットでも同様の計測をしていますが、10インチタブレットとしては、長いバッテリー駆動時間です。ちなみにバッテリー容量をBatteryInfoViewで確認したところ、34,875mWhありました。

バッテリー駆動時間
負荷内容 バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 12時間3分
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。

特徴5 - Office Home & Business 2013付属

本製品にはMicrosoftのOffice Home & Business 2013がプリインストールされています。製品には認証コードを記したシリアルカードが同梱されているので、コードを入力して製品登録するだけで利用できるようになります。インストールCD/DVDはついていませんが、再インストール時は、Webからダウンロードすることができます。


Office Home & Business 2013は標準搭載

特徴6 - SIMフリー版もラインナップ

Yoga tablet2-10 はWi-Fiモデルが先行販売されていますが、12月上旬よりSIMフリー版も販売されます。実売価格ではWi-Fiモデルに比べて、1~2割程度高くなるようです。ビックカメラ.com iconなどでは、すでに予約申し込みが始まっています。

Webで確認した限りではWi-Fi版と機能やスペックに違いはなさそうです。

なお、SIMカードプランの比較ページも用意していますので、詳細はこちら↓をご覧ください。

WA1/R 限定特価

Webページを見る

Webページを閲覧した感想です。

10.1インチで、解像度が1920×1200ドットあるため、広々とした画面で見やすいです。細かな文字もつぶれることなく、はっきりと表示されます。

前モデルのYOGA Tablet(Android、10.1インチ、解像度1280×800ドット)と当サイトの一部分を拡大して比較してみましたが、文字がよりシャープになっているのが分かります。


当サイト「the比較」を縦位置で表示
 
Webの一部分を拡大して表示(右図が本製品)

 

次に、ブラウザでのベンチマーク結果を掲載します。「Internet Explorer」で計測しています。

PEACEKEEPER

タブレットの中では標準的な結果です。


PEACEKEEPER(Futuremark社)・・・Webブラウザベンチマークテスト

テレビや動画配信を観る

テレビをライブで視聴する方法は幾つかありますが、今回はnasneを使う方法とPIX-BR310Lを使う方法を試しました。

nasneを使ってテレビ視聴

「PC TV with nasne」をインストールし、nasneを使ってテレビを視聴してみました。番組表の確認から、ライブ番組や録画済み番組の視聴、録画もできました。


nasneでテレビのライブ視聴可能

PIX-BR310Lを使ってテレビ視聴

ピクセラ製「PIX-BR310L」でのテレビ視聴も試しました。アプリはStationTVを使用しましたが、こちらもnasne同様、問題なく視聴できました。


ピクセラ製のPIX-BR310Lでもライブ視聴可能

動画配信サービスを確認

動画配信サービスとは、月額500円や1,000円程度で、過去の多くのテレビや映画、アニメを視聴できるサービスです。Huludビデオバンダイチャンネルなどがあります。

Windows版であれば、どの動画配信サービスも視聴可能だと思います。Android版は不明です。

電子書籍を読む

電子書籍を読んだ時の快適さのチェックです。

縦位置表示では、上下にやや余黒スペースが生じます。画面サイズが広く細かな文字も潰れず読む事ができるので、雑誌や新聞は読みやすいです。画面が大きい分、テキストのみの小説にはあまり向いていません。


縦位置でホールドして電子書籍を読む

 

横位置で見開き表示にして使ってみました。表示は見やすいのですが、閲覧方法はスタンドで自立させるか、寝転がって枕元に置いて読むといった使い方がよさそうです。手持ちでは、バッテリーシリンダー部分が手にあたって邪魔になり、バランスが悪くなります。


雑誌の電子書籍を横位置で表示

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPS液晶であるため、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

ガンマ補正曲線は下図の通りです。やや寒色系の画面であることがわかりますが、比較的自然な発色で、見やすいと思います。


ガンマ補正曲線
*i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120cd、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
*見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はタブレットとしては標準的な広さです。


sRGB(薄いグレー部)と本パネル(カラー部)の色域を比較したガモット図
*i1 Display ProでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティーでグラフを作成

 

画素の拡大図です。液晶表面に凹凸はなく、ギラつきもありません。


画面表面の拡大図

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU、メモリ、GPUのいずれもタブレットとしては高いスコアですが、WindowsノートPCとしてはやや物足りないスペックです。下にベンチマーク結果を掲載します。

PassMark PerformanceTest 8.0

3DMark


Windows版の3DMark(パソコンとの比較用)

 


Windows RT版の3DMark(タブレットとの比較用)

PC Mark 8 - Home Accelerated

ストレージのベンチマーク

ゲームベンチマーク

ブラウザゲームの「艦これ」と、比較的負荷の軽い3Dゲームの「ドラゴンクエスト X」で負荷やベンチマークを計測しました。

艦これ

Internet Explorerの表示の拡大率を100%にしたときは、CPU負荷はそれほど高くはなく、問題なくプレイ可能です。

ただし、本製品は解像度が高いため、デフォルトの拡大率は150%です。このとき、母港で何もしていないときのCPU負荷は約50~60%、出撃したときのCPU負荷は約60~70%でした。高めのCPU負荷ではありますが、プレイは可能でした。




艦これプレイ時のCPU負荷

ドラゴンクエストX

品質、640x480という最低の画質設定でも、評価は「やや重い」でした。 動作はしますが、カクつく場面が多いです。


ドラゴンクエストX ベンチマーク

重量のチェック

本体と付属品の重量を測定した結果です。

タブレット本体は、最近の製品にしてはそれほど軽くはないです。キーボードカバーを含めた重量は普通だと思います。

 
本体とキーボードカバーの重量の実測結果
電源アダプターとUSBケーブルの重量の実測結果

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。

本体の裏面を計測した結果、動画再生時は下の図の右側(横位置表示時の左手側)がやや暖かくなりますが、手にもって使用していてもほとんど気になりません。


外観のチェック

外観です。メーカー名称ではエボニーカラーとなっています。全体にシックなデザインなので、ビジネス用途にも最適です。

 

ベゼルは上下左右ともにやや広めにとってあります。左右上部のベゼル部分のステッカーは、簡単にはがせます。

 

Windowsボタンは横位置時に画面下に来る設計です。

 

横位置時の本体左右下端にステレオスピーカーがあります。ドルビーAudioを採用しており、タブレットとしては立体感のあるいい音質です。

 

フロントカメラは横位置時、左手側の位置にあります。縦位置でホールドした状態での使用が前提になっているようです。

 

裏面です。

 

スタンド部分以外は、樹脂製です。細かな網目模様で小さな凸凹がついているため、滑りにくくなっています。

 

裏面のスタンドを開くと、スタンド内側の左部分にmicroSDカードスロットがあります。

 

リアカメラは裏面右下端のバッテリーシリンダー部分にあります。左手で縦位置ホールドした時に左上にきますが、慣れないと感覚的に使いづらい配置です。

 

電源ボタンはバッテリーシリンダーの左側面にあります。音量ボタンとmicroUSB端子もそばに近接して配置されています。

 

充電中は電源ボタン部分がゆっくりと点滅します。

 

本体右側面にはmicroHDMI端子とマイク、イヤホンジャックがあります。なお、Android版の場合は、microHDMIポートは搭載されません。

 

 

付属のBluetoothキーボードカバーの表面です。

 

キーはややマットなブラック。キーとキーのスペース部分は艶のあるブラック仕上げになっています。

 

キーボードカバーの裏面です。四隅に滑り止めがついています。

 

付属のAC電源アダプターとmicroUSBケーブル、さらにキーボードカバー用にもう一つやや細めのmicroUSBケーブルが付属しています。

 

本体側面の配置一覧です。

まとめ

以上がYOGA Tablet2-10 のレビューでした。

Yoga tabletならではの無段階調整可能な自立型スタンドとホールド感のいいグリップ構造が、このタブレットの一番の特徴です。この機能を活用した利用シーンがご自身の環境で思い浮かぶ方には、ビジネス用・個人用を問わず、重宝されるでしょう。

タブレット本体にピッタリ合うBluetoothキーボードカバーが付属しているのも特徴です。マグネットでタブレットとピッタリくっつくようになっており、ノートパソコンのようなスタイルで使用することが可能です。ただ、ノートPCスタイルで多く使用するときは、Bluetoothキーボードをたまに充電する必要があるので、やや面倒です。

OfficeがプリインストールされたWindowsタブレットとしては、価格もお手頃です。

ただし、画面を縦位置で表示すると、液晶が左右で斜めになって見づらくなります。自立スタンドも役に立ちません。本製品は横位置で表示することが多い人に向いていると言えます。

また、バッテリーシリンダー部分が出っ張っているため、他のタブレットに比べると、カバンに入れるときに、かさばります。

ストレージ容量の少なさも気になります。容量の大きなソフトはインストールしない、一時ファイルをこまめに消すなどの運用が必要です。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:レノボ(YOGA Tablet シリーズ)
量販サイト:Amazonビックカメラ.com(10%ポイント付) icon
Windows版は「YOGA Tablet 2-10 with Windows
Android版は「YOGA Tablet 2-10」という製品名です。
YOGA Tablet 2とだけ書かれているサイトもあります。その場合、液晶サイズ、OSにお気をつけください
SIMフリーモデルと、そうでないモデルがありますのでお気をつけ下さい