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ワイヤレステレビチューナー PIX-BR310Lの実機レビュー

更新日:2014年9月5日

タブレット&スマホ向けのTVチューナー

PIXELAのPIX-BR310Lは、タブレットやスマホから手軽にテレビを観られるワイヤレステレビチューナーです。iOS、Android、WindowsいずれのOSにも対応。無料アプリをダウンロードして、かんたんな設定だけですぐにテレビのライブ視聴を楽しむ事ができます。

外付けドライブをつなげば、視聴中の番組の録画や番組表からの予約録画にも対応。オプション機能を追加することで、外出先からのリモート視聴も可能です。

複数のスマホやタブレットを所有している人や、外出先から手軽にライブ視聴や録画番組を楽しみたい人には便利なワイヤレステレビチューナーです。

ショッピングサイト

posted with カエレバ

※レビュー機は当サイトでの購入品です

特徴1 - OSを選ばずにTV視聴できる

PIX-BR310Lを利用するためにはスマホやタブレットにアプリをインストールする必要があります。PIXELAの純正アプリはWindows8.1専用の"StationTV"の他に、iPhone/iPad、Android、Kindle用のそれぞれに対応するアプリ"ワイヤレスTV"が準備されています。いずれも無料アプリなので、異なるOSのタブレットやスマホを持っている方でもPIX-BR310Lが1台あれば、どの端末からでもテレビ視聴ができます(機種によっては一部未対応のものもあります)。

ただし同時に視聴できる端末は1台のみです。また、Macには対応していません。


主要なOSに対応した純正アプリが揃う

 

OSが違っても基本的な視聴機能や録画機能、画質等の違いはありませんが、画面表示や表示項目、一部の機能は異なります。例えば、Windows端末では横位置でライブ視聴しながら他チャンネルで放送中の番組リストを表示したり、録画番組の一覧を観る事ができますが、あとでご紹介する「ながら見」機能はありません。


OS毎にアプリは最適化されている

Android端末は対応機種の確認を

Kindleを含むAndroid端末の場合、機種によっては、正常に動作しない事があるようです。未対応機種であるレノボYogaTabletで試してみたところ、アプリはダウンロードできるものの、開く事ができませんでした。対応端末の一覧がPIXELAのサイトに公開されています。

ちなみにiPhoneは4S以降、iPadはiPad2もしくはiPad mini以上に対応しています。


Androidは対応機種に注意

特徴2 - かんたん設定

PIX-BR310Lは、細かな設定の必要はほとんどありません。アンテナ端子とLAN接続可能な無線ルーターがあれば、あとはコード類をつないで本体の電源を入れ、タブレットやスマホにアプリをインストール。自動的にチューナーを検出してTV視聴が可能です。

PIX-BR310L本体と付属品

PIX-BR310Lの本体はnasneよりも一回り背は高いものの、奥行きが短いため少しコンパクトな印象です。


nasneと比べると一回りコンパクト

 

PIX-BR310Lには本体の他に、AC電源とLANケーブル、B-CASカードが付属しています。アンテナ線は付属しないためF型コネクタのついたものを別途用意する必要があります。


アンテナ線は付属しない

PIX-BR310L本体の設定

背面には電源端子とB-CASカード挿入口の他に、録画ファイル保存用の外付けドライブを接続するためのUSBポートとLANポート、アンテナ入力端子が各1つあります。

本体の設定は、B-CASカードを挿入し、各ケーブル類をつなぎ、電源コードを差すだけです。LANケーブルは、既存LANに接続します。電源コードは最後に差さないと、機器の認識がうまくいかない場合がありました。電源ボタンがないので、電源コードの抜き差しが本体のON/OFFとなります。

無線LANアクセスポイント機能は搭載していないため、スマホやタブレットからアクセスする場合、別の無線LANルーター経由でアクセスさせます。また、映像出力端子はついていないため、チューナーから直接TVモニターに出力して視聴することはできません。


本体裏面の端子類

スマホ・タブレットの設定

Windowsの場合は、"StationTV"を、Android・iPhone/iPadの場合は"ワイヤレスTV"の各アプリをダウンロードします。本体の接続された無線ルーターと同じアクセスポイントにWi-Fi接続した状態でアプリを起動すると、自動的にチューナーを検出してくれます。一度だけ、チューナーを検出できない事がありましたが、その場合は【設定】-【初期化】を行ってから再起動すると、チューナーが検出されました。

各OSの端末で試してみましたが、だいたい10-20秒程度でチューナーが検出されました。一度アプリとチューナーをリンクすれば2回目以降の接続時間は短くなります。


アプリを起動すると自動的にチューナーを検索してくれる

特徴3 - テレビ視聴と同時にWebブラウザが使える「ながら見」機能

TV視聴アプリを起動中にWebを見ようとするとテレビとの接続が切れてしまう。こんな不満を解消してくれる機能が「ながら見」機能です。テレビ視聴中にタブレットやスマホを縦位置にすると、自動的に視聴画面が上半分に表示され、下半分にWebブラウザが表示されます。

「ながら見」表示の状態で、上部バーのブラウザボタンをタッチすると、番組タイトルに関連した項目を自動的に検索、表示してくれます。視聴しているテレビの番組内容や出演者について調べたりする際には、便利な機能です。「ながら見」機能は設定画面でON/OFFできます。

Android端末でも画面が上下に2分割されますが、画面中央のタブボタンによって、Webブラウザ以外にも、放送中の番組表や同じチャンネルの放送予定リスト、録画番組リストを表示する事ができます。

残念ながら、この「ながら見」機能はAndroid端末とiPad/iPhoneのみで、Windows端末では利用する事ができません。


テレビ画面とWebブラウザを上下分割して同時に起動 (iPad mini)


Androidの「ながら見」機能はさらに充実

特徴4 - 外出先から視聴&録画ができるリモート機能

アプリ内から機能追加(Windows, iPhone/iPadの場合)するかまたはプラグインを追加購入(Androidの場合)することで、外出先からインターネット経由で自宅のPIX-BR310Lに接続して、自宅と同じようにテレビのライブ視聴や録画番組の視聴、録画予約が可能になります。リモート機能の追加はどのOSでも300円です。

リモート機能の設定方法

実際にiPad miniでリモート機能を追加購入してみました。アプリ"ワイヤレスTV"の設定項目【拡張機能購入】から購入後、リモート設定の項目が有効になります。筆者の接続環境では、KDDIの光回線用モデムに繋げたAppleのTimeCapsuleにPIX-BR310Lを接続しましたが、アプリの接続設定と端末設定のそれぞれで接続をONにするだけで、利用する事ができました。

モデムやルーターのセキュリティ設定によっては、それぞれの機器のファイアーウォール設定変更を必要とする場合もあると思います。なおリモート機能を設定・登録できる端末は最大で6台です。


リモート機能の接続設定画面と端末設定画面(iPad miniの場合)

外出先からライブ番組&録画番組を視聴

モバイルWi-FiとiPad miniを使って、外出先からリモート機能をテストしてみました。リモート機能を有効にして、【外出先(すべての機能)】を選択すると、アプリ起動時に接続状態と画質を選択する画面が表示されるようになります。自宅利用の場合は低画質・標準画質・高画質の3段階しかありませんが、外出先を選ぶと低速回線用画質が追加されます。


起動時に利用環境と画質を選択

 

筆者の環境(自宅:下り18.2Mbps、モバイルWi-Fi:下り2.0Mbps)では、アプリ起動から番組視聴まで、自宅では約20秒(高画質)でしたが、外出先では約60秒(高画質)かかりました。また、高画質や標準画質では映像が途切れ途切れになってしまいましたが、低画質ではストレス無く視聴する事ができました。

以上のテストはiPad mini で行いましたが、iPhone 5s (4G: 下り15.4Mbps)でもリモート機能を試してみたところ、番組視聴までの時間は約40秒(高画質)でした。接続後の視聴には特に問題ありませんでした。

画質の比較

iPad miniでリモート接続中のライブ番組の再生画質を比較してみました。低速回線用と低画質では、小さな文字がつぶれ気味になりますが、視聴は十分可能なレベルです。


視聴画面の一部分を拡大して比較

外出先から録画予約

外出先から録画予約だけをすることも可能です。アプリを起動し、選択画面で【外出先(録画予約のみ)】を選択すると、番組表や予約番組リスト等だけが起動します。この場合は他の端末が接続している状態でも、操作可能です。

視聴機能をチェック

実際にWindowsタブレット(Fujitsu ARROWS Tab)、Android(kindle Fire HDX)、iOS(iPad mini)でそれぞれライブ番組と録画番組の視聴してみました。いずれの端末でも高画質設定で概ねスムーズに視聴できました。一部、Windowsタブレットで接続が不安定になる事がありました。原因は追求していませんが、端末のスペックによるのではないかと思います。なおテスト環境での受信レベルは100点中65点でした。


設定画面から受信レベルを確認

 

ちなみにPIX-BR310Lはチューナーが1つしかないため、同時に番組を視聴できる端末はライブ番組・録画番組に限らず1台のみとなります。


同時に複数の端末から視聴する事はできない

テレビをライブ視聴

iPad miniからテレビをライブ視聴した画面です。iPad/iPhoneの場合のみ、画面右上に縦横比を変更するボタンがあります。画面のアスペクト比3:4のiPad miniで変更すると余黒がなくなり画面一杯に番組が表示されますが、画像が縦長になってしまいます。


iPad miniでのライブ視聴画面

録画した番組を視聴

録画番組の視聴は純正アプリからのみとなります。TwonkeyBeamからの視聴も試みましたが、録画番組情報は表示されるものの、再生する事ができませんでした。


録画番組は純正アプリからのみ視聴可能

 

録画番組の再生中は、先頭戻し、一時停止、10秒巻き戻し、15秒早送りが可能です。また画面上部のタイムスライダーで好きな場所から再生する事もできます。


録画番組視聴時の機能

番組表をチェック

番組表はWindows端末とそれ以外の端末でデザインが異なります。どちらも拡大縮小が可能で、見やすいデザインになっています。またキーワードやジャンルによる番組の絞り込み機能があります。


Windows用の番組表


Android・iPad/iPhone用の番組表

録画機能をチェック

USB端子で外付けドライブを用意すれば、録画機能が使えます。nasneの場合、タブレットやスマホの機種によっては視聴アプリと録画アプリが異なっていますが、PIX-BR310Lの場合は視聴も録画も同じ一つのアプリで可能です。

利用可能な外付けドライブ容量はメーカー公称値では最大2TBとなっています。録画中は録画番組以外のチャンネルをライブ視聴できなくなりますが、すでに保存されている録画番組は視聴できます。また、端末のアプリを終了しても、チューナー側で自動的に録画されます。

視聴中の番組を録画する

Android端末とiPad/iPhoneでは、視聴中の番組をワンタッチすると、音量ゲージの右横に録画ボタンが表示され、すぐに録画開始することができます。録画の中止も同じ操作で可能です。Windows端末では視聴中の番組をワンタッチで録画することはできませんが、録画中の番組を再生できる追いかけ機能には対応しています。


視聴中の画面に録画ボタンが表示される(iPad miniの場合)

番組表から録画する

いずれのOSの場合でも、番組表から録画予約する事ができ、同じテレビ番組なら曜日を指定して繰り返し録画できる機能もついています。登録できる録画予約件数は最大で100件までのようです。


番組表から手軽に録画予約

nasneと機能を比較

ワイヤレスチューナーの人気機種であるnasne(500GBモデル)と各種機能を比較しました。

PIX-BR310Lで録画機能を利用するためには、録画用のHDDを別途購入する必要があります。その購入コストを加えると、コストパフォーマンスはあまり変わりませんが、PIX-BR310Lのリモート機能とアプリの使い勝手の良さは魅力的です。

PIX-BR310Lは、どのOSのアプリも比較的使いやすいです。一方、nasneは、(筆者の感想ですが)WindowsアプリやPS VITAからは使いやすかったですが、Android OSやiOSで使用できるTwonkey Beamなどのアプリからは、あまり使いやすいとは感じませんでした(詳細:nasneのレビュー)。

nasne (500GB)とPIX-BR310Lの比較
比較内容 nasne(500GB) PIX-BR310L
本体価格 ※1 ¥17,280 ¥11,390
チューナー数
2台の端末から同時に視聴/再生 △※2 ×
内蔵HDDの有無 あり なし
外出先からのテレビ視聴 9月25日にアップデート予定の
ファームウェアで対応予定
リモート視聴機能に対応した
アプリを公開済み
持ち出し機能(ムーブ機能) あり なし
視聴と番組表予約に必要なアプリ数 1~2 1
アプリの使いやすさ(主観) Windows、PS VITA:
Android OS、iOS:△
(詳細)
※1. 2014年9月4日時点のAmazon実売価格。

※2. ライブ視聴+ライブ視聴は不可。ライブ視聴+録画再生や、録画再生+録画再生は可能(詳細

まとめ

以上がPIXELA製ワイヤレスチューナーPIX-BR310Lのレビューでした。OSを選ばず様々なタブレットやスマホで利用でき、無料の純正アプリの使い勝手も良いので、ストレス無くテレビのライブ視聴や録画番組の視聴を楽しむ事ができます。

300円で追加可能なリモート機能は、インターネット環境さえあれば、外出先から自宅と同じように視聴したり、予約録画を利用することができます。持ち出し機能と違い、タブレットやスマホにいちいちデータを転送する必要もなく、またドライブ容量を確保する必要もないので、とても便利な機能です。ただし、LTE回線などは、テレビを見過ぎると、すぐに上限データ通信量に達してしまうため注意しましょう。公衆無線LANなどをうまく使うと良いです。

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