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the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > ASUS ROG SWIFT PG258Q

ASUS ROG SWIFT PG258Q の実機レビュー

更新日:2017年9月18日

240Hz駆動の高級ゲーミングモニター

ASUS ROG SWIFT PG258Qは、ネイティブ240Hz駆動に対応したゲーミングモニターです。

ティアリングを抑えるG-Sync機能や、クロスヘアーなどを表示できるGamePlus機能、暗いシーンも明るく映し出すダークブースト機能など、FPSやTPSをプレイするには便利な機能を備えています。

表示遅延も少なく残像も少ないので、格闘ゲームでも問題なし。フリッカーフリーで長時間のゲームプレイでも疲れにくいので、ゲーマーには天国のような製品です。

販売サイト:Amazon


※レビュー機は当サイトの購入品です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。

「ROG」というのはASUSTeK Computerが展開する、ゲーマー向けPCパーツブランドで「Republic of Gamers」の略語。

サイズは一番見やすくバランスの良い24.5型となっており、パネル種類は応答速度の速いTNパネルを採用しています。解像度はオーソドックスなフルHD(1920x1080)となっています。

入力端子はHDMI×1とDisplayPort×1の2つのみとなっており、240Hz駆動で動作するのは DisplayPortで接続時のみになります。

主な機能にはNVIDIA G-SYNC、オーバードライブ、ダークブースト、フリッカーフリー、2ポートのUSB3.0ハブ など、ゲーミングモニターとしては欠かせない機能が搭載されています。

基本スペック
製品名 ASUS ROG SWIFT PG258Q
サイズ 24.5型ワイド
解像度 最大 1920x1080
表面処理 ノングレア
パネル方式 TNパネル
応答速度 1ms(GtoG)
コントラスト比 1000:1
入力端子 HDMI×1
DisplayPort×1
スピーカー 非搭載
VESAマウント規格 100mm×100mm(VESA規格対応)
位置調節 上下角度調節(上20°~下5°)
左右角度調節(角度未掲載)
昇降機能対応
縦回転(ピボット)対応
重量 スタンド含む:5.6kg
スタンドなし:3.14kg
付属ケーブル DisplayPortケーブル
HDMIケーブル
ACアダプター
電源ケーブル
USB 3.0ケーブル
主な機能
■ネイティブ240Hz駆動
■1msの高速応答速度
■オーバードライブ
■NVIDIA G-SYNC
■GamePlus機能
■ダークブースト機能
■フリッカーフリー
■ブルーライト低減機能
■2ポートのUSB3.0ハブ 
■高さ調節/ピボット対応

特徴1 - 240Hz駆動とNVIDIA G-SYNCに対応

ネイティブ240Hz駆動の超絶滑らか映像


240Hz駆動で照準も超滑らかにキビキビ動く

本機の大きな特徴は、このリフレッシュレート240Hz駆動に対応した超絶滑らかな映像です。

リフレッシュレートとは「1秒間に画面を更新する回数」のことで、通常のモニタでは60Hz駆動、つまり「1秒間に画面を60回更新」することになります。ゲーミングモニターでよくある120Hz駆動だと「1秒間に画面を120回更新」するので、60Hz駆動の2倍滑らかに映像が動き、本機の240Hzだとその4倍、滑らかな映像を映し出すことができます。

通常の4倍の駆動速度で動作すると、まずマウスカーソルからしてかなりヌルヌルキビキビと動くので、それだけで驚愕しますが、240Hz駆動でゲームをプレイすると、もはやいつもプレイし慣れているゲームもまるで別世界です。

特にFPS、TPSだと素早い動作や視点移動でもとてもヌルヌル動き、残像感はほぼ感じないので、照準を細かい動作で素早く狙うことができます。動きを停止してからも、ピタっと止まるので、すぐに認識しやすく、敵を視認してからの反応も速くなるので、エイム力(狙ったところに当てる力)も間違いなく底上げされるでしょう。

高リフレッシュレートの世界を一度体感すると、もう通常の60Hz駆動には戻れないと言いますが、この240Hz駆動の超絶滑らかな世界に一度慣れてしまうと、もはや60Hz駆動だけでなく120Hz、144Hz駆動でさえ物足りなくなるでしょう。

ちなみにこのリフレッシュレートの設定は「NVIDIA コントロールパネル」の解像度の変更から可能です。



リフレッシュレートの設定は「NVIDIA コントロールパネル」の解像度の変更から可能。

NVIDIA G-SYNC対応

また本機はNVIDIA G-SYNCにも対応しています。G-SYNCとは、GPU側の可変フレームレートに合わせて、ディスプレイ側のリフレッシュレートも動的に変更する技術で、ティアリングやカク付き(スタッター)を抑えることが可能です。ティアリングとは横に線が入り上下の映像が少しズレる現象で、PCゲームをしていると体験したことがある方も多いと思います。カク付きとは、その名前の通り、映像のコマの表示が遅れ、カク付いてみえる現象です。

例えば格闘ゲームなどをプレイする際、表示遅延を抑えるためにゲーム設定で垂直同期をオフにすることが多いですが、その代償として画面下のほうにちらちらと線が入るティアリングが発生してしまいます。逆に垂直同期をオンにすると、ティアリングは発生しなくなりますが、映像の描画が垂直同期のタイミングに追いつかない場合、カク付きが発生してしまいます。つまりG-SYNCはこの垂直同期をオフにしつつ、ティアリングも抑えるという使い方が可能になるのです。

G-SYNCについての詳細は、4Gamer.net様の記事「【PR】すべて分かるNVIDIAの新世代ディスプレイ同期技術「G-SYNC」。西川善司がその可能性を明らかにする」(外部リンク)が詳しいので、こちらをご覧ください。

なお、G-SYNCは、NVIDIAコントロールパネルから有効化/無効化が可能です。



G-SYNCはNVIDIAコントロールパネルから有効化/無効化が可能。

特徴2 - GamePlus機能

ありそうでなかった便利な機能たち


GamePlus機能は背面のボタンを押すだけで呼び出せる

本機のGamePlus機能には「CROSS HAIR」「TIMER」「FPS COUNTER」「Display Alignment」の4つの便利な機能が搭載されています。このGamePlus機能は背面のボタンを押すだけで瞬時に呼び出せるので、ゲーム中でもGamePlus機能のオン/オフの切り替えができます。

「CROSS HAIR」は液晶の中心に照準を表示するもので、丸型と十字型、赤と緑で選択することができます。

「TIMER」はカウントダウンしてくれる機能で、時間は30分、40分、50分、60分、90分で選択可能。大きく左上に表示されます。

「FPS COUNTER」は右上に現在のフレームレートが表示されます。この手の機能は外部ソフトでも多数ありますが、モニタ側で表示のオン/オフができるのも便利です。

「Display Alignment」はマルチディスプレイ環境の際に、液晶の配置を正確に行うための位置ガイドを表示します。



4つの便利なGamePlus機能

PUBGで役立つCROSSHAIR機能


「CROSS HAIR」の位置の調整も可能

「CROSS HAIR」は前述の通り、液晶の中心に照準を表示するもので、赤と緑の2色、丸型と十字型で選択することができます。サイズは小さめなのでゲーム画面を邪魔することもありません。

使い所はと言うと、FPSなどでは常にクロスヘアーは表示されているので、あまり意味はないですが、現在最も多くの人がプレイしているPUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)などのTPSでは、下記の写真の様に走っている最中や周りを見回している最中だと、クロスヘアーは表示されないので、この機能はとても便利です。ハードウェアチートと言われればそれまでですが、ゲーマーとして便利な機能は積極的に使っていくべきです。

またクロスヘアー位置は背面のジョイスティックからドット単位で調整することができるので、もしズレていた場合や、距離により遠くを狙いたい場合など、自由に調整できます。



PUBGで周りを見渡す際もクロスヘアーを表示できる

クロスヘアーのズレはドット単位で調整が可能

クロスヘアーが真ん中だとゲーム内スコープとしっかり重なる

特徴3 - ダークブースト機能

暗いシーンも明るく映し出す


ダークブースト機能はOSDメニューから

ダークブースト機能では暗いシーンでも、補正をかけて明るく表示し、見やすく表示することができます。暗い箇所のみを明るく表示しているので、特に暗いシーンが多いFPSやTPSでは、視認性がかなり向上します。このダークブースト機能はOSDメニュー画面から切り替えることができ、レベル1からレベル3までの強度で設定が可能です。

下の写真は「バトルフィールド1」「ゴーストリコン ワイルドランズ」の暗いシーンで、ダークブースト機能オフとレベル3を比較したもの。特に夜になるとかなり暗くなる「ゴーストリコン ワイルドランズ」では、ダークブースト レベル3だと格段に見やすくなっているのがわかると思います。



上の写真が「バトルフィールド1」、下の写真が「ゴーストリコン ワイルドランズ」

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的です。色のバランスは問題ないと言えます。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは、デスクトップ用の液晶としては標準的です。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。気になるギラツキはありません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

本機のパネルはTNパネルなので、見る角度によっては色合いは悪く、視野角は悪いです。


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感と動画のチェック

オーバードライブ機能で残像感をテスト


応答速度は目測ではおよそ2ms

本機には残像を抑えるオーバードライブ機能が搭載されており、OSDメニューから、オフ→通常→Extremeの2段階で強度を調整することができます。

公開されているスペックでの本機の応答速度は、1ms(グレー→グレー)となっていますが、「液晶応答速度&低解像度チェック」というソフトを使って実際にテストしてみました。

「液晶応答速度&低解像度チェック」での色の変化は緑→赤→緑となっています。オーバードライブ機能オフだと応答速度はおよそ4ms、オーバードライブ機能普通だとおよそ3ms、オーバードライブExtremeだとおよそ2msという結果になりました。あくまで目視での計測であるため、最大が2msという結果になりました。個人差が出る点はご了承ください。

結果からして、スペック表の応答速度はおそらく、オーバードライブExtremeでの数値だと思います。かなりの高速応答速度なので、残像感はほぼ感じず、ゲームに没頭できます。ちなみにオーバードライブ機能は、Extremeでも色合いの変化や妙なヤキツキは見当たらなかったので、常にオンの状態で大丈夫です。

動画を視聴


Blu-ray「DEADPOOL」を再生

ゲーミングに関してはピカイチですが、映像面ではどうなのでしょうか。実際にブルーレイを再生してチェックしてみました。

オーバードライブ機能により残像の少ない映像ですが、コントラストの低いTNパネルなので、色のメリハリはIPSパネルやVAパネルほどありません。明るく見やすいのは良いのですが、色合いはやや白っぽいです。

また映像によっては黒色部分が滲んでブロックノイズが発生するという点がちょっと難点です。他の液晶でも同じプレーヤーで試してみましたが、黒色が滲むのは本機だけでした。なのであまり動画鑑賞には向いていないかも知れません。ちなみにこの滲みはゲームプレイ時には確認されなかったので、ご安心ください。


映像によっては黒色部分が滲んでブロックノイズが発生してしまう

ゲームの快適度をチェック

FPSゲームをプレイ


240Hz駆動で様々なFPSタイトルをプレイ

実際に240Hz駆動、オーバードライブExtremeでFPSをプレイ。プレイしてみたタイトルはオーバーウォッチ、PUBG、バトルフィールド1、CS:GOなど。

ゲームによっては下記の画像のように映像設定でリフレッシュレートを変更することができますが、リフレッシュレート設定がないゲームもあります。だいたいはモニタのリフレッシュレートに合わせてくれますが、CS:GOのように特殊なプロパティ設定が必要なゲームもあるようです。ちなみにPUBGの場合はモニタに合わせてくれているみたいなので、240Hz駆動でプレイすることが可能です。

こういった対人戦が主のシューティングは高リフレッシュレートモニタを使った方が有利になり、240Hzだとその差は大きく出ます。実際私もPUBGにおいて、この240Hz駆動モニタを使い始めてからキルレート(倒した数/死亡数)がぐんと伸びました。

オーバードライブ機能もかなり効いており、残像も感じることなく、ヌルヌルキビキビと映像が動きます。フリッカーフリーでチラツキも抑えられているので、液晶自体が見やすく、長時間のプレイでも目が疲れにくいです。本製品はシューティングゲームにおいては天国の環境だと思います。


オーバーウォッチの映像設定

ゴーストリコン ワイルドランズの映像設定

格闘ゲームをプレイ


遅延は少ない

次に格闘ゲームをプレイ。格闘ゲームの場合は60fpsで動作するので、240Hz駆動では動作させることはできず、60Hz固定となります。フレーム単位で操作する格闘ゲームでは主に表示遅延をチェック。プレイしたタイトルは「ウルトラストリートファイターⅣ」、「ストリートファイターV」、「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」、「TEKKEN7」です。どのタイトルでも垂直同期はオフにしています。

ひと通りプレイしてみたところ、特に大きな遅延は感じず、むしろゲーミングモニターを謳っているだけあって遅延もかなり少ないです。さらにオーバードライブ機能はかなり残像が少なくなるため、キャラクターの動作が見やすくなり、コンボもしやすくなります。

垂直同期をオフにするとティアリングが発生しますが、NVIDIA G-SYNCをオンにすることで、遅延を発生させることなく、ティアリングを抑えることができるのも素晴らしいですね。格闘ゲームをプレイするにしても申し分ないゲーミングモニターです。

OSDメニューおよび操作性のチェック

直感的で操作性が良い背面ボタンとジョイスティック


OSDボタンは背面にある

OSD操作ボタンは液晶の背面にあります。一見操作しにくそうですが、ガイドが液晶に表示されるため、表にあるよりも操作がしやすく、パネル揺れもないです。また上下左右操作はジョイスティックで行うため、直感的な操作が可能です。

決定ボタンはジョイスティック押し込みで、ゲームコントローラーのようなスルスルしたジョイスティックではなく、コリッコリッといった感じの、十字ガイドのあるジョイスティックです。

GamePlusを呼び出すには上から二番目のボタンから、シーンプリセットであるGameVisualの変更は下から二番目のボタンから、OSDメニューの呼び出しはジョイスティックからになります。

OSDメニューも大きくて非常に見やすいです。ただメニューの一番上にあまり使わないであろう、ブルーライト低減設定があるのは謎です。


液晶にガイドが表示されるので、ボタンが見えなくても操作ができる

シーンプリセットであるGameVisualは6種類




OSDメニューは大きくて見やすい

OSDメニュー一覧

スタンド下のライトロゴ

赤いLEDがロゴを投影


スタンド下に仕込まれた赤色LED

本機にはスタンド下に赤く点灯するLEDが設置されており、付属のカバーを取り付けることで、下の写真のようにロゴを映し出すことができます。付属のカバーはROGのロゴカバーがふたつと、ブランクカバーが3つあるので、自身で加工して、好きなロゴを映し出すことができます。LEDの明るさはOSDメニュー画面から、オフ→レベル1→レベル2→レベル3と調整できます。こういったゲーマーを楽しませるギミックがあるのも、この製品の特徴です。







付属のカバーはROGロゴがふたつとブランクが3つ

交換カバーを取り付ける

映し出すとこんな感じ

暗い部屋だとけっこう明るい

外観のチェック

外観や使用感のチェックです。

価格が価格だけあって、スタンドも台座も作りがしっかりしています。液晶もきっちり固定されていますし、タイピングやデスクの揺れなどでは、パネルがグラついたりしません。

デザインもゲーミングモデルらしくかっこいいデザインです。ただブーメラン型の台座は先鋭的でかっこいいものの、後ろのスペースがけっこう取られるので、デスクの奥まですっきり液晶を配置したいという方は、モニターアームを使用した方がいいと思います。


全体の写真です。


パネルは凹凸の少ないフラットパネルを採用。マルチディスプレイ環境も作りやすいです。


正面の写真です。


縦回転(ピボット)時の写真です。


背面の写真です。


背面には内部の熱を逃がす排気口があります。
長時間ゲームをプレイしていて、熱いと感じたことはありません。


上下角度調節(上20°~下5°) と昇降機能


左右角度調節(スウィーベル)対応


入力端子部分です。スタンドにはケーブルをまとめるケーブルガイドがあります。

入力端子部分はカバーで隠すことができ、背面からの見た目もすっきりしていて綺麗です。

台座です。ブーメラン型になっています。


スタンドの機構部分です。

入力端子です。USB3.0ハブも2ポートあります。

付属されているケーブル類です


電源タップは小型です。

電源ケーブルは三股です。

まとめ

以上がASUS ROG SWIFT PG258Qのレビューです。

240Hz駆動とオーバードライブ機能からなる超高速応答速度の世界は一度経験するともう出られなくなるほど快適です。NVIDIA G-SYNCに対応しており、遅延も少ないので、ゲーム環境には素晴らしい製品です。特にFPSやTPS、今流行りのPUBGなどにはもってこいだと思います。

ただ映像面だと色合いも悪く黒色が滲んでしまうのが難点なのと、入力端子が少ないのが少し不満です。

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