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MVNO 格安SIMカードの選び方

更新日:2015年3月7日

SIMカード選びのチェックポイント

スマートフォンやタブレットを購入する時に、最近よく耳にする”SIMフリー”という言葉。SIMフリーに対応した端末で格安SIMカードを使えば、月々の使用量に応じたデータ通信サービスを選ぶ事ができ、通信コストを抑えることができます。またSMS対応や音声通話対応などの機能追加や複数枚数のSIMカードが一つの契約で使えるプランなど、用途に応じたプランが選べます。

本記事では実際に格安SIMカードを選ぶ際に、チェックしておきたい通信機能や料金プラン、各種オプションサービスを選ぶ際のポイントを項目別にピックアップしました。ご利用の目的に応じて、気になる項目の記事からチェックしていただき、格安SIMカード購入の参考にしてください。

※本記事は2015年3月時点の情報に基づきます

目次

通信機能のチェックポイント

利用料金のチェックポイント

オプションサービスのチェックポイント

その他のチェックポイント

通信速度

格安SIMカードで使用できるデータ通信の速度は、大きく分けて150Mbpsと250kbpsの2タイプに分かれています。いずれもあくまで理論上の最大受信速度ですので、実効速度は利用するサービスや端末、通信環境によって大きく異なってきます。中には、500kbpsや3Mbps、75Mbpsといった速度のサービスもあります。

メールのチェックやSNS系のアプリ、モバイル対応した文字中心のWebサイトの閲覧などが主な用途ならば、250kbpsの低速データ通信速度でも問題ないと思います。ただし、やや遅いかなと感じるときもあるため、ストレスなく利用したいなら、150Mbpsの通信速度が出るプランが良いと思います。

YoutubeやHuluなどの動画配信サービスは映像が途切れる可能性が高いです。また、高解像度な画像の多いWebページは読み込みに時間がかかります。容量の大きなファイルのアップロード/ダウンロードも時間がかかります。これらのサービスを利用するときは150Mbpsの高速データ通信可能なプランが良いでしょう。

通信速度と快適に利用できるサービスの目安
通信速度※ 快適に利用できるサービスの目安
250kbps LINE、twitter、SMS、音声通話、文字中心のWebサイト
150Mbps 画像の多いWeb閲覧、Youtubeなどの動画サイト、地図検索サイト

※SIMカードの通信速度表記に基づいた目安の速度です。

利用可能な高速通信データ量

格安SIMカードのプランには、”利用可能な高速データ通信量”が設定されている場合が多いです。”毎月2GBまで”や"毎日70MBまで"といった制限が設けられていて、その容量を超えた瞬間から、当月あるいは当日の通信速度が制限されてしまいます。制限時の通信速度は200kbpsに設定されていることが多いです。

一方で、元々が250kbpsの場合は、速度制限なく利用できるプランが中心です。またBB.exciteモバイルのように高速データ通信と制限時通信速度を手動で切り替え可能なプランもあります。


高速通信できるデータ容量に上限が設けられている

 

データ量の目安としては、50MBあれば動画25分程度、2GBあれば動画16時間程度になります。またWebの一般的なポータルサイトを表示した場合、50MBで約250ページ、2GBであれば約10,000ページ表示できます。

Docomoやau、Softbankのスマートフォンやタブレットで高速データ通信を利用されている方は、各キャリアのアカウントサービスから月々のデータ通信量が閲覧できるので、一度ご自分のデータ通信の利用状況を確認してみると良いでしょう。

SMS機能の追加

docomoやau、Softbankなどの大手通信キャリアで契約するスマートフォンやタブレットには通常、SMSやMMSと呼ばれるショートメッセージサービスが付いてきます。格安SIMカードは、SMS対応プランと、そうでないプランがあるため、購入時は注意しましょう。

SMSは、LINEやYoutubeなどのスマートフォン用アプリの認証に利用する事もあります。SMSを利用せずにこれらのアプリを認証する方法もありますが、アプリによっては認証されない事もあるようですし、正規の方法ではないため推奨はされていません。

SMS機能がない場合、使用する端末(特にスマートフォン)によってはLTEや3Gが動作しない場合もあります。また通信できているにも関わらず、アンテナ表示が出なかったり圏外表示になってしまう現象もしばしばあるようです。セルフスタンバイ問題と言われていますが、表示エラーだけでなく、バッテリー消費量が多くなってしまうこともあるようです。SIMフリー端末として設計された端末ではほとんど起こりませんが、そうでない端末(特にAndroid)で生じやすいトラブルです。スマートフォンやファブレットでの利用が前提であれば、念のためにも、SMS対応のSIMカードにしておくのがおススメです。SMS機能は標準で付属する場合もありますし、オプションで選択できる場合もあります。

データ通信専用カードを購入後に、あとからSMS対応サービスを追加する事も可能です。しかし、その場合はSIMカードを交換することになり、事務手数料がかかってしまいますので、気をつけましょう。


スマートフォンではSMS認証が必要なアプリも

音声通話機能の追加

SMSと同じくスマートフォンやファブレットで利用する時に注意が必要なのが、080や090ではじまる電話番号での音声通話機能です。格安SIMの場合は、この音声通話機能が標準では付属しませんので、利用する場合は音声通話対応プランを選びましょう。

音声通話機能付きSIMを購入した場合は、通常の携帯電話と同じようにMNP(携帯番号ポータビリティ)に対応しており、これまで携帯電話で使っていた電話番号を引き継ぐ事も可能です。

音声通話機能を付けた場合の目安としては、SMS機能も付いて700円程度の月額料金がデータ通信料金に追加されます。通話料金も30秒あたり約21円とやや割高です。音声通話機能がなくとも、LINEやSkypeなどのインターネット回線を利用した通話は可能なので、音声通話は利用せず、これらの無料通話アプリだけを使う方法もあります。


様々な音声通話の利用方法

Wi-Fiアクセスポイントの利用

格安SIMカードを提供するメーカーによっては、高速データ通信サービスのプランに関係なく、全国のWi-Fiスポットが無料で利用できるものもあります。

Wi-Fiアクセスポイントで利用したデータ通信サービスは、利用制限にかかるデータ容量には含まれません。近所や普段よく利用する場所にアクセスポイントがある場合は、そこではWi-Fiが利用できる分、通信データ量を節約できます。うまく活用すれば、月額プランを一回り安いプラン(=容量の小さなプラン)にしても快適に、お得に使えることもあります。

以下のようなサービスがWi-Fiアクセスポイントを提供しています。各サービスで公開しているWi-Fiアクセスポイントの情報も是非、確認してみてください。

月額通信料のチェック

月額通信料は、安いものでは高速通信可能な”DMM mobile”の660円や低速回線ながら467円と激安の"ServersMan"といったサービスプランもあります。これらの超格安プランは月々の高速データ通信の利用可能容量が1GB未満と少ないか、あるいは通信速度が250kbps程度の容量無制限プランに限られています。

またデータ通信専用プランはSMSや音声通話には非対応なので、これらの機能を追加すると月額料金も高くなります。だいたいどのメーカーでも、目安として音声通話機能追加で約700円、SMS機能追加で約150円がそれぞれ月額料金に加算されます。

高速データ通信容量をあまり気にせずに利用できる月間7GB〜8GBのプランになると、月額料金は約3,000円程度になります。必要な機能やデータ容量を大きくしていくと、結局通常の大手通信キャリアの月額料金と変わらなくなってしまいます。月額料金は利用頻度に関係なくかかってしまうので、用途に応じたプランを選択して、余計なコストがかからないようにしましょう。

初期費用のチェック

Amazonやヨドバシなどの量販店やショッピングサイトで購入した場合、格安SIMの利用にかかる初期費用は、SIMカードの購入代金のみです。直販サイトの場合は、事務手数料という名目でだいたい3,000円くらいの費用がかかります。いずれの場合も購入したSIMカードを自分で初期設定すればすぐに使えるようになるので、わざわざサービスメーカーの窓口に行く必要はありません。その代わり、SIMフリー端末を別途自分で用意する必要があります。

メーカーによってはSMS追加費用がかかる場合や、店頭で購入して、MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用する際の事務手数料が別途かかる場合もあります。

最低利用期間・違約金の有無

SIMフリーの端末を利用するメリットの一つは、SIMカードを入れ替えることで、利用する端末や通信プランを気軽に変更できる点にあります。

格安SIMカードは通常、購入しただけでは購入代金以外の費用は発生せず、利用登録完了時点またはその翌月から月額利用料金が発生します。ところが格安SIMによっては、登録後の最低利用期間が設定されているメーカーもあります。最低利用期間は、データ通信限定SIMの場合は、1ヶ月や2ヶ月の設定が多いですが、音声通話機能付きSIMの場合は1年や2年と、通常の大手キャリアの契約と変わらない場合もあります。

これらの最低利用期間内に解約した場合には、違約金が発生してしまいますので、格安SIMカードとはいえ、契約時には必ず最低利用期間の有無を確認しましょう。利用期間を気にせずに格安SIMカードを試してみたい場合は、最低利用期間が設定されていないSIMカードを選びましょう。

 

ちなみに購入したSIMカードには開通期限が設定されています。開通登録をしなければ、購入代金以外の費用は発生しませんが、期限までに登録完了しないと、せっかく購入したSIMカードが使えなくなってしまいます。筆者の手元にあるWirelessGateのデータ通信用SIMカードの開通期限は購入時から約6ヶ月となっていました。


開通期限にも注意

利用できるSIMカードの枚数

格安SIMプランには一つのプランで複数のSIMカードを使用できるメーカーもあります。

複数のSIMカードがあれば、用途によって複数の端末を使い分けて、通信データ容量は共有しながらそれぞれの端末でデータ通信や通話ができるようになります。また、家族で一つのプランをシェアすることで月額基本料金をおさえることもできます。

各メーカー毎に複数SIM利用プランがありますが、上限枚数が3枚に設定してある場合が多いです。データ通信専用SIMの場合は3枚まで一律料金です。

高速データ通信容量の繰り越しサービス

格安SIMカードの高速データ通信には1ヶ月または1日で利用できる高速データ通信の容量が決まっていて、容量に応じて月額利用料金も変わってきます。とはいえ、利用状況によっては「先月は全然使わなかったけど、今月は動画をたくさん観て容量が心配」であったり、「ひと月に数日だけよく使う日がある」ということもあると思います。

そんな場合は、使わなかったデータ容量を翌月または翌日に繰り越しできるSIMプランが便利です。繰り越せる上限は前月または前日分だけですが、うまく利用すれば利用料金がワンランク安い容量プランにしても快適に使えます。

以下のようなサービスが高速データ通信容量の繰り越しに対応しています(プランによるかもしれないため詳細はメーカーサイトをご確認下さい)。

 

また"OCNモバイルONE"では、毎月1回に限り利用プランを自由に変更できるサービスを展開しています。これも月ごとの利用状況に応じてプラン変更すれば、通信コストを抑えることができます。


OCNの毎月変更可能なSIMプラン

高速データ通信容量の追加サービス

利用状況によっては、どうしても短時間でたくさんのデータ通信量を使ってしまう場合もあります。高速データ通信容量の上限を越えてしまったが、どうしても高速通信したいときは、追加料金を支払って容量を即時に追加できるSIMプランもあります。

例えば、"IIJmio"のSIMでは、プランに応じた高速データ通信容量が毎月クーポンとして発行されます。クーポンを店頭またはオンラインで追加購入すれば、その都度容量を追加できるとともに、余ったクーポンは3ヶ月間利用することができます。

これらの容量追加サービスを利用すれば、いざという時にもすぐに高速通信を復活させることができる、たまに容量を越える程度であれば、そこまで神経質にならなくとも高速データ通信を利用できます。


IIJminのデータ量クーポン

SIMカードの規格

SIMカードの規格には、標準SIM(mini SIM)とmicroSIM、nanoSIMの3種類のカードサイズがあります。チップの部分の大きさは共通でカードの土台の部分のサイズがそれぞれ25mm×15mm, 15mm×12mm, 12.3mm×8.8mmとなっています。スマートフォンやタブレットでは現在のところmicroSIMを採用している端末が比較的多いですが、iPhone6やiPad Air2、新型NexusシリーズなどはnanoSIMを採用しています。

同じSIMプランでも3種類のSIMカードが販売されているため、店頭やオンラインショップで購入する場合には、利用する端末のSIMカードの規格を必ず確認しておきましょう。

購入後でもメーカーに問い合わせれば、カードサイズの変更は可能ですが、約3,000円の事務手数料がかかってしまいます。

小さなSIMから大きなSIMに変更したい場合は、サードパーティーから販売されている変換アダプターを利用するという方法があります。逆に、大きなSIMから小さなSIMに変更するために台座部分をカットする専用ツールも販売されていますが、それらを使ってトラブルが生じた時にはメーカー保証外となるため、注意が必要です。


SIMカードの規格は3通り

格安SIMカードを使うためのSIMフリー端末

格安SIMカードを使うためには、端末は自分で用意しなければなりません。タブレットやApple、Nexusシリーズなどでは通常のWi-Fiモデルとは別にSIMフリー対応モデルがラインナップしているので、そちらを購入すればOKです。価格は製品によってまちまちですが、おおむねWi-Fiモデルに比べて、2割ほど高い価格になります。

ここ数年で販売されたスマートフォンやタブレットのほとんどはLTE通信に対応した高速データ通信が利用可能ですが、中には新しく販売されたタブレットであっても、3G通信にしか対応していない端末もあります。また同じLTE通信でも海外モデルや旧型モデルの場合は、周波数帯がサポートされていないこともあります。

格安SIMカードを扱うメーカーでは、それぞれ対応確認機種の一覧を公開しているので、SIMカードの購入前に是非チェックしておきましょう。

当サイトではSIMフリー対応タブレットの一覧も掲載しています。もしタブレットの利用を検討中の場合は、こちらもご確認ください。

通信キャリアの違い

実は格安SIMサービスは、2015年3月1日現在、"mineo"と"UQ mobile"を除いてすべてNTT docomoの通信回線を利用しています。そのため契約を解除したdocomoの端末であれば、ほとんどの端末ではSIMロック解除無しで使用することができます。

ただしテザリングサービスは利用できません。また端末によっては対応OSに制限があったり、高速データ通信に対応していない機種もあります。

同じdocomo回線を利用しているため、最高速度が同じ150Mbpsであれば速度は変わらないように思いますが、実際には、domocoとの接続回線、利用者数などによって、格安SIMメーカーごとに通信速度の実測値は異なるようです。当サイトでは後日、実測テストを行う予定ですが、ここではひとまず利用者シェア上位の格安SIMサービスを掲載しておきます。

一方で、auの通信回線を利用している"mineo"と"UQ mobile"は、SIMフリー端末やauのスマートフォンで使用することができ、対応端末ではテザリングも利用可能です。

auの端末をすでに持っている方やauのプラチナバンドを利用したい方は、検討対象になると思います。ただしdocomoの端末には原則利用できませんし、iOS端末もデータ通信の利用に制限があるため、全体的に対応端末は少ない印象です。

まとめ

以上がSIMカードの選び方でした。

通信機能や利用料金、オプション機能の有無など、各メーカーから様々なプランの格安SIMプランがラインナップされていますが、まずは気になったチェックポイントに当てはまるプランから検討してみましょう。いくつか候補のプランが出てきたらそのプランが利用したい端末に対応しているかどうか、確認しましょう。

本サイトでは、SIMフリー対応のタブレット端末やSIMカードの比較記事も掲載していますので、下記リンクもご覧下さい。

SIMカードの比較
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