会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > HP 2311gt

HP 2311gt(偏光方式3D対応)の実機レビュー

更新日:2012年02月14日

低コストな3D対応液晶ディスプレイ

HP 2311gtは、偏光方式を採用した3D対応の23型液晶ディスプレイです。

付属の「CyberLink PowerDVD」をインストールすれば、3D対応のブルーレイ、DVDを再生できるだけではなく、2D→3D変換もリアルタイムで実行可能です。

また、付属している「TriDef 3D」をインストールすれば、ゲームを2D→3D変換してプレイすることも可能です。

CyberLink PowerDVD、TriDef 3Dのソフトを同梱し、約25,000円という価格は、3D対応液晶ディスプレイとしてはかなり安価だと思います。

NVIDIA 3D Vision環境のように、NVIDIA 3D Vision対応のグラフィックボードを用意する必要はないため、多くの環境ですぐに3Dを楽しむことができます。

ただし、HDMI1.4には対応していないため、PS3などのゲーム機を接続して3Dでプレイすることはできません。

購入はこちら:HP ダイレクトプラス

 

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。

応答速度は5msと速めです。パネル方式は分かりませんが、応答速度からしておそらくTNパネルだと思います。コントラストはDCR機能時で最大300万:1と高いです。また3D閲覧時の輝度が100 cd/m2と高めなので、明るい部屋でも比較的快適に視聴可能です。主な付属品は3Dメガネが2セットに、DVIケーブル、HDMIケーブルです。

また、万が一ドット抜けがあった場合は、これまではハズレだと思って諦めなければなりませんでしたが、HPの製品だと保証期間内なら無償で交換してくれます(ただし、黒点を除く)。

ただし、本製品はHDMI1.4規格に対応していないので、PlayStation3や、HDMI1.4準拠の外部機器を接続しての3D視聴には対応していないのでご注意ください。

基本スペック
製品名 HP 2311gt
サイズ 23型ワイド
解像度 1920x1080
表面処理 ハーフグレア
パネル方式 おそらくTN
バックライト  LED 
 応答速度 5ms
 コントラスト比 1000:1
3,000,000:1(DCR機能時 )
入力端子 VGA 入力 x 1
DVI-D 入力 x 1
HDMI 入力 x 1
スピーカー なし
位置調節   チルト機能(調節幅25度)
消費電力 最大 45W
スリープ時 0.5W
 輝度  200-250 cd/m2 (2D)
100 cd/m2 (3D)
 重量  3.7kg
内容物  3Dメガネ×2
電源ケーブル
AC アダプター
DVI-D ケーブル
HDMIケーブル
ケーブルマネジメントクリップ
ソフトウェア・ドキュメントCD

3Dメガネのチェック


同梱されている3Dメガネ

本製品には3Dメガネが標準で2つ、そしてポーチとメガネ拭きも付いています。偏光方式であるため、3Dメガネは電池を搭載したり、充電をしたりする必要がありません。メガネ自体は非常に軽いです。

また偏光方式のメガネは、安っぽい素材で壊れやすいメガネが多いのですが、本製品の3Dメガネは作りがしっかりしています。

レンズは大きめに作られており、普段メガネを掛けている人でも十分装着できます。付け心地も良く、しっかりフィットするので、長時間付けていてもズレや痛み、装着の違和感もありません。


レンズは大きめ

安っぽさを感じない外観

3Dコンテンツのチェック

3D対応ブルーレイディスクを視聴

本製品は、液晶ディスプレイをPC本体に接続し、付属の「CyberLink PowerDVD」のソフトをインストールするだけで、ブルーレイやDVDの3D映像を楽しむことができます(もちろん光学ドライブは必要です)。

実際にPCで3D対応ブルーレイディスクを再生して、3Dの映像を体感してみました。気になるクロストークはなく、しっかりと3D立体視で視聴することができ、残像も目立ちません。また本製品は3D閲覧時でも輝度が約100 cd/m2 と高めなため、明るい部屋でも快適に視聴できます。

さらにOSDメニューからDCR機能をオンにすると、暗い場面と明るい場面によって輝度が自動で変化し、コントラスト比を最大3,000,000:1まで高めることができるため、メリハリのある鮮明な映像が楽しめます。場面認識も速く、輝度変更も速い割には違和感なく視聴できます。


映画「トロン3D」を視聴

3D写真を閲覧

3D写真は「CyberLink PowerDVD」をインストールすると、サンプルの3D写真が何枚か付いてきます。下の写真はそのほんの一部です。本当にその場に居るような感覚に陥るほど立体感があり、とてもキレイです。

また自分で撮影した写真などの2D画像も、3Dに変換して閲覧することができます。ただし、こちらは写真や画像の種類にもよると思いますが、切って浮き出るような感じになり臨場感はあまりありませんでした。


サンプルの3D写真

2D→3D変換で動画を視聴

往来の2D映像も3D変換をして視聴することができます。お気に入りの映画やアニメも3Dで楽しめるということです。実際に2Dの映像を3Dに変換して視聴したところ、こちらも見る映像によって異なります。個人的には場面によって3Dに見えたり、見えなかったりといった印象です。特にアニメでは3Dというよりは、切って浮き出ているような感じでした。


「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を3D変換

3Dゲームのチェック

TriDef 3D Ignitionで2D→3D変換してゲームをプレイ


TriDef 3D

本製品でゲームをプレイするときは、付属の「TriDef 3D Ignition」というソフトをインストールし、2Dから3Dへ変換してゲームをプレイします。

このソフトをインストールすると、3D変換に対応しているゲームをスキャンし、自動で登録してくれます。もちろん自分でexeファイルをドラッグアンドドロップで登録することができます。

ゲームの種類によっては上手く起動しなかったり、DX9で起動したり、ゲームがおかしくなったり、フリーズしたりすることがあるので注意が必要です。

対応ゲームタイトルはこちら (TriDef公式サイト)

スカイリムを3D変換でプレイ

3D変換でひと通りゲームをプレイしましたが、筆者の持っているゲームの中で最も3Dを体感できたのは「スカイリム」でした。道には草木や花が立体的に描写されています。舞い散る草や蝶、街の看板、襲い来る獣、そして飛んでくる矢・・・。その立体的でリアルな世界観に思わずまた何時間も没頭してしまいました。場所によってはロードが長くなったり、チラツキが起こったりしますが、ゲームが重くなることはなく、遅延も全くありません。クロストークも少なく残像も気にならないので、是非スカイリムファンの方には一度は体感して頂きたいです。またスカイリムに飽きた方も、3Dでまた新しいスカイリムの世界をじっくり堪能して頂きたいです。


道中の草木


道中の草花


街での様子


水面の描写

 

3D表示の調整に関してはゲームを一度終了することなく、ホットキーやNumキーで調整が可能です。3Dのオンオフからシーン深度の調整、ストレッチやOSD位置、3Dのスクリーンショットの撮影までできます。


3D調整メニューはAlt+Shift+F1またはNumキーの0ですぐに呼び出せる

その他のゲーム

その他の2Dゲームも3D変換にてプレイしましたが、ゲームによっては3Dに見えなくもないもの、全然3Dじゃないもの、起動すらしないものもあります。また処理が重くなったり、入力遅延が起こるもの、ゲーム自体がおかしくなったりもします。

「ポータル2」では処理が重くなって入力遅延が起こり、「アリスマッドネスリターンズ」に至ってはテクスチャがおかしくなっていました。「ポータル2」と「アリスマッドネスリターンズ」は対応ゲーム一覧には名前があったのですが、上手く3Dにはなってくれませんでした。


「Potal2」では処理が重くなり、所々入力遅延が気になった。


「Bioshock」では問題なし。


「アリスマッドネスリターンズ」ではテクスチャがおかしくなり、3Dメガネを通すと真っ暗に。

ただし、今回、正常にプレイできなかったゲームでも、他の環境ではプレイできる可能性はあります。なお、今回検証したPC環境の概要を、参考までに下記に記載します。

残像感及び入力遅延をチェック

残像感のチェック


応答速度はだいたい5ms

残像感を「液晶応答速度&低解像度チェックというソフトを使ってチェックしました。本機は仕様上では5msとなっていますが、実際に計測した結果でも、目測でだいたい応答速度5ms程度でした。

ただし、あくまで目視での計測であるため個人差は出ます。応答速度5msだとまずゲームや映像視聴では残像は気にならないと思います。

入力遅延は気にならない


PC版「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ

普段やり慣れている「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイし、入力遅延をチェックしました。なお、3D表示はさせていません。

プレイした感想では入力遅延は気になりません。普段は入力遅延の少ないTNパネルでプレイしているのですが、それと同程度です。目押しミスもなく、もっさりした感じはありませんでした。また残像も気にならないので、格闘ゲームは問題なくプレイすることができます。


  1 2 次へ