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the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > レノボ Y27g RE カーブドゲーミングモニター

レノボ Y27g RE カーブドゲーミングモニター の実機レビュー

更新日:2017年5月10日

曲面フルHDゲーミング液晶

レノボ Y27g RE カーブドゲーミングモニターは、27型の曲面フルHDディスプレイです。

滑らかな映像を表示する144Hz駆動、ティアリングやカク付きを抑えるG-Sync機能を搭載した、ゲーム向けの製品です。

製品名の「RE」というのはおそらく「Razer Edition」の略で、RazerのLED発色機能「Razer Chroma」に対応しているかの違いです。本機は対応しているモデルになります。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。

27型ワイド曲面ディスプレイで、解像度は1920x1080に対応しています。スピーカーは非搭載です。入力端子は、HDMIとDisplayPortが1ポートずつしかありません。

基本スペック
製品名 Lenovo Y27g RE Curved Gaming Monitor
サイズ 27型ワイド曲面ディスプレイ
解像度 最大 1920x1080
表面処理 ノングレア
パネル方式 未公開(おそらくVA)
応答速度 4ms(OD最大時)
コントラスト比 3000:1
入力端子 HDMI×1
DisplayPort×1
スピーカー 非搭載
VESAマウント規格 100mm×100mm(VESA規格対応)
位置調節 チルト機能(-5°~30°)
スィーベル(左右30°)
昇降機能
重量 6.75kg (スタンド含む)
主な機能 144Hz駆動
G-Sync機能
Razer Chroma
オーバードライブ機能
USB 3.0×3ハブ
付属ケーブル DisplayPortケーブル
USBケーブル
電源コード

レノボ Y27g REの主な特徴

特徴1 - 曲面ディスプレイでゲームにより臨場感を


湾曲率R1800(半径180cm)の曲面ディスプレイ

本機は湾曲率R1800(半径180cm)の曲面ディスプレイとなっており、ゲームをするときや動画を鑑賞するときに、没入感と臨場感をより一層深めてくれます。

特に一人称視点でプレイするFPSゲームでは、実際に目に入る視野と同様になり、とても見やすく、映像に没入しやすいです。また視認性も向上するので、競技性の高いゲームでも優位になります。フルHDまでしか対応していないのが残念なところですが、ゲーミング液晶としては優れたパネルです。

特徴2 - 144Hz駆動、G-Sync対応で滑らかな映像


FPSゲームでは特に重宝する2つの機能

本機はリフレッシュレート144Hzに対応しており、普段の60Hzの液晶よりもすごく滑らかな映像を映し出すことができます。またNVIDIAのG-Syncにも対応しており、垂直同期がオフの場合でも、ティアリングやカクツキを抑えてくれます。

この2つの機能を併用することにより、「バトルフィールド1」や「オーバーウォッチ」などのFPSゲームでは、優位な環境でプレイすることができます。

リフレッシュレート144Hzと、G-Sync機能は下図のようにNVIDIAのコントロール画面から設定できます。リフレッシュレート144Hzはゲーム側でも設定しないといけませんが、対応していないゲームもあります。

 



144Hz駆動、G-SYNCはNVIDIAコントロールパネルから有効化/無効化が可能。

特徴3 - RazerのLEDイルミネーション機能「Razer Chroma」搭載


「Razer Chroma」で背面がボヤッと発光

また本機には、色や発光パターンを自由にカスタマイズできるイルミネーション発色機能「Razer Chroma」を搭載しています。この機能は、本機をUSBでPCに接続することで、「Razer Chroma」デバイスとして認識し、マウスやキーボードなどのRazer製品と同様に、「Razer Synapse」から設定することができます。

発光するのは液晶正面ではなく背面上部の2点となっており、ゲーム中でも気にはなりません。また壁に反射してボヤッと点灯するのが、かっこいいです。

また2点両方とも色や発光パターンを違うものにしたり、他の周辺機器とリンクさせたりすることができます。さらにCHROMAアプリを使うことで、様々な発光ギミックが使えるようになります。



色や発光パターンは「Razer Synapse」から設定

CHROMAアプリを使うことでイルミネーションの使い道がさらに広がります。

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ若干寒色系の画面ですが、ほとんど気にならないと思います。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは、デスクトップ用の液晶としては標準的です。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。気になるギラツキはありません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

視野角はTNパネルほど悪くはないですが、IPSパネルほど良くありません。特に端から見るとやや白く濁る点や、コントラスト比が3000:1と高いことから、パネルの詳細は不明ですが、おそらくVAパネルだと思われます。


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感と動画、ゲームの快適度をチェック

非常に速い応答速度


応答速度は実測ではおよそ4ms

「液晶応答速度&低解像度チェック」というソフトを使って残像感をチェックしました。本機には応答速度を改善するオーバードライブ機能を搭載しており、メーカー発表値で最大4msまで改善させることができます。

オーバードライブ機能設定はノーマルと極度の2つあり、実際に筆者が計測したところ、オーバードライブ機能オフでの応答速度はおよそ6ms、ノーマルで5ms、極度でおよそ4msとメーカー発表値とほぼ同じ結果となりました。あくまで目視での計測であるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

FPSをプレイ


「バトルフィールド1」をプレイ

実際にゲームをプレイして快適度をチェックします。144Hz駆動、G-Syncありで「バトルフィールド1」と「オーバーウォッチ」をプレイ。まず動きは非常に滑らかで、垂直同期をオフにしていても、ティアリングも遅延も感じられません。

オーバードライブ機能も"極度"の設定にしていると、残像感もほぼなく、かなり快適な環境でFPSがプレイできます。また曲面ディスプレイによる視野範囲と没入感はより一層集中力を増してくれます。

ただし、ゲームによっては144Hz駆動に対応していないゲームもあるので注意が必要です。

格闘ゲームをプレイ


「ストリートファイターV」をプレイ

次に格闘ゲームである「ストリートファイターV」と「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」をプレイ。PC版なので設定ファイルから垂直同期を切っています。ちなみに両タイトルとも、144Hz駆動には対応していません。主に表示遅延を見ていきますが、ひと通りプレイしてみたところ、大きな遅延は感じられません。
「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」の難しいコンボも、画面を見ながら難なくできます。

残像の方はオーバードライブを"極度"の設定にすると、「ストリートファイターV」だけ、キャラが動くと輪郭が白く発光するのが気になりました。「ストリートファイターV」をプレイする時はオーバードライブはノーマルの方が良いかもしれません。

外観のチェック

外観や使用感のチェックです。

デザインは「Razer Chroma対応ゲーミングモデル」にしては派手過ぎず光り過ぎず、シンプルですっきりしたデザインです。27型の大画面液晶のため、スタンドはかなりしっかりしています。ただOSDボタン操作時に液晶がガタガタ揺れてしまうのは難点です。


全体の写真です。


正面の写真です。


背面の写真です。


背面のLEDです。


REモデルだと、背面と正面のベゼルには「Razer Edition」のロゴが入ってます。


側面の写真です。
高さ調節は110mm、チルト調整幅は-5°~30°


スイーベル角度は左右30°


側面にはUSB 3.0ハブが2ポートあります。色はRazer特有の「venomous green color」になっています。


右側面には収納可能なヘッドホンを引っ掛けるフックがあります。

スタンド部分です。プリズム型になってます。

入力端子部分はカバーで隠すことができます。


OSDボタンとOSDメニューです。とても見やすいです。


入力端子です。ゴムカバーを開くと謎の端子がもうひとつあります。

台座と付属のコードです。台座はブーメラン型です。


電源コードと電源タップです。Lenovo共通の電源ケーブルなので、ノート用も併用できると思います。

まとめ

以上がレノボ Y27g RE カーブドゲーミングモニター のレビューです。

27型の曲面フルHDディスプレイ、滑らかな映像を表示する144Hz駆動、表示遅延とティアリングを抑えるG-Sync機能、残像を抑えるオーバードライブ機能、LEDイルミネーション「Razer Chroma」に対応とゲーミング環境を整えるには最高の液晶だと思います。

ただし、入力端子が少ない点、解像度が1920x1080しかない点(2560x1080などあっても良かった)、価格が少し高い点が難点です。

詳細はこちら