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the比較 > タブレット > Amazon Fire (7インチ)

Amazon Fire(7インチ)の実機レビュー

更新日:2015年11月8日

Amazonの激安タブレット

AmazonのFireは8,980円で手に入る高コスパな7インチタブレットです。

スペックは全体的に低く、カラーもブラックしか選べませんが、価格の割には動作もスムーズで、AmazonビデオやKindle本などのAmazonコンテンツを手軽に楽しむことができます。

新しいFire OS 5「Bellini」はAndroid OSっぽくなり、Androidユーザーには親しみやすいデザインです。また新たにmicroSDカードスロットを搭載したことで、ストレージ容量の追加が可能になりました。

Amazonを普段から使っている方には2台目としても、Amazonのコンテンツを試してみたい方であれば1台目としてもお得なタブレットです。

ショッピングサイト:Amazon


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

主な仕様

Amazon Fireの主な仕様を他のFireタブレットとともにまとめました。

2015年10月29日時点で確認したところ、前モデルのFire HD7やKindle Fire HDX7はAmazon.co.jpのFireタブレットのラインナップから姿を消しています。そのため7インチサイズのFireタブレットは本製品のみです。また下の表には記載していませんがFire HDX 8.9は販売を継続しています。

Amazon Fireシリーズの主な仕様
  本製品
Fire
Fire HD 6 Fire HD 8 Fire HD 10
OS Fire OS 5「Bellini」 Fire OS 4「Sangria」 Fire OS 5「Bellini」 Fire OS 5「Bellini」
液晶 7インチ IPS液晶
(1024x600)
6インチ IPS液晶
(1280x800)
8インチ IPS液晶
(1280×800)
10インチ IPS液晶
(1280×800)
プロセッサー クアッドコア
1.3GHz
クアッドコア
1.5GHz
クアッドコア
1.5GHz
クアッドコア
1.5GHz
メモリ 1GB 1GB 1GB 1GB
内部ストレージ 8GB 8 / 16GB 8 / 16GB 16 / 32GB
バッテリー 約7時間 約8時間 約8時間 約8時間
カメラ 200万画素 (背面)
30万画素 (前面)
200万画素 (背面)
30万画素 (前面)
500万画素 (背面)
90万画素 (前面)
500万画素 (背面)
90万画素 (前面)
主なスロット microUSB
microSDカード
イヤホン端子
microUSB
イヤホン端子
microUSB
microSDカード
イヤホン端子
microUSB
microSDカード
イヤホン端子
重量 約313g 約290g 約311g 約432g
カラー ブラック ブラック、ホワイト、
ブルー、ピンク、
シトラス
ブラック、ブルー、
オレンジ、
ピンクパープル
ブラック、ホワイト
価格 ※ 8,980円 11,800円 19,980円 29,980円

※ 2015年10月29日時点でのAmazon.co.jpにおける最小ストレージモデルの実売価格

特徴1 - 8,980円の低価格

Amazon Fireの実売価格は、有名どころメーカーのタブレットとしては最安価格帯となる8,980円です。

しかも、発売当初は、Amazonプライム会員(年会費3,900円)であれば、さらに4,000円OFFになるキャンペーンを実施していました。現在(11月8日)は、4,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンになっていますが、それでもお得です。


プライム会員限定でさらに4,000円OFF

 

価格の割には、そこそこの仕上がり

カラーがブラックなので、ボディの安っぽさはそこまで気になりませんが、持ち方によってはプラスチック製のカバーがきしむことがあります。

厚みも重量もそれなりにあります。本体の薄さと重量を測定した結果、薄さは約10mm、重量は約312gでした。最新のタブレットと比べると見劣りはしますが、価格を考えればそれなりの仕上がりです。


薄さの測定結果

本体重量の測定結果

 

本体カラーはブラックしかありませんが、Amazon純正のFire専用カバーではブラックの他にグリーン、タンジェリン、ブルー、マゼンダの4色が揃っています。ただ、実売価格が2,690円なので、カバーはやや割高に感じます。


Amazon純正のFire専用カバー

特徴2 - 新Fire OS 5 「Bellini」

Fireには最新のOS 5「Bellini」が搭載されています。これまでのFire OSはAmazonの独自色が強いデザインでしたが、「Bellini」ではAndroidに近いデザインになったため、Androidユーザーの方には感覚的にも操作しやすくなっています。

ホーム画面の上部には検索窓があり、その下には従来通り、本やビデオ、ゲームなどAmazonコンテンツにワンタッチでアクセスできるメニューが配置されています。各コンテンツは左右にフリップすることで切り替えることができます。

その下にはAndroidと同じようにアイコンが並び、さらに画面下もAndroidと同じように"バック"、”ホーム”、”アプリ履歴”の3つのナビゲーションキーが表示されます


Fireを横位置にして表示したホーム画面

 

画面上部から指をなぞってスライド操作をすると、クイックセッティングと通知パネルが出てきます。この表示もAndroid OSとほぼ同じ構成になっています。カメラはここからも起動できます。


Fireのクイックセッティングを表示

 

Fire OSはAndroidをベースに設計されていますが、Android用のアプリは使えず、Fire OS専用アプリしか対応していません。そのためアプリの種類数は多くありません。Facebookやパズドラ、EvernoteといったメジャーなアプリはFire OS用のアプリでも揃っていますが、ストアのラインナップをみても1、2年前と比べてメジャーなアプリが増えたという印象はありません。色々なアプリを使いたい場合はAndroidタブレットの方がおススメです。


主にAmazon純正アプリが中心となるFire用アプリ

特徴3 - microSDカードスロット搭載

新しいFireでは今までのFireタブレットには無かったmicroSDカードスロットが搭載されました。Fireには8GB内蔵ストレージのモデルしかラインナップはありませんが、microSDカードで最大128GBまでストレージ容量を追加できます。


Fireに新たに搭載されたmicroSDカードスロット

microSDカードスロットのカバーを閉じたところ

 

microSDカードは、映画やビデオなどのAmazonコンテンツや、サポート対象アプリのダウンロード先になるほか、写真やパーソナルビデオの保存先にも指定できます。

ただしKindle本は、たとえ購入したものであってもmicroSDカードには保存できません。そのため容量の大きなコミックや写真集などのKindle本をオフラインで利用する場合は、8GBのストレージ容量分しか持ち歩くことはできません(ただし、オンライン上からなら、購入したKindle本はいつでも取り出せます)。

なお、Fireを購入してすぐの状態でストレージ容量をチェックしたところ、実際にコンテンツの保存に使用できる空き容量は4.67GBでした


Fireのストレージ空き容量をチェック

 

映画やビデオ、写真などの保存先は設定で簡単に変更することができます。ただし、microSDカードを交換するとダウンロードした一部のアプリも使えなくなるので、microSDカードを頻繁に抜き差しする使い方には向いていません。


FireのSDカードのストレージ設定画面

特徴4 - ロック画面にAmazonのキャンペーン情報

Fireのロック画面にはAmazonのキャンペーン情報や純正アクセサリーの紹介などが表示されます。あくまで広告ですが、普段からAmazonを利用しているユーザーにとってはお得な情報が手軽にチェックできます。

ロック画面には”ロック解除”の他に、”他のキャンペーン情報”を表示するためのアイコンが表示され、ワンタッチでカメラを起動できる”カメラ”アイコンも設定されています。


Fireのロック画面にはAmazonのキャンペーン情報が表示される

ロック画面からカメラを起動することもできる

 

ロック画面のキャンペーン情報は非表示にすることもできます。

設定メニューから「アプリとゲーム」>「Amazonアプリケーションの設定」>「キャンペーン情報」と操作すれば、ロック画面のキャンペーン情報をON・OFF切り替えることができます。また不適切なコンテンツのみを非表示にすることも可能です。


ロック画面のキャンペーン情報は非表示にできる

特徴5 - クラウドでAmazonコンテンツを管理

Amazonで購入したコンテンツは基本的に全てAmazonのクラウドに保存されているため、いつでもダウンロードしたりストリーミングで視聴したりできます。最近使用していないストレージ内のファイルは「インスタントクラウド保存」の機能を使えばワンタッチでクラウドに移動することができます。

Fireで撮影した写真は無料で容量無制限にクラウドにアップロードして保存できるほか、他のドキュメントファイルも5GBまでは無料でクラウドにアップロード可能です。


使わないコンテンツはクラウドに移動

 

Amazonのクラウドサービス”Amazon Cloud Drive”は、FireだけでなくAnadroid端末やiOS端末、PCなどからも専用アプリを使ってアクセスすることができるため、個人ファイルや仕事用のファイルをまとめておくにも便利です。もし無料の5GBでは容量が足りなくなった場合は、年間契約で容量を追加することもできます。


"Amazon Cloud Drive"の容量は追加購入可能

Webページを見る

Webページを閲覧した感想です。Fireの標準ブラウザは"Silk"です。

Amazon Fireの画面解像度は1024×600px、171ppiと、7インチタブレットとしては低めです。そのため細かな文字は輪郭が曖昧になります。特に画数の多い漢字は潰れ気味になり、かなり読みづらくなります。


当サイト「the比較」を縦位置で表示

当サイト「the比較」の一部を拡大

 

Amazon Fireのブラウザのベンチマーク結果を掲載します。

これまではPeacekeeperでベンチマークを測定していましたが、Peacekeeperのサポートが終了してしまったため、下表のブラウザベンチマークをを測定しました。いずれもやや低いスコアです。

各ブラウザベンチマークのスコア
  JetStream 1.1 Octane 2.0
Silkブラウザ 15.862 2061

テレビや動画配信を観る

テレビのライブ視聴や動画配信サービスの視聴をチェックしました。

nasneを使ってテレビ視聴

アプリ"twonkey beam"を使用して、ソニー製「nasne」でTVのライブ視聴を試しましたが問題ありませんでした。

PIX-BR310Lを使ってテレビ視聴

ピクセラ製「PIX-BR310L」でのテレビライブ視聴も試しました。アプリ”ワイヤレスTV”を使用しましたが、こちらも問題ありませんでした。

動画配信サービスを確認

デフォルトでインストールされているAmazonビデオはもちろん視聴可能です。

HuluTSUTAYA TVバンダイチャンネルを試してみましたが、Huluだけが視聴できました。また今年9月に国内サービスがスタートしたNetflixを試してみましたが、こちらも視聴できました。

電子書籍を読む

電子書籍を読んだ時の快適さのチェックです。

アスペクト比は16:9と16:10の間にあるワイド画面です。書籍の縦横比からはやや離れるため、雑誌やコミックなどの電子書籍を縦位置で表示すると上下に余白ができます。

雑誌PDFをKindleアプリで開いてみたところ、動作は比較的スムーズでしたが、細かな文字はつぶれてしまって読めませんでした。文字の多い電子書籍でも文字サイズが調整できるリフロー型の電子書籍であれば問題ありませんが、文字の多い雑誌や描写の細かな写真集などの閲覧にはより高解像度なタブレットの方が適しています。


電子書籍PDFを縦位置で表示

細かな文字はつぶれてしまう

 

コミックも、縦位置で単一ページ表示にすると上下に余白スペースができ、横位置で見開き表示にすると左右に余白ができます。単一ページ表示の場合は問題なく読めますが、見開き表示の場合は小さなルビはかなり読みづらくなります。ただし、ファイルサイズの大きくなりがちなコミック本でも表示は比較的スムーズで、ページ送りでも気になるような遅延はありませんでした。


縦位置でコミックを表示

横位置でコミックを表示

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイをチェックしました。上下のベゼル幅は約16mm、左右のゼベル幅は約13mmとどちらもやや広めです。画面占有率は約63%です。


ベゼルは広めなディスプレイ

 

視野角の広いIPS液晶です。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

画素の拡大図です。液晶表面に凹凸はなく、ギラつきも特にありません。


画面表面の拡大図

パフォーマンスのチェック

FireのCPU、メモリ、GPUのベンチマーク結果を以下に掲載します。タブレット端末としてはいずれも低いスコアです。

PassMark PerformanceTest Mobile

3Dmark

カメラのチェック

Fireはリアカメラとフロントカメラを搭載しています。

Exifで表示された各カメラのスペックは次の通りでした。タブレットでも写真を撮って人に見せたい人や写真のクオリティが気になる人にとっては、画素数が低く、物足りないスペックです。フラッシュもついていません。

Amazon Fire搭載カメラのスペック
スペック ※ フロントカメラ リアカメラ
ファイル形式 jpeg jpeg
画像サイズ 640×480px 1600×912px
画素数 30万画素 200万画素
フラッシュ なし なし
開放絞り f2.8 f2.8
※撮影したjpegファイルのExifデータに基づく。

 

標準のカメラアプリでは静止画撮影と動画撮影が可能です。またシャッターボタンの列にあるフィルムマークを押すと、カメラ画面を表示したままで直近に撮影した画像を確認することができます。設定できる項目は少なく、HDRとパノラマ、レンチキュラーのほか縦横比率の変更(16:9か4:3)と画像レビューのON・OFFができるだけです。撮影エフェクトやフィルター機能はついていません。

Fire OSに対応した写真アプリの種類も限られているため、画質やカメラ機能を求めるなら、最新のAndroidタブレットやiPadを選んだ方がいいと思います。


標準カメラの撮影画面に設定メニューを表示

バッテリー駆動時間のチェック

Amazon Fireのバッテリ―駆動時間をアプリ"Battery mix"でチェックしました。100%充電後にスリープ状態で放置し、約20時間経過後のバッテリー残量は96%でした。ただし、なぜか本体機能のバッテリー残量表示は98%と表示されていました。いずれにせよスリープ時の消費電力は他のタブレットと比べてやや少なめです。


スリープ時のバッテリー消費をBattery Mixで計測

 

動画再生時のバッテリー駆動時間もテストしました。タブレットとしては普通の駆動時間です。

バッテリー駆動時間
負荷内容 バッテリー駆動時間
動画再生時 ※ 7時間54分
※ ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。

本体の裏面を計測した結果、アイドル時からAmazonのロゴがある本体上部の温度がやや高めで、動画再生時にはさらに2〜3℃上昇しましたが、それほど気にはなりませんでした。


外観のチェック

外観です。選べる本体カラーはブラックのみです。表面は輪郭部分を含め黒基調のデザインでまとまっています。


表側の全体像

 

縦位置時の上部中央にフロントカメラが搭載されています。


フロントカメラ

 

裏面です。カバーはプラスチック素材で、軽く叩くとチープな音がします。価格相応ですが、ブラックで統一されたデザインのおかげで安っぽさはそれほど気になりません。


裏面全体

 

右手側上部にリアカメラがあり、レンズ部分は少し凹んでいます。


リアカメラ

 

中央やや上部分にAmazonのロゴがあります。ロゴ部分だけ光沢感があります。


Amazonのロゴ

 

本体右手側の下部分にモノラルスピーカーが配置されています。横位置でビデオや映画を視聴する時には持ち方によっては指が当たってしまうため、やや音が聞こえづらくなります。ただし完全に指でスピーカー部分を塞いでしまったとしても、ボディ全体を通して音は聴こえてきます。


モノラルスピーカー

 

側面は全体的に丸みを帯びています。特に特徴のないデザインです。


Fireの側面

 

右側面上部にmicroSDカードスロットがあります。カバーを閉じるとピッタリと本体におさまります。microSDカードは奥まで差し込むとカチッとロックされ、もう一度押し込むとロックが外れて取り外せます。


microSDカードスロット

 

音量ボタンや電源ボタン、イヤホン端子、マイク、microUSB端子などは全て本体上側面に集められています。ボタン類だけはシルバーです。ボタンはしっかりと押した感触があるため操作はしやすいです。


本体上側面

 

各側面の一覧です。


各側面の配置

 

付属品はmicroUSBケーブルとAC電源アダプターのみです。


付属品のmicroUSBケーブルとAC電源アダプター

 

まとめ

以上がAmazon Fire (7インチ)のレビューでした。

1万円を切る価格がまず何よりの魅力です。スペックはそれなりでディスプレイ解像度も低いですが、Amazonのビデオを視聴したり、Kindle本を読むといったAmazonコンテンツの利用に関しては、スムーズに動作します。microSDカードが使えるようになったという点では前世代までのFireタブレットと比べて使いやすくなっています。

新Fire OS 5「Bellini」はAndroid OSに近いデザインに変更されましたが、Fire OSで利用できるアプリが増えた訳ではありません。アプリの利用が前提なら、AndoroidタブレットやiPadの方が間違いなく使い勝手はいいです。FireはあくまでAmazonコンテンツを利用するユーザーのためのタブレットです。

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