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the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > iiyama ProLite XUB3490WQSU (XUB3490WQSU-B1)

iiyama ProLite XUB3490WQSU (XUB3490WQSU-B1)のレビュー

更新日:2016年3月8日

34型の超横長ディスプレイ

iiyama ProLite XUB3490WQSUは、34型の大画面に、3440×1440というかなり横長な解像度の液晶ディスプレイです。

画面比率は横に長い21:9となっており、通常のフルHD液晶に比べて作業領域は圧倒的に広いです。

最大4画面分割表示が可能なPBP機能や、2つの入力を親子画面で表示できるPIP機能を搭載し、広大な表示領域を有効に利用できます。

販売店:Amazon楽天市場


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックです。

基本スペック
製品名 iiyama ProLite XUB3490WQSU
サイズ 34型ワイド
解像度 最大 3440×1440
表面処理 ノングレア
パネル方式 AH-IPS
バックライト ホワイトLED
応答速度 5ms(OD最大時)
コントラスト比 1000:1(標準)
80,000,000:1(Adv. Contrast機能時)
入力端子 HDMI×2
HDMI(MHL)×1
DisplayPort×1
スピーカー 3W×2
VESAマウント規格 100mm×100mm(VESA規格対応)
位置調節 チルト機能(上20° 下4°)
スウィーベル(左右45°)
昇降機能(130mm)
消費電力 標準 48W
最大 110W
輝度 標準:320 cd/m²
重量 8.5kg(スピーカー、スタンド含む)
6.2kg (スタンド含まず)
主な機能 オーバードライブ機能
PIP/PBP機能
黒レベル調整機能
フリッカフリーLED
Blue Light Reducer機能
4ポートのUSBハブ機能
付属ケーブル DisplayPortケーブル(1.8m)
HDMIケーブル(1.8m)
USBケーブル(1.8m)
オーディオケーブル(1.8m)
電源コード(1.8m)

特徴 - 作業がしやすい液晶ディスプレイ

特徴1 - 圧倒的な作業領域


作業領域が非常に広い

iiyama ProLite XUB3490WQSUは、34型ワイド大画面に、解像度は最大3440×1440まで対応しており、画面比率は21:9というかなり横に長い液晶ディスプレイとなっています。そのため、作業領域が非常に広く、多数のブラウザや資料などを表示しながらでも、十分な作業スペースを確保することができます。

パネルは鮮明で視野角の広いAH-IPSを採用しているため、どの角度からでも色合いが変わりにくく、横長の画面であっても、端の色が変わって見えるようなことはありません。

さらには画面のちらつきを抑え、目の疲労を軽減するフリッカーフリーバックライトを採用しているので、長時間の作業でも比較的目に優しい液晶ディスプレイです。

 


写真も鮮明に表示

特徴2 - Picture In PictureとPicture By Picture機能


2つの入力を親子画面で表示できるPinP

本機には2つの入力を親子画面で表示できるPinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能と、複数の入力画面を並べて表示することのできるPBP(Picture by Picture)機能が搭載されています。

PinP機能では親画面小画面ともに、HDMI、HDMI(MHL)、DisplayPortの3つの端子から出力することができます。例えば、右の写真のように、親画面ではHDMI接続のPCを表示させ、小画面ではMHL接続のタブレットの画面を表示させるといったことができます。なお、小画面の位置は液晶端四角、サイズは大中小で切り替えることができます。またスワップを選択することで、親画面小画面を瞬時に切り替えることができます。

PBP機能では2つの出力を上下左右に表示、さらには4つの出力を下の写真のように4画面同時に出力させることも可能です。表示させる画面は、左上と右下にはDisplayPortといったように、同系統の出力を重複させて表示させることもできます。


複数の入力画面を並べて表示することができるPBP


PiP/PbP設定画面 (言語は英語のみ)

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的です。自然な発色であることが分かります。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは、デスクトップ用の液晶としては標準的です。メーカー仕様表を確認すると、sRGBカバー率は100%であるようです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。気になるギラツキはほぼありません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

本機はAH-IPSパネルを採用しているので、視野角はとても良いです。下の写真のようにどの角度から見ても、色あいは変化しません。


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感と動画、ゲームの快適度をチェック

大画面液晶にしては非常に速い応答速度


応答速度は実測ではおよそ5ms

「液晶応答速度&低解像度チェック」というソフトを使って残像感をチェックしました。本機には応答速度を改善する5段階のオーバードライブ機能を搭載しており、メーカー発表値で最大5msまで改善させることができます。

実際に筆者が計測したところ、オーバードライブ機能オフでの応答速度はおよそ8ms、オーバードライブ機能最大時ではおよそ5msと、メーカー発表値とほぼ同じ結果となりました。あくまで目視での計測であるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

オーバードライブオフの状態だと、残像は目立ちますが、オーバードライブを最大にすることにより、残像感はほとんど気になることはありません。これなら映画鑑賞やゲームも問題ないでしょう。

大画面でシネマスコープサイズの映画もばっちり表示


実際にブルーレイディスクを再生して動画を視聴

実際にブルーレイディスクを再生して映画を視聴しました。フルHDなどの一般的な画面比率の液晶だと、シネマスコープサイズの映像を再生すると、上下に大きな黒帯が出てしまい、見づらくなりますが、本機の画面比率は21:9なので、シネマスコープサイズも上下の黒帯が気にならず、ばっちり表示してくれます。

またAH-IPSパネルによる鮮明さと、34型の大画面液晶で見る映像は迫力も段違いです。さらにはAdv. Contrast機能によるコントラスト改善機能により、明暗の激しいシーンでも、違和感なくはっきりと表示してくれます。残像もオーバードライブ機能により、ほとんど気になりません。映像編集用だけでなく、映画視聴にも向いている製品だと思います。

FPSゲームでは広い視野を表示


PC版「スターウォーズ バトルフロント」をプレイ

本機の解像度は3440×1440と横に広いので、FPSゲームなどでフルスクリーンで表示すると、右の画像の様に非常に広い視野でプレイすることができます。34型の大画面も非常に迫力が増します。そのほかレースゲームやMMOなどでも広い範囲でゲームをプレイすることができ、効率も上がります。

残像の方はオーバードライブ機能オフだとちょっと気になりますが、オーバードライブ機能最大だと、ほとんど気にならず、快適にプレイすることができます。また暗いシーンでも黒レベル調整を上げることにより、明るく表示させて視認性を向上させることもできます。


OSDメニュー及び操作性のチェック


本機のOSD操作ボタン

本機のOSD操作ボタンは右の写真のように、フレームの下部に配置されています。ボタンは非常に押しやすくなっており、反応もいいです。ただボタンがちょっと硬いので、押しこんだ際に液晶自体が結構揺れてしまいます。

OSDメニューは下の写真の様に、非常に見やすいです。このOSDメニューからは、輝度、コントラスト、色温度、RGBの調整や、黒レベル調整、オーバードライブの切り替え、Adv. Contrast機能のオン/オフができます。

iiyama製品ではおなじみのi-Style Color(プリセットモード)も用意されており、標準、テキスト、インターネット、ゲーム、ムービー、スポーツと、6種類から表示する映像に応じて、最適なモードを選択することができます。


本機のOSDメニュー


全OSDメニュー

消費電力のチェック

消費電力は高い


実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約22.9W、輝度中間時で約37.5W、輝度最大時では約59.5Wという結果でした。また、120cd/m²での消費電力は約35.5Wとなっており、この時の輝度設定は44です(個体差がありますのでご注意下さい)。

さすがに34型の大画面液晶なので、消費電力は高めです。

エコモードとブルーライト低減機能


消費電力を抑えるECOモード

本機には省エネ機能であるエコモードと、ブルーライトを抑える「Blue Light Reducer」機能が搭載されています。

エコモードは3段階のパターンが用意されており、通常(おそらく輝度最大時)よりも輝度を下げ、消費電力をさらに削減してくれます。

ブルーライト低減機能も、3段階のモードが用意されており、強度に応じて、青色と明るさを抑え、若干赤みがかった暖色の画面になります。

「Blue Light Reducer」機能の切り替えには、「+」のボタンを2秒長押しすることで、いつでも切り替えが可能です。

特に液晶の放つブルーライトは、目の疲労や不調の原因とまで言われているので、長時間液晶を見つめて作業する方には有用な機能です。


ブルーライトを抑える「Blue Light Reducer」機能

外観のチェック

外観や使用感のチェックです。

34型の大画面液晶ですが、ベゼル枠のないフラットパネルなので、全体的にスリムでスタイリッシュな面持ちがあります。長くて重い液晶を搭載していながらも、スタンド部分はしっかりしているので、不安定さはなく、机の上でキーボードを叩いたくらいでは、液晶はさほど揺れません。ただOSDボタン操作時は結構ガタガタ揺れます。

地味に嬉しいのは、4ポートのUSBハブに、高速バッテリーチャージが可能なUSB 3.0が用意されている点です。スマホやタブレットの充電、ポータブルHDDなどの接続に非常に便利です。


全体の写真です。


正面の写真です。


ベゼル枠は段差がなく、ほぼフラットになっています。
ベゼル幅(非表示幅)は実測で、縦およそ8mm、横およそ10mmでした。


背面の写真です。


背面ロゴ部分の写真です。スピーカーは背面に配置されています。


側面の写真です。
高さ調節は最大130mm、チルト調整幅は上20° 下4°


スイーベル角度は左右45°


縦表示のピボットにも対応していますが、液晶が長すぎて地面に当たってしまいます。


4ポートのUSBハブです。黄色いUSBポートは高速給電が可能なUSB 3.0となっています。


下部のフレーム部分です。薄くヘアライン調になっています。


OSDボタンです。


台座とスタンドです。


台スタンドには穴が空いており、ケーブルをまとめることができます。


台座の裏面です。


スタンド機構部分の写真です。


入力部分の写真です。DVI端子がないのでご注意ください。


同梱されているケーブル類です。
詳しいケーブル類は、冒頭部分の基本スペック表をご覧ください。

まとめ

以上がiiyama ProLite XUB3490WQSUのレビューです。

34型の大画面に、横長の3440×1440解像度は作業領域が非常に広いです。

PiP機能や、最大4画面分割表示が可能なPBP機能も備えており、広大な作業領域にたくさんの画面を表示できるため、作業が快適に行えます。また、シネマスコープサイズの映画を鑑賞したり、FPSなどのゲームをするときも便利です。

AH-IPSパネルを採用しているので、画像や映像も鮮明に表示してくれます。目に優しいフリッカーフリーバックライトやブルーライトカット機能は長時間の作業でも目の疲労を抑えてくれます。充電も可能な4ポートのUSBハブは地味に嬉しいです。

詳細はこちら
Amazon楽天市場