会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > 地デジチューナーの比較 > テレキング GV-MVP/FZのレビュー

外付け地デジチューナー GV-MVP/FZのレビュー

更新日:2011年4月8日
アイ・オー・データ テレキング GV-MVP/FZ

10倍録画できる小型チューナー

トランスコード(長時間録画)に対応し、フルセグもワンセグも視聴可能な、小型地デジチューナーです(※シングルチューナーでCS、BS非対応)。

自宅ではフルセグを、外出先ではワンセグを楽しみたい方に適していると思います。NetBook SD モードにすれば負荷も軽くなりネットブックや低スペックマシンでも地デジを視聴可能です。

ただし機能は少ないので、そのあたりで不満が出ないかレビューしていきます。

■ソフトウェアVer.1.03が公開されました(2011/04/04)
------------以下、メーカーサイトの抜粋-----------
・iPhone/iPad配信機能において、iPad高画質(1280x720)の再生に対応しました。
※iPad、iPhone4、第4世代iPod Touchで再生が可能です。
・チャンネルスキャン動作を改善しました。
・mAgicTV Digitalの起動や視聴時の動作を改善しました。

ここがすごい - トランスコード(長時間録画)可能

地デジ放送を録画するとどのくらいのデータサイズになるか知っていますか? 1時間番組だと約7GBにもなってしまいます。たくさん番組を録画すると、ディスク容量の小さいノートPCなどは、すぐにディスクの空きがなくなってしまいます。

ここでGV-MVP/FZは、ディスク消費を抑えるために、トランスコード(長時間録画)機能を持っています。これはフルハイビジョンの解像度を保ったまま、データサイズを圧縮する機能です(ただし画質はやや悪くなります)。

実際にテスト

実際にトランスコードで録画しデータサイズを確認しました。トランスコードには、HR2、HR3、HR5・・・HR15とモードが幾つかあり、数字が大きくなるほど高圧縮である代わりに画質は悪くなります。ここではHR3、HR15を試しました。HR15で通常時(DR)の約10分の1にデータが圧縮されているのがわかると思います。

1時間番組を録画したときのデータサイズ
録画モード データサイズ
DR(通常) 6,905MB
HR3 3,225MB
HR15 698MB

尚、HR15の画質については、以前レビューしたGV-MVP/XZのレビューをご覧ください。

ここがすごい - ネットブックもOKな低負荷

GV-MVP/FZは、SDモード(画質がDVD相当)で視聴できるNetBook SD モードという機能が搭載されています。これにより、ネットブックのような低スペックマシンでも動作させることができます。

NetBook SD モードは、画質がSDモードになり、さらに「予約録画の番組追従」、「TV視聴録画の自動終了」、「データ放送、字幕の表示」が制限されます。

通常モードとNetbook SDモードの負荷を計測しました(下図)。ご覧のようにCPU使用率とメモリ使用量がずいぶん下がっているのがわかると思います。

DRモードのCPU負荷
通常モードで番組視聴

Netbook SD モードのCPU負荷
Netbook SD モードで番組視聴

※CPU:Core i3-330M、チップセット内蔵グラフィックスでの測定

尚、GV-MVP/FZは独自の番組表が無く、インターネット番組表のGガイドを使用します。番組表をダウンロードしなくて済むので、Netbook SDモードでなくても、他の製品よりも負荷は軽いです。

ここがすごい - iPhone、iPod touch、iPadからライブ視聴

GV-MVP/FZは、iPhone、iPod touch、iPadから、テレビを視聴することができます。ライブで視聴することもできますし、PCで録画した番組を再生することもできます。ただし、iPhoneなどへムーブすることはできません。

ライブ視聴可能


iPhoneなどからライブ視聴可能

GV-MVP/FZは、iPhone、iPod touch、iPadから”ライブ”で(放映時に生で)TV番組を視聴することが可能です。しかも、ワンセグより高画質です。

GV-MVP/FZがアンテナケーブルでTV番組を受信し、iPhone等へ無線LANでストリーミング配信できるので、画質は非常に安定しています。ごろ寝しながらiPhoneなどで視聴が可能です。

iPhone側にはTVPlayerというソフトをインストールします。TVPlayerの設定方法などは下記をご覧ください(ただしiPhoneなどへのムーブはできません)。

TVPlayerのレビュー TVStreamのレビュー

尚、画質はそれほど良くありません。バッファローのDT-F200/U2Wでライブ視聴したときのほうが画質は良かったです。

iPhone等で録画番組の再生も可能

PCで録画した番組を、iPhoneから再生することもできます。ただし、DRモードで録画した場合に限ります。トランスコードして録画した番組は再生できません。

iPhone等へムーブして視聴はできない

GV-MVP/FZは残念ながら、iPhoneなどへムーブして再生することはできません。

理由は、GV-MVP/FZはワンセグ放送を録画できないからです。TVPlayerはワンセグデータしかムーブできないので、ワンセグ放送を録画できないGV-MVP/FZでは番組をムーブすることができません。

ムーブできる機種としては、バッファローのDT-F200/U2Wなどがあります。

外出先でiPhoneでライブ視聴はできない

外出先で、iPhoneでライブ視聴することはできません。外出先でライブでTV番組を視聴したいなら、DH-ONE/IPという製品が良いと思います。ただし画質はワンセグになります。

視聴機能をチェック - タイムシフトはできない

視聴機能については、従来のmAgic TV Digital より機能が簡略化されています。気になるのはタイムシフトができないことです。また字幕放送にも対応していません。

視聴画面

番組表をチェック - Gガイドを使用

アイ・オー・データの他の機種では、独自の番組表が用意されていますが、GV-MVP/FZにはありません。インターネットで確認するGガイドを使用することになります。そのためインターネットに接続されている環境が必須となります。

Gガイド自体は見やすいです。「iEPGデジタル」のボタンを押せば、録画予約することも可能です。

録画機能をチェック - キーワード録画はなし

録画機能は、トランスコードできるところが良い点です。上で説明したようにディスクの消費を抑えることがでます。

不満なのはキーワード録画(おまかせ録画)ができないことです。私はお気に入りの芸能人名を指定してキーワード録画することが多いので、この機能がないのは痛いです。

またワンセグ放送を録画することができません。

録画機能

再生機能をチェック - チャプター設定可能

再生機能は、巻き戻し、早送りはもちろん、スキップ、チャプター送り、前回再生を停止した位置からの再生(レジューム再生)など、基本的な機能はあります。

また、任意の場所でチャプターを設定することができます。ただし自動チャプター検出機能はありません。

ムーブ機能をチェック - PSPやiPhoneへのムーブはできない

ムーブできる機器は、次の通りです。PSPやiPhoneへムーブすることはできません。携帯電話へのムーブも著作権保護対応のカードリーダーが必要であるため敷居が高いです。ムーブ目的の購入は止めたほうがいいと思います。

ロッドアンテナの電波感度のチェック

我が家で試したところ、ロッドアンテナではフルセグはもちろん、ワンセグも全てのチャンネルを観ることができませんでした。

一方、ライバル機種のバッファロー ちょいテレ・フル DT-F200/U2Wは、ワンセグであれば、ほとんどのチャンネルを受信できました。外出先でライブ視聴するなら感度の良いDT-F200/U2Wの機種のほうが良いと思います。

ソフトの起動時間

視聴・再生ソフトの起動時間等を計測してみました。ソフトの起動時間は普通ですが、チャンネルの切替時間は遅いです。また視聴ソフトと再生ソフトが独立しているため、視聴→再生または、再生→視聴へ切り替えるときの時間が約15秒もかかり遅さを感じます。

各地デジ視聴ソフトの起動時間
テスト内容 GV-MVP/FZ A社 B社 C社
ソフトの起動時間 10秒 7秒 28秒 9秒
録画番組を再生させたときの起動時間 10秒 5秒 4秒 4秒
チャンネル切替時間 (1~8chまで全て切替えた時間) 35秒 18秒 14秒 33秒

その他の注意点

その他の注意点を記載します。

重量

重量
重量

GV-MVP/FZの重量を実測すると、22gでした。

テレビチューナーにしては軽いほうです。

まとめ

以上が、アイ・オー・データ テレキング GV-MVP/FZのレビューでした。

持ち運びを意識しているためサイズは小さく軽量です。しかし、タイムシフトやキーワード録画ができない点や、BS・CSには対応していない点など、自宅で使うには機能が足りません。「機能はシンプルで良いため自宅でも外出先でも使いたい」という人には良いでしょう。ただしロッドアンテナ感度はそれほど良くないので、外出先での使用場所は限られると思います。

まとめると、アイ・オー・データ テレキング GV-MVP/FZには、次のようなメリットがあります。

アイ・オー・データ テレキング GV-MVP/FZは、こんなあなたにおすすめです。

周辺機器の購入はAmazonがおすすめです。大手メーカーで安心できますし、送料無料、発送も迅速です。領収書も標準で添付されてきます。

詳細はこちら
Amazonでの購入はこちら