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DELL U2913WM の実機レビュー

更新日:2013年1月26日

解像度 2560 x 1080 のウルトラワイド液晶

DELL U2913WMは2560 x 1080ドット、アスペクト比21:9という特殊な解像度に対応した29型ウルトラワイド液晶ディスプレイです。

シネマスコープサイズのブルーレイを黒帯のない状態で楽しんだり、臨場感ある画面でゲームをプレイすることが可能です。

もちろん、横幅がフルHD(1920x1080)よりもかなり広いため、2つのウィンドウを並べて表示しやすく、作業が快適になります。

パネルは最新世代のAH-IPSノングレアパネルを採用し、粒状感が少なく滑らかな画像を表示できます。スタンドは首振りや昇降機能に対応しています。

購入はこちら:U2913WM

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。本機の特徴は、2560 x 1080という超ワイドな表示領域です。発表当時からその特殊な液晶パネルが、ネット上でかなりの話題を呼んでいた製品です。パネル方式には最新世代のIPS液晶であるAH-IPSパネルを採用。入力端子もDVIからDisplayPortまで幅広く、スタンドには首振りや昇降機能まで搭載しています。ただし、応答速度は8msとやや遅めです。

基本スペック
製品名 DELL U2913WM
サイズ 29インチウルトラワイド
解像度 2560 x 1080
表面処理 非光沢
パネル方式 AH-IPS
バックライト LED
応答速度 8ms(GTG)
コントラスト比 1,000:1(標準)
ダイナミックコントラスト比: 200万:1(最大)
入力端子 HDCP対応デュアルリンクDVI-Dコネクタ x 1
DisplayPort 1.2 x 1
Mini DisplayPort 1.2 x 1
HDMI x 1
VGA x 1
USB 3.0アップストリームポート x 1
USB 3.0ダウンストリームポート x 4
DisplayPort出力 x 1
音声出力 x 1
デル製サウンドバー(AX510)用DC電源コネクタ
スピーカー なし
位置調節 チルト機能
スィーベル機能
昇降機能
消費電力 32 W(標準)/90 W(最大)
輝度 300 cd/m2(標準)
50 cd/m2(最小)
重量 5.76 kg(パネルのみ)
付属ケーブル 電源ケーブル
DVIデュアルリンクケーブル
DisplayPortケーブル(Mini DP-DP)
USB 3.0アップストリームケーブル

DELL U2913WMの主な特徴

ゲームプレイ時の臨場感は圧倒的


2560×1080ドットで「バトルフィールド3」をプレイ

実際に2560×1080ドットの解像度でバトルフィールド3をプレイしてみました。やはり通常のアスペクト比16:9に比べると、21:9でプレイするゲームの臨場感は半端ないです。FPSの場合だと、横の視野がグッと広がるので、視認性がかなり向上します。

こういう主観視点のゲームはワイド液晶にはもってこいだと思います。そのうちFPS向けの21:9のカーブを描いた液晶とか出そうですね。

また、応答速度が8msであったため、残像を心配していましたが、プレイした感じではあまり気になりませんでした。

入力遅延もFPSではあまり感じません。


2560×1080

1920×1080

 

そのほかにも「The Elder Scrolls V:SKYRIM」や「 Call of Duty Black Ops 2 」なども試しましたが、2560×1080の解像度でプレイすることができました。

ただし、全てのゲームが21:9で表示されるわけではないためご注意ください。また2560×1080の解像度に対応していないゲームの場合は画面が引き延ばしになってしまいプレイしにくくなるので、画面出力のアスペクト比を16:9(1920×1080)に設定してから起動しなければなりません。

 

実際にDELL U2913WMでバトルフィールドをプレイした映像です。カメラで録画している分、ちょっと無理な姿勢で操作しているので、プレイの下手さにはあまり突っ込まずに見て下さい。


U2913WMでバトルフィールド3をプレイしたときの動画

シネマスコープサイズの映画を画面いっぱに表示できる


ズームできないブルーレイ再生ソフトでは、額縁表示となる

アスペクト比21:9のシネマスコープ(シネスコ)サイズの映画を、黒帯をほぼ表示することなく、ほぼ画面いっぱいに映像を表示することが可能です。

しかし、ブルーレイディスクに収録されている動画は1920x1080(上下の黒帯含む映像)である一方、本製品の解像度はそれよりも高いです。そのため、全画面表示させたとしても、右図のように黒帯が表示されてしまいます。

画面いっぱいに映像を表示させるには映像をズームして黒帯をカットする必要があります。

はじめに、ブルーレイ再生ソフトのPowerDVD 12 UltraのTrueTheater stretch機能を使えば黒帯をカットできるかと思ったのですが、筆者の環境では動作しませんでした。WinDVD Pro 11も試しましたがダメでした。

次に、「BD&DVD 再生 ArcSoft Theatre 2 」のソフトを試したところ、ズームができ黒帯をカットして表示することができました。もしうまく全画面で表示できないときは、このソフトも試してみてください。


「BD&DVD 再生 ArcSoft Theatre 2」のソフトにて、自動ズームを選択


シネマスコープの映画が、黒帯(額縁)なしで全画面表示

 

なお、映画がシネマスコープサイズかどうかを確認するには、パッケージの裏を確認してください。

「シネマスコープサイズ」や「シネスコサイズ」、「2.35:1」、「21:9」などと書かれているものはシネマスコープサイズです。本製品でほぼ黒帯なしで表示可能です。

ちなみに、「シネマスコープサイズ、16:9 LB」と書かれている場合がありますが、これはシネマスコープサイズ「21:9」の上下に黒枠を付加して16:9にしているという意味です。映像が映っている部分は21:9になっており、本製品でほぼ黒帯なしで表示可能です。

2画面表示が余裕

最近のWebページは横幅が広いため、1920x1080の液晶ではWebページを2画面並べて表示すると、右端が隠れて見えない場合があります。一方、U2913WMではあれば2画面表示させても、余裕で見えます。

ただし、表計算や文書作成など仕事で使う場合は、縦の解像度が低いと感じるかもしれません。そういった方は、2560x1440の解像度のDELL U2713HMの液晶ディスプレイもご検討下さい。


Webページを並べても余裕がある

 

Dell Display Managerをインストールすれば、ウィンドウを各ゾーンへドラックするだけで、自動で配置・サイズ変更することが可能です。ただし、ウィンドウを移動するとかならずゾーン内に収まるようにサイズ変更されます。ゾーンをまたいで好きなようにウィンドウの大きさを変えることはできなくなるため、ご注意ください。


Dell Display Managerを使って、ウィンドウの自動レイアウトが可能


ウィンドウを各ゾーンに持っていくだけで自動でサイズ変更される

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的です。色再現性は高いです。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域も広めです。sRGB空間はほぼカバーしています。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。画素形状はノングレアの処理面のせいでよく確認できませんが、開口率は高いパネルを使用しています。そのためザラザラ感が少なく滑らかな画像です。

ノングレア処理面も比較的凹凸が少ないです。非光沢液晶特有のギラつき感はわずかにありますが、ほぼ気になりません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

IPSパネルであるため、視野角も良いです。


正面から見た場合

下から見た場合

横から見た場合

残像感と動画のチェック

残像感のチェック


応答速度は実測で8ms

「液晶応答速度&低解像度チェックというソフトを使って残像感をチェックしました。

なお、本機の応答速度は、メーカー発表値では標準で8msとなっています。

実際に筆者が目視で計測した結果でも8msと、メーカー発表値と同じになりました。最近のIPSパネルでは遅めの応答速度ではありますが、それほど気にならない数値です。

OSDメニュー及び操作性のチェック


メニューボタンはライト式タッチセンサー

本機のメニューボタンはライト式のタッチセンサーなっており、往来のタッチセンサーに比べて、レスポンスが素早く、操作はかなり良いです。

OSDメニューも下記の写真の通り、大きくてとても見やすいです。このOSDメニューからは、輝度、コントラスト、色温度、アスペクト比の調整ができます。アスペクト比からは21:9、16:9、1:1の切り替え、色温度は5000Kから10000Kまでと幅広く調整が可能となってます。

プリセットモードには標準、マルチメディア、ムービー、ゲーム、用紙、sRGB、ユーザーカラーとこれも幅広く用意されています。



OSDメニューはとても見やすい

消費電力のチェック

消費電力は低め


輝度最小時           輝度最大時 

輝度中間時

実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約16.8W、輝度中間時では約26.2W、輝度最大時で約39.0Wです。2560×1080ドット液晶なので、1280×1024ドット液晶2枚分と考えると、低い消費電力だと思います。

また、輝度を約120cd/m2に調整したとき(輝度設定50のとき)の消費電力は、約22Wでした。

外観の使用感のチェック

外観のチェックです。

デルらしいモダンなデザインです。ボディは光沢ではないため、指紋の汚れはほとんど気になりません。


全体の写真


正面の写真


背面の写真


側面の写真


チルト、昇降機能の写真


スィーベル機能の回転は左右30度まで


スタンドの写真。とてもどっしりした作り


台座部分の写真


スタンド背面にはケーブルをまとめる穴があります


ベゼル部分の写真。液晶下部はすこし盛り上がってます。


側面にはUSB 3.0ダウンストリームポートが2つあります


入出力部分

まとめ

以上が、DELL U2913WMのレビューです。

解像度2560 x 1080ドット、アスペクト比21:9というのが特徴の液晶ディスプレイです。

シネマスコープサイズのブルーレイディスクをほぼ黒帯なしで視聴することが可能です。目の前全体に広がる映像は迫力があります。大勢で見る場合はもっと大きな液晶の方がいいと思いますが、一人で画面の近くで見るならベストな液晶です。

ゲームも圧巻の臨場感です。主観視点のゲームは特に良いと思います。ただし、全てのゲームが2560 x 1080でプレイ出来るわけではありませんので、ご注意ください。

2画面並べて表示させて作業をするのも快適です。横幅の長いWebページを2つ並べても右端が見えなくなることはありません。

価格も、39,980円(2013年1月26日時点)と、このスペックにしては非常に安価です。

詳細はこちら
安心のメーカー直販店:U2913WM