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the比較 > タブレット > Amazon Kindle Fire HDX 7

Amazon Kindle Fire HDX 7の実機レビュー

更新日:2014年5月7日

Amazonのサービスを堪能できる

Kindle Fire HDX 7は、Amazonが販売する7インチタブレットです。

Kindle専用のOSやアプリで構成されているため、Amazonのサービスとの連携の良さは抜群です。iPadやAndroid端末に比べるとアプリの種類はやや少ないですが、その分、電子書籍の閲読や買い物のコンテンツを楽しむための機能は完成度が高いものとなっています。

重量も軽量、そしてコンパクト。あらゆる場所でAmazonのサービスを楽しむことができます。

販売店:Amazon(Kindle Fire HDX 7)

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

特徴1 - 高い基本性能

Kindle Fire HDX 7はクアッドコア2.2GHzのプロセッサーと2GB RAMを搭載し、7インチタブレットの中でも最上位クラスのスペックを誇ります。またOSはAndroidをベースに開発されたFire OS 3.0 「Mojito」。ディスプレイは1920×1200, 323ppiの高解像度高密度ディスプレイを搭載しています。

下の表は、Kindle端末の仕様表です。HDX 7 は HD 7 と比較すると、すべての面において高スペックです。価格は、2014年5月2日時点で、Kindle Fire HDX 7が25,580円であるのに対して、Kindle Fire HD 7は16,280円と一万円近くの価格差があります(価格は容量によって異なります)。ただし、現在キャンペーンをやっており、Kindle Fire HDX 7は、最大22%OFFで提供されています。大変お買い得です。

一方、サイズの異なるHDX 8.9(40,980円)と比較すると、背面カメラがHDX7では非搭載です。また、当然の事ながら本体サイズが異なっています。それ以外のスペックはほとんど変わりありません。

主なKindleタブレットの仕様
  Kindle Fire HD 7 Kindle Fire HDX 7 Kindle Fire HDX 8.9
液晶サイズ 7インチ 7インチ 8.9インチ
液晶解像度 1280x800 (218ppi) 1920x1200(323ppi) 2580×1600(339ppi)
プロセッサー デュアルコア1.5GHz クアッドコア2.2GHz クアッドコア2.2GHz
メモリ 1GB 2GB 2GB
内部ストレージ 8/16GB 16/32/64GB 16/32/64GB
バッテリー 約10時間 約11時間 約12時間
重量 約345g 約303g 約374g
カメラ なし IN:720p IN:720p
OUT:800万画素
価格 ※1 15,800円 24,800円 40,980円
レビュー --- 本記事 レビュー
※1 最小ストレージ容量での実勢価格です(2014年5月2日現在)


HDX7に背面カメラは非搭載

特徴2 - Amazonサービスとの抜群の連携

Kindleのホーム画面の上部には「本」や「お買い物」「ウェブ」などといった項目が配置されており、利用したいコンテンツを直感的に利用する事ができます。これらは基本的にはすべてAmazonのストアと連携していて、ワンタッチでAmazonストアの各コンテンツ画面が表示されます。普段Amazonで買い物をする機会が多いユーザーにとっては、かなり便利です。

特に電子書籍は購入から閲覧までが、わずか数タッチで完了します。書籍の読み込みやページめくり動作もスムーズです。「コミック 期間限定 無料お試し版」や「日替わりセール」などもやっており、無料または安く読める本もあります。

ドキュメントを印刷することも可能です。試しにBrotherのアプリをインストールして、ワイヤレス印刷をしてみましたが、アプリのダウンロードからプリンターの設定、印刷まで問題なく行えました。EPSONとCANONについては専用アプリは用意されていません。ただし、プラグインは提供されており、Officeアプリ等からプラグインを通して印刷することは可能です。発売当初にHDX 8.9でレビューしたときはEPSONとCANONのプラグインが使えませんでしたが、現在(2014年5月2日)は使えるようになっていました。

Amazon以外の他社アプリも利用することが出来ますが、iPad や Android端末と比べると、まだ数は少ないです。Amazonとしては、Kindleを売ることよりも、コンテンツを売ることを重視しているため、他社サービスを利用しにくい状態は続くと思います。


画面上部の項目からコンテンツを選択できる


電子書籍の使い勝手はさすが


専用アプリやプラグインをダウンロードして印刷も可能

特徴3 - 長いバッテリー駆動時間

Kindle Fire HDX7の仕様上のバッテリ―駆動時間は、約11時間(書籍のみの場合は約17時間)となっています。

当サイトでの動画再生時の実測値は下の表の通りです。他のタブレットでも同じ方法で計測していますが、それらと比べてやや長めのバッテリ駆動時間です。

バッテリー駆動時間
負荷内容 バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 10時間25分
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。
動作再生アプリはTwonky Beamを使用。Battery Mixも同時に起動しバッテリー状態を計測。

スリープ時のバッテリー残量の変化

MAXまで充電し、バッテリー駆動状態にした後、本体をスリープにしてバッテリー残量を計測した結果は下図の通りです。約24時間後にバッテリー残量を確認したところ、「残量93%」となっていました。

ただし、動作しているアプリなどによって変わってきますので、参考程度に見て下さい。


Battery Mixで計測したスリープ時のバッテリー消費

特徴4 - 軽量性

Kindle Fire HDX 7は重量も比較的軽いです。Kindle Fire HD7は約345gですが、本製品は約303g(メーカー公表スペック)となっています。当サイトで重量を計測した結果は、全く同じ303gでした。またUSB-AC電源ケーブルとアダプターについては88gでした。

ちなみにHDX 8.9の重量は約374gです。実際に本製品と持ち比べをしてみましたが、両手でホールドした場合には、体感的には大きさの割にはHDX8.9が軽いように感じました。しかし片手で持つにはHDX8.9は大きすぎてアンバランスな感じでした。両手で持つならHDX 8.9、片手で持つなら HDX 7が良いと思いました。もちろん、どちらも他社の同カテゴリー製品と比べれば、軽量な部類に入る事は間違いありません。


重量の実測結果


Kindle Fire HDX7とHDX8.9のサイズ比較

Webページを見る

Kindle Fire HDX 7 でWebページを閲覧してみた感想です。

小さな文字もはっきりと表示されるので、文字の多いサイトでも読みやすいです。

本製品とHDX8.9の解像度は、それぞれ323ppiと339ppiとなっており、わずかに異なります。しかし、実際に読み比べてみると、その差は分かりませんでした。


当サイト「the比較」の一部分を拡大して、Kindle Fire HDX7とHDX8.9を比較

 

次に、ブラウザでのベンチマーク結果を掲載します。Kindleでは「Silk」が標準ブラウザになります。

PEACEKEEPER

PEACEKEEPERにおいて、標準的なスコアは「タブレット端末では374」とあるので、良いスコアです。7インチクラスのAndroid端末の中では最上位のスコアと言えます。


PEACEKEEPER(Futuremark社)・・・Webブラウザベンチマークテスト

Octane

次は、JavaScriptのベンチマークの実行結果です。こちらも良いスコアです。


Octane(Google社)・・・ JavaScriptベンチマークツール

テレビを観る

テレビをライブで視聴する方法は幾つかありますが、今回はnasneを使う方法とPIX-BR320を使う方法を試しました。

nasneを使ってテレビ視聴

アプリTwonky Beamをインストールし、「nasne」を使って試したところ、テレビ視聴ができました。ただし、タブレットを横長の向きにして"ライブ視聴"すると、画面の縦横比が変えられてフルスクリーン表示され、映像が縦に引き伸ばされてしまいます。録画番組を"再生"するときは縦横比が変わらず(上下に黒帯が入り)視聴できます。

また、動画再生時以外の画面が縦向きにしか対応しておらず、チャンネルを設定する都度、端末を回転させなければならないのが面倒でした。


nasneを使ってテレビ視聴は可能


映像再生時以外は、タブレットを横向きにしても画面が回転しない

PIX-BR320を使ってテレビ視聴

ピクセラ製「PIX-BR320」でのテレビ視聴も試しました。アプリはワイヤレスTV(StationTV)を使用しましたが、こちらはアプリの動作も含め問題なく、視聴も可能でした。


ピクセラ製のPIX-BR320でもテレビ視聴可能

電子書籍を読む

電子書籍を読んだ時の快適さのチェックです。

小説、マンガなどの書籍はとてもスムーズかつ快適に読めます。7インチなので、あまり細かな文字が多い書籍の場合は拡大表示をする必要がありますが、小さな文字でもつぶれずにディテールがはっきりしています。大抵の書籍については可読範囲に収まっているのではないかと思います。

外部から取り込んだ書籍PDFも閲覧してみましたが、ファイルの形式とアプリの相性によっては、うまく表示されない事がありました。Amazonで購入した電子書籍の表示やページめくり操作が快適すぎる分、読み込みも少し待たされる感じがありました。


雑誌の電子書籍を表示

ホールド感のチェック

ホールド感のチェックです。

裏面は、両脇にマイクが設置される上端部を除いては、硬質なラバーのような素材でできています。滑りにくく、光沢素材に比べて指紋も目立ちません。またマット調で肌理の細かな手触りになっていて、高級感のある造りです。

ボタンやカメラの配置が表すように、本製品は横位置でのホールドが標準ポジションになります。そのため、横位置でホールドした際に左手側裏面に電源ボタン、右手側裏面に音量ボタンがちょうど指先付近に配置されるレイアウトになっています。縦位置で使うアプリでは少し煩わしく感じる時もありますが、横位置で動画や電子書籍を観る際には、よくなじみます。


横位置での使用を基準にデザインされている

横位置でホールドすると右手人差し指に音量ボタンが配置される設計

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

ギラつきもなく、解像度も高い、文字が見やすい液晶だと思います。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

画素の拡大図です。液晶表面に凹凸はなく、ギラつきはありません。


画面表面の拡大図

パフォーマンスのチェック

CPU、メモリ、GPUのいずれも、7インチタブレットの中では比較的高い性能です。

下記にベンチマーク結果を掲載します。

PassMark PerformanceTest Mobile

3DMark

薄さのチェック

薄さを本製品とHDX8.9で比較してみました。HDX8.9は実測で約8mmに対して、HDX7は約9.5mmとやや厚いです。


Kindle Fire HDX7はHDX8.9よりも厚い

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。

本体の裏面を計測した結果、下の図の上部(横位置時本体上部)がやや暖かくなりますが、ほとんど気にならないレベルでした。


外観のチェック

外観です。


表面にはカメラと液晶ディスプレイのみ。


裏面です。滑りにくいマットな素材です。スピーカーが上部の両サイドに配置され、ステレオで比較的良い音が楽しめます。リアカメラは搭載されていません。

 

右手側面にはマイク端子と裏面に音量ボタンがあります。

 

左手側面にはmicroUSB端子、裏面には電源ボタンがあります。

 

microUSB端子の差し込み口は、やや斜めになっています。最初、うまく差し込めずに戸惑いました。

まとめ

以上がKindle Fire HDX 7のレビューでした。

Kindle端末の中では高価な機種となりますが、その価格に見合うだけの価値は十分にあると言えます。また、他社の7インチクラスのタブレットと比較した場合、価格は安いほうです。

Amazonのコンテンツを楽しむためにデザインされているので、画面の配置やアプリの動作、コンテンツの表示などはとても洗練されているなという印象です。基本的なスペックが高いことも、もちろん快適さの実現に一役買っているのは間違いありません。普段からAmazonで買い物をされる方ならば、PCの利用が億劫に感じるくらい、使い勝手がよいと感じました。

新しくKindle端末を購入するとしたら、予算さえ許せば本製品かHDX 8.9という選択肢になるかと思います。スペックの差はほとんどなく、持った時の体感の重量はほぼ変わらないので、画面の大きさと、持ち方(片手で持つか、常に両手で持つか)で決めるといいかもしれません。

microSDカードリーダーは搭載されていませんので、使用頻度や目的に応じてあらかじめ余裕のあるストレージ容量のものを選ぶ事をおススメします。

詳細はこちら
メーカー兼販売サイト:Amazon(Kindle Fire HDX 7)