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the比較 > タブレット > HUAWEI MediaPad M3 8.0

HUAWEI MediaPad M3 8.0の実機レビュー

更新日:2017年3月14日

動画や音楽を楽しむためのタブレット

HUAWEI MediaPad M3 8.0は音声通話もできるハイスペックなSIMフリーAndroidタブレットです。

8.4インチの高解像度2K(2560×1600)ディスプレイは高精彩でクリアな画面表示です。横位置時(画面を横長にしたとき)に左右にくるよう配置されたデュアルスピーカーはタブレットとしては高品質なサウンドが楽しめます。

最新のKirin 950 オクタコアプロセッサーや4GBメモリ、5100mAhの大容量バッテリーを採用し、指紋認証センサーも搭載。またジャイロセンサーも内蔵して、ポケモンGOのARモードに対応しています。

航空機グレードのアルミ素材を使用した、つなぎ目の少ないユニボディによってハイスペックなタブレットにふさわしい洗練されたデザインになっています。

販売店:Amazon楽天市場


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

主な仕様

HUAWEI MediaPad M3 8.0の主な仕様を同じHUAWEIのMediaPad T2 8 Proと比較しました。

液晶の画面サイズは0.4インチだけM3 8.0の方が大きく、解像度も2Kにあがっているものの、重量はMediaPad M3の方が約30g軽量です。

前モデルのMediaPad M2と同様にデュアルスピーカーを搭載し、音質にもこだわっています。

カラーはシルバーとゴールドの2色。シルバーはWi-FiモデルとSIMフリーモデルが選べます。ゴールドはプレミアムモデルとなっていて、SIMフリーモデルで内蔵ストレージが64GBとなるほか、専用カバーとイヤホンが追加で付属します。その他の仕様はシルバーと共通です。

今回のレビューではSIMフリーのシルバーモデルを使用しました。

HUAWEI MediaPadM3 8.0の主な仕様
  MediaPad T2 8 Pro MediaPad M3 8.0
OS Android 6.0 Android 6.0
液晶 8インチIPS液晶
(1920x1200)
8.4インチ 2K IPS液晶
(2560x1600)
プロセッサー MSM8939 オクタコア Kirin 950 オクタコア
メモリ 2GB 4GB
内部ストレージ 16GB 32 / 64GB ※1
バッテリー 4,800mAh 5100mAh
カメラ 800万画素 (背面)
200万画素 (前面)
800万画素 (背面)
800万画素 (前面)
主なスロット microUSB
microSDスロット
microSIMスロット×1
イヤホン端子
microUSB端子
microSDカード(最大256GB)
nanoSIMスロット×1
イヤホン端子
その他 デュアルスピーカー
指紋認証センサー
ジャイロセンサー
重量 約340g 約310g
※1 64GBはプレミアムモデルのみ

特徴1 - 完成度の高い指紋認証センサー

HUAWEI MediaPad M3 8.0は通常ホームボタンのある位置に指紋認証センサーを搭載しています。センサーは横長でやや幅が狭く感じますが、反応は最初ビックリするくらい速いです。筆者が試した限りでは特に認識精度の悪さを感じることもなく、登録したどの指でもスムーズに反応してくれました。一度慣れると、ロック解除にいちいちPINコードを入力するのが煩わしく感じるほど快適です。

指紋の登録作業は画面の案内に従って、登録する指先を何回かタッチするだけで1分もかからずに完了します。ちなみに指紋認証機能を使う場合は、PINコードを設定する必要があります。


ホームボタンの位置に配置された指紋認証センサー

指紋の登録操作は画面の案内に従うだけ

 

登録できる指紋は最大5つまでです。登録後にリストのIDがどの指と一致しているのか確認する「指紋認識」機能も新たに追加されています。


「指紋認識」機能もあらたにメニューに追加

 

MediaPad M3 8.0の指紋認証センサーの特徴は、センサーがタッチパッドを兼ねていることです。指紋認証センサーを長押しすると「ホーム」、ワンタッチすると「戻る」、左右どちらかにスワイプすると「アプリ履歴」の操作になります。ディスプレイの下側に従来表示してあった3つのナビゲーションキーはなくなっています。

センサー部分は物理ボタンではないためボタンを押し込む動作はありません。タッチパッドとしての反応は非常にスムーズです。ただ筆者の場合は使い始めのうちは、各種アプリや設定画面などで前のページに戻る時に、従来の「戻る」キーを探してしまい、操作に戸惑うことがよくありました。逆に一度慣れてしまうとこれまでのキー操作には戻れなくなりそうです。


指紋認証センサーが3つのナビゲーションキーを兼ねる

特徴2 - 高級感あるアルミ製ユニボディ

MediaPad M3 8.0は航空機グレードの上質なアルミ素材1枚から削り出したユニボディを採用しています。iPhoneやiPadなどでも採用されている加工技術です。つなぎ目が少なくなることによってデザイン性が高まるだけでなく、軽量・薄型化が可能になります。実際の見た目や触り心地は本家のiPad miniと比べても全く遜色のない高級感です。

画面サイズが一回り小さい8インチのMediaPad T2 8 Pro (薄さ約8.1mm, 重さ約340g)と比べても、MediaPad M3 8.0は薄さ約7.3mm、重さ約310gと、さらに薄型・軽量化されています。


アルミ製のユニボディを採用

細かな部分も丁寧に作り込まれている

特徴3 - 音質にこだわったデュアルスピーカー

MediaPad M3 8.0は横位置にしたときに左右側面にくる位置に2つのスピーカーを内蔵しています。そのため横位置(画面を横長にした状態)で音楽や動画を視聴する時には、横方向に広がる立体感のある音楽が楽しめます。また縦位置にした時は、自動的に音響バランスを調整、最適化してくれます。

オーディオ部分の監修は前モデルのM2 8.0と同じく米国のオーディオブランド・ハーマンカードンが担当。ポータブル機器向けとしては業界最高水準の音響用チップ「AK4376」を採用しています。


横位置時本体両側のスピーカー

米国のオーディオブランド・ハーマンカードンが音響関係を監修

 

実際に映画や音楽を視聴してみました。タブレットとは思えないくらい立体感があってクリアな音質です。試しに音量を最大にしてみましたが、小型の外部スピーカーから出力したのと変わらない印象です。タブレットが不自然に振動したりすることもありません。

ただし、しっかりとした外部スピーカーと比べると、低音側はさすがに弱いです。とはいえ外部スピーカーと比べられること自体がすごいことです。中途半端な小型の外部スピーカーを使うくらいならMediaPad M3 8.0をスピーカー代わりにしてしまうのもいいと思います。


映画の視聴でも立体感のあるステレオサウンドが楽しめる

 

普段からよく映像や音楽を視聴している方はすでにお気に入りのイヤホンを持っている方も多いと思います。そのためか通常のシルバーモデルにイヤホンは付属せず、ゴールドモデルのみイヤホンが付属しています。付属イヤホンは同じくハーマンカードン製のAKG・H300イヤホンマイクです。

今回実際に試聴はできていませんが、タブレット本体との相性も考慮してあると思うので、気になる方はゴールドカラーのプレミアムモデルを選んだ方がよさそうです。ちなみにプレミアムモデルにはこのAKGイヤホンのほかに専用のタブレットカバーも付属します。


専用イヤホンはプレミアムモデルのみ付属

 

あと細かな点ですが、MediaPad M3 8.0では音量ボタンを押した時に表示される音量ゲージのそばにある「設定」マークをタッチすると、着信音とメディア、アラーム、通話音量を別々に調整できます。いちいち設定メニューを開かずに個別調整ができるのは、何かと便利です。


音量ゲージの表示からワンタッチで個別の音量調整もできる

特徴4- 2560×1600の2Kディスプレイ

MediaPad M3 8.0の液晶画面は8.4インチの2Kサイズ(2560×1600px)でアスペクト比16:10のIPS液晶です。ベゼル幅は縦位置での左右の横幅が約4mm、上部分が約14mm、下部分が約17mmと、全体的に狭くなっています。そのため液晶画面の大きさの割にはボディ全体のサイズはコンパクトなままです。

画面占有率は約82%で、7.9インチながら画面占有率が約71%のiPad mini 4と比べてもボディのサイズ感はほとんど変わりません。またホームボタンなどのナビゲーションキーが指紋認証センサーに割り振られたおかげで、液晶画面下部分のボタン表示がないため液晶画面がさらに広く使えます。


ディスプレイの全体像

画面下部分のナビゲーションキーがないぶん画面が広い

 

各アングルから見たときの見やすさをチェックしました。視野角の広いIPS液晶ディスプレイです。 コントラストも高く発色も綺麗です。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

画素の拡大図です。2Kなので一般的な8インチタブレットに比べて、画素は小さめです。画面のギラつきは特にありません。


画面表面の拡大図

特徴5 - 音声通話も可能なSIMフリーモデル

HUAWEI MediaPad M3 8.0のSIMフリーモデルでは音声通話機能付きのSIMを使えば、音声通話も可能です。ホーム画面にも「電話」アプリが「連絡先」「メッセージ」と並んで配置してあります。


音声通話にも対応

 

電話アプリを開いたメイン画面には通話履歴とダイヤル番号が表示されます。上部のタブでは連絡先やお気に入りに切り替えることができます。通話中画面では画面下側にカレンダーやメモ帳、保留などをワンタッチで起動できるパネルが表示されます。シンプルなインターフェースです。

実際に通話してみましたが、特に途中で途切れたりすることもなく正常に通話できました。通話音質はスマホと比べて少し硬い印象があるものの聞き取りやすいです。

また着信中の画面には「メッセージ」のアイコンが表示され、通話に応答する代わりに定型文を選んで送ることもできます。


電話アプリのメイン画面(左)と通話中画面(右)

着信に対してメッセージで応答することもできる

 

MediaPad M3 8.0の対応するSIMサイズはnanoSIMです。前モデルのM2 8.0やT2 8 ProはmicroSIMなので、SIMカードサイズを選択する時は注意してください。

SIMカードホルダーは本体下側面の右側にあり、microSDカードスロットと兼用になっています。カードホルダーはボディと同じアルミ製でしっかりとした作りです。


nanoSIMカードとmicroSDカードをセットした状態

特徴6 - ポケモンGoのARモードもプレイ可能

MediaPad M3 8.0はGPSに加え、ジャイロセンサーを搭載しているため、ポケモンGOのARモードもプレイ可能です。

実際にDMM mobileのnanoSIMカードを挿してプレイしてみました。ARモードのON・OFF切り替えも問題なくどちらでもプレイできました。全体的なスペックが高いため各動作や画面の読み込みもスムーズです。また液晶画面サイズが8.4インチあり、解像度も高いので、一般的なスマホと比べてよりゲームの世界観に入り込んで楽しめます。

ポケモンGOに限らず、モバイルゲーム用の端末としても存分に性能を発揮できると思います。


ARモードOFF(左)とON(右)でPokemonGoのプレイ画面を表示

Webや電子書籍の閲覧をチェック

Webページや電子書籍を閲覧した時の使い心地を検証しました。初期設定のWebブラウザはアプリ"Chrome"です。

MediaPad M3 8.0の液晶画面はWeb閲覧しやすい縦横比16:10になっています。画面サイズが8.4インチで2K表示なので、画像や細かな文字もくっきりと表示されます。

Web上のコンテンツで解像度が2Kに足りないものは、自動的にダウンコンバートして表示されるため、Webサイトや試聴するコンテンツによって解像感が異なる場合もありそうですが、筆者が試した限りでは特に違和感はありませんでした。


当サイト「the比較」を縦位置で表示

当サイト「the比較」の一部を拡大

 

「Amazon Kindle」でコミック本を読んでみました。横位置では見開きで左右に余白が生じ、画面も実際のコミック本よりふた回りほど小さくなります。縦位置では実際のコミック本よりわずかに大きく表示されます。


コミック本を横位置で表示して実際の本と比較

コミック本を縦位置で表示して実際の本と比較

 

ブラウザのベンチマーク結果を掲載します。

JetStreamとOctaneのWebブラウザベンチマークを測定しました。測定対象ブラウザは"Chrome"です。タブレットとしてはかなり高いスコアです。

各ブラウザベンチマークのスコア
  JetStream 1.1 Octane 2.0
Chrome 51.678 8995

通信速度のチェック

実際にSIMカードを挿して、MediaPad M3 8.0のLTE通信速度をチェックしました。SIMカードのサイズはnanoSIMです。

本サイトでは、SIMカードのレビューで時間帯別の通信速度を計測しましたが、その結果12時頃に極端な速度低下があり15時頃は比較的通信速度が安定していたため、今回はこの2つの時間帯で計測しました。

→時間帯別通信速度のテストを掲載したDMM mobile SIMのレビュー記事はこちら

詳細な測定環境は次のようにして計測しました。

■測定環境■
測定場所:東京都江東区内・集合住宅室内
測定に使用したSIM:DMM mobile 通話SIMプラン(nanoSIM)
測定アプリ:OOKLA SPEEDTEST
計測日時:2017/2/27(月)、12:00頃および15:00頃(各時間帯で3回以上計測)

 

各時間帯の計測で得られた代表的な通信速度テストの結果を以下に掲載します。比較的回線が空いている15時台では下り35Mbps前後でした。ちなみにMediaPad M3 8.0は仕様上では下り最大150Mbpsまで対応しています。


平日12時頃の通信速度測定結果 (DMM mobile)

平日15時頃の通信速度測定結果 (DMM mobile)

 

MediaPad M3 8.0はKDDIの通信バンドにも対応しているため、mineo(au)のnanoSIMカードでも同じように通信速度テストを行いました。各時間帯の計測で得られた代表的な結果を掲載します。


平日12時頃の通信速度測定結果 (mineo)

平日15時頃の通信速度測定結果 (mineo)

 

ドコモの回線を使用している主要なMVNOのAPNは事前登録してあるため、nanoSIMカードを挿すだけで自動的に認識されますが、mineo(au)や未登録MVNOのSIMを利用する場合は、手動でネットワーク設定(APN登録)をする必要があります。ご利用のSIMカードの設定ガイドなどに記載があるはずなので、確認してみてください。

またVoLTEには非対応ですので、ご注意ください。

テレビや動画配信を観る

テレビのライブ視聴や動画配信サービスを試しました。

nasneを使ってテレビ視聴

アプリ"TV SideView"を使ってソニー製「nasne」でテレビのライブ視聴を試してみましたが、番組情報は表示されるもののエラーコード「ACP_2000_21」が出て視聴できませんでした。

動画配信サービスを確認

動画配信サービスは、月額500円や1,000円程度で過去の多くのテレビ番組や映画、アニメを視聴できるオンラインサービスです。今回はHuluTSUTAYA TVバンダイチャンネルAmazonビデオNETFLIXを試してみました。いずれも問題なく視聴できました。

このほかMediaPad M3 8.0には無料のTV番組配信アプリ「AbemaTV」がプリインストールされています。こちらも問題なく視聴できました。

パフォーマンスのチェック

MediaPad M3 8.0のCPU、メモリ、GPUのベンチマーク結果を以下に掲載します。いずれもタブレットとしてはかなり高めのスコアです。

3Dmark

PCmark for Android

PassMark PerformanceTest Mobile

Geekbench 4 (CPU)

Geekbench 4 (Compute)

 

重量のチェック

MediaPad M3 8.0本体の重量を測ったところ約323gとメーカー公表値の約310gより13gも重たい結果でした。レビューで使用したのはSIMフリーモデルなので、メーカー仕様値はWi-Fiモデルなのかもしれません。


本体の重量測定結果

カメラのチェック

MediaPad M3 8.0はリアカメラとフロントカメラを搭載しています。各カメラのスペックは次の通りです。全体的なスペックが高いため、動画の撮影モードも利用可能です。またタブレットとしてはフロントカメラのスペックがしっかりしているので、自撮りにも使いやすいです。

HUAWEI MediaPad M3 8.0 搭載カメラのスペック
スペック※ フロントカメラ リアカメラ
ファイル形式 jpeg jpeg
画像サイズ 3264×2448px 3264×2448px
画素数 800万画素 800万画素
最小絞り f2.0 f2.0
焦点距離※※ 27mm 26mm
内蔵フラッシュ なし なし
動画サイズ 1280×720 1920×1080
その他撮影機能 パノラマ
ビューティービデオ
コマ抜きなど
プロ写真
ライトペインティング
ビューティービデオなど
※撮影したjpegファイルをmacのプレビューでExif表示したデータに基づく。
※※35mmフルサイズカメラ換算時

 

リアカメラの解像度をチェックしました。リアカメラの画像サイズ設定を最大にし、解像度チャートをアスペクト比に合わせて横位置で画面一杯に撮影しました。カメラ設定は全て購入時のままの設定で撮影しました。最大サイズでの撮影画像の縦横比は3:4です。

■撮影環境■
撮影環境:室内、昼白色蛍光灯照明
撮影条件:ISO125, f2.0, 1/35秒, ホワイトバランス自動
使用した解像度チャート:ISO12233記載の解像度チャート(A3サイズ)
撮影方法:端末を固定しながら、画面上のチャート中央部分にタッチ(ピント・露出合わせ)して撮影

 

得られた画像は次の通りです。

露出は背景の白に引っ張られることなく、ほぼ適正な露出となっています。シャープネス処理は弱めで、コントラストはやや高めです。等倍まで拡大してもさほど不自然さもない、整った描写です。


解像度チャートの撮影結果

解像度チャートの黄色枠部分を100%表示

 

標準カメラアプリでリアカメラを横位置で構えたときの撮影画面です。

リアカメラ使用時は右側のシャッターボタンの上側に動画・写真切り換えボタン、下側にプレビューボタンが配置されます。左側にはリア⇔フロントカメラ切り替えボタンと撮影エフェクトボタンがあります。

ピントを合わせたい部分にタッチするとフォーカス位置に白い円が表示されて、合焦すると円の色がグレーに変わります。グレーの円のそばに表示される太陽マークを上下にスライドさせると、撮影前に明るさを調整することも可能です。


標準カメラアプリの撮影画面

 

縦位置時の画面左側からスワイプすると「撮影モード」、右側からスワイプすると「設定」メニューが表示されます。

リアカメラの撮影モードは、おなじみの自撮りイメージ補正機能「ビューティー」をはじめ、マニュアルで露出設定やフォーカス設定ができる「プロ写真」や「ライトペインティング」「HDR」「コマ抜き」など全16種類です。「ビューティービデオ」や「プロビデオ」のように動画にも一部の撮影モードは適用できます。CPUやメモリのスペックが高いM3 8.0だからこそ利用できる機能です。

「設定」メニューでは画像の解像度やGPSタグのON・OFFのほかに笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「スマイルキャプチャ」やセルフタイマー撮影の設定などができます。


撮影モード(左)と設定(右)の表示画面

 

フロントカメラに切り換えた場合、使える撮影モードや設定は一部制限されます。また自動的に3秒のセルフタイマーシャッターに切り替わり、撮影モードは「ビューティー」または「ビューティービデオ」に設定されます。

ビューティーの効果を適用すると画像認識機能によって肌の白さが強調され、肌つやが出て、目の大きさやアゴの輪郭に補正がかかります。効果は10段階で調整できます。好みにもよりますし、アングルによっても効果の出方は異なるようですが、筆者個人としては、強度4あたりを超えると不自然さが出やすいように思います。普段使わない場合は、効果を0に設定しておけば、ビューティーのモードでも通常と変わらない撮影になります。


フロントカメラでは「ビューティー」が初期設定

「ビューティー」の効果を比較

 

撮影エフェクトはオリジナル画像を含めて9種類あります。撮影エフェクトを起動すると全エフェクトの効果が9分割画面で表示され、リアルタイムで撮影エフェクトの効果を一度に確認することができます。撮影エフェクトを選択すると、エフェクトがかかった状態で全画面表示されます。


撮影エフェクト起動画面(左)と「ノスタルジア」で撮影した画像(右)

バッテリー駆動時間のチェック

MediaPad M3 8.0のバッテリ―駆動時間をアプリ「バッテリー」でチェックしました。100%充電した状態でのバッテリー駆動時間の目安は次の通りでした。バッテリー容量は大きいものの、液晶画面の解像度が高いため、タブレットとしては標準的な駆動時間になっています。


バッテリー駆動時間の目安

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし表面温度が高すぎると、スマートフォンを持つ手が熱くなり不快になります。

本体の裏面を計測した結果、今回のテスト条件ではやや表面温度が上昇しましたが、気になるほどではありませんでした。


外観のチェック

外観です。今回のレビューで使用したのはSIMフリーモデルのシルバーです。

表面はつやのあるホワイトの幅狭ベゼルが液晶ディスプレイを囲み、光沢感のあるシルバーの細い輪郭で囲まれています。輪郭部分はごくわずかに出っぱっています。上部左側にはHUAWEIのロゴがデザインしてあります。


表側の全体像

HUAWEIのロゴ

 

上部のベゼルの中央にフロントカメラを配置。その左側にはインジケーターが埋め込まれています。インジケーターはスリープ時などにゆっくり点滅します。また表面からは確認できませんが、照度センサーが右上端に配置してあります。


フロントカメラ

 

下部の中央に指紋センサーがあります。輪郭はシルバーで縁取られていますが、出っぱった感じはなく、センサー部分はわずかに凹んでいます。また指先が引っかかりやすいように表面は少しざらついています。


指紋認証センサー部分

 

裏面はつや消しのメタリックシルバーで覆われていて、マットできめ細かな手触りです。アルミ製なので、プラスチック素材にありがちな安っぽさはありません。上端の一部分だけに白いストライプ模様の別パーツが埋め込まれ、下端にも白く細い帯が入っていますが隙間に段差はほとんどありません。


裏面全体

 

中央やや上よりにHUAWEIのロゴがあり、下部分にはharman/Kardonの表示があります。


HUAWEIのロゴ

harman/Kardonの表示

 

裏面上部の左側にリアカメラがあります。フラッシュは非搭載です。レンズ部分はメタルフレームの中に綺麗に埋め込まれており、ほとんど出っ張りはありません。


リアカメラ

 

側面も裏面と同じアルミ素材で、上下面から光沢感の強いエッジ面があって挟み込むようになっています。左右側面の上下端にもそれぞれ別パーツの白い帯がデザインされています。ユニボディなので裏面から側面にかけてのつなぎ目はありません。


削り出しのアルミ製ユニボディで構成

 

上側面にはイヤホン端子とスピーカーがあります。


上側面

 

下側面の中央にmicroUSB端子があり、その左にマイク、右にスピーカーが配置してあります。


下側面

 

下側面の右側にmicroSDとnanoSIM兼用のスロットがあります。スロットホルダーがカバーとなっていてピッタリと側面に収まるようになっています。


nanoSIMとmicroSDの兼用スロットを閉じた状態

スロットホルダーを取り出した状態

 

右側面の上側には電源ボタンと音量ボタンがあります。電源ボタンには放射状の意匠が施されていて、見た目には中央部分が反射して見えます。一体感のあるデザインで、押し心地も適度なクリック感があって心地よいです。


電源ボタンと音量ボタン

 

各側面の一覧です。アルミ素材のため撮影台に敷いてある白の背景紙が映り込んで白っぽくなっていますが、素材や色味は裏面と同じです。上下側面からみると中央に向けて左右端がわずかにアーチを描いています。左側面に端子やボタンはありません。


各側面の配置

 

付属品はシルバーモデルではUSB2.0ケーブルとAC電源アダプターのみです。このほかにSIMピンとクイックスタートガイドが同梱しています。電源アダプターの出力は5V、2Aです。


付属品一式

まとめ

以上がHUAWEI MediaPad M3 8.0のレビューでした。

前モデルで好評だったデュアルスピーカーに、2Kの8.4インチ液晶ディスプレイと指紋認証センサーを加え、動画や音楽などのコンテンツを楽しむためのタブレットとして、さらに完成度が高くなっています。全体的なスペックも底上げされていて、指紋認証も含めた基本的な動作はサクサクです。

8.4インチというサイズはタブレットならではの扱いやすい画面サイズです。かつ軽量でボディサイズもコンパクトなので、気兼ねなく持ち運びできます。SIMフリーモデルで格安SIMと組み合わせれば、自宅で楽しむだけでなく外出先でもさらに活躍できるタブレットになるでしょう。

廉価版のT2 8 Proと比べると価格設定は高めですが、デザイン性や作りの違いはもちろん、スペックの差がかなりあります。MediaPad M3 8.0なら1、2年でスペック不足になる心配はないので、実際には価格差以上のアドバンテージがあると思います。

詳細はこちら
販売サイト:Amazon楽天市場

 

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近年、Android OSの画面をロックしたりファイルを暗号化したりするランサムウェアが急増しています。Android OSのタブレットにも、セキュリティソフトはインストールしておいたほうが無難です。

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