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the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > iiyama ProLite XB2472H(PLXB2472H-GB2)

iiyama ProLite XB2472H(PLXB2472H-GB2)の実機レビュー

更新日:2012年9月3日

黒が映えるVAパネル搭載

iiyama ProLite XB2472Hは黒が映えるVAパネルを採用し、さらにACR機能によって最大5,000,000:1の高コントラスト比を実現。鮮明で引き締まった映像を映し出す24型フルHD液晶ディスプレイです。

残像を抑える3段階のオーバードライブ機能も搭載されているため、動画の視聴やゲームにも適しています。

調節幅の広いチルト、スィーベル、昇降機能、ピボット機能も兼ね備えており、自分に合った自由な角度調節が可能となってます。

消費電力が低く抑えられている点もメリットです。

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※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。本機はProLite XB2472HDの後継機モデルとなっており、3段階のオーバードライブ機能により応答速度はより速く、消費電力は34Wから31Wへとさらに低くなりました。

黒色が映えるVAパネルを採用し、標準でもコントラスト比は5,000:1もあり、ACR機能と併用すればコントラスト比は5,000,000:1まで向上させることができます。位置調節はチルト、スィーベル、昇降、ピボットのすべてが可能です。それにも関わらず重量は6.2kgとかなり軽くなってます。

基本スペック
製品名 iiyama ProLite XB2472H
サイズ 24型ワイド
解像度 1920x1080
表面処理 非光沢
パネル方式 VA
バックライト 白色LED
応答速度 標準 12ms
OD時 5ms
コントラスト比 5,000:1(標準)
5,000,000:1(ACR機能時)
入力端子 DVI-D×1
D-sub×1
HDMI×1
スピーカー なし
位置調節 チルト機能
スィーベル機能
高さ調節
ピボット機能
消費電力 標準 31W(最大 50W)
パワーマネジメントモード時 最大1W
輝度 250cd/m2
重量 6.2kg(スタンド含む)
付属ケーブル D-SUBミニ15ピンケーブル(1.5m)
DVI-Dケーブル(1.8m)
HDMIケーブル(1.8m)
電源コード(1.8m)
ACアダプタ(1.0m)

画質のチェック

黒が映えるVAパネルを採用

VAパネルの利点は、TNパネルやIPSパネルと比べて、バックライトの光をしっかりと遮断できるため、コントラスト比が高い点です。そのため、しっかりとした純粋な黒色を表現でき、色の再現性も高くなります。特に動画鑑賞や写真の閲覧に適したパネルです。一般の液晶テレビの多くにも、VAパネルが採用されています。


夜景の表示例。黒つぶれもなく、深い黒も正確に再現。
なお、デジカメで撮影している上に、ご覧になっている液晶も違うため、写真と実物とは異なります。

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的です。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは標準的です。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。画素は4分割したような形状です。ノングレア処理の凹凸具合は普通でしょう。ギラつきの程度も普通です。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

視野角は、TNパネルよりは広いですが、IPSパネルよりは狭いです。


正面から見た場合

横から見た場合

下から見た場合

残像感と動画のチェック

残像感のチェック


応答速度は実測で5ms

残像感のチェックでは「液晶応答速度&低解像度チェックというソフトを使って計測しました。本機には応答速度を改善する3段階のオーバードライブ機能が搭載されており、メーカー発表値では標準で12ms、オーバードライブ最大時で5msとなっています。

実際に筆者が計測した結果ではオーバードライブ機能オフで応答速度約10ms。オーバードライブ機能最大時では応答速度約5msとなりました。

VAパネルで応答速度5msはかなり速い方です。ただし、あくまで目視で計測するソフトであるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

最大500万:1のハイコントラストを実現するACR機能


「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 」 を視聴

本機にはゲームや動画の再生時に「明るい場面」と「暗い場面」に応じて輝度を変え、通常5,000:1のコントラスト比を最大500万:1まで向上させるACR機能が搭載されています。

本機の場合、VAパネルとの相乗効果もあり、明るい部分と暗い部分で映像にとてもメリハリがあり、驚くほど鮮明で綺麗でした。シーンによる輝度変更も瞬時に切り替わってくれるので、違和感なく映像に没頭できます。

またオーバードライブ機能も併用できるので、残像も気になりません。ただ筆者の場合、オーバードライブ機能が最大だと目に疲れを感じたので、個人的には動画を見る際は、設定「1」がオススメです。

ゲームの快適度をチェック

FPSをプレイ


PC版「バトルフィールド3」をプレイ

FPSではPC版の「バトルフィールド3」をプレイしました。本機には3段階のオーバードライブ機能が搭載されており、1、2、3とそれぞれの段階で検証してみたところ、映像が見やすく且つ残像が気にならない設定は中間の「2」でした。

最大の「3」だと、残像は一番抑えられているのですが、オーバーシュートが発生し、視認性も悪く逆に見難くなってしまいます。

なお、ACR機能の併用は、暗い場面がかなり暗くなってしまうため、あまりオススメできません。

格闘ゲームをプレイ


PC版「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ

格闘ゲームでは普段やり慣れている「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイし、主に入力遅延を確認しました。

プレイしてみた感想としては、入力遅延はほぼ感じられませんでした。普段通りの目押しもコンボもできたので、格闘ゲームをプレイする上で支障が出る程の遅延はないと思います。

またオーバードライブ機能との併用で残像も少ないので、素早い動きも見やすいです。格闘ゲームではオーバードライブは最大でも問題ないでしょう。

OSDメニュー及び操作性のチェック


メニューボタンはタッチセンサー

本機のメニューボタンはタッチセンサー式になっており、触れるだけでOSD操作ができます。反応は良いのですが、触れる部分の範囲がとても小さいと思います。

OSDメニューは下記の写真の通り、フォントが大きく、青地に白字と、かなり見やすくなってます。このOSDメニューからは、コントラスト、輝度、色温度やRGBなどの細かな調整が可能です。

iiyama製品従来のi-Style Color(プリセットモード)も用意されており、標準、ゲーム、映画、風景、テキストと5種類から、表示する映像に応じて、最適なモードを選択することができます。



OSDメニューはとても見やすい。

消費電力のチェック

消費電力は低い


輝度最小時           輝度最大時 

輝度中間時

実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約14.3W、輝度中間時では約22.5W、輝度最大時で約30.6Wと消費電力は低いです。

また、輝度を約120cd/m2に調整したとき(輝度設定18のとき)の消費電力は、約17Wでした。

VAパネル液晶の中ではかなり低い方でしょう。

ECOモードはワンボタンで切り替え


ECOモードも搭載

ECOモードも搭載されています。このECOモードはOSDメニューを開くことなく、ワンボタンでオン/オフの切り替えが可能です。

本機のECOモードはオンにすることによって、輝度を下げ、下記の表のように通常(おそらく輝度最大時)の消費電力よりも約56%も削減してくれます。


  消費電力削減率 年間消費電力量 削減率
通常モード 31W 54.9kWh
エコモード オン 通常より約 56%削減 49.3kWh 10.2%
※メーカーホームページより抜粋

外観のチェック

外観のチェックです。

液晶枠が光沢素材になっています。タッチセンサーや位置調整など、どうしても液晶周りをベタベタ触ってしまうため、指紋がつきやすいです。

チルト、スィーベル、高さ調節、ピボットは硬すぎず、柔らかすぎず、動かしやすいです。台座も大きめなのでとても安定しており、キーボードを強めに叩いても本体は揺れません。また従来の液晶と比べて、ディスプレイは高めになっています。


全体の写真です。

正面の写真です。

側面の写真です。

背面の写真です。

ピボット時の写真です。

スィーベルの範囲は90度(左右各45度)とかなり広いです。

チルト範囲は25度となってます。

高さ調節幅は130mmとなってます。

背面のロゴ部分の写真です。

支柱部分の写真です。スィーベルはここが回る仕組みになってます。

スタンド部分の写真です。ケーブルホルダーが付いてます。

入力部分の写真です。

台座の写真です。広めのデザインになってます。

まとめ

iiyama ProLite XB2472Hは引き締まった黒を映し出すVAパネルを採用している点が特徴です。

さらに残像を抑える3段階のオーバードライブ機能と、最大5,000,000:1の動的コントラスト比を実現するACR機能を搭載しています。これにより動画視聴おいて、明暗にメリハリのある鮮明な映像を表示してくれます。残像が少なく大きな入力遅延もないので、FPSや格闘ゲームも難なくプレイできます。

また自由な角度調整が可能なチルト調節、スィーベル、高さ調節機能、ピボット機能はしっかりとした安定した作りで、「パーフェクトスタンド」と呼んでいるだけのことはあります。消費電力が抑えられている点も良いと思います。

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