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the比較 > タブレット > 富士通 ARROWS Tab QHシリーズ(WQ1/MWQ2/M) > イラスト制作レビュー

ARROWS Tab QHシリーズでのイラスト制作レビュー

更新日:2014年1月8日

ワコム製のスタイラスペンを付属したWindowsタブレット、富士通 ARROWS Tab QHシリーズ「WQ1/M」と「WQ2/M」について、以前レビューしました。

今回は、これら2台のタブレットについて、背景アートやクリーチャーなどを描いているプロのイラストレーターさんへ依頼し、イラストを実際に制作してもらい、レビュー記事を書いていただきました。

2つのQHシリーズ「WQ1/M」と「WQ2/M」の違い

まず、2つのタブレットの違いを簡単に説明します。

WQ1/Mは軽量、WQ2/Mは高性能

最も異なる点はCPUです。WQ1/MはAtomプロセッサーを搭載しているのに対し、WQ2/MはCore i プロセッサーを搭載しています。また、画面サイズも異なります。WQ1/Mは10.1インチであるのに対し、WQ2/Mは12.5インチとかなり大画面です。CPUの処理性能や画面の大きさでは、WQ2/Mのほうが優位です。

しかし、重量に関しては、WQ1/Mは約650gであるのに対し、WQ2/Mは約980gとかなり重くなっています。

WQ1/MとWQ2/Mの比較
  ARROWS Tab WQ1/M
ARROWS Tab WQ2/M
液晶 10.1インチ(2560×1600)IPS Alpha液晶 12.5インチ(1920x1080)IPS液晶
CPU Atom Z3770 Core i7-4600U
Core i5-4200U
バッテリー駆動時間 約15.5時間 約16時間
重さ 約650g 約980g

「WQ1/M」と「WQ2/M」のスタイラスペンはほぼ同じ

次に付属しているスタイラスペンについて比較します。ペンの後ろ側のデザインは異なるものの、先端の形状やボタンの位置ははどちらも同じです。


2つのQHシリーズ「WQ1/M」と「WQ2/M」の付属スタイラスペンとの比較

QHシリーズのペンとwacom intuos3のペンとの比較

次に、QHシリーズのペンと、普段使っているペン(wacom intuos3のペン)と比較してみました。

QHシリーズのペンは、wacom intuos3と比べると、細く、短く、コンパクトです。その分非常に軽く、四角い鉛筆を持っているような感覚です。また、QHシリーズのペンのサイドスイッチは一つです。ペン先からの位置は、intuosのペンのスイッチ下部とほぼ同じ場所のため、押しやすく感じました。

筆圧感知レベルについてはintuos3のペンのほうが優れています。WQ1/MおよびWQ2/Mに付属しているペンは、1024レベルの筆圧検知機能搭載ですが、読み取り速度が低く、ペンの傾き検知が無いため、bambooシリーズに近い描き味です。intuosシリーズのように繊細な描き味を希望する方は、実機に触れて確認するか、描き味の差を理解した上で購入を決めましょう。


QHシリーズのペンとwacom intuos3のペンとの比較

WQ1/Mでイラストを制作してみた


WQ1/Mでイラストを描いているときの様子

重いイラスト制作ソフトを使うのは難しい

WQ1/MはAtomのCPUを搭載しており、それほど高性能ではありません。CPU負荷の高いAdobe Photoshopを使って快適にイラストを描けるか確認してみましたが、動作が重くなり、快適に使用するのは難しかったです。

そのため、今回は動作の軽いフリーソフト「FireAlpaca」を使用してイラストを描いてみました。ただし、このような軽いソフトを使用しても、印刷用の高解像度データを扱う場合は負荷が高く、あまり快適には動作しませんのでご注意ください。

なお、Windows 8モデルですので、初期設定時にパフォーマンス向上のためのカスタマイズ(クリック時の波紋を消す他)を行うことができます。このカスタマイズによって、多少動作を軽くすることはできます。

ペン追従は遅め

ペン移動時のカーソル追従は遅めで、大きなタイムラグを感じました。ストロークの描画反映速度は、ブラシの種類やサイズによって速度が変わります。ペン先の位置と、画面上描画位置のズレがあります。調整である程度補正が可能ですが、小さな選択アイコンがあるアプリケーションなどでは不便かもしれません。

完成したイラスト

今回は、FireAlpacaのソフトを使用し、イラストを描きました。下の図が、完成したイラストです。

このイラストを印刷し、タブレットの画面の色と比較しましたが、大きな差は出ませんでした。なお、Windows OSであるため、カラーマネージメントソフトも利用できるはずです(ただし未検証)。正確に色を合わせたい場合は、カラーマッチングを行うことも可能でしょう。


WQ1/Mのタブレットと、FireAlpacaのソフトで描いたイラスト
【題:遺跡】

WQ2/Mでイラストを制作してみた


WQ2/Mでイラストを描いているときの様子

重いイラスト制作ソフトも比較的快適

WQ2/Mの場合は、WQ1/Mとは異なり、比較的高性能なCPU(今回はCore i7-4600U)を搭載しています。そのため、Adobe Photoshopのような重いソフトでも比較的快適に作業できました。ただし、A2サイズ以上のイラストデータで、ペイントソフトのレイヤー数が非常に多い場合、マシン負荷が高くなり動作が重くなりました。

ペン追従のタイムラグは少なめ

ペン移動時のカーソル追従のタイムラグは少なめで、快適に扱えました。ストロークの描画反映速度は、ブラシの種類やサイズによって速度が変わります。ペン先の位置と、画面上描画位置のズレが若干ありますが、何度か調整を行って、自分が使いやすい位置に補正可能です。

ただし、強めの力をかけて画面にタッチすると、ペン先にあたっている液晶面がたわみ、画像も波紋状に歪みます。筆圧が高い方は、やや注意した方がいいと感じました。

画面が大きいのでタッチしやすい

画面が大きな分、SAIやPhotoshopのボタンメニューもタッチしやすかったです。通常のタブレットよりは重いですが、ノートパソコンよりは軽いので、持ち歩き、取り出しなどもしやすいと感じました。

バッテリー駆動時間は6時間以上

バッテリー駆動状態でイラストを描いたとき、5.5時間~6時間で、バッテリー残量が10%になりました。十分な長さだと思います。

完成したイラスト

今回は、SAIのソフトでざっくりとした下絵を描き、仕上げをPhotoShopで行いました。下の図が、完成したイラストです。

このイラストを印刷し、タブレットの画面の色と比較しましたが、大きな差は出ませんでした。なお、Windows OSであるため、カラーマネージメントソフトも利用できるはずです(ただし未検証)。正確に色を合わせたい場合は、カラーマッチングを行うことも可能でしょう。


WQ2/Mのタブレットと、SAIのソフトで描いたイラスト
【題:昇龍のイラスト】

その他、WQ1/MとWQ2/Mとで共通して感じたこと

ソフトウェアキーボードであるため、キーボードショートカットが使いづらいです。キーを打つために毎回キーボードを表示させる必要があります。ストレスに感じる場合は、オプションのキーボードを購入するか、Bluetoothキーボード等で補う必要があります。

液晶はグレアパネルであるため、イラストを描いているときに、画面への映り込みが気になります。ただし、反射防止フィルム貼付サービスを利用したり、照明環境にあわせて自分の位置を調整することで映り込みのストレスは軽減されます。

画面下部中央にあるホームボタンを誤ってタッチしてしまい画面が切り替わってしまう事が何度かありました。タブレット本体の上下を反対にして(画面も回転させて)使用すると良いでしょう。

カバンに入れて持ち運んでいるときに、画面がスリープから解除されることがありました。Windowsは、AndroidタブレットやiPadと違い、「自動メンテナンス」機能などが原因で勝手にスリープが解除されるケースがあります。気になる方はこれらの設定をOFFにすると良いです。解除方法などはGoogleなどで検索して下さい。

まとめ

以上が、WQ1/MおよびWQ2/Mを用いたイラスト制作レビューでした。

各タブレットですが、こんな方におすすめです。

WQ1/M

WQ2/M

 

詳細はこちら
メーカーサイト:富士通WEBMART(ARROWS Tab QHシリーズ) icon
※当サイト限定で通常よりも安く購入可能です

 

※WQ1/Mはカスタムメイドモデルの型番です。カタログモデルの型番はQH55/Mとなります。
※WQ2/Mはカスタムメイドモデルの型番です。カタログモデルの型番はQH77/Mとなります。

※カスタムメイドモデル・・Web直販店「富士通WEB MART」でのみ販売されているモデル。パーツのカスタマイズが可能
※カタログモデル・・主に家電量販店で販売されているモデル(富士通WEB MARTでも販売)。パーツのカスタマイズは不可

 

【今回依頼をしたイラストレーターの紹介】
氏名:山本
連絡先:nagimisoxx#gmail.com (#は@へ変更して下さい)
コメント:ご依頼の場合は、用途、イラストのサイズ、金額、納期を明記の上、ご連絡下さい。 作品ポートフォリオをご希望の場合は、その旨ご連絡下さい。 いずれも、3日以内に返信いたします。 尚、内容やスケジュールによりお受けできない場合がございます。何卒ご了承下さいませ。